『Bookshop Simulator』正式版1.0配信|最大4人マルチプレイと新店舗コッツウォルズを追加
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最大4人マルチプレイと新店舗コッツウォルズを追加
Blep Gamesは2026年7月20日、書店経営シミュレーションゲーム「Bookshop Simulator」の正式版となるアップデート1.0を、PC(Steam)向けに配信しました。最大4人で店舗を経営できるマルチプレイ、新たな出店地域となる英国・コッツウォルズ、販売商品「雑誌」などが追加されています。
本作は、小規模な書店から事業を始め、商品の仕入れや販売、店舗の拡張を繰り返しながら経営規模を広げていく一人称視点のシミュレーションゲームです。2025年9月16日の早期アクセス開始から約10カ月にわたるアップデートを経て、今回の正式版で遊びの幅が大きく広がりました。
本記事では、マルチプレイの仕様や新店舗の詳細、各要素の解放条件、価格や動作環境まで整理します。
目次
ゲーム概要小さな店舗から書店帝国を目指す経営シム
プレイヤーは本棚を設置して商品を並べ、来店した客の商品をレジで精算します。利益が増えれば、店舗の増築や新しい設備の購入、内装の変更などが可能になります。
販売できる商品は一般的な書籍だけではありません。コミックや児童書、ボードゲームなど、さまざまなジャンルの商品を取り扱えます。正式版では新たに雑誌も追加され、店舗ごとの商品構成をさらに細かく調整できるようになりました。
店舗の床や壁を変更したり、植物、ラグ、絵画などを配置したりする内装カスタマイズにも対応。特定ジャンルの商品だけを集めた専門コーナーや、客が落ち着いて過ごせる読書スペースを作るなど、プレイヤーの好みに合わせた店づくりを楽しめます。
事業が成長すると、レジ係や品出し担当の従業員を雇用できます。日常的な業務を従業員に任せ、プレイヤー自身は仕入れや店舗拡張に集中するといった経営の自動化も可能です。
店舗内には、本棚やレジだけでなくカフェを設置できます。コーヒーやペストリーを提供することで、本を販売するだけではない複合型の書店を運営可能。カフェ専用の従業員も雇えるため、店舗が大きくなれば、書籍販売と飲食部門を同時に展開することになります。
さらに、店内で猫を飼う要素も用意されています。餌やベッドなどを購入し、店内を歩き回る看板猫として客を迎えてもらえます。
中古本の箱から、希少な本が見つかることもあります。レアな本を専用スペースに展示すると、利益や店舗運営に関係する特殊効果を得られるため、単なる収集品ではなく経営を有利に進める装備品のような役割も持ちます。正式版では、従来のレジェンダリー本より強力な「ミシカル本」も追加されました。ミシカル本はプレイヤーレベル50到達後に購入できる専用の中古本ボックスから入手可能で、レジェンダリー本と組み合わせて最大6種類の効果を同時に発動できます。
マルチプレイ最大4人で書店を経営できるマルチプレイを実装
正式版の目玉となるのが、最大4人で参加できるマルチプレイです。
Steamのフレンドリストからゲームに参加するか、ホスト側から招待を送ることで、同じ店舗を複数人で経営できます。
参加者それぞれがレジ、品出し、仕入れ、接客、店舗整理などを分担すれば、一人では忙しくなりがちな大型店舗も効率よく運営できます。店舗のレイアウトを相談しながら作ったり、一人が接客している間に別のプレイヤーが在庫を補充したりと、ソロプレイとは異なる遊び方が可能になりました。
プレイヤー数に応じて、従業員やレジなど一部の設備が解放されるレベルも調整されます。単純に人数を増やして作業効率を上げるだけではなく、複数人プレイ時にも進行バランスが崩れにくい仕組みが導入されています。
新店舗英国・コッツウォルズに2階建ての新店舗
アップデート1.0では、新たな出店地域としてイングランドのコッツウォルズが追加されました。
コッツウォルズ店は雪景色に囲まれた地域にあり、2階部分と、1階を見下ろせる吹き抜け風のバルコニーを備えます。店舗奥にはまとまった広さの倉庫も用意され、これまでの店舗とは異なる立体的なレイアウトを楽しめます。
ゲーム開始地点となるフランス・リヨン店の次に購入する場合、価格は3,000blepsです。ほかの3店舗をすでに所有している場合は、4店舗目として30万blepsで購入できます。
本作ではリヨン以外にも、フランス・パリ、日本・山梨など複数の地域へ出店可能です。各店舗で得た利益を新地域への進出に使い、店舗間を移動しながら売上を伸ばしていきます。
既存店舗拡張リヨン店と山梨店も拡張
新店舗の追加にあわせて、既存のリヨン店と山梨店にも拡張が行われました。
リヨン店には、入口横の店舗拡張スペースが1区画、店舗奥には倉庫スペースが3区画追加されています。開発元によると、リヨン店はすべての商品を置けない小規模な初期店舗として設計されていましたが、店舗をもう少し広くしてほしいというプレイヤーからの要望を受け、今回の拡張を決めたといいます。
