AMD Adrenalin 26.8.1は更新すべき?MW4オープンベータ対応も、RX 9000+Starfieldは26.7.1維持推奨
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MW4オープンベータ対応も、RX 9000でStarfieldをプレイするなら26.7.1維持推奨
出典:AMD公式リリースノート「AMD Software: Adrenalin Edition 26.8.1」。日程・修正内容は本記事公開時点(2026年8月22日)の情報にもとづきます。
『Call of Duty: Modern Warfare 4』のオープンベータ先行アクセスが始まる直前というタイミングで、AMDはRadeon向けドライバー「AMD Software: Adrenalin Edition 26.8.1」を公開しました。MW4ベータへの対応が主な目的の更新ですが、既知の問題欄には見過ごせない注意点も並んでいます。
最も重要なのは、Radeon RX 9000シリーズで『Starfield』をプレイ中に断続的なクラッシュが発生する可能性があるとAMD自身が明記している点です。症状が出た場合は前バージョンの26.7.1を使うよう、AMD公式が案内しています。加えてWindows 10でSmart Access Memoryが無効になる問題は26.7.1から継続中で、MW4ベータとRadeon RX 9000シリーズの組み合わせでは、FSR Upscaling/Frame GenerationがAdrenalin上で「無効」と誤表示される既知の不具合もあります。
この記事では、26.8.1の変更点、MW4ベータの日程、Starfieldでクラッシュした場合のロールバック手順、更新した方がよい人と様子見すべき人を整理します。
目次
要点AMD Adrenalin 26.8.1は2026年8月20日に公開
AMD Software: Adrenalin Edition 26.8.1は2026年8月20日公開のドライバーで、対応OSはWindows 11 21H2以降とWindows 10 64-bit 21H2以降です。ドライバーバージョンはRDNA 3/4系が26.10.41.01、RDNA 1/2系が25.10.45.05。新規対応は「RX 9050 4GB」と新作3タイトルで、修正は3件、既知の問題は7件記載されています。目玉はMW4オープンベータ対応ですが、RX 9000シリーズで『Starfield』がクラッシュする既知の問題があり、対象ユーザーは無条件に更新すべきドライバーではありません。
新規対応3タイトルMW4オープンベータ・Resonance・STAR WARS Zero Companyに対応
26.8.1で新たにゲーム最適化が追加されたのは3タイトルです。『Resonance: A Plague Tale Legacy』『STAR WARS Zero Company』、そして『Call of Duty: Modern Warfare 4 Open Beta Early Access』が対応リストに加わりました。AMDの公式リリースノートには、これらのタイトルで具体的に何%フレームレートが向上するといった数値は記載されていません。対象タイトルをプレイする予定がある場合は更新候補になりますが、性能向上そのものを目的に急いで導入する根拠は今回もありません。
ベータ日程MW4オープンベータは8月22日から先行アクセス開始
Activisionの公式サイトによると、『Call of Duty: Modern Warfare 4』のオープンベータは、日本時間2026年8月22日から8月26日までが先行アクセス期間です。Battle.net(PC版)・PC版Xbox・Steamで本作を予約購入または事前購入したユーザーが対象になります。日本時間8月29日から9月2日までは、Nintendo Switch 2を含む全プラットフォームのプレイヤーが予約購入なしで参加できる期間です。本編の発売日は10月23日で、ベータはその前哨戦という位置付けです。
Radeonユーザーがベータ期間中にプレイする場合、26.8.1が現時点でMW4ベータに正式対応した唯一のAdrenalinバージョンです。先行アクセス開始前に更新を済ませておくと、初日から最適化プロファイルが適用された状態でプレイできます。
最重要の注意点RX 9000でStarfieldがクラッシュする可能性。AMDは26.7.1への戻しを案内
