『ウィッチャー4』は2028年発売を目標に|CD PROJEKT RED共同CEOがgamescom直前の公式動画で明かす、開発者500人超
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CD PROJEKT RED共同CEOが公式動画で明かす、開発者は500人超
出典:Pure Xbox(The Witcher 4開発チーム、2028年の発売目標を明言)、TheSixthAxis(The Witcher 4は2028年発売へ、gamescomでは追憶の調べを披露)、CD PROJEKT REDプレスセンター(The Witcher 4 Unreal Engine 5技術デモ)、CD PROJEKT 2026年第1四半期決算説明会 質疑応答の文字起こし(PDF)にもとづきます。
『ウィッチャー4』がいつ発売されるのか、そのためにGPUをいつ買い替えればいいのか、はっきりした目安がないまま待ち続けていた方も多いはずです。CD PROJEKT REDはこれまで発売時期について一切コメントしておらず、2026年5月の決算説明会でも投資家からの質問に明言を避けていました。
CD PROJEKT RED共同CEOのミハウ・ノワコフスキー氏は、gamescom 2026の開幕を目前に控えた2026年8月24日ごろ公開された公式動画声明の中で、『ウィッチャー4』は2028年の発売を目標にしていると初めて明かしました。現在500人を超える開発者が本作に携わっており、同氏は本作を「スタジオ史上最大・最も大胆・最も野心的な作品」と表現しています。一方で、gamescom 2026本編に『ウィッチャー4』自体は出展されず、代わりに2027年発売予定の『ウィッチャー3』新拡張「追憶の調べ」が披露されます。
本記事では、発表の正確な経緯と言い回しを整理したうえで、2026年5月の決算資料で明かされていた開発体制513人という数字との関係、2025年公開のUnreal Engine 5技術デモの位置づけを解説します。そのうえで、2028年という発売目標を踏まえて、PCゲーマーが今GPUの買い替えを急ぐ必要があるかどうかを整理します。
目次
速報ミハウ・ノワコフスキー共同CEOが公式動画で2028年目標を明言
CD PROJEKT RED共同CEOのミハウ・ノワコフスキー氏は、gamescom 2026の開幕を数日後に控えたタイミングで公開された公式動画声明の中で、「The Witcher 4は2028年の発売を目標にしている」と述べました。同氏はあわせて「正確な発売日を明かせる段階ではない」とも発言しており、確定した発売日の発表ではなく、あくまで開発チームが現時点で置いている目標時期という位置づけです。
この発表は、雑誌やメディアによる単独インタビューではなく、CD PROJEKT RED自身が制作・公開した動画による発表という点も特徴です。動画の中でノワコフスキー氏は本作について、次のように語っています。
「率直に言って、これは私たちにとって史上最大、最も大胆、そして最も野心的な作品です」(ミハウ・ノワコフスキー共同CEO、公式動画声明より)
発売までまだ時間がかかる点については、「どうかチームを信じて見守ってほしい。待つだけの価値がある作品になる」という趣旨のコメントも添えられています。長期にわたる開発を経て、CD PROJEKT REDが初めて具体的な発売時期の目安を示した発表という位置づけです。
開発体制500人超と513人、時点が異なる2つの数字を整理する
今回のgamescom発表では、『ウィッチャー4』の開発に500人を超える開発者が携わっていることが明かされました。一方、2026年5月に開催されたCD PROJEKTの2026年第1四半期決算説明会では、開発者数は「513人」という、より具体的な数字が示されていました。決算説明会でノワコフスキー氏は次のように述べています。
「現在The Witcher 4の開発は最も集中的なフェーズを迎えており、チームは513人の開発者にまで拡大しました。Cyberpunk 2とSiriusのチームも十数人規模で増員しています」(ミハウ・ノワコフスキー共同CEO、2026年第1四半期決算説明会より)
2つの数字は矛盾しているわけではなく、単に発表された時点が異なります。「513人」は2026年5月時点の数字、「500人超」は2026年8月のgamescom発表時点で改めて示された数字です。人員は開発の進行にあわせて増減するため、3か月の間に多少の変動があってもおかしくありません。むしろ注目すべきは、いずれの時点でも500人規模の大所帯で開発が進められているという点です。
なお、同じ2026年5月の決算説明会では、投資家から『ウィッチャー4』とThe Witcher3新拡張の発売間隔について問われた際、ノワコフスキー氏は「これまでThe Witcher 4の発売日について一切コメントしたことはないし、当然、今日もするつもりはない」という趣旨で回答を避けていました。つまり今回のgamescom公式動画声明は、CD PROJEKT REDが『ウィッチャー4』について発売時期の目安を示した、初めての公式発言だったことになります。
出展gamescom 2026で見られるのは『ウィッチャー4』ではなく『ウィッチャー3』新拡張
今回の動画声明では、gamescom 2026の会場で『ウィッチャー4』自体を展示することはないと明言されています。代わりに大きく扱われるのは、2027年発売予定の『ウィッチャー3 ワイルドハント』新拡張「追憶の調べ(Songs of the Past)」です。開幕前夜のOpening Night Liveでの披露に加え、会期中は特別配信「REDStream」を通じて多くの映像が公開される見込みとされています。
