War ThunderがRX 9070でDX12クラッシュ|原因はAdrenalin 26.8.1、まず26.9.1を試す【2026年9月】

War ThunderがRX 9070でDX12クラッシュ|原因はAdrenalin 26.8.1、まず26.9.1を試す【2026年9月】

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TROUBLE / 2026-09
War ThunderがRX 9070でDX12クラッシュする
公式が名指しした「26.10.41.01」はAdrenalin 26.8.1のこと
グラボの故障ではありません。まず26.9.1へ更新し、直らなければDirectX 11へ切り替えるのが現時点で確実な順序です。
対象 RX 9070 / 9070 XT条件 DX12修正は対応中

『War Thunder』の運営が2026年8月29日、Radeon RX 9070およびRX 9070 XTでDirectX 12を使うとクラッシュする問題を公式に告知しました。開発元のGaijin Entertainmentが修正に取り組んでいる段階です。

告知には「最新ドライバー26.10.41.01」と書かれていますが、この番号を見ても自分が該当するのか分かりにくいはずです。26.10.41.01は、AMD Software: Adrenalin Edition 26.8.1の内部ドライバーバージョンです。AMD公式のリリースノートで確認できます。

さらに重要な点があります。この告知が出た後の2026年9月3日にAdrenalin 26.9.1が公開され、ドライバー番号は26.10.41.03に変わりました。そのため、いま最初に試すべきなのはロールバックではなく26.9.1への更新です。ただし後述するとおり、これでWar Thunderが直るかどうかは確認が取れていません。

目次

手順先に結論|試す順番はこの3つ

結論から書きます。上から順に試してください。

  • 1. Adrenalin 26.9.1へ更新する(ドライバー番号が26.10.41.03に変わり、告知が名指しした番号から外れます)
  • 2. 直らなければランチャーでDirectX 11に切り替える(運営が第一の回避策として案内している方法です)
  • 3. それでも駄目なら26.7.1へロールバックする(最終手段。他タイトルの対応が古くなる副作用があります)
グラフィックボードの故障ではありません

特定のドライバーと特定のAPI(DirectX 12)の組み合わせで起きている不具合で、運営もGPUメーカーも把握しています。RX 9070 XTが壊れたわけではないので、返品や修理を検討する前にこの記事の手順を試してください。他のゲームが正常に動いているなら、なおさらハードウェアの問題である可能性は低くなります。

症状何が起きているのか、対象は誰か

運営の告知によると、対象と症状は次のとおりです。

  • 対象GPU:Radeon RX 9070 および RX 9070 XT
  • 発生条件:DirectX 12でプレイしたとき
  • 症状:クラッシュが発生する
  • 状況:Gaijin Entertainmentが修正に取り組み中

告知は2026年8月29日10時30分の掲載で、この記事を書いている2026年9月6日時点でも更新や修正完了の追記は出ていません。つまり根本的な修正はまだ配信されていない状態です。

番号「26.10.41.01」はAdrenalin 26.8.1のこと

ここがつまずきやすいところです。AMDのドライバーには2つの番号があります。ユーザーが目にする「Adrenalin 26.8.1」という表記と、内部的な「26.10.41.01」というドライバーバージョンです。War Thunderの告知は後者で書かれています。

AMD公式のリリースノートで対応を確認しました。

Adrenalin版Driver Version公開日
26.7.126.10.35.012026年7月28日
26.8.126.10.41.012026年8月20日
26.9.126.10.41.032026年9月3日

※いずれもAMD公式リリースノートに記載されているWindows 10/11向けの番号です。同じリリースにはRadeon RX 6000以前向けの別系統(25.10.xx.xx)も併記されています。

告知が名指ししている26.10.41.01は、Adrenalin 26.8.1です。自分のドライバーがどれかは、AMD Softwareを開いて「設定」からバージョン情報を見れば確認できます。26.8.1と表示されていれば対象です。

最新版26.9.1で直るのかは、まだ確認できていない

告知の翌週にあたる2026年9月3日、AMDはAdrenalin 26.9.1を公開しました。ドライバー番号は26.10.41.03で、War Thunderの告知が挙げた26.10.41.01とは別の番号になります。

この26.9.1では、Radeon RX 9000シリーズで『Starfield』と『Apex Legends』をプレイ中に発生していた断続的なクラッシュが修正されています。同じRX 9000系のクラッシュ問題が直っているという意味で、期待が持てる更新です。

ただしWar Thunderは修正リストに載っていません

26.9.1のリリースノートで修正済みとして挙げられているのは、StarfieldとApex Legendsの件だけです。War Thunderの名前はありません。そしてWar Thunder側の告知も更新されていません。したがって「26.9.1にすればWar Thunderのクラッシュも直る」とは断定できません。試す価値は高いものの、直らない可能性も残ります。

それでも26.9.1への更新を最初に置くのは、ロールバックより副作用が少ないからです。26.9.1は同系統のクラッシュを実際に修正しており、かつ最新タイトルへの対応も新しくなっています。26.9.1の詳細はAMD Adrenalin 26.9.1は更新すべき?にまとめています。