AMD公式の既知の問題欄には「Radeon RX 9000シリーズで『Starfield』をプレイ中に断続的なクラッシュが発生する場合がある」と明記されています。AMDはこの症状が出るユーザーに対し、AMD Software: Adrenalin Edition 26.7.1をインストールするよう案内しています。RX 9000シリーズで『Starfield』を日常的にプレイしている場合、26.8.1へ更新する前にこの点を把握しておく必要があります。
『Starfield』のPC版で公式に案内されているBethesda公式の推奨スペックのGPUは、Radeon RX 6800 XT(NVIDIAはGeForce RTX 2080)です。RX 9000シリーズは推奨スペックを大きく上回る世代のGPUのため、今回のクラッシュはRadeon RX 9000シリーズの性能不足が原因ではなく、26.8.1というドライバーと『Starfield』の組み合わせに起因する不具合と考えるのが妥当です。すでに26.7.1で『Starfield』が安定して動作している場合、MW4ベータへの対応だけを理由に急いで26.8.1へ更新する必要はありません。
修正された問題マルチアダプター起動不可・MW III起動時クラッシュなど3件
表示上の既知不具合MW4ベータのFSR表示・ResonanceのAnti-Lag 2表示に注意
Radeon RX 9000シリーズで『Call of Duty: Modern Warfare 4 Open Beta Early Access』をプレイする際、ゲーム内でAMD FSR UpscalingやAMD FSR Frame Generationを有効にしていても、AMD Software: Adrenalin Edition上では「無効」と表示される場合があるとAMDは案内しています。機能そのものが動作しないわけではなく、Adrenalin側の状態表示が正しく反映されない問題です。ゲーム内の設定でFSRが有効になっていれば、表示上「無効」と出ていても機能自体は動作していると考えられます。
同様に『Resonance: A Plague Tale Legacy』でも、ゲーム内でFrame Generationを無効化した後、AMD Software上でRadeon Anti-Lag 2が「無効」と表示される既知の問題があります。こちらも表示のみの不具合として案内されており、実際の動作に影響するかどうかは明記されていません。両タイトルをプレイしていて表示に違和感がある場合は、まずゲーム内設定の実際のON/OFFを優先して判断してください。
RX 9050 4GB新たにサポート対象へ。Cyberpunk 2077はVRAM不足に注意
26.8.1の新規対応製品には「AMD Radeon RX 9050 4GB」が掲載されています。26.7.1のリリースノートでは単に「AMD Radeon RX 9050」とだけ記載されていたため、4GBモデルが明示的に区別されたのは今回が初めてです。ただし、AMD公式のRX 9050製品ページに掲載されているスペックは128-bit GDDR6・帯域幅最大288GB/s・Infinity Cache 32MBという8GBモデルの数値のみで、4GBモデル単体の詳細スペックページは確認できていません。
AMDは既知の問題として「Cyberpunk 2077は最低6GBのVRAMを推奨する」とし、Radeon RX 9050 4GBユーザーが不具合を感じた場合はグラフィック設定を低負荷またはオフにするよう案内しています。RX 9050 4GBはVRAM容量がゲームの推奨値を下回るため、テクスチャ品質やレイトレーシングなどVRAM消費の大きい設定は控えめにする必要があります。
継続中の不具合Windows 10のSmart Access Memory無効化は26.7.1から継続
Windows 10へドライバーをインストールした後、AMD Smart Access Memoryが無効になる場合があるという既知の問題は、26.7.1に続き26.8.1でも案内されています。Smart Access Memoryは、CPUからGPUのVRAMへ効率的にアクセスできるようにする機能で、無効になると一部のゲームでパフォーマンスが低下する可能性があります。Windows 10でAdrenalin 26.8.1を導入した場合は、AMD Softwareのパフォーマンス画面からSmart Access Memoryの状態を確認し、無効になっていればBIOSのResizable BAR・Above 4G Decodingなどの設定もあわせて見直してください。AMDのリリースノートにWindows 11向けの同様の記載はありません。
Battlefield 6についてFSR表示不具合の記載は見当たらないが、修正確定とは断定できない
