無料PCゲーム『黒百合は瞳に咲く』Steam配信中|京都舞台のアルカナカードバトル×伝奇ノベル、ローグライクも収録の個人制作
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京都舞台のアルカナカードバトル×伝奇ノベル、ローグライクも収録
出典:Steamストア公式ページ「黒百合は瞳に咲く」、ノベルゲームコレクション公式ページ、開発者Saku Bougetu氏の制作記事(note)にもとづきます。本記事の情報は2026年8月13日時点のものです。
京都の街を舞台に、願いを叶える「鈴」を巡って魔術師たちが戦う。そんな伝奇作品らしい世界観を持ったPCゲーム『黒百合は瞳に咲く -古都と神秘と召喚戦争-』がSteamに登場しました。
本作が興味深いのは、単にストーリーを読み進めるノベルゲームではないことです。26種類のアルカナカードから10枚を選んでデッキを作り、召喚した「ファミリア」を戦わせるカードバトルが物語そのものに組み込まれています。さらにストーリーとは独立して繰り返し攻略できるローグライクモードまで収録されており、無料の個人制作ゲームとしてはかなりゲーム部分に比重を置いた作品です。
この記事では、京都を舞台にした世界観、デッキ構築型のカードバトル、開発者自身が語る「中二病」コンセプト、ローグライクモード、PC版の必要スペックまで、Steam公式情報と開発者本人の解説記事にもとづいて整理します。
目次
要点『黒百合は瞳に咲く』はどんなゲームか
『黒百合は瞳に咲く -古都と神秘と召喚戦争-』は、個人ゲーム開発者Saku Bougetu(望月朔)氏が手がける無料のPCゲームです。京都を舞台に、願いを叶える鈴を巡って魔術師たちが戦う伝奇ノベルへ、26種類のアルカナカードから10枚を選ぶデッキ構築型のターン制カードバトルを組み合わせています。ストーリーは約4〜5時間で敗北によるバッドエンドはなく、クリア後はカードバトル部分だけを繰り返し遊べるローグライクモードも収録。必要スペックは最低Intel HD Graphics 4000相当と非常に軽く、日本語・英語のインターフェースに対応しています。
概要京都を舞台にしたアルカナ召喚カードバトル
『黒百合は瞳に咲く -古都と神秘と召喚戦争-』は、デッキ構築、ターン制カードバトル、伝奇ノベルを組み合わせたWindows向けインディーゲームです。Steamでは2026年8月9日にリリースされ、価格は無料。開発・パブリッシングはいずれも個人ゲーム開発者の望月朔氏が手がけ、Steam上では「Saku Bougetu」名義になっています。
Steamでのジャンルは「アドベンチャー」「インディー」「ストラテジー」「無料プレイ」。日本語だけでなく英語のインターフェースと字幕にも対応しています。Steam版のほかに、ブラウザから遊べる「ノベルゲームコレクション」版も公開されており、こちらではWindows版のダウンロードも可能です。作者自身は、より安定した環境で遊ぶ場合にはWindows版の利用を案内しています。


スクリーンショット:Steamストア公式ページ「黒百合は瞳に咲く」
世界観清水寺や鴨川が登場する京都と、7人の魔術師
本作の大きな特徴になっているのが京都という舞台です。主人公は時宮壱十。恋人であり幼馴染でもある宵星ひとみとの帰り道、壱十は突如として現実とは異なる真っ白な世界に巻き込まれ、魔法の儀式「神秘典礼(アルカナライト)」に関わることになります。
物語の鍵となるのは7人の魔術師へ配られた7つの鈴です。鈴にはファミリアを召喚する力が宿っており、すべての神秘を集めた者は願いをひとつ叶えられるとされています。魔術師ではない壱十にも叶えたい願いがあり、ひとみと協力しながら6人の魔術師へ挑んでいくというのがストーリーの基本構造です。舞台には清水寺、鴨川、京都御苑など実在する京都の場所が使われており、Steam公式ページでも「厨二要素全開の現代ファンタジー」と紹介されています。