回避策DirectX 11へ切り替える

26.9.1でも直らない場合は、運営が第一の回避策として案内しているDirectX 11への切り替えを試します。ゲームのランチャーから描画APIを変更できます。

この方法の利点は、ドライバーを戻さずに済むことです。ロールバックすると、他のタイトル向けの最適化や新規対応も一緒に古くなります。DirectX 11へ切り替えるだけなら、影響はWar Thunderの中だけに閉じます。

気になるのは性能への影響ですが、DirectX 11と12は「12のほうが必ず速い」という関係ではありません。タイトルや環境によってはDirectX 11のほうが安定することもあります。両者の違いはDirectX 11とDirectX 12はどっちがいい?で解説しています。

根本修正が配信されたら、DirectX 12へ戻して問題が再発しないか確認してください。

最終手段26.7.1へロールバックする場合の注意

上の2つで解決しない場合の最終手段が、告知にもあるドライバーのロールバックです。戻す先は26.8.1の1つ前にあたる26.7.1(26.10.35.01)になります。

ただしロールバックは優先度を下げるべき選択肢です。理由は2つあります。

ひとつは、26.7.1まで戻すと26.8.1以降で追加された新規タイトル対応や修正がすべて失われることです。もうひとつは、26.8.1の記事で扱ったApex Legends・Starfieldのクラッシュ問題が、すでに26.9.1で解決している点です。当時は26.7.1維持が有効な回避策でしたが、その前提はもう変わっています。

ロールバックする場合は、AMD公式サイトから26.7.1をダウンロードし、クリーンインストールを選んで導入してください。上書きインストールでは古い構成が残ることがあります。

切り分け本当にこの問題なのか確かめる

症状が似ていても、原因が別のことがあります。次に当てはまるなら、この記事の問題ではない可能性があります。

  • RX 9070・RX 9070 XT以外のGPUを使っている
  • DirectX 11でもクラッシュする
  • War Thunder以外のゲームでも落ちる
  • ブルースクリーンや「ディスプレイドライバーが応答を停止しました」が出る

特に最後のパターンは、ドライバー個別の不具合ではなく電源・温度・メモリなど別の要因が絡んでいることがあります。症状から原因を探す場合はGPUドライバー・TDR・DXGIクラッシュの診断チャートから辿ってください。

なお、RX 9070 XTでのWar Thunderのクラッシュ報告は今回の告知より前にも見られましたが、それらが今回運営が確認した「26.8.1+DirectX 12」と同じ原因かどうかは確認されていません。別件として切り分けて考えるほうが安全です。

FAQよくある質問

26.10.41.01というバージョンが見当たりません
AMD Softwareの表示は「26.8.1」です。26.10.41.01は内部のドライバーバージョンで、War Thunderの告知はそちらの番号で書かれています。AMD Softwareの設定画面で26.8.1と表示されていれば、告知の対象にあたります。
26.9.1に更新すれば直りますか
直るとは確認されていません。26.9.1の修正リストにあるのはStarfieldとApex Legendsだけで、War Thunderは含まれていません。ただしドライバー番号は26.10.41.03に変わり、同系統のRX 9000クラッシュは修正されているため、最初に試す価値はあります。
DirectX 11にすると性能は落ちますか
必ず落ちるとは限りません。DirectX 12のほうが常に高速という関係ではなく、タイトルや環境によってはDirectX 11のほうが安定することもあります。クラッシュして遊べない状態と比べれば、切り替える価値は十分にあります。
グラボが故障したのでしょうか
その可能性は低いです。特定のドライバーと特定のAPIの組み合わせで起きる不具合として、運営が公式に認めています。他のゲームが正常に動いているなら、ハードウェアの問題ではないと考えてよいでしょう。
いつ根本的に修正されますか
時期は公表されていません。Gaijin Entertainmentが修正に取り組んでいるとだけ案内されており、2026年9月6日時点で告知の更新はありません。修正が配信されるまでは、上記の回避策で対応してください。

まとめまとめ|番号の読み替えさえ分かれば対処は簡単

War Thunderの告知にある「26.10.41.01」はAdrenalin 26.8.1のことです。この読み替えさえ分かれば、自分が対象かどうかはAMD Softwareを開くだけで判断できます。

対処の順番は、26.9.1への更新、DirectX 11への切り替え、26.7.1へのロールバックです。告知にはロールバックが挙げられていますが、告知の後に26.9.1が出ているため、いまはまず最新版を試すほうが合理的です。26.9.1でWar Thunderが直るという確証はないものの、同系統のRX 9000クラッシュは実際に修正されています。

いずれの方法も、グラフィックボードの故障を疑う前に試せる範囲の作業です。

結論

対象はRX 9070・RX 9070 XTでDirectX 12を使った場合です。告知の「26.10.41.01」=Adrenalin 26.8.1。まず26.9.1(26.10.41.03)へ更新し、直らなければランチャーでDirectX 11へ切り替えてください。26.7.1へのロールバックは、他タイトルの対応も古くなるため最終手段です。根本修正は対応中で、時期は未公表です。

出典:War Thunder公式「AMD社製最新ドライバーに関するお知らせ」(2026年8月29日掲載)AMD公式「Adrenalin Edition 26.8.1 Release Notes」AMD公式「Adrenalin Edition 26.9.1 Release Notes」AMD公式「Adrenalin Edition 26.7.1 Release Notes」。ドライバーバージョンと公開日はいずれも2026年9月6日時点の掲載内容です。

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