Colorful「P16 Pro Starwind」外付け水冷ノートPC発表|RTX 5060×300Hz、中国8月28日発売
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RTX 5060×300Hzで11,499元、中国では8月28日発売
出典:VideoCardz(2026年8月21日)/VideoCardz(Core Ultra 7 251HX仕様・2026年8月)/Hardwareluxx(ドイツ・2026年8月21日)/快科技(中国・2026年8月20日)/PCVenus(空冷モデル・2026年4月)/NVIDIA公式(RTX 5060 Laptop GPU)。価格・在庫は2026年8月22日時点で確認できる範囲です。
ゲーミングノートPCは薄型化が進むほど、CPUとGPUの熱をどう逃がすかが悩ましくなります。高性能な構成ほど発熱は増えるのに、本体を分厚くはできず、ファンを回せば動作音も気になる。この矛盾に対して、外付けの水冷ユニットで本体の外に熱を逃がすという発想を採用したのが、Colorfulが発表した新型ノートPCです。
Colorfulは、外付け水冷ドックに対応するゲーミングノートPC「P16 Pro Starwind Water-Cooled Edition 2026」を発表しました。同社にとって外付け水冷ドックに対応する初めてのモデルで、Core Ultra 7 251HXとGeForce RTX 5060 Laptop GPU、16型300Hzディスプレイを組み合わせています。価格は11,499元で、中国では2026年8月28日に発売される予定です。
本記事では、外付けドック「Starwind S1」がどのような仕組みで冷却するのか、300Hzディスプレイと組み合わせるRTX 5060の性能バランス、11,499元という価格の位置づけ、そして日本国内での入手可否まで、確認できた一次情報の範囲で整理します。

目次
要点まず何が起きたか
Colorfulが発表した「P16 Pro Starwind Water-Cooled Edition 2026」の主要スペックと、外付け水冷ドック「Starwind S1」の冷却の仕組み。RTX 5060 Laptop GPUと300Hzディスプレイの組み合わせで実際に活かせる場面。11,499元という価格の位置づけと、2026年8月22日時点で日本国内での取り扱いがどうなっているか。
Colorfulは、外付け水冷ドックに対応するゲーミングノートPC「P16 Pro Starwind Water-Cooled Edition 2026」を発表しました。同社にとって外付け水冷ドックに対応する初めてのモデルです。中国では京東(JD.com)のColorful公式ストアで2026年8月20日に予約受付が始まり、正式な販売開始日は8月28日、価格は11,499元です。予約特典として、199元相当のキーボードと4年間の延長保証が付属します。
仕様Colorfulが発表した主要スペック
Colorfulの発表および京東の予約ページによると、P16 Pro Starwindは以下の構成です。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 7 251HX(18コア18スレッド、最大5.1GHz、Processor Base Power 55W/Maximum Turbo Power 160W) |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU(8GB GDDR7、最大115W) |
| ディスプレイ | 16型 2,560×1,600 IPS・300Hz・輝度500nit・sRGBカバー率100%・16:10・画面占有率89% |
| メモリ | DDR5-5600 16GB(拡張スロット2基) |
| ストレージ | 1TB PCIe 4.0 SSD(スロット2基) |
| 冷却 | デュアルファン+ヒートパイプ5本の内蔵空冷と一体型液冷ループを標準搭載。外付けドック「Starwind S1」接続時に高負荷モードへ切替可能 |
| バッテリー | 60Wh |
| 電源アダプター | 280W GaN(窒化ガリウム) |
| 厚さ・重量 | 19.9mm・約2.05kg |
| 筐体・カラー | 天板・底面はアルミニウム合金パネル、白基調の「雾屿白」配色、天板にカスタマイズ可能なRGBライトストリップ |
| 発売 | 中国国内で2026年8月28日発売(予約は8月20日開始)、価格11,499元 |
GeForce RTX 50シリーズを搭載するため、DLSS 4やフレーム生成機能にも対応します。CPU・GPUともに比較的新しいSKUで、Core Ultra 7 251HXはIntelが2026年に入って公式スペックページを公開したばかりの18コアモデルです。
冷却外付けドック「Starwind S1」はどう冷やすか
P16 Pro Starwindの内部には、CPUとGPU両方に対応する液冷ループがあらかじめ組み込まれています。単体で使う場合は、この内蔵ループに加えて2基のファンと5本のヒートパイプによる空冷で放熱し、Colorfulはこの状態でも合計最大150Wの消費電力に対応できるとしています。
ここに専用の外付けドック「Starwind S1」を接続すると、本体内の冷却水がドック側へ循環する構造に切り替わります。ドック側の放熱機構を使って熱をより効率的に逃がせるようになるため、内蔵ファンの回転数を抑えながら「超能モード」と呼ばれる高負荷設定を利用できるようになります。京東の予約ページの説明では、ドック接続時はCPUとGPUの両チップを直接液冷で冷やす構造により、フル負荷時の動作音を抑えられるとしています。ただし、到達温度やファン回転数、空冷単体との具体的な性能差といった数値は、2026年8月22日時点でColorfulから公表されていません。
ノートPC単体で完結する冷却台とは仕組みが異なります。冷却台の効果を検証した記事で整理している通り、外付けの冷却台は本体の底面を外側から冷やすだけで、内部の熱移動そのものを助けるわけではありません。Starwind S1は本体内部の冷却水を直接ドックまで循環させる方式のため、仕組みとしては受動的な冷却台よりも本格的な外付け水冷に近いといえます。