バトル26種類から10枚を選ぶデッキ構築型カードバトル
『黒百合は瞳に咲く』が一般的なノベルゲームと大きく異なるのは、戦闘用のシステムがしっかり用意されているところです。プレイヤーは26種類存在するアルカナカードの中から10枚を選び、自分のデッキを構築します。戦闘ではデッキから引いたカードを使って「ファミリア」を召喚し、相手より先に3体のファミリアを倒すことで勝利となります。
ただカードを出して数値を比較するだけではありません。各ファミリアにはHP・ATK・SPDのステータスが設定され、さらに「メイン」と「サポート」で異なる効果を持っています。同じカードでもどちらへ配置するかによって役割が変わるため、手札から強そうなカードを順番に出すのではなく、相手や現在の盤面に応じて配置を考えることが重要になります。バトルではこれに加えて、使用回数の限られた「固有魔法」も使用でき、カードだけでは状況を突破できない場面で戦況を変える手段になります。
開発者の狙い「中二病」コンセプトと物語×システムの融合
本作についてさらに調べると、カードバトルが単なる「ノベルの途中に挟まるミニゲーム」として作られていないことが分かります。開発者の望月朔氏は自身の制作記事で、本作を「中二病」をコンセプトとして制作し、漢字にルビを振った魔法名や京都、アルカナといった要素を前面へ押し出すことを心がけたと明かしています。造語を作った場合はその用語についての説明をしっかり行うなど、プレイヤーが聞き慣れない用語で置いてけぼりにならないようフォローアップにも努めたとしています。
望月氏は、これまで手がけてきた作品よりゲーム性を強くすることを意識し、鈴の魔力を集めて強くなる要素とカード収集要素を組み合わせたり、バトル中に使える固有魔法を物語上の演出にも絡めたりと、バトルパートがあるからこそできる演出を意識したとも説明しています。ノベル部分とカードバトル部分を別々に作ったのではなく、プレイヤー自身がカードを使って戦うことまで含めて物語を体験させようとしている点が、本作を見るうえで重要なポイントです。
やり込みローグライクモードではカードバトルだけを繰り返し遊べる
本作のもうひとつのポイントがローグライクモードです。ストーリーを一度読んで終了するだけではなく、開始時に提示される選択肢からカードを選び、10枚のデッキを完成させたうえで、進むルートを自分で選択しながら戦闘やイベントをこなし、3つのマップの攻略を目指します。
通常のアルカナカードに加え、使用すると特殊効果を発生させるアイテムや、持っているだけで効果を得られるアミュレットも登場。途中で手に入る「魔力の欠片」をショップで使用し、攻略に必要な戦力を整える仕組みも用意されており、周回することで初期状態を強化することもできます。ストーリーモードを遊んで世界観やカードの性質を理解したあと、ローグライクモードでカードバトル部分を掘り下げるという遊び方ができるわけです。
ノベルゲームコレクション版の更新履歴を見ると、本作は公開後にも拡張されてきたことが分かります。初期版のv1.00公開後、v1.10でボスバトルモードが追加され、v1.20でローグライクモードとクリア後に閲覧できるエクストラストーリーが追加されました。その後のv1.21ではボスバトルモードや章切り替えに関係する不具合修正も行われています。今回のSteam版は、公開後にゲーム部分を拡張してきた作品をSteamでも遊べるようにしたものと見る方が実態に近そうです。
ボリュームストーリーは約4〜5時間、敗北バッドエンドなし
ノベルゲームコレクションで開発者が公開している目安では、ストーリーのプレイ時間はバトルを含めて約4〜5時間です。エンディングは1種類で、戦闘に敗北したことによるバッドエンドはなく、カードバトルが苦手なプレイヤー向けの救済要素も用意されています。
