家具は窓から投げ捨て、塗料は水で薄める。手抜きリフォームシム『Low-Budget Repairs』体験版が7月24日配信
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
手抜きリフォームシム『Low-Budget Repairs』の無料体験版が7月24日に配信
きれいに仕上げるほど気持ちいいリフォームゲームは数多くありますが、『Low-Budget Repairs』はその真逆を行く一本です。壁のひび割れも水漏れの跡も、依頼人が代金を払い終えるまで気づかれなければそれで良し。塗料は水で薄め、水平器も使わずタイルを貼り、ドアを通らない家具は窓から放り投げる。手抜きと利益だけを追いかける、倒錯したリフォーム経営シミュレーションです。
開発を手掛けるGray2RGBのこの作品は、1990年代ポーランドの集合住宅を舞台にした一人称視点のシミュレーションゲームで、パブリッシャーはSimplicity GamesとPlayWay S.A.です。無料体験版が2026年7月24日23時(日本時間)にSteamで配信され、製品版は2026年8月13日に発売予定。体験版では物語の序盤と、個性的な依頼人とのやり取りを体験できます。
本記事では、体験版の配信時刻の換算、当初の第2四半期予定から延期された経緯、そして見落とされがちな対応言語の注意点――日本語はインターフェースと字幕のみで、フル音声対応は英語とポーランド語の2言語に限られる点――を、Steam公式ストアと開発元の告知にもとづいて整理します。
目次
手抜き施工塗料は水で薄め、水平器を使わずタイルを貼る
『Low-Budget Repairs』でプレイヤーに求められるのは、完璧な仕事ではありません。依頼された作業を最小限のコストで終わらせ、できるだけ多くの利益を手元に残すことが目的です。
ペンキ塗りでは塗料を水で薄めて量を水増しでき、タイル張りでは水平器を使わず感覚だけで並べることもできます。もちろん仕上がりは荒くなりますが、依頼人が代金を支払い終えたあとに欠陥へ気づいても、プレイヤーの懐が痛むことはありません。品質より速さと利益を優先する判断が、随所にブラックユーモアを交えて求められます。


画像とゲームシステム:Steam公式ストア「Low-Budget Repairs」。スクリーンショットは開発中の内容です。
力業の搬入ドアを通らない家具は窓から投げ捨てる
依頼内容は、浴室の水漏れ修理のような小規模な作業から、部屋全体を作り替える大規模な改装まで幅広く用意されています。傷んだ床はきれいに張り替えずカーペットで隠し、壁やドアはドリルで強引に加工して寸法を合わせるなど、時間のかかる正攻法を飛ばす手段が随所にあります。
大きな家具がドアを通らない場合は、無理に分解せず窓から外へ投げ捨てるという選択肢も用意されています。物理演算で家具が実際に落下していく様子が再現されていますが、窓の下にちょうど住人の車が停まっていることもあり、うっかり直撃させればトラブルの種になります。


画像とゲームシステム:Steam公式ストア「Low-Budget Repairs」。スクリーンショットは開発中の内容です。
道具選び工具店では性能よりも価格を優先
作業に使う工具や資材は、ホームセンターで購入します。ここでもコスト意識が徹底されており、安価な工具は購入価格を抑えられる一方で耐久性が低く、使っているうちにすぐ壊れてしまいます。かといって高品質な工具をそろえれば、今度は購入費が利益を圧迫します。
どの工具にどこまで投資するか、目先の出費と長期的な収益のバランスを取る経営判断が、施工そのものと同じくらい重要な要素として組み込まれています。


画像とゲームシステム:Steam公式ストア「Low-Budget Repairs」。スクリーンショットは開発中の内容です。
体験版物語の序盤と個性的な依頼人を体験できる無料デモ
無料体験版は2026年7月24日16:00(中央ヨーロッパ夏時間)/10:00(東部夏時間)に配信予定で、日本時間では同日23:00にあたります。収録範囲は物語の序盤で、個性的な依頼人ひとりとそのトラブルへの対応を体験できます。
『Low-Budget Repairs』は2025年にもSteam上でプレイテスト(ベータテスト)を実施しており、登録者数は50万人を超え、同時接続は最大4,300人台に達したと報告されています。今回配信される無料体験版は、このプレイテストとは別に用意された、製品版に向けた正式な体験版です。Steamストア上でも製品版ページとは別のページとして公開されています。
製品版情報8月13日発売、延期の理由と対応言語の注意点
『Low-Budget Repairs』の製品版は、Gray2RGBが開発し、Simplicity GamesとPlayWay S.A.がパブリッシングを担当。2026年8月13日にSteamで発売予定です。
当初は2026年第2四半期(4〜6月)の発売を予定していましたが、その後延期されました。開発元は、物語・キャラクター・ロケーションはすでに完成しているものの、コードまわりの技術的な最終調整に時間が必要だったと説明しています。
対応モードはシングルプレイのみで、マルチプレイ要素はありません。
対応言語はインターフェース・字幕を合わせて日本語を含む18言語ですが、フル音声対応は英語とポーランド語の2言語のみです。日本語では音声が収録されておらず、インターフェースと字幕のみの対応となります。会話量が多いシミュレーションゲームのため、英語のリスニングに不安がある場合は字幕表示を前提にプレイしたほうがよいでしょう。
動作環境『Low-Budget Repairs』の必要・推奨スペック
Steam公式ストアに掲載された最低・推奨動作環境は次のとおりです。無料体験版・製品版のページとも、現時点では同じ数値が案内されています。
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨動作環境 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 64bit | Windows 10 64bit |
| CPU | AMD Ryzen 5(第1世代)/Intel Core i5(第7世代) | AMD Ryzen 5(第3世代)/Intel Core i5(第10世代) |
| メモリ | 8GB RAM | 16GB RAM |
| GPU | Radeon RX 580 4GB/GeForce GTX 1060 6GB | Radeon RX 5700 XT 8GB/GeForce RTX 2070 8GB |
| ストレージ | 30GBの空き容量 | 30GBの空き容量 |
要求スペック自体は高くなく、GeForce GTX 1060やRadeon RX 580クラスのミドルロー帯グラフィックボードでも最低ラインを満たせます。快適に動かしたい場合は、GeForce RTX 2070/Radeon RX 5700 XT相当以上を目安にするとよいでしょう。
動作環境・対応言語:無料体験版ページと製品版ページを2026年7月23日に確認。
FAQ『Low-Budget Repairs』体験版に関するよくある質問
まとめ丁寧な改装とは真逆を行く、手抜き特化のリフォームシム
『Low-Budget Repairs』は、丁寧な仕上がりを目指す一般的なリフォームゲームとは対照的に、コストカットと利益追求そのものをゲームシステムに落とし込んだ作品です。塗料の水増し、水平器を使わないタイル張り、家具の窓投げなど、手抜きの選択肢がユーモラスに用意されています。
パブリッシャーのPlayWay S.A.は、丁寧な改装を描く『ハウスフリッパー』シリーズのほか、引っ越し業・工場労働・金鉱採掘など、癖の強い職業シミュレーターを数多く手掛けるポーランドの版元です。同じジャンルの中で対照的な方向性の作品を並行して展開している点も興味深いところです。
無料体験版は2026年7月24日23時(日本時間)に配信予定です。日本語は字幕とインターフェースのみでフル音声には対応していない点に注意しつつ、製品版発売前に手抜きリフォームの感触を確かめておくとよいでしょう。



