ビースト・オブ・リンカネーション先行プレイ評価|パリィとクゥへのコマンド指示を融合した戦闘システムが高評価【発売後レビュー追記】

(更新: 2026.8.12)
ビースト・オブ・リンカネーション先行プレイ評価|パリィとクゥへのコマンド指示を融合した戦闘システムが高評価【発売後レビュー追記】

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NEWS / 2026年7月17日
ビースト・オブ・リンカネーション先行プレイ
パリィと相棒クゥへのコマンド指示を融合した戦闘システムが高評価
2026年8月4日発売の「ビースト・オブ・リンカネーション」で、発売直前に行われた海外の先行プレイ(ハンズオン)の内容が明らかになりました。通常攻撃・回避・パリィを軸にしたリアルタイムアクションと、相棒犬クゥへのコマンド指示を組み合わせた戦闘システムに、複数の海外ゲームメディアが好意的な評価を寄せています。発売後に判明したMetacritic・Steamのレビュースコアも追記しました。
8月4日発売海外先行プレイレポートパリィ×クゥ指示の新機軸発売後レビュー追記

出典:Steamのストアページ、および海外ゲームメディアによる先行プレイ(ハンズオン)レポートにもとづきます。試遊内容は取材時点のビルドによるもので、製品版で仕様が変更される可能性があります。

ポケモンシリーズで知られるゲームフリークが、初めて挑む大型のリアルタイムアクションRPG「ビースト・オブ・リンカネーション」。ターン制コマンドバトルを長年磨いてきたスタジオが、パリィや回避が求められるアクションをどこまで作り込めるのか、発売直前まで不安の声も少なくありませんでした。

その答えの一端が、海外向けに実施された先行プレイで見えてきました。通常攻撃・回避・パリィを軸にしたリアルタイムアクションと、相棒犬クゥへのコマンド指示を組み合わせた戦闘システムに、複数の海外ゲームメディアが好意的な評価を寄せています。約90分の試遊では、巨大な鹿のような「ヌシ」との2段階ボス戦も体験されました。

本記事では、この戦闘システムの先行評価の内容を中心に整理します。PC版の必要スペックについては、Steam公式で判明した内訳を整理した既存記事に譲り、ここでは戦闘の手応えと今回の試遊で見えた強み・不安要素に絞ってお伝えします。

要点まず何が起きたか

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パリィ×クゥへのコマンド指示の戦闘が海外の先行プレイで高評価

8月4日の発売を前に、海外ゲームメディア向けの先行プレイが実施されました。通常攻撃・回避・パリィ中心のリアルタイムアクションに、相棒犬クゥへのコマンド指示を組み合わせた戦闘システムが紹介され、パリィで敵の攻撃を受け流すとクゥの技に使うゲージ「FP」が貯まる仕組みや、指示画面を開くと戦闘がスローになる工夫が好意的に受け止められています。

ビースト・オブ・リンカネーション 複数の穢れに侵された敵に囲まれるエマ
複数の敵に囲まれた戦闘シーン。パリィと回避で立ち回りながら反撃の隙をうかがう(Steam公式スクリーンショット)
ビースト・オブ・リンカネーション 植物に覆われた巨大な敵との戦闘
植物に覆われた巨大な敵との一戦。跳躍を交えた大振りの攻撃をパリィで捌く(Steam公式スクリーンショット)
ビースト・オブ・リンカネーション 草むらで穢れに侵された敵に身構えるエマ
荒廃した街並みを望む草むらで、腰を落として敵の出方をうかがうエマ。飛びかかる直前の緊張感が伝わるカット(Steam公式スクリーンショット)
ビースト・オブ・リンカネーション エマと相棒クゥが荒廃した遺跡を進む
相棒クゥとともに荒廃した遺跡を進むエマ(Steam公式スクリーンショット)
ビースト・オブ・リンカネーション 巨大な獣型の構造物を望む荒野
巨大な獣型の構造物を望む荒野。フォトリアルな廃墟表現が舞台の空気感を伝える(Steam公式スクリーンショット)
ビースト・オブ・リンカネーション 滝の前で相棒クゥと佇むエマ
滝が流れ落ちる幻想的なエリアで、相棒クゥとともに一息つくエマ。戦闘だけでなく探索パートの雰囲気も伝わるカット(Steam公式スクリーンショット)
PlayStation公式チャンネルが公開した最新映像(PlayStation Japan公式YouTube)