山梨店には、店舗左側に新しい倉庫用の別棟が追加されました。合計6区画を拡張でき、最初のアンロックでは2区画を利用可能になります。
新商品・集客要素雑誌の販売とチラシ配りを追加
正式版では、新たな商品カテゴリとして雑誌が登場しました。雑誌はコッツウォルズ店を店舗レベル12まで成長させることで解放されます。初期状態では5種類の雑誌が用意され、書籍、コミック、漫画などと同様に、タイトルごとの販売ライセンスを取得して仕入れる仕組みです。店内で販売するには、設備購入用アプリ「DepotMax」で雑誌専用の本棚を購入する必要があります。
店舗前を通る人にチラシを配り、来店を促す新しい集客要素も導入されました。いずれかの店舗がレベル5に到達すると、チラシスタンドを購入可能になります。通行人にチラシを渡しても全員が入店するわけではないものの、比較的高い確率で来店につながるといいます。マルチプレイでは、品出し以外の作業を探している参加者が、店外で集客を担当するといった分業にも利用できます。
商品のおすすめを求める客への対応方法も刷新されました。従来は店内を歩く客を追いかけて対応する必要がありましたが、店舗レベル8で解放される「カスタマーサービスデスク」を設置すると、相談したい客が自ら列に並ぶようになります。最大5人まで待機でき、対応したくない場合はレジと同様にカウンターを閉鎖することも可能です。


早期アクセス期間約10カ月かけて積み重ねられた追加要素
『Bookshop Simulator』は2025年9月16日に早期アクセスを開始し、約10カ月にわたってアップデートを重ねてきました。
正式リリースまでには、カフェとカフェ従業員、ジャンル専用本棚、店舗照明や外観のカスタマイズ、ハロウィンやバレンタイン向けの季節装飾などが追加されています。
Steam Workshopにも対応し、プレイヤーが作成したオリジナル書籍をゲーム内に導入できます。さらに、店舗間で家具や商品を移動できるアイテムテレポーター、空箱を入手できるディスペンサーなど、店舗運営の手間を減らす設備も実装されました。
正式版には、新しい本5冊、ボードゲーム2種類、コッツウォルズ向けのカフェ商品、新実績なども収録。商品の在庫数を購入用アプリから確認できる機能や、従業員の昇進表示、新しい商品陳列パターンなど、細かな利便性の改善も行われています。正式版配信直後には、雑誌用本棚がマルチプレイ参加者側で正常に表示されない問題や、リヨン店でNPCが瞬間移動するように見える経路探索の問題などを修正するパッチも配信されました。
評価・価格・動作環境Steamでは高評価、通常1,800円
『Bookshop Simulator』は、早期アクセス期間からSteamユーザーの高い評価を集めています。Steamストアを確認した時点では、Steam購入者によるレビュー1,263件が「非常に好評」、直近のレビュー113件も「非常に好評」と表示されています。すべての購入形態を含めると、1,397件中1,329件が好評となっており、好評率は約95%です。
価格は通常1,800円(税込)。記事執筆時点では、8月4日までのセールで15%オフの1,530円で購入できます。
最低動作環境は、OSがWindows 10 64bit、CPUがIntel Core i5-3550またはAMD Ryzen 5 2600、メモリが8GB、GPUがGeForce GTX 1060またはRadeon RX 580。ストレージには10GBの空き容量が必要です。
推奨環境は、CPUがIntel Core i7-9700またはAMD Ryzen 7 3700X、GPUがGeForce GTX 1070またはRadeon Vega 56。推奨環境でもメモリ容量は8GBとされています。
Blep Gamesは、正式版への移行を本作の開発終了とは位置づけていません。今後も新しい商品を追加するほか、Steam Workshopへの対応範囲拡大、新たな出店地域などを計画しているといいます。具体的な実装時期や次のロケーションについては、記事執筆時点で発表されていません。
まとめまとめ|約10カ月の早期アクセスを経て遊びの幅が大きく拡大
『Bookshop Simulator』は2026年7月20日にPC(Steam)向けに正式版1.0を配信し、最大4人マルチプレイと新店舗コッツウォルズ、新商品の雑誌などを追加しました。通常1,800円、8月4日までは15%オフの1,530円で購入できます。
各要素の解放にはプレイヤーレベルや店舗レベルの条件があり、遊び込むほど新しい設備や商品が開放されていく設計です。正式リリース後も追加要素が計画されており、今後の展開にも注目したいところです。
『Bookshop Simulator』は、小規模な書店から書店帝国を目指す経営シミュレーションです。正式版1.0でマルチプレイ・新店舗・新商品が追加され、約10カ月の早期アクセスで積み重ねられた要素と合わせて遊びの幅が大きく広がりました。
次のロケーションや追加商品など、正式リリース後のアップデート内容は判明次第、本記事も追記更新します。



