『凶引(The Doomed Draw)』は9月22日発売|デスクトップに住む猫娘が毎日おみくじ、大凶は1000分の1【2026年】
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デスクトップの隅で眠る猫娘が、毎日1枚だけおみくじをくれる
出典:Steam公式ストアページ「凶引 (The Doomed Draw)」の記載にもとづきます。情報は2026年9月7日時点のもので、発売前のため今後改訂される可能性があります。
ゲームには普通、目的があります。敵を倒す、街を育てる、物語を最後まで見る。ところが『凶引 (The Doomed Draw)』には、そのどれもありません。画面の隅に猫娘がうずくまって眠っていて、1日に1回、おみくじを1枚差し出してくる。プレイヤーがすることは、それを読むことだけです。
中心にあるのは確率の設計です。おみくじには大吉から末吉まであり、そのなかで大凶が出る確率は1000分の1に設定されています。開発者はこれを「誰でも平均すると千日に一度、特に運の悪い日がやってくる」という現実の感覚になぞらえています。
面白いのは、その大凶日の使い道として提示されている考え方です。「ずっと決心がつかないことがあるなら、大凶日が来たときに決めればいい」。今日がこれだけついていないなら、これ以上悪くはならない、という理屈です。この記事では、そのゲームデザインと操作方法、そして拍子抜けするほど低い動作環境までを整理します。
目次
基本情報デスクトップに住み着く、遊ばなくていいゲーム
開発・販売はどちらもQueen Vampireで、個人あるいは小規模の制作です。Steamでのジャンル表記はカジュアルとインディー、ユーザーが付けた人気タグの筆頭は「デスクトップコンパニオン」でした。続いて「かわいい」「心理的」「放置」「ユーティリティ」が並びます。ゲームというより、常駐ソフトに近い扱われ方をしています。
実際の画面を見ると、その位置付けがよく分かります。ウィンドウを最大化して遊ぶのではなく、他の作業をしている画面の上に猫娘が乗っている形です。ストアページの説明でも「彼女はただ、あなたの画面の隅にうずくまって静かに眠っている」と書かれており、プレイヤーを急かす設計にはなっていません。
毎朝ひとこと差し出してくるおみくじは、何をすべきかを指示するものではないとされています。詩のような一文や短い言葉が表示され、その日がどんな日かだけを伝える。開発者の言葉を借りれば「一言で言うと、千分の一の大凶、百分の百の寄り添い」という作りです。




※画像はSteam公式ストアページの掲載素材です。
仕組み1000分の1の大凶に、決断を預けるという発想
このソフトの中心は、大凶の確率を1000分の1に固定したことにあります。毎日1回引けるので、単純計算で平均すると3年に1回程度しか出ない計算です。滅多に来ないからこそ、来た日に意味が生まれるという設計になっています。
ストアページには、大凶を引いた日の描写もあります。「大凶を引いた日、猫娘は別の顔を見せる。何も言わず、慰めもせず。あなたが彼女を見ると、彼女もあなたを見つめる」。普段と違う反応があること以外、具体的に何が起きるかは明かされていません。
そしてこのソフトが提案しているのが、その大凶日を決断の口実に使うという考え方です。転職を切り出す、連絡を取る、何かをやめる。踏ん切りがつかないことを大凶日まで取っておき、その日に片付ける。裏返せば「大凶日がいつまでも来ないのなら、そもそも急ぐ必要がなかったのかもしれない」という逃げ道も、開発者自身が用意しています。
クリアを目指すソフトではありません
Steamのカテゴリには「時間制限付き入力なしでプレイ可能」「マウスのみのオプション」が含まれ、操作の負荷も意図的に下げられています。エンディングや到達目標を求めて買うと、期待とはずれます。作業中の画面に何か置いておきたい人向けの製品です。
操作方法マウスとショートカット2つで完結する
操作はストアページに全て書かれています。覚えることはほとんどありません。
| 操作 | 割り当て | できること |
|---|---|---|
| 猫娘を動かす | マウス左ドラッグ | 画面上の好きな位置へ移動させる |
| おみくじを見る | マウス右クリック | 猫娘をクリックすると当日のおみくじが表示される |
| 説明を読む | おみくじを左クリック | パネルが開き、その日のおみくじの説明を読める |
| 猫娘の表示切替 | Alt+Q | 作業の邪魔になるときは隠せる |
| パネルの表示切替 | Alt+H | おみくじパネルだけを開閉する |
常駐型のソフトで気になるのは、必要ないときに消せるかどうかです。Alt+Qで猫娘そのものを隠せるので、画面を占有されて困る場面は避けられます。マウスのみで操作できる設計なのも、他の作業と並行させる前提だからでしょう。
