心理ホラーADV『スマートフォン』Steam版が2026年発売へ|スマホ1台で挑む密室脱出ゲーム
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スマホ1台で挑む密室脱出、無料版の反響からエンディング倍増へ
OwataStudioは、サイコロジカル・ホラーアドベンチャーゲーム「スマートフォン」のSteamストアページを公開しました。発売時期は2026年を予定しており、価格は現時点で未定です。
本作は、見知らぬ密室で目を覚ました主人公が、手元に残された1台のスマートフォンを操作しながら脱出を目指す、スマートフォン画面型のサイコロジカル・ホラーADVです。2026年5月に無料ブラウザゲーム投稿サイト「unityroom」で公開された同名作品をベースにしたリメイク版で、エンディング数を2倍に拡張して展開されます。
本記事では、ゲームの内容や原作との違い、対応環境、そして個人情報やAI生成コンテンツに関する開発者の説明まで整理します。
目次
ゲーム概要手元にあるのは1台のスマートフォンだけ
主人公・小松真也が目を覚ますと、周囲は真っ暗で頭は割れるように痛み、外へ出る方法も分からない謎の密室に閉じ込められていました。
周囲に脱出道具らしいものはなく、頼れるのは手元に残されたスマートフォンだけ。プレイヤーは端末を直接操作するような画面を通じて、ロック画面を突破したうえで通話やメッセージ、各種アプリに残された情報を確認し、密室から抜け出すための手がかりを探していきます。
誰に連絡するのか、どの情報を信用するのか、そして入手した情報をどのように使うのか。限られた手がかりの中で選んだ行動によって物語が変化し、複数のエンディングへと分岐します。
調査を進めるほど、主人公が閉じ込められた事件の裏側にある異様な真実も少しずつ明らかになっていくといいます。
Steamストアでは、本作の特徴として以下の要素が紹介されています。
- スマートフォンを直接操作しているようなゲーム進行
- 通話やメッセージ、アプリを調査する探索要素
- 限られた情報から状況を読み解く推理要素
- プレイヤーの選択で変化する複数のエンディング
- 密室で徐々に真相へ近づく心理ホラー演出
3D空間を歩き回る一般的な脱出ゲームとは異なり、スマートフォンの画面を中心に物語が進むことが、本作ならではの特徴です。
原作約5.8万回閲覧された無料ブラウザゲームをリメイク
「スマートフォン」は完全新作ではなく、2026年5月13日にフリーゲーム投稿サイト「unityroom」で公開された同名作品をベースにしたリメイク版です。
unityroom版はブラウザから無料でプレイでき、PCだけでなくスマートフォンからのプレイにも対応しています。想定プレイ時間は約1時間で、ゲーム実況も許可されています。2026年7月22日時点では閲覧数が5万8,033回、評価数が62件、コメント数が160件に達しています。
開発者は2026年6月20日、当初の予想を上回る人数にプレイされ、多数の感想や意見が寄せられたことを受けて、END6以降を含むリメイク版の制作を決定したと説明していました。
その後、7月21日付の更新でSteam版のリリース決定を正式に発表。無料版で寄せられたプレイヤーの反応が、作品をSteam向けに拡張するきっかけになったようです。リリース時期については、この発表から「1か月ほど先」を予定しているとコメントされています。
unityroom版は公開後も継続的に修正されており、進行不能になる不具合の修正や、既読文章の早送り機能、音量設定、サウンドテストなどが追加されています。こうした更新の蓄積もSteam版の操作性改善へ反映されるものとみられます。
拡張内容Steam版ではエンディング数を2倍に拡張
Steam版は、無料版をそのまま移植したものではありません。
物語、演出、操作性を見直し、Steam向けに全体を再構成。unityroom版からエンディング数を倍増させ、新たな展開と結末を追加する予定です。
確認したところ、Steam版のEND5まではunityroom版と同じ内容になる一方、それ以降に新たな展開が用意されるといいます。無料版ですでに全エンディングを回収したプレイヤーにとっても、追加された真相や結末を確認する価値がありそうです。
