公共USB充電は危険?Steam Deck・ROG Ally・Switch 2を安全に充電する方法|データブロッカー活用術
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データ通信を遮断できる新型USB-Cケーブルが登場
Steam Deck・ROG Ally・Nintendo Switch 2はバッテリー駆動時間が限られているため、外出先で共用のUSBポートを見かけると充電したくなる場面があります。ただし、見知らぬUSBポートに機器を接続することにセキュリティ上の不安を感じる人も少なくないはずです。
結論から言うと、最も安全なのはコンセントに挿すACアダプターや、自分のモバイルバッテリーを使うことです。そのうえで、どうしても共用USBポートを使う必要がある場合の選択肢として、データ通信だけを物理的に遮断できるUSB-Cケーブルという製品があります。
この記事では、公共USBでの充電にどのようなリスクがあるのかという基本的な仕組みから、サンワサプライが2026年9月2日に発表した新型データブロッカー付きUSB-Cケーブル「500-USB108」の仕様、そしてSteam Deck・ROG Ally・Switch 2それぞれの純正充電器のW数と比較して充電に足りるかまで、公式情報にもとづいて整理します。
目次
仕組み公共USB充電になぜリスクがあるのか
一般的なUSBケーブルは、電力を送るピンとデータを通信するピンを同じコネクタ内に持っています。改造された充電スタンドや、悪意のある機器が仕込まれた公共の充電ポートに接続すると、充電しているつもりでもデータ通信の経路が同時に成立してしまう可能性があります。こうした手口は海外でも「ジュースジャッキング」と呼ばれ、米国ではFBIやFCC(連邦通信委員会)が注意喚起を出したこともあります。
ただし、FBI・FCCも実際に確認された被害事例は乏しいとしており、すべての公共USBポートが危険というわけではありません。空港やカフェの見た目が正規のコンセント一体型USBポートであれば、リスクは一般的な家庭用コンセントと大きく変わらないと考えられます。過度に恐れる必要はありませんが、相手側の機器を目視で確認できない場所や、コンセントではなく机や柱に後付けされたような不審な充電スタンドでは、念のため対策を考えておくと安心です。
基本一番安全なのはACアダプターとモバイルバッテリー
データ通信の経路自体をそもそも作らない方法が、最も確実な対策です。自分の純正ACアダプターを電源コンセントに直接挿す、または自分のモバイルバッテリーを持ち歩いて充電する方法であれば、他人が用意した機器を経由しないため、データを抜き取られる余地がありません。Steam Deck・ROG Ally・Switch 2を持ち歩く場合は、まず純正充電器か信頼できるモバイルバッテリーを用意することを基本にしてください。
そのうえで、荷物を減らしたい、電源コンセントが見当たらず共用USBポートしか使えないといった場面では、次に紹介するデータ通信を遮断できるケーブルが選択肢になります。
新製品データ通信を遮断できるUSB-Cケーブル「500-USB108」
サンワサプライは2026年9月2日、データ通信を物理的に遮断できるUSB-Cケーブル「500-USB108BK」「500-USB108W」を発表しました。USB-Cケーブルにデータブロッカー用のアダプタを取り付けると、内部のデータ通信用ピンが遮断され、電力供給のみが行われる仕組みです。アダプタを外せば、最大480Mbpsでデータ通信ができる通常のUSB-Cケーブルとして使えます。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 価格 | 1,436円(税抜) | 2026年9月2日発表 |
| USB-C接続時の給電 | USB PD最大60W(20V/3A) | データブロッカー装着時も給電は可能 |
| Type-Aアダプタ使用時 | 最大15W(5V/3A) | USB-A給電ポート向け |
| データ通信速度 | 最大480Mbps | データブロッカーを外した状態 |
| ケーブル長 | 約1m | – |
出典:サンワサプライ株式会社 プレスリリース(2026年9月5日確認)
携帯機で検証Steam Deck・ROG Ally・Switch 2でこのケーブルは足りるか
「500-USB108」のUSB-C接続時の給電上限はPD最大60Wです。この上限が、携帯ゲーム機3機種の純正充電器と比べてどうなるかを整理します。
※各機種の純正充電器のW数は、当サイトの「UGREEN PB205レビュー」で確認済みの公式仕様にもとづきます。本体側の実消費電力は機種・負荷によって変動するため、60W前後のケーブル・充電器を使う場合は数値上のギリギリを狙わず、余裕を持った選択をおすすめします。
まとめ買いデータブロッカー付きケーブルが気になったら
共用USBポートを使う機会が多い人、出張や旅行でホテル・空港の充電スタンドをよく使う人には、電源として使うときだけデータ通信を遮断できる「500-USB108」のような製品が選択肢になります。Steam Deck・Switch 2であれば純正充電器と同等以上の給電が見込め、ROG Allyでも通常利用の範囲では大きな支障はないと考えられます。
まとめまとめ|まず電源直挿し、共用USBは対策してから
公共USB充電のリスクは、USBケーブルが電源とデータの両方のピンを兼ねていることに起因します。すべての公共USBポートが危険なわけではありませんが、確実な対策は自分のACアダプターかモバイルバッテリーを使い、他人の機器を経由しないことです。
それでも共用USBポートを使わざるを得ない場面では、データ通信を物理的に遮断できるケーブルが現実的な選択肢になります。サンワサプライの「500-USB108」はUSB-C接続時にPD最大60Wまで対応しており、Steam Deck・Switch 2の純正充電器と同等以上、ROG Allyでもおおむね近い水準で充電できます。
まずはACアダプター・モバイルバッテリーが基本、共用USBを使うならデータブロッカー付きケーブルを検討しましょう。