戦闘パリィとクゥへのコマンド指示を融合した戦闘システム

本作はポケモン以外では初となる大型のリアルタイムアクションRPGです。開発は「Project Bloom」のコードネームで2023年に発表され、着手からおよそ6年をかけて作られてきました。ゲームフリークを中心とした比較的小規模な体制に加え、複数の外部スタジオと協業しながら制作を進めてきたと開発ディレクターの古島康太氏は説明しています。今回の先行プレイでは、その戦闘システムの全容が初めて詳しく示されました。

基本は通常攻撃・回避・パリィのリアルタイムアクション主人公のエマは「穢れ人」という設定の少女で、刀を振るうリアルタイムアクションで敵と渡り合います。通常攻撃と回避に加えて、敵の攻撃をパリィ(受け流す)ことが戦闘の軸になっており、隙を作った相手に反撃を差し込んでいくテンポの良い立ち回りが基本形です。
クゥへのコマンド指示でFPを活かす連携攻撃相棒犬のクゥは、穢れに侵された姿を持つ存在ですが、エマと心を通わせ旅を共にします。パリィで敵の攻撃を受け流すたびに、クゥの技に使うゲージ「FP」が蓄積される仕組みで、貯まったFPを使ってクゥへ指示を出し、連携技を繰り出せます。一人で操作しているのに、二人で連携しているような感覚が生まれる点が評価されています。
指示画面ではスローになり、落ち着いてコマンドを選べるクゥへの指示画面を開くと、戦闘の時間経過がスローになる演出が入ります。忙しないリアルタイム戦闘のさなかでも、指示だけは落ち着いて選べる作りになっており、アクションが得意でないプレイヤーへの配慮としても機能しています。
敵のスタンゲージを崩すと大きな追撃のチャンス敵にはHPとは別にスタンゲージが設定されており、通常攻撃やパリィで攻め続けて削り切ると、一定時間無防備な状態にできます。この隙に大きなダメージを狙えるため、ただ攻撃を当てるだけでなく、どう崩すかを意識した立ち回りが求められる作りになっています。

海外の先行プレイでは、パリィを主軸に据えた戦闘の作り込みについて、フロム・ソフトウェアの隻狼(SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE)からの影響を指摘する声がありました。一方で、パリィやカウンターの受付時間(猶予)は隻狼ほど厳しくなく、比較的寛容だったとも報告されています。ターン制コマンドバトルを長年手がけてきたスタジオの初アクションとしては、間口の広さを意識した調整と言えそうです。

見た目こそ隻狼のようなソウルライク然とした緊張感のある近接戦闘ですが、実際の遊び方は少し異なります。前述の通り、クゥへの指示画面を開くと戦闘の時間経過がスローになる仕組みが用意されており、反射神経だけで押し切る純粋なアクションゲームとは設計の方向性が異なることがうかがえます。じっくり考えてコマンドを選ぶ余地がある分、アクションに苦手意識がある人でも取り組みやすい作りになっていそうです。