無料版では、最初のプレイですべての情報を把握するのではなく、異なる行動を試しながら少しずつ事件の全体像へ近づいていく構成が採用されています。
unityroomのコメント欄でも、さまざまな行動を試しながら真相へ近づいていく部分や、複数のエンディングを探すゲーム設計を評価する感想が投稿されています。
個人情報現実の個人情報を取得する機能はなし
スマートフォンを操作する形式のゲームであることから、実際の端末情報や個人情報が使われるのではないかと不安に感じる人もいるかもしれません。
Steamストアでは、ゲーム内に表示される端末や通信情報はすべて演出上の架空のものであり、プレイヤーの実際の情報を取得したり表示したりする機能はないと明記されています。
あくまでゲーム内に再現された架空のスマートフォンを操作し、その中に残された情報を調査する作品です。
AI活用一部グラフィックとUIの制作補助に生成AIを使用
SteamのAI生成コンテンツ開示欄によると、本作では一部のゲーム内グラフィック素材およびUI素材の制作補助に生成AIが使用されています。
生成された素材は開発者が選別し、編集・加工したうえで使用。ゲームプレイ中に画像や文章、音声などをリアルタイム生成する機能は搭載されていません。
動作環境対応言語は日本語、必要スペックは比較的軽め
Steam版「スマートフォン」の対応プラットフォームはPCです。ストアページ上で確認できる対応言語は日本語のみで、シングルプレイとSteamファミリーシェアに対応します。
最低動作環境はWindows 10 64bit、Intel Core i3-4130以上、メモリ4GB、Intel HD Graphics 520以上。必要ストレージ容量は1GBとなっています。
推奨環境もIntel Core i5-7500、メモリ8GB、Intel UHD Graphics 620以上と比較的軽く、専用GPUを搭載していない一般的なPCでも遊びやすい設計になりそうです。
ただし、Steam Deckへの正式対応状況は現時点で案内されていません。
配信適性短時間ホラーやゲーム実況とも相性の良い作品
unityroom版の想定プレイ時間は約1時間で、ゲーム実況も許可されています。スマートフォン画面を中心とした分かりやすい操作、選択による展開の変化、複数エンディングといった特徴から、短編ホラーゲームの実況やライブ配信とも相性が良さそうです。
同じ場面でも、誰に電話をかけるか、どのアプリを先に調べるか、入手した情報を誰に伝えるかによって結果が変わるため、配信者ごとに異なる展開が生まれる可能性があります。
すでに無料ブラウザ版で作品の基本部分を体験できる一方、Steam版ではエンディング数を2倍に増やし、新たな物語や結末を追加予定です。無料版を遊んだユーザーが、リメイク版でどのような新展開を体験できるのかにも注目したいところです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | スマートフォン |
| ジャンル | サイコロジカル・ホラーADV |
| 開発・販売 | OwataStudio |
| 対応機種 | PC(Steam) |
| 発売時期 | 2026年予定 |
| 価格 | 未定 |
| プレイ人数 | 1人 |
| 対応言語 | 日本語 |
| エンジン | Unity |
まとめまとめ|無料版の反響から生まれたSteam展開
「スマートフォン」はPC向けに2026年発売予定です。価格と正式な発売日は未定で、Steamではウィッシュリスト登録を受け付けています。
スマートフォン画面だけで進行する独特な操作性と、選択によって分岐する複数エンディングが本作の特徴です。無料ブラウザ版で反響を呼んだ作品が、プレイヤーの声を受けてエンディング数を倍増させたリメイク版として、Steamでどのような評価を得るか注目されます。
「スマートフォン」は2026年5月にunityroomで公開された無料ブラウザ版の反響を受け、Steam版としてエンディング数を2倍に拡張して開発されています。発売時期・価格の詳細は今後判明次第、本記事は追記更新します。
無料版は現在もunityroomでプレイ可能なため、Steam版の発売を待つ間に基本ストーリーを体験しておくのも一つの選択肢です。



