ホグワーツ・レガシーは11月5日、風燕伝は11月下旬にDLSS 5対応|使えるGPU・GeForce NOWの条件と導入前の確認点
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使えるのはRTX 50・RTX Spark・GeForce NOW。風燕伝はDX12起動が前提
出典:NVIDIA GeForceニュース(2026年10月13日) / NVIDIA GeForceニュース「DLSS 5」(2026年9月1日) / GeForce NOW メンバーシップ(日本) / GeForce NOW 対応ゲーム(日本) / Steam『ホグワーツ・レガシー』 / Steam『風燕伝:Where Winds Meet』 / Prima Games(風燕伝のDLSSの有効化) / Tom’s Hardware(非公式ツールでのDLSS 5の計測) / OptiScaler(GitHub) / ShutterGroove(風燕伝の非公式DLSS 5の計測)
『ホグワーツ・レガシー』と、中国語の原題『燕云十六声』でも知られる『風燕伝:Where Winds Meet』に、DLSS 5が公式に入ります。どちらも公式対応の前から非公式のツールでDLSS 5が試されていた作品で、いつ配信されるのか、手元のGPUで使えるのかが気になるところです。
ホグワーツ・レガシーは11月5日、風燕伝は11月下旬です。ホグワーツの対象はGeForce RTX 50シリーズ、RTX Spark搭載ノート、GeForce NOWです。風燕伝は作品ごとの対象が発表されていませんが、DLSS 5を使えるのはRTX 50シリーズとRTX Spark搭載ノートだけなので、RTX 40以前では公式には使えません。
RTX 50シリーズを持っていれば、配信日にゲームを更新するだけで試せます。前もって済ませておきたいのは、ドライバーの更新、風燕伝をDirectX 12で起動しているかの確認、非公式のツールを入れていればそのファイルを外すことの3つです。GeForce NOWで使うにはUltimateプランが必要で、日本の対応ゲームに載っている風燕伝はEpic Games版だけです。
目次
要点2作品のDLSS 5はいつ、どの環境で使えるか
ホグワーツは11月5日の更新でニューラルレンダリングが加わり、ほかのDLSSの機能も最新版に上がります。風燕伝は11月下旬の予定で、日付はまだ出ていません。今後DLSS 5に対応するゲームには、処理負荷を9月版の半分にした新しいモデルが標準で入ります。
予定ホグワーツは11月5日、風燕伝は日付未定の11月下旬
2作品は、すでに入っているDLSSの機能も、起動の条件も違います。GeForce NOWで遊べるストアの版にも差があります。
| 項目 | ホグワーツ・レガシー | 風燕伝:Where Winds Meet |
|---|---|---|
| DLSS 5の対応日 | 11月5日 日本時間の配信時刻は未発表 | 11月下旬 日付は未発表 |
| 対象として明記された環境 | RTX 50シリーズ・RTX Spark搭載ノート・GeForce NOW | 作品ごとの記載なし |
| いま入っているDLSS | 超解像・マルチフレーム生成・Ray Reconstruction | 超解像・マルチフレーム生成 |
| 更新で加わるもの | ニューラルレンダリング。ほかのDLSSの機能も最新版に | ニューラルレンダリング |
| グラフィックAPI | DirectX 12 | 起動時にDirectX 11と12を選ぶ。DLSSは12だけ |
| 価格 | 有料 | 基本プレイ無料 |
| GeForce NOWの対応版(日本) | Steam・Epic Games・Xbox | Epic Gamesのみ |
DLSS 5のニューラルレンダリングは、ゲームが描いた1枚の画面に、照明や質感をAIで描き足す最後の工程です。元になるのはゲーム側の形状・テクスチャ・照明の情報で、何を残して何を変えるかは開発者が決めます。『ホグワーツ・レガシー』では、開発元のAvalanche SoftwareがDLSS 5の調整機能を使い、作品の画風を保つように効き方を合わせたとNVIDIAは説明しています。下の2枚は、NVIDIAが公開した同じ場面のオフとオンです。オンでは石畳の陰影が深くなり、全体の色調が落ち着いて見えます。


『風燕伝:Where Winds Meet』の公式対応は、プレイヤーの要望を受けて決まりました。描き足す対象は、ゲームの世界とキャラクターです。オンの画面では、地面の質感と人物の陰影がはっきりします。