競技性の高いカードゲームというより、まず物語を最後まで体験してもらうことを前提として、その中にしっかりしたバトルシステムを載せた作品と考えるとよいでしょう。ストーリーだけなら週末に遊び切れる規模ですが、そこへボスバトルやローグライクといった繰り返し遊べるコンテンツが加わるため、「物語だけ楽しみたい人」と「カードの組み合わせを考えて何度も攻略したい人」の両方に対応できる構成になっています。
動作環境必要スペックはかなり軽い
PCゲームとして注目したいのが要求スペックです。Steamに掲載されている最低動作環境はWindows 10または11の64bit、Intel Core i3相当以上、メモリ2GB、Intel HD Graphics 4000相当以上、ストレージ2GBです。推奨環境でもIntel Core i5相当以上、メモリ4GB、Intel UHD Graphics 620相当以上、ストレージ4GBとなっています。
GeForce RTXシリーズなどの単体GPUは要求されておらず、一般的なノートPCや比較的古い内蔵GPU搭載PCでも動作対象に入る軽量なタイトルです。「Steamのゲームを遊んでみたいけれどゲーミングPCを持っていない」という人にも試しやすいスペックといえます。
Steamの「AI生成コンテンツの開示」欄では、日本語版を英語版へ翻訳する際の翻訳ツールとしてAIを使用していると説明されています。そのため英語版では、文章の一部に不自然な表現や本来の意図とは異なる内容が含まれている可能性があると明記されています。日本語でプレイする場合には直接関係しません。
結論どんな人に向いていそうか
- 京都・伝奇・召喚魔法といった「中二病」的な世界観が好きな人
- ノベルゲームでも読むだけでなく、しっかりしたバトルシステムを求める人
- ストーリークリア後も繰り返し遊べる無料ゲームを探している人
- ゲーミングPCを持っておらず、要求スペックの軽いタイトルを探している人
- オンライン対戦や運営型のカードゲームを求めている人(本作は買い切り・一人用)
- 独自用語や造語の多い世界観が苦手な人(作中で説明はあるが用語量は多め)
- 英語版を主にプレイする人(AI翻訳による不自然な表現が含まれる可能性あり)
FAQよくある質問
まとめまとめ|物語とカードバトルを結びつけた無料の個人制作作品
『黒百合は瞳に咲く -古都と神秘と召喚戦争-』は、京都を舞台にした現代伝奇ノベルへ、デッキ構築型カードバトルを融合した無料PCゲームです。26種類のアルカナから10枚を選ぶデッキ構築、配置によって効果が変わるファミリア、使用回数の限られた固有魔法などを使って戦います。
特に注目したいのは、ノベルとカードバトルが単に同居しているだけではなく、開発者自身が物語とゲームシステムの結び付きを意識して設計していることです。ストーリーは約4〜5時間というボリュームですが、その後もローグライクモードでカードバトルを掘り下げられます。必要スペックもIntel HD Graphics 4000相当からと軽く、価格は無料です。京都・伝奇・アルカナ・召喚魔法といった世界観に惹かれる人はもちろん、Steamで軽量な無料ゲームや一人用のデッキ構築ゲームを探している人も、一度チェックしてみる価値がありそうです。
『黒百合は瞳に咲く -古都と神秘と召喚戦争-』は個人ゲーム開発者Saku Bougetu(望月朔)氏が手がける無料PCゲームで、Steamでは2026年8月9日にリリースされました。京都を舞台に、願いを叶える鈴を巡り7人の魔術師のうち6人へ挑む伝奇ノベルへ、26種類のアルカナカードから10枚を選ぶデッキ構築型カードバトルを組み合わせています。開発者は「中二病」をコンセプトに、物語とカードシステムを結びつけて設計したと自身の制作記事で説明しています。ストーリーは約4〜5時間で敗北バッドエンドはなく、クリア後はカードバトル部分を繰り返し遊べるローグライクモードも収録。必要スペックは最低Intel HD Graphics 4000相当と軽量で、日本語・英語のインターフェースに対応しています(英語版はAI翻訳を使用)。