26.7.1の既知の問題として掲載されていた『Battlefield 6』のFSR表示「無効」問題は、26.8.1のFixed Issues一覧には特に記載がありません。ただし、AMDの公式リリースノートに掲載されていないことがイコール「完全に修正された」ことを意味するとは限りません。Fixed IssuesにもKnown Issuesにも名前が挙がっていない状態であるという事実だけを押さえておき、『Battlefield 6』をプレイするユーザーは更新後に実際の表示・動作を自分の目で確認することをおすすめします。
その他の既知の問題一部地域でAI Bundleのインストールに失敗する場合がある
AMD Software: Adrenalin EditionのAIコンポーネント「AI Bundle」を導入する際、HuggingFaceやGitHubへのアクセスが制限されている一部地域ではインストールに失敗する場合があるとAMDは案内しています。AI Bundleを使わないゲーミング用途のユーザーには直接関係しない項目ですが、AI機能を使う予定がある場合は、インストール完了後に該当コンポーネントが正常に導入されているか確認してください。
対応範囲対応GPU・OSと携帯型・ノートPCでの注意点
26.8.1のデスクトップ向け対応GPUは、Radeon RX 9070/9060/9050シリーズ、RX 7900/7800/7700/7650/7600シリーズ、RX 6900/6800/6700/6600/6500/6400シリーズ、RX 5700/5600/5500/5300シリーズです。対応OSはWindows 11 21H2以降とWindows 10 64-bit 21H2以降で、AMDは携帯型ゲーミングデバイスをAdrenalin Editionのサポート対象外と明記しています。
判定Adrenalin 26.8.1を更新すべき人・様子見すべき人
- 8月22日からのMW4オープンベータ先行アクセスに参加する人
- 『Resonance: A Plague Tale Legacy』『STAR WARS Zero Company』をプレイ予定の人
- 『Marvel Rivals』『Subnautica 2』『Call of Duty: Modern Warfare III』でマルチアダプター構成の起動不具合が出ていた人
- Windows 10・RX 9000シリーズで録画/リプレイが保存できなかった人
- 新しいRadeon RX 9050 4GBを使用する人(対応ドライバーとして必須)
- Radeon RX 9000シリーズで『Starfield』をプレイ中の人(クラッシュの既知問題あり。26.7.1を維持)
- Windows 10でSmart Access Memoryを利用しており現在の環境が安定している人
- Radeon RX 9050 4GBで『Cyberpunk 2077』をVRAM消費の大きい設定でプレイしたい人
- 今回の修正対象・新規対応タイトルに当てはまらず、現在のドライバーで問題が起きていない人
事前準備更新前後に準備しておきたいことと26.7.1へのロールバック手順
FAQよくある質問
総括まとめ|MW4ベータ勢は更新、RX 9000+Starfieldは様子見
AMD Software: Adrenalin Edition 26.8.1は、8月22日から始まる『Call of Duty: Modern Warfare 4』オープンベータへの対応と、『Resonance: A Plague Tale Legacy』『STAR WARS Zero Company』への対応が中心のドライバーです。マルチアダプター構成での起動不具合3件も修正されています。
一方で、Radeon RX 9000シリーズで『Starfield』をプレイ中に断続的なクラッシュが発生する可能性がある点は見過ごせません。AMD自身が26.7.1へのロールバックを案内しているため、RX 9000シリーズで『Starfield』を安定して遊べている場合は、MW4ベータへの対応だけを理由に急いで更新する必要はありません。Windows 10でのSmart Access Memory無効化も26.7.1から継続中の既知の問題です。
MW4ベータに参加する人、『Resonance: A Plague Tale Legacy』や『STAR WARS Zero Company』をプレイする人は更新を推奨できます。一方でRX 9000シリーズで『Starfield』を日常的にプレイしている場合は、クラッシュの既知問題が解消されるまで26.7.1を維持する判断も有力です。更新する場合は、現在のドライバーバージョンを記録し、Starfieldやゲームの安定性を確認しながら導入しましょう。