「追憶の調べ」は、約190人体制でCD PROJEKT REDとFool’s Theoryが共同開発している大型拡張パックで、DLCではなく拡張パックという位置づけ、規模感は2016年発売の「血塗られた美酒」に近いとされています。開発体制や規模比較、当初2026年発売予定だった計画が2027年へ変更された経緯など、詳しい内容は既存記事で解説しています。本記事では『ウィッチャー4』の発売目標に絞って扱うため、深入りはしません。
技術デモ2025年公開のUnreal Engine 5技術デモは製品版のゲームプレイではない
『ウィッチャー4』のビジュアル面を語るうえでたびたび参照されるのが、2025年に「State of Unreal 2025」でCD PROJEKT REDとEpic Gamesが共同発表したUnreal Engine 5技術デモです。標準版のPlayStation 5上で60フレーム毎秒(fps)で動作し、広大な森を旅する様子を披露しました。Unreal Engine 5に加え、密集した森林を描くNanite Foliage、多数のNPCを制御するMassシステム、キャラクターの表情や質感を作り込むMetaHuman技術など、複数の要素技術が使われています。
CD PROJEKT REDはこのデモを一貫して「tech demo(技術デモ)」と位置づけており、製品版のゲームプレイ映像として発表したものではありません。エンジンや要素技術のポテンシャルを示す目的のデモであり、ここで示された60fpsという数値や描画内容から、2028年発売時点のPC版に必要なスペックを予測できるものではない点に注意してください。
『ウィッチャー4』のPC版がどの程度のGPUを必要とするのか、現時点で公式スペックは一切発表されていません。RTX Mega GeometryなどNVIDIAとの共同技術採用は別途発表されていますが、これも実際の動作環境を確定するものではなく、詳しくは既存記事で解説しています。技術デモの内容から具体的な必要スペックを断定することは避け、公式な動作環境が発表され次第、改めてお伝えします。
判断2028年目標を踏まえて、今GPUを買い替えるべきか
『ウィッチャー4』が2028年発売を目標にしているという今回の発表を受けて、気になるのは「今のうちにGPUを買い替えておくべきか」という点です。結論から言うと、『ウィッチャー4』のためだけに急いでGPUを買い替える必要はありません。
- 2028年はまだ2年以上先で、現時点は「目標」であり確定発売日ではない
- 当サイトでは以前、NVIDIAの次世代GPU「RTX 60系」(Rubinアーキテクチャ)も量産開始は2028年が濃厚で、消費者向け販売はさらに後ろにずれるリスクがあると報じている。2年以上先の話であり、その間にGPUの選択肢自体が変わる可能性は十分にある
- 『ウィッチャー4』のPC版公式スペックは本記事執筆時点で未発表
- 2025年公開の技術デモはあくまで技術デモで、必要スペックの根拠にはならない
- 現行のパストレーシング対応タイトルをすでに快適に遊びたい人
- 今使っているGPUが世代的に古く、『ウィッチャー4』とは無関係に買い替えどきを迎えている人
- RTX Mega Geometryなど『ウィッチャー4』採用技術の詳細を先に把握しておきたい人
『ウィッチャー4』のPC版にはRTX Mega Geometryという新技術の採用が発表されており、NVIDIAのRTコアを活かした描画が想定されています。ただしこれも発売の2028年目標を前提とした話であり、現時点でのGPU選びに直結するものではありません。採用技術の詳しい仕組みや対応GPU世代の考え方は既存記事で解説しています。GPUの買い替えを検討している方は、『ウィッチャー4』の発売時点で改めて必要スペックを確認するのが確実です。
FAQよくある質問
総括まとめ|2028年はあくまで目標、GPUの買い替えは発売時点で判断を
『ウィッチャー4』は、CD PROJEKT RED共同CEOのミハウ・ノワコフスキー氏が公式動画声明の中で明かした「2028年の発売を目標」という段階にあります。確定した発売日ではなく、正確な日付についても「明かせる段階ではない」との発言があわせて伝えられています。現在500人を超える開発者が携わっており、2026年5月の決算説明会で示されていた513人という数字とあわせて、大所帯での開発が続いていることが確認できます。
gamescom 2026本編に『ウィッチャー4』自体は出展されず、代わりに2027年発売予定の『ウィッチャー3』新拡張「追憶の調べ」が披露されます。2025年公開のUnreal Engine 5技術デモも、あくまで技術のポテンシャルを示すデモであり、製品版のゲームプレイ映像やPC版の必要スペックの根拠にはなりません。
PCゲーマーにとって重要なのは、2028年という発売目標を理由に今すぐGPUを買い替える必要はないという点です。当サイトで報じたとおりNVIDIAの次世代GPU「RTX 60系」も量産開始は2028年が濃厚とされていますが、消費者向け販売はさらに後ろにずれるリスクもあり、確実に間に合うとは限りません。それでも2年以上先の発売目標である以上、今の時点でGPU選びを急ぐ理由には乏しいというのが実情です。今後の続報が入り次第、本記事を更新します。




