Windows 11 KB5124010でWARDOGSがWD-L020|更新後に起動しない時の見分け方と対処【2026年9月】

Windows 11 KB5124010でWARDOGSがWD-L020|更新後に起動しない時の見分け方と対処【2026年9月】

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Windows Update / 2026年9月22日公開(KB5124010) / Team17確認状況:2026年9月23日時点
Windows 11 KB5124010でWARDOGSがWD-L020
更新後に起動しない時の見分け方と対処
2026年9月22日に配信されたWindows 11のプレビュー更新「KB5124010」を適用した環境で、100人対戦FPS『WARDOGS』がエラー「WD-L020」を表示して起動できなくなる報告が出ています。開発元Team17は9月23日、この更新との「潜在的な互換性問題」を確認したと発表しました。ただしWD-L020自体はKB5124010の配信より前から存在する既知のエラーコードでもあり、原因を一括りにはできません。発生したタイミングでの見分け方と、更新プログラムを削除する場合の注意点を整理します。
Team17がKB5124010との互換性問題を確認WD-L020は更新前から存在する既知エラー削除できない場合は無理なDISM操作をしない

出典:Team17公式Steamサポートスレッド(2026年9月23日)、Microsoft公式「KB5124010」サポートページ、Microsoft Learn「Update release cycle for Windows clients」、Windows Insider Blog(2026年9月10日)、WARDOGS Steam公式ストアページ、Microsoft公式「Windows Updateをアンインストールする方法」、EA公式フォーラム「BFComms 1.4.3.0 Known Issues」(2026年9月17日)(いずれも2026年9月25日確認)にもとづきます。

Windows Updateの直後から『WARDOGS』が起動しなくなり、「WD-L020」というエラーが表示される。9月下旬にこの症状を報告するプレイヤーが増えています。

WARDOGSの発売元Team17は2026年9月23日、Windows 11向け更新プログラム「KB5124010」との「潜在的な互換性問題」を確認したと公式Steamサポートスレッドで発表しました。KB5124010をロールバックすると起動できるようになる場合があるとしています。

ただし、ここで注意したいのは「WD-L020が出たら必ずKB5124010が原因」というわけではない点です。KB5124010が一般配信されるより前の9月11日時点でも、WARDOGSではWD-L020の報告が既に出ていました。9月22日以降に突然起動しなくなったPCではKB5124010を最優先で確認する価値がありますが、それ以前からWD-L020が出ているPCや、KB5124010を導入していないPCでは原因を分けて考える必要があります。

目次

要点先に結論だけ押さえる

更新の中身KB5124010とは何か

KB5124010は、Microsoftが2026年9月22日にWindows 11 24H2・25H2向けに公開した累積更新プログラムです。適用後のOSビルドは24H2で26100.9550、25H2で26200.9550になります。

重要なのは、KB5124010が毎月恒例のセキュリティ更新(Patch Tuesday)ではなく、「オプションの非セキュリティプレビュー更新」に分類される点です。Microsoft公式の説明によると、この種類の更新は毎月第4火曜日に公開され、翌月の月例セキュリティ更新に含まれる内容を前もって検証する目的で提供されます。

KB5124010にはFile Explorerのプレビューウィンドウ改善、Bluetoothの接続安定性向上、タッチパッドの新しいジェスチャー、カメラが一部アプリで停止する問題の修正、「ファイル履歴」のバックアップ失敗の修正など、多数の改善が含まれています。WARDOGSを起動するためだけにKB5124010を削除すると、これらの修正も同時に元へ戻る点は覚えておく必要があります。

公式見解Team17がKB5124010との互換性問題を確認

Team17は2026年9月23日、公式Steamサポートスレッドで、最近WD-L020が発生するようになったプレイヤーについて調査した結果、「a potential compatibility issue related to the latest Windows 11 update, KB5124010」(最新のWindows 11更新KB5124010に関連する潜在的な互換性問題)を確認したと発表しました。

この表現からも分かるとおり、Team17は原因を完全に特定したとは説明していません。あくまで「潜在的な」互換性問題という段階であり、「KB5124010がアンチチートを誤検知させている」「Windowsがアンチチートの通信をブロックするようになった」といったところまで断定するのは避けた方がよいでしょう。