動作環境公式が「中低スペックのノートPCで十分」と書いている
Steamに掲載されている動作環境は、書き方も含めてかなり変わっています。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| OS | Windows 7〜11 | 記載なし |
| CPU | Ryzen 5 7640HS | 記載なし |
| GPU | Radeon 760M CPU内蔵グラフィックス | 記載なし |
| メモリ・容量 | 記載なし | 記載なし |
| サウンド | 音が出せれば十分 | 記載なし |
| VR | 非対応 | 記載なし |
最低要件として挙がっているRadeon 760Mは、Ryzen 5 7640HSに内蔵されているグラフィックス機能で、グラフィックボードではありません。追記事項の欄にも「中低スペックのノートPCのCPUと内蔵グラフィックスで十分」と書かれており、ゲーミングPCを前提にしていないことが公式に明言されています。メモリとストレージの指定はなく、サウンドの欄は「音が出せれば十分」という一文だけです。
ひとつ補足が要るのがOSの表記です。「Windows 7〜11」と書かれていますが、Steamクライアント自体がWindows 10以降でしか動作しないため、実際にはWindows 7や8.1の環境で遊ぶことはできません。Windows 10か11であれば、それ以上の条件はほぼ気にしなくて構いません。
確認しておきたい点日本語対応と、まだ分からない部分
日本語には対応しています。Steamの対応言語表で確認すると、日本語はインターフェイスと字幕にチェックが入っています。対応言語は全部で31あり、英語や中国語のほかタイ語、ベトナム語、マレー語まで含まれる幅広い構成です。フル音声はどの言語にも用意されていません。
一方で、購入前に把握しておきたい未確定の部分もあります。
| 気になる点 | 9月7日時点の状況 | どう考えるか |
|---|---|---|
| 価格 | 未公表 | 発売日の9月22日まで判断は保留になります |
| オンライン協力プレイ | カテゴリ欄に表示があるが、説明文に該当する記述がない | どう機能するのか読み取れません。協力プレイ目当てで買うのは避けたほうが無難です |
| 大凶日の内容 | 「別の顔を見せる」とだけ記載 | 具体的に何が起きるかは伏せられています |
| ボリューム | クリア条件なし | 遊び終える種類のソフトではありません |
特に2行目は注意が必要です。ゲーム機能の一覧には「オンライン協力プレイ」が並んでいるのに、ストアページの説明文にはマルチプレイに関する記述が一切ありません。デスクトップに常駐するおみくじソフトでどう協力するのかは、現時点の情報からは分かりません。
FAQよくある質問
総括まとめ|遊ぶソフトではなく、置いておくソフト
『凶引 (The Doomed Draw)』は、デスクトップの隅に猫娘が常駐し、1日に1回おみくじを引くだけのソフトです。2026年9月22日発売で、開発・販売はどちらもQueen Vampire。日本語を含む31言語に対応し、価格は9月7日時点で未公表です。
特徴は大凶の確率を1000分の1に固定し、その滅多に来ない日を「決断の口実」として使うことを提案している点にあります。踏ん切りのつかないことを大凶日まで取っておく。来なければ、そもそも急ぐ必要がなかった。ゲームの仕組みというより、考え方の提案に近い作りです。
動作環境の側は気にする必要がほぼありません。最低要件のGPUがRyzen 5 7640HS内蔵のRadeon 760Mで、公式自身が「中低スペックのノートPCで十分」と書いています。ただしOS表記が「Windows 7〜11」となっている点だけは、SteamクライアントがWindows 10以降を要求するため実態と合いません。買う前に残っている判断材料は、9月22日に出る価格だけです。
『凶引 (The Doomed Draw)』は2026年9月22日にSteamで発売予定の、デスクトップ常駐型のおみくじソフトです。開発・販売はQueen Vampire。1日1回おみくじを引き、大凶の確率は1000分の1。クリア条件はありません。日本語を含む31言語のインターフェイスと字幕に対応し、フル音声はなし。最低動作環境はRyzen 5 7640HSとRadeon 760M(内蔵グラフィックス)で、公式が「中低スペックのノートPCで十分」と明記しています。OS表記はWindows 7〜11ですが、SteamクライアントがWindows 10以降を必要とします。価格は未公表で、ゲーム機能欄にある「オンライン協力プレイ」の内容も説明文からは読み取れません。