類似着脱式の液冷ドックは初めてではない
ノートPC本体と着脱できる外付けの液冷ユニットを組み合わせるという発想自体は、Colorfulが初めて手がけたものではありません。海外では、XMGの「NEO 16」やEluktronicsの「HYDROC-16」など、同様の着脱式液冷ドックに対応したゲーミングノートPCがすでに販売されています。Dream Machinesは自社のドック対応モデルを台湾Tongfang社製の「X6シリーズ」ベアボーンだと明らかにしており、Aftershockにも同種の構成を採用したモデルがあります。
Colorfulはこれまで、空冷仕様のP16 Proシリーズを台湾Clevo社からのOEM供給で展開してきました。今回の水冷モデルをどのメーカーが製造しているかは公表されていませんが、外付け水冷ドックという構造が共通する点から、これらのTongfang系モデルと近い設計を採用している可能性があります。
画面RTX 5060で300Hzを活かせるか
P16 Pro Starwindが搭載する16型ディスプレイは、解像度2,560×1,600・リフレッシュレート300Hzという組み合わせです。ノートPC向けで300Hz駆動に対応するパネルはまだ珍しく、Samsung Displayが2026年8月に世界初の300Hz OLEDノート向けパネルを披露したように、業界全体でもようやく240Hzの壁を越え始めた段階にあります。
一方で、組み合わせるGPUはミドルクラスに位置づけられるGeForce RTX 5060 Laptop GPU(8GB GDDR7)です。当サイトのRTX 5060ノート検証記事でも整理している通り、このクラスのGPUは1080p〜1440p程度の解像度を主戦場に想定した性能帯にあります。2,560×1,600というやや高めの解像度で大型タイトルを高画質設定のまま動かした場合、300fpsに到達するのは現実的ではなく、300Hzパネルの上限を使い切れる場面は限られます。
300Hzの恩恵をフルに受けやすいのは、対戦系のオンラインシューターのようにGPU負荷が軽いタイトルや、画質設定を下げたりDLSSで描画負荷を減らしたりして積極的にフレームレートを稼ぐ場面です。大型タイトルを高画質のままじっくり遊ぶ用途が中心なら、300Hzという数値そのものよりも、実際のゲームでどこまでフレームレートが伸びるかを基準に選んだほうが失敗しにくいでしょう。
価格11,499元は他モデルと比べてどうか
11,499元という価格は、現在の為替水準を踏まえるとゲーミングノートPCとしては高額な部類に入ります。参考までに、現地レートでの概算換算値としておよそ1,710米ドル、およそ1,500ユーロという数値も示されており、いずれも11,499元という表示価格をそれぞれの通貨で目安として捉えたものです。
Colorfulは同じ「隐星(Hidden Star)P16 Pro」シリーズの空冷モデルもこれまでに国内向けへ投入しており、Core i9-13900HXとRTX 5060を組み合わせた構成は7,799元から販売されていました。水冷ドック対応モデルがこれより数千元高い価格設定になっているのは、内蔵液冷ループと専用ドック「Starwind S1」の追加コストが上乗せされているためとみられます。
日本国内で購入できるRTX 5060 Laptop GPU搭載ノートは、当サイトで検証した「MSI Cyborg 15 B13W」(実勢20万円前後)や「GALLERIA XPR7A-R56-GD」(ドスパラ公式24万円台)のように、実売でおおむね20万円前後から24万円台に収まる製品が中心です。P16 Pro Starwindは水冷ドックという専用アクセサリーが加わる分、これらの標準的なRTX 5060ノートより上の価格帯に位置づけられる製品と考えたほうがよいでしょう。
発売中国では8月28日に販売開始、日本は未定
中国国内での取り扱いについて、京東のColorful公式ストアでは2026年8月20日に予約受付を開始し、正式な販売開始日は8月28日とされています。予約特典として、199元相当のキーボードと4年間の延長保証が付属します。
2026年8月22日時点で、日本国内での発売や取り扱いについてColorfulから発表はありません。Colorfulは中国のPCパーツ・ノートPCメーカーで、日本国内における正規販売網はグラフィックボード製品を中心に限定的です。他社の例では、MSIが中国でRTX 5060搭載モデルを先行投入したのちに構成を変えたグローバル版を発表したように、中国先行モデルがそのまま日本に展開されるとは限らず、地域ごとに別構成で扱われるケースもあります。P16 Pro Starwindについて日本展開が予定されているかどうかは、現時点で確認できていません。
- 保証がColorfulの中国国内サポートに限定され、日本語でのサポートや国内修理を受けられない可能性があります。
- 付属の電源アダプターが中国国内向けのプラグ形状・電圧仕様で提供される場合、変換プラグが別途必要になることがあります。
- キーボードが中国国内向けの配列で提供される可能性があり、日本語入力の使い勝手を事前に確認する必要があります。
- 技術基準適合証明(PSEマーク等)を国内で取得していない製品を輸入する場合、電源まわりの扱いには注意が必要です。
FAQよくある質問
結論まとめ|今すぐ日本で買えるわけではない
Colorfulの「P16 Pro Starwind Water-Cooled Edition 2026」は、外付け水冷ドック「Starwind S1」に対応した同社初のゲーミングノートPCです。Core Ultra 7 251HXとGeForce RTX 5060 Laptop GPU(8GB GDDR7)、16型300HzのIPSディスプレイを組み合わせ、価格11,499元で中国では2026年8月28日に発売されます。2026年8月22日時点で日本国内での発売は発表されておらず、正規ルートでの購入はできません。気になる場合は、個人輸入時の保証・電源・キーボード配列といった実用面のリスクと、RTX 5060クラスで300Hzを実際にどこまで活かせるかを踏まえたうえで、国内で購入できるRTX 5060搭載ノートと比較検討することをおすすめします。