深掘り90分の試遊で見えたヌシ戦とビルドの広がり

先行プレイでは、約90分間の試遊枠でフィールド探索とボス戦がまとめて体験されました。序盤の試遊ながら、戦闘の手応えを測るには十分な内容だったと報告されています。

巨大な鹿のような「ヌシ」との2段階ボス戦試遊の目玉は、巨大な鹿を思わせる姿の「ヌシ」とのボス戦です。2段階構成になっており、第1形態を崩したあとに攻撃パターンが変化する、手応えのある構成だったと伝えられています。序盤とはいえ油断できない強さだったとの評価です。
植物を操る力で奇襲と移動をこなすエマは刀による攻撃に加え、植物を操る力も使用できます。ツタを伸ばして敵の頭上から奇襲を仕掛けたり、フィールド上の移動に活用したりと、戦闘と探索の両方で役立つ能力として紹介されました。刀とは違う手段で戦況を動かせる点が、ビルドの幅につながっています。
必殺技「Bloom Art」とスキルツリーによる成長FPを蓄積して発動する必殺技「Bloom Art」は、大型のヌシを倒すたびにクゥが新しい技を習得していく成長要素になっています。ヌシを倒すと、あわせてエマのスキルツリーに使うスキルポイントも得られ、多段斬りや跳躍からの一撃といった新しい技を習得できます。プレイスタイルに応じたビルド構築ができる作りで、植物能力を活かした攻撃・成長要素には好印象が示された一方、物語については試遊の範囲だけでは判断できないという慎重な見方も示されています。
穢れの影響でフィールドの様相が変化し、出現する敵も変わる探索中のフィールドは穢れの影響で様相がリアルタイムに変化する仕組みになっており、平原や荒れ地が徐々に森林化していくといった描写が確認されています。地域によっては変化が急激に起こることもあり、その場合はこれまで見られなかった敵が新たに出現するとも説明されています。なお本作の舞台は西暦4026年の日本と公式に設定されています。

評価海外の先行プレイで見えた強みと不安要素

今回の先行プレイを通じて見えてきた内容を、歓迎できる点と、現時点でまだ分からない・不安が残る点に整理しました。

歓迎できる点

  • パリィ主体でも受付時間が比較的寛容で間口が広い
  • クゥへの指示で一人なのに連携している感覚が生まれる戦闘
  • 植物の力による奇襲・移動など刀以外の戦術の幅
  • スキルツリー・装備によるビルド構築要素

現時点で不安・不明な点

  • 物語の評価は試遊範囲だけでは判断できないとの声
  • Nintendo Switch / Switch 2版は現時点で発表なし
  • 一般向けの体験版・βテスト情報はまだなし
  • レイトレーシング対応の有無は引き続き未確認

PC版の必要スペックは、2026年7月24日にSteam公式ストアページでCPU・GPU・メモリを含む最低・推奨動作環境が正式に判明しました。最低はCore i5-8400/Ryzen 5 3600とGeForce GTX 1070(8GB)/Radeon RX 580(8GB)、推奨はCore i7-12700K/Ryzen 7 5800XとGeForce RTX 3060(12GB)/Radeon RX 6700 XT(12GB)で、DLSS・FSRへの公式対応もあわせて明らかになっています。詳しい内訳はビースト・オブ・リンカネーションPC版 必要スペック判明ガイドにまとめています。

追記Metacritic・Steamレビューで見る発売後の評価

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発売後の評価は賛否両論、パリィ×クゥ連携の戦闘は好評の声多数

2026年8月4日の発売後、MetacriticはPC版71点(37件のクリティックレビュー)・PS5版73点(62件)・Xbox Series X版78点(6件)となりました。Steamのユーザーレビューは2026年8月12日時点で全言語合計4,438件・好評率57.1%の「賛否両論」判定です。先行プレイで高評価だったパリィ×クゥへのコマンド指示を融合した戦闘システムは、発売後の実際のプレイでも支持する声が多い一方、フィールド探索の手応えを巡って評価が分かれる結果になりました。なおこの「賛否両論」は言語別に割ると大きく姿を変えます。詳しくはSteam賛否両論57%の中身を言語別に分解した記事にまとめました。

高評価の声

  • 海外の大手メディアが9.5/10の高得点、パリィ×連携の戦闘を高く評価
  • 別の海外メディアも9/10、堅実で公平な戦闘バランスを称賛
  • 国内メディアでも戦闘システムを好意的にレビュー
  • クゥとの連携で生まれる「一人なのに二人」の手応えは先行プレイの評判どおり

否定的な声

  • 低評価レビューでは5/10台の採点も複数見られる
  • トレーラーで見せた世界観の広がりに届いていない、探索パートが手薄との指摘
  • 簡体字中国語レビューは532件でほぼ不評とスコアが大きく割れている
  • テンポの悪さやカメラワークへの不満も一部で報告