WARDOGSはSteam公式ストアページで「Uses Kernel Level Anti-Cheat」と明記され、アンチチートには「Elytra」が採用されています。カーネルレベルのアンチチートはWindowsの低いレイヤーで動作するため、Windows側の変更と衝突すると、ゲーム本体より先に起動処理が止まることがあります。ただし、KB5124010のどの変更がElytraへ影響しているのかは、Team17・Microsoftのどちらからも具体的に公表されていません。

見分け方WD-L020はKB5124010以前から存在する既知エラー

今回の問題で重要なのは発生したタイミングです。WARDOGSでは、KB5124010が一般配信されるより前の2026年9月11日時点でも、WD-L020の報告がSteamコミュニティに出ていました。当時はElytraアンチチートの修復や、旧Playtest版のアンインストール、Steamのバックグラウンドプロセスのクリアといった対処法が試されていましたが、それでも改善しなかったケースがあります。Team17自身も、KB5124010問題より前から複数の起動エラーコード(WD-L004・WD-L006・WD-L007・WD-L010・WD-L014・WD-L020など)について調査を続けていました。

したがって、WD-L020というエラー番号だけでは原因を断定できません。「9月21日までは普通にプレイできていたのに、Windows Update後から突然WD-L020が出るようになった」という場合はKB5124010との関連をかなり疑いやすくなりますが、以前からWD-L020が出ているPCや、KB5124010を導入していないPCでは、後述する別の切り分けが必要です。

確認自分のPCにKB5124010が入っているか確認する

Windows 11の「設定」から「Windows Update」を開き、「更新の履歴」に「KB5124010」があれば、今回問題になっている更新プログラムがインストールされています。WindowsキーとRキーを押して「winver」と入力し、Windows 11 24H2で26100.9550、25H2で26200.9550と表示されていれば、KB5124010が適用された状態です。

KB5124010は9月22日に突然初めて登場したわけではありません。Microsoftは9月10日の時点で、Windows InsiderのRelease PreviewチャネルへKB5124010の元となるビルド(26100.9539/26200.9539)を先行配信していました。Windows Insiderプログラムに参加している環境では、一般配信よりも前からこの互換性問題に遭遇していた可能性があります。

「入れた覚えがない」のに入っている場合もある

Windows 11には「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを取得する」という設定があります。Microsoft公式によると、これをオンにしていると、セキュリティ以外の更新や機能改善についても利用可能になり次第優先して受け取るようになります。プレビュー版を自分で選んだ覚えがなくても、この設定がオンならKB5124010が入っている可能性があるため、更新の履歴は確認しておいた方がよいでしょう。

対処Team17が案内する暫定策とその限界

Team17は、修正版を待ちたくない場合の暫定策としてKB5124010のロールバックを案内しています。Windows 11の「設定」から「Windows Update」を開き、「更新の履歴」の画面下部にある「更新プログラムをアンインストールする」からKB5124010を選んでアンインストールし、PCを再起動してWARDOGSを起動します。Microsoft自身も、最近インストールした更新で問題が起きた場合はこの方法でアンインストールできると案内しています。

ただしTeam17も、この対処を「may allow you to launch the game again」(起動できるようになる場合がある)という表現にとどめています。すべてのWD-L020がKB5124010によるものではないため、アンインストールすれば必ず直るわけではありません。また、Team17の通常の案内としては、セキュリティ上の理由からWindowsを最新の状態に保つことが推奨されている点も踏まえておく必要があります。

削除できない場合KB5124010を削除できない時は無理なDISM操作をしない

Microsoft公式は、更新プログラムの中には通常の手順ではアンインストールできないものもあると説明しています。KB5124010がこの状態に当てはまり、Windows Updateの画面からアンインストールできない場合、この状態でWARDOGSをプレイするためだけに、コマンドラインツールでのパッケージ強制削除やOSのクリーンインストールといった手段へ進むのはおすすめできません。特にメインPCで仕事や他のゲームにも使用している場合、1本のゲームを起動するためだけにWindows環境全体へ大きな変更を加えるメリットは小さいでしょう。KB5124010をそのままにしてWARDOGS側の修正を待つ方が安全な選択です。

