GTA V / GTA Online Enhanced PC版 おすすめ設定ガイド【2026年10月版】|Extended Distance Scalingの罠・RT設定の正解・DLSS 4.5の入れ方
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RTは「Very High」で止め、Extended Distance Scalingは0から
GTA V Enhancedで最初に触るべき設定は、レイトレーシング(RT)のプリセットとExtended Distance Scalingです。RTは最上位の「Maximum RT」ではなく「Very High RT」で止めるほうが、fpsにも見た目にも得になります。
Extended Distance Scalingは、遠景の描画の詳細さをさらに伸ばす項目です。NVIDIAの検証では、GTA Vのすべての設定のなかで最も負荷が大きいとされています。スライダーを0に戻すだけで、fpsが安定することがあります。
GTA Onlineの大人数ロビーでfpsが落ちるときは、GPUではなくCPU側の負荷が原因のことが多く、Population Densityが効きます。画質を優先するストーリーモードとは設定を分けるのが近道です。
目次
結論重い時に変える順番
fpsが足りないときは、次の順番で1つずつ変えて確認してください。上から順に、fpsの伸びに対して見た目の損が小さい項目です。
- アップスケーリングを入れる(GeForceはDLSS、それ以外はFSRのQuality)
- RTのプリセットをMaximum RTからVery High RTに下げる(RTが重いならRT GIから切る)
- Extended Distance Scalingを0にする
- Grass QualityをUltraからHighに下げる
- GTA Onlineで重いときはPopulation Densityを下げる
VRAMを余計に使う設定として紹介されることがありますが、増加量を裏づける計測は確認できませんでした。確かなのは、NVIDIAが全設定のなかで負荷が最大と評価していることです。VRAMが足りないときはTexture Qualityを先に見て、fpsが伸びないときにこの設定を疑ってください。
更新点2025年8月以降にあった変更
Enhanced版は発売後にアップスケーラー周りが変わっています。設定を見直す前に、いまの仕様を押さえておいてください。
| 時期 | 変更の内容 | 設定への影響 |
|---|---|---|
| 2025年8月12日 | DLSS 4とMulti Frame Generation(MFG)に対応 | RTX 50シリーズでMFG、RTX 40シリーズでもフレーム生成が使える |
| 2026年1月 | DLSS 4.5の第2世代Transformerモデルが配信開始 | ゲーム内の設定ではなく、NVIDIAアプリのDLSS Overrideで切り替える |
| 2026年1月27日 | DLSSを更新し、フレーム生成をVSyncと併用できるように | VSyncを使うモニター環境でもフレーム生成を試せる |
| 2026年4月 | Title Update 1.72(安定性とセキュリティの修正) | グラフィック設定の仕様は変わらない |
出典:NVIDIA「GTA V Enhanced 向け Game Ready ドライバー」、NVIDIA「DLSS 4.5」、Rockstar Games サポート「GTAV Title Update 1.72 Notes」
DLSS 4.5を使うには、NVIDIAアプリのグラフィック設定で「DLSS Override – Model Presets」を開き、GTA V Enhancedに対して「Recommended」を選びます。RTX 20・30シリーズはFP8に対応しておらず、新しいモデルの負荷が大きくなります。そのためNVIDIAは、これらのGPUでは従来のモデル(DLSS 4.0)のままのほうがよい場合があるとしています。
フレーム生成を使うときの基準は、生成前のfpsです。60fpsを下回る状態で生成すると、表示は滑らかでも操作の遅れが目立ちます。入力の遅れが気になるGTA Onlineの撃ち合いでは、まずアップスケーリングだけで60fps以上を確保してください。
レイトレーシングRTのプリセットはVery Highが最適
Enhanced版には「Maximum RT」「Very High RT」「High RT」のプリセットがあります。RTX 4070とRX 7800 XTを1440pで比べた検証では、Maximum RTはどちらのGPUでも負荷が重く、Very High RTのほうが見た目も良いという結論でした。
- RTX 4070:Maximum RTでも平均100〜110fps前後だが、Very High RTに下げると約35fpsの余裕が生まれ、fpsの底を気にせず遊べる
- RX 7800 XT:Maximum RTのネイティブ描画では実プレイで50fps台半ばまで落ちる場面があった。FSR 3のQualityで約20fps上がる
- 見た目:Maximum RTは反射が最も強いが、走行中に車の屋根の縁にノイズが出る。Very High RTのほうが動いている時の見た目が自然
- RTなし:Very Highプリセットでも見た目は十分に良い。反射は平らになる