本記事で紹介した先行プレイの評価ポイント(パリィの間口の広さ、クゥとの連携、ヌシ戦の手応え)は、発売後の一般プレイヤー・メディアのレビューでもおおむね裏付けられた形です。一方で、フィールド探索の密度やテンポについては、発売前の試遊だけでは見えていなかった不満点として浮上しています。PC版を快適に遊ぶための設定や発売直後の不具合情報はおすすめ設定ガイドにまとめています。

FAQよくある質問

発売日と対応機種を教えてください
発売は2026年8月4日です。対象はPC、PS5、Xbox Series X|Sで、Xbox Game Pass・PC Game Passに発売初日から対応します。国内向けのPS5パッケージ版は8,980円(税込)で、PS5 Pro Enhancedにも対応します。
戦闘は隻狼(SEKIRO)のように難しいですか
海外の先行プレイでは、パリィを軸にした戦闘作りについて隻狼からの影響を指摘する声がありつつ、パリィ・カウンターの受付時間は隻狼ほど厳しくなく比較的寛容だったと報告されています。発売後のレビューでも戦闘システム自体への評価はおおむね高く、この間口の広さは製品版でも維持されているようです。
発売後の評価やレビュースコアはどうですか
MetacriticはPC版71点・PS5版73点・Xbox Series X版78点です。Steamのユーザーレビューは2026年8月12日時点で4,438件・好評率57.1%の「賛否両論」判定で、パリィ×クゥ連携の戦闘システムには高評価の声が多い一方、フィールド探索のボリュームやテンポに不満を示すレビューも見られます。言語別の内訳はSteam評価を分解した記事にまとめました。
相棒のクゥとはどんなキャラクターですか
クゥは、穢れに侵された姿を持つ犬で、エマの相棒として旅を共にします。戦闘では、パリィで貯めたFPを使ってクゥへコマンド指示を出し、連携技を繰り出す役割を担います。指示画面を開くと戦闘がスローになるため、忙しないアクション中でも落ち着いて指示を選べます。
Nintendo SwitchやSwitch 2でも遊べますか
現時点でPC、PS5、Xbox Series X|S以外のプラットフォームは発表されていません。開発側は「発表済みのプラットフォーム以外については話せない」とコメントするにとどまっており、Switch / Switch 2版の有無は明らかになっていません。
PC版の必要スペックはもう分かりますか
2026年7月24日、Steam公式ストアページで正式に判明しました。最低はCore i5-8400/Ryzen 5 3600とGeForce GTX 1070(8GB)/Radeon RX 580(8GB)、推奨はCore i7-12700K/Ryzen 7 5800XとGeForce RTX 3060(12GB)/Radeon RX 6700 XT(12GB)で、DLSSとFSRへの公式対応もあわせて公開されています。詳しい内訳は必要スペック判明ガイドもあわせて参考にしてください。
対応言語や体験版の予定を教えてください
テキストは11言語、音声は日本語・英語に対応します。一般向けの体験版・オープンβの配信予定は、現時点で公式に発表されていません。

結論まとめ|パリィ×コマンド指示の戦闘は発売後も好評、探索面は賛否

ビースト・オブ・リンカネーションの海外先行プレイでは、パリィ主体のリアルタイムアクションと、相棒犬クゥへのコマンド指示を組み合わせた戦闘システムに好意的な評価が集まりました。発売後のMetacriticとSteamレビューでも、この戦闘システムへの評価は総じて高く、隻狼からの影響を感じさせつつ受付時間は比較的寛容という調整は、ターン制コマンドバトルで知られるスタジオの初アクションとして間口を広く取ろうとする狙いどおりの結果になったと言えそうです。

総評

約90分の試遊で体験された「ヌシ」との2段階ボス戦や、植物を操る力を使った奇襲・移動、スキルツリーによるビルド構築は、序盤ながら手応えのある内容だったと報告されていました。発売後の評価でもこの戦闘システムへの評価は実際に高い一方、フィールド探索のボリュームやテンポを巡っては賛否が分かれる結果になっています(詳細は発売後の評価を参照)。

発売は2026年8月4日で、PC、PS5、Xbox Series X|Sで発売初日からGame Passにも対応しました。PC版の必要スペックが気になる方は必要スペック判明ガイド、快適に遊ぶための設定はおすすめ設定ガイドもあわせてご覧ください。

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