いまの画質設定の詰め方は、ホグワーツ・レガシーのおすすめ設定で詳しく扱っています。
対応GPU使えるのはRTX 50・RTX Spark・GeForce NOW Ultimate
DLSS 5は、超解像やフレーム生成とは別に、任意でオンにする機能です。今のDLSSが動いているGPUでも、DLSS 5が使えるとは限りません。たとえばRTX 40シリーズは、2作品のDLSSの超解像は使えても、DLSS 5は対象外です。
| GPU・環境 | ホグワーツ(11月5日) | 風燕伝(11月下旬) |
|---|---|---|
| RTX 50シリーズ デスクトップ・ノート | 使える | 作品ごとの記載なし(DLSS 5の対象GPU) |
| RTX Spark搭載ノート | 使える | 作品ごとの記載なし(DLSS 5の対象GPU) |
| GeForce NOW Ultimate | 使える | 作品ごとの記載なし |
| RTX 40シリーズ | 使えない | 使えない |
| RTX 30・20シリーズ Radeon・Intel Arcも | 使えない | 使えない |
2作品とも、ゲームそのものはRTX 50シリーズより前のGPUでも動きます。Steamの推奨環境は、ホグワーツがGTX 1080 Ti、風燕伝がRTX 2070 SUPERです。ゲームが快適に動くことと、DLSS 5を使えることは分けて考えてください。GPUごとの対応状況はDLSS 5の対応GPUと有効化の手順で一覧にしています。
NVIDIAは9月に、RTX 50向けの調整が進んだあとでRTX 40シリーズへの対応に取りかかる方針を示しています。10月13日の発表にも、RTX 40シリーズでDLSS 5を使える時期は書かれていません。方針の経緯はDLSS 5のRTX 40対応の公式方針で追っています。
GeForce NOWでDLSS 5を使えるのは、RTX 5080のサーバーで遊ぶUltimateプランです。2作品とも無料プランでは遊べず、10月13日時点の日本の対応ゲームでは、ホグワーツはSteam・Epic Games・Xboxの各版、風燕伝はEpic Games版だけが対象です。
導入前配信日までに済ませておく4つのこと
DLSS 5に専用のインストーラーはなく、ゲームの更新とドライバーで使えるようになります。2作品で前もってできることは次の4つです。
- GeForceのドライバーを更新する。DLSS 5に対応したGame Ready Driverは616.64 WHQL以降です。2作品の配信日に合わせて新しいGame Readyドライバーが出ていれば、それを入れてください。
- 風燕伝はDirectX 12で起動する。Steamのライブラリから起動すると、「Where Winds Meet(DirectX11)」と「Where Winds Meet(DirectX12)」の選択が出ます。DLSSの項目が出るのはDirectX 12で起動したときだけで、グラフィック設定の超解像の種類(英語表示ではSuper Resolution Type)でDLSSを選べるようになります。「常にこのオプションを使う」にチェックを入れておけば、毎回選ぶ必要はありません。
- 非公式のツールを外す。OptiScalerなどでDLSS 5を試していた場合は、ツールの手順どおりに追加したファイルを削除し、Steamでゲームを右クリックして[プロパティ]→[インストール済みファイル]→[ゲームファイルの整合性を確認]を実行します。差し替えられていたゲームのファイルが元に戻ります。
- 更新前のfpsを記録しておく。同じ場所・同じ画質設定で、fpsを控えておきます。NVIDIAオーバーレイの統計表示(Alt+R)で見られます。更新後に同じ条件で測れば、DLSS 5で自分の環境がどれだけ重くなるかが分かります。
風燕伝はオンラインのゲームです。OptiScalerの開発者は、アンチチートに検知されてBANされるおそれがあるとして、オンラインゲームでは使わないよう警告しています。公式版が11月下旬に来る以上、それまで非公式のツールで試す理由は小さくなりました。ツールごとの条件はDLSSの非公式MODの対応範囲と導入前の条件で確かめられます。DirectX 12での起動を含む風燕伝の設定は、風燕伝の推奨スペックと設定にまとめています。