出典:PC Gamer「GTA 5 Enhanced performance analysis」(2025年3月公開。RTX 4070・RX 7800 XT、1440p、ゲーム内ベンチマーク)
携帯機は事情が違います。同じ検証で、ROG Ally XはRTを有効にすると30fpsを下回り、RTを切ったVery High(1080p)なら40〜70fps程度でした。内蔵GPUではRTを切って遊ぶのが現実的です。
4つのRT項目のうち、RT Reflectionsは車体や水面の映り込みとして変化が分かりやすい項目です。GPUに余裕がないときは、RT Reflectionsだけを入れてRT GIとRT AOを切ると、負荷を抑えながらRTの効果を得られます。
項目別グラフィック設定の項目ごとのおすすめ値
項目名はゲーム内の英語表記に合わせています。「Online」は人数の多いロビーでfpsを優先する設定、「ストーリー」は画質を優先する設定です。各項目の意味はNVIDIAの設定ガイドをもとにしています。
アップスケーリングとアンチエイリアス
| 設定項目 | おすすめ値(Online/ストーリー) | 効き方と注意点 |
|---|---|---|
| MSAA | Online:OFF/ストーリー:OFF | 負荷が重いわりに、DLSS・FSRのアンチエイリアスで代えられる。ジャギーはFXAAを併用して抑える |
| アップスケーリング(Frame Scaling) | Online:DLSS Quality(RTX)/ストーリー:DLSS Quality | いちばんfpsが伸びる項目。GeForce以外はFSRのQualityを選ぶ |
| フレーム生成 | Online:状況次第/ストーリー:RTX 40・50なら有効 | 表示fpsは増えるが入力遅延も増える。撃ち合いのあるOnlineでは、生成前のfpsが60以上出てから使う |
| FXAA | Online:On/ストーリー:On | 負荷はほぼない。MSAAをオフにした分のジャギーを抑える |
テクスチャとシェーダー
| 設定項目 | おすすめ値(Online/ストーリー) | 効き方と注意点 |
|---|---|---|
| Texture Quality | Online:Very High/ストーリー:Very High〜Ultra | VRAMに効く項目。VRAM 8GBでも1440pのVery High+RTで収まるとの検証がある。Ultraは12GB以上が目安 |
| Shader Quality | Online:High/ストーリー:Very High | ライティングや素材の見え方に関わる。Highでも見た目の差は小さい |
| Anisotropic Filtering | Online:16x/ストーリー:16x | 斜めから見る路面のテクスチャを保つ。負荷はほぼないので16xで固定してよい |
影とライティング
| 設定項目 | おすすめ値(Online/ストーリー) | 効き方と注意点 |
|---|---|---|
| Shadow Quality | Online:High/ストーリー:Very High | 下げるほど屋根の下など細かい影が消えていく。重い時はVery HighからHighへ |
| High Resolution Shadows | Online:Off/ストーリー:Off | 影の精細さを上げるが負荷が大きい。まずOffで始める |
| Ambient Occlusion | Online:SSAO/ストーリー:HBAO | 接触部分の陰影。RTのAOを使うなら、通常のAOは軽いものでよい |
| Post FX | Online:High/ストーリー:Very High | ブルームや被写界深度などの後処理。重い時はHighへ |
| In-game Depth of Field | Online:Off/ストーリー:On | ぼかし表現。撃ち合いでは視認性のためOffがよい |
環境と遠景
| 設定項目 | おすすめ値(Online/ストーリー) | 効き方と注意点 |
|---|---|---|
| Grass Quality | Online:High/ストーリー:High | Ultraは草の描画が増える分だけ重く、森や郊外で負荷が跳ね上がる。迷ったらHigh |
| Water・Particle・Reflection Quality | Online:High/ストーリー:Very High | ビーチや戦闘の爆発で負荷が出る。重い場所だけ1段下げる |
| Reflection MSAA | Online:なし/ストーリー:2x | 反射のジャギー対策。DLSSやFSRを使うなら、なしで足りる |
| Tessellation | Online:Normal/ストーリー:Very High | 地面や岩肌の凹凸。街中では差が出にくい |
| Distance Scaling | Online:高め/ストーリー:高め | 遠景の描画の詳細さ。下げすぎると車や建物が急に現れるポップインが目立つため、先に触らない |
| Extended Distance Scaling | Online:0(左端)/ストーリー:0から少しずつ | 距離の詳細をさらに伸ばす項目。NVIDIAの検証では全設定のなかで最も負荷が大きいとされる。VRAMの項目ではなく、描画全体の負荷として見る |