KB5124010を削除できた、あるいは元々導入していないにもかかわらずWD-L020が出る場合は、今回のWindows Update問題とは別の原因である可能性があります。その場合はSteamでのゲームファイル検証、GPUドライバーの更新、ゲームフォルダ内のElytraセットアップからのRepair実行という順番で切り分けてください。Windows Insiderビルドを使用している場合は標準ビルドへ戻すこと、Hyper-V・Windows Sandbox・WSL2・Virtual Machine PlatformなどWindowsの仮想化機能との関係も、Team17が案内する確認項目に含まれています。これらを一度に全て無効化するのではなく、KB5124010との関連を最初に確認し、それで改善しなければ次の原因へ進む方が、何が効いたのか判断しやすくなります。

比較Battlefield 6でも同じ系統の更新で問題が起きていた

今回の問題を考えるうえで参考になるのが『Battlefield 6』の事例です。KB5124010の元となるビルド(26100.9539/26200.9539)は、9月10日からWindows InsiderのRelease Previewチャネルへ配信されていました。このプレビュー環境では、Battlefield 6が使用するアンチチート「Javelin」でも互換性問題が発生していました。

EAは公式フォーラムで9月17日に公開した告知で、Javelinチームが新しいバージョンを配信し、それまで非対応だったWindows Insiderビルドに対応するようになったと説明しています。つまりBattlefield 6側は、KB5124010が一般ユーザー向けに公開される前の段階で、アンチチート側の対応を終えていたことになります。

ここがWARDOGSとの大きな違いです。2026年9月25日時点で、KB5124010向けの修正版がWARDOGSの公式Steam告知に掲載されたことは確認できておらず、Team17のサポートスレッドでは引き続き調査中とされています。アンチチートごとに対応状況が異なるため、Battlefield 6が正常に起動するPCであっても、「KB5124010はほかのゲームに影響しない」と判断することはできません。

Q&Aよくある質問

WD-L020が出たら必ずKB5124010が原因ですか
いいえ。WD-L020はKB5124010が一般配信される前の9月11日時点でも報告されていた既知のエラーコードです。9月22日以降に突然発生した場合はKB5124010との関連を疑う価値がありますが、それ以前から出ている場合や、KB5124010を導入していない場合は別の原因を疑う必要があります。
KB5124010を削除すれば必ず直りますか
直るとは限りません。Team17自身も「起動できるようになる場合がある」という表現にとどめています。すべてのWD-L020がKB5124010によるものではないため、削除後も改善しない場合はElytraの修復やGPUドライバー更新など、別の原因を切り分けてください。
KB5124010を削除できない場合はどうすればいいですか
Microsoft公式も、一部の更新プログラムは通常の手順でアンインストールできないと説明しています。WARDOGSを起動するためだけにWindowsのパッケージを強制削除したりクリーンインストールしたりするのはおすすめできません。KB5124010をそのままにして、Team17からの公式な修正を待つ方が安全です。
WARDOGSをプレイしていなければKB5124010は削除しなくていいですか
はい。今回の報告だけを理由に削除する必要はありません。KB5124010にはFile Explorerやカメラ、ファイル履歴の不具合修正など、Windows側の改善も含まれています。WARDOGSをプレイしていても正常に起動している場合も、先回りして削除する必要性は低いでしょう。

総括まとめ|エラーコードだけで判断せず発生タイミングを確認する

Windows 11向けプレビュー更新KB5124010を適用した一部環境で、WARDOGSがWD-L020エラーによって起動できなくなる問題が発生しています。Team17はKB5124010との潜在的な互換性問題を確認し、調査を進めています。暫定策としてKB5124010のロールバックも案内されていますが、WD-L020自体はKB5124010の一般配信より前から存在するエラーコードであり、「WD-L020イコールKB5124010」と考えるのは早計です。

結論

9月22日前後のWindows Updateを境に突然起動しなくなったかどうかを、まず確認してください。KB5124010が入っているなら「Windows Update→更新の履歴」で確認し、Team17の案内に従ってアンインストールする方法があります。削除できない場合は、WARDOGSを起動するためだけにDISMなどでWindowsを強制的に変更するより、公式修正を待つ方が安全です。同系統のWindows InsiderビルドではBattlefield 6のJavelin Anticheatが先に対応を終えており、アンチチートごとに対応タイミングが異なる点も踏まえておくとよいでしょう。

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