『NBA 2K27』では、映像設定の[DLSS Neural Rendering]でオンにし、F9キーでオンとオフを切り替えられました。2作品で同じ名前・同じキーになるかは、更新の配信後に設定画面で確かめてください。
負荷どれだけ重くなるかは、9月版の非公式計測が手がかり
2作品の公式版の性能は、10月13日の発表には載っていません。NVIDIAが示したのは、10月の新しいモデルの数字だけです。処理負荷は9月版の半分になり、4KでのVRAM使用量は20%減り、『NBA 2K27』のfpsは9月版より最大1.4倍に伸びます。
手がかりになるのは、9月版のモデルを非公式のツールで差し込んだ計測です。ゲーム側の調整が入っていない状態の数字なので、公式版の性能の予測には使えませんが、どのくらい重い処理なのかの目安になります。
| 作品・GPU | DLSS 5オフ → オン | 計測の条件 |
|---|---|---|
| ホグワーツ・レガシー RTX 5090 Founders Edition | fpsが49%低下 | 4K出力・DLSS Performance(内部1080p)・フレーム生成なし・最高設定・レイトレーシングとRay Reconstructionあり |
| ホグワーツ・レガシー MSI RTX 5090 Lightning Z | fpsが42%低下 | 上と同じ条件 |
| 風燕伝 RTX 5060 Ti | 約95fps → 約55fps | 1080p・フレーム生成なし・Ryzen 5 5600X・メモリ16GB |
| 風燕伝 RTX 5060 Ti | 約150fps → 約88fps | 1080p・フレーム生成2倍 |
| 風燕伝 RTX 5060 Ti | 約90fps → 約30fps | 1440p |
9月版では、RTX 5090の4Kでもfpsが4〜5割落ち、RTX 5060 Tiの1440pでは約30fpsまで下がっています。新しいモデルは処理負荷が半分なので、NVIDIAの説明どおりなら落ち幅はこれより小さくなりますが、どこまで縮むかは配信後に測るまで分かりません。RTX 5090での電力の上がり方はRTX 5090で非公式のDLSS 5を測った結果で扱っています。
判断RTX 50なら配信日に試し、RTX 40は公式対応を待つ
- RTX 50シリーズのPCかノートで、2作品のどちらかを遊んでいる
- GeForce NOWのUltimateプランで、ホグワーツをSteam・Epic Games・Xboxのいずれかの版で遊んでいる
- 1080pで遊んでいて、フレーム生成と組み合わせてfpsを保てる
- 非公式のツールでDLSS 5を試していて、公式版に切り替えたい
- RTX 40シリーズ。DLSS 5は対象外のままなので、今あるDLSSの機能で遊ぶ
- RTX 5060 Tiなどで1440p以上。9月版では大きく落ちたので、配信後の計測を見てから決める
- GeForce NOWで風燕伝をSteam版として遊ぶつもりだった。日本の一覧はEpic Games版だけ
- DLSS 5のためだけにRTX 50への買い替えを考えている。公式版の計測が出てからでも遅くない
おすすめDLSS 5を使うならRTX 50、1440pならRTX 5070から
DLSS 5を手元のPCで使うには、RTX 50シリーズが必要です。『NBA 2K27』の9月版の計測では、1440pでDLSS 5をオンにして60fpsを超えたのはRTX 5070からで、RTX 5060 Tiは1080pなら実用になりました。解像度別の数字はDLSS 5の解像度別ベンチマークで確かめられます。
FAQよくある質問
まとめホグワーツは11月5日、風燕伝は11月下旬。使えるのはRTX 50から
『ホグワーツ・レガシー』は11月5日、『風燕伝:Where Winds Meet』は11月下旬にDLSS 5が入ります。使えるのはRTX 50シリーズ・RTX Spark搭載ノート・GeForce NOWのUltimateプランで、RTX 40以前は公式には対象外です。ほかの対応作品と配信時期はDLSS 5の対応タイトル一覧で追えます。
RTX 50シリーズを使っているなら、配信日までにドライバーを更新し、風燕伝はDirectX 12で起動する設定にしておけば準備は終わりです。非公式のツールでDLSS 5を試していた場合は、公式の更新の前にファイルを外して元に戻してください。重さは9月版より軽くなる見込みですが、1440p以上で遊ぶRTX 5060 Tiクラスは、更新前のfpsを記録しておき、同じ場面で比べてから使うかを決めるのが確実です。