出典:NVIDIA「Grand Theft Auto V PC Graphics & Performance Guide」(原作GTA Vの検証。Enhanced版にも同じ名前の設定があります)
レイトレーシング
RTX 2080以上のRT対応GPUが対象です。
| 設定項目 | おすすめ値(Online/ストーリー) | 効き方と注意点 |
|---|---|---|
| RT Reflections | Online:Off/ストーリー:On | 車体や水面への映り込み。RTのなかで見た目の変化が分かりやすい |
| RT Shadows | Online:Off/ストーリー:On | 影が正確になる。映り込みほどは目立たない |
| RT Global Illumination | Online:Off/ストーリー:Very High | 環境光のRT。最上位のMaximumはノイズが増えるので、選ぶならVery High |
| RT Ambient Occlusion | Online:Off/ストーリー:On | 接触部分の陰影のRT版。通常のAOとの差は小さい |
GTA Online向けの設定
| 設定項目 | おすすめ値(Online/ストーリー) | 効き方と注意点 |
|---|---|---|
| Population Density | Online:中〜低/ストーリー:好み | 歩行者と車の密度。人数の多いロビーでCPUが苦しい時に最初に下げる項目 |
| Population Variety | Online:中/ストーリー:好み | NPCや車種の種類の多さ。見た目の変化は小さい |
Population Densityは歩行者と車の数を決める項目で、下げるとCPUの負荷が減ります。ただし変更後は、少し移動してから効果が出ます。ロビーの人数が多く、GPUの使用率が低いのにfpsが出ないときに試してください。
プリセット環境別のおすすめ設定
GPU別のfpsの目安はGTAオンライン・GTA V Enhanced 必要スペックにあります。
| 目標と環境の目安 | 狙うfps | 設定の要点 |
|---|---|---|
| GTA Online快適 (RTX 3060〜RTX 4070級・1080p) | 60〜100fps安定 | MSAAオフ、DLSS Quality、Grass High、Texture Very High、Shadow High、Extended Distance Scaling 0、RTはすべてOff、Population Densityは中〜低 |
| ストーリー高画質 (RTX 4070 Ti〜RTX 5070級・1080p〜1440p) | 60fps以上 | MSAAオフ、DLSS Quality、Texture Ultra、Shadow Very High、RT ReflectionsだけOn、RT GIはOff、Extended Distance Scalingは0から少しずつ |
| RT有効で見せたい (RTX 5070以上・1080p〜1440p) | RTを全部入れて高画質 | Very High RTのプリセットから始める。DLSS Quality、フレーム生成は生成前60fps以上を確保してから |
不具合カクつく時に確認すること
- 初回起動やドライバー更新の直後は、シェーダーのコンパイルでカクつくことがあります。しばらく遊んでも直らない場合に、ほかの項目を疑ってください。
- fpsが出ているのにカクつくときは、フレームレート上限を設定します。RTSSなどで上限を固定すると、フレームの間隔が揃って滑らかに見えます。
- RTのMaximumは使わず、Very Highを選びます。走行中の反射ノイズが減り、fpsの余裕も生まれます。
- Rockstar Games Launcherの常駐を確認します。Steam版でもランチャーが必要で、重いときはほかのアプリの常駐と合わせてタスクマネージャーで確認します。
おすすめCPUとGPUを強化するなら
Online大人数ロビーのCPU負荷にはRyzen 7 9800X3D、RTを入れた高画質にはVRAM 16GBのGPUが向いています。次の2つが候補です。
ゲーミングPCPCごと揃えるなら
PCごと用意するなら、次の2台が候補です。RTとOnlineの両方をこなしたいか、バランスを取りたいかで選べます。
BTOパソコンの価格や構成は、セールなどで短期間に入れ替わることがあります。購入前に販売ページで、CPU・GPU・メモリ容量が上の内容と一致しているかを確認してください。
FAQよくある質問
まとめRTはVery High、距離の項目は0から
GTA V Enhancedは、全部の設定を一律に下げるより、負荷の大きい項目だけを下げるほうが見た目とfpsのバランスが良くなります。RTはVery High、Extended Distance Scalingは0から始め、Onlineの大人数ロビーではPopulation Densityも見直してください。
DLSSかFSRのQualityを入れ、RTはMaximumではなくVery Highに。Extended Distance Scalingは0から始め、Grass QualityはHigh。GTA OnlineでCPUが苦しいときはPopulation Densityを下げる。フレーム生成は生成前60fpsを確保してから使う。








