Razer Hammerhead V3 Chroma発表|USB-C有線イヤホンはPC・携帯機で使えるか【2026年11月】
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USB-C専用の有線イヤホンは、PCと携帯機で使えるか
出典:Razer公式ニュースルーム「Immersive Sound. Bold Style. – Razer Unveils the Hammerhead V3 Chroma」(2026年11月5日)、Razer Japan「有線イヤホン『RAZER HAMMERHEAD V3』新色ホワイトの国内発売決定」(2026年1月22日)
スマホやタブレットで、有線イヤホンを挿したまま横持ちすると、端子から真っすぐ出るプラグが手のひらに当たります。Razerが2026年11月5日に発表した「Razer Hammerhead V3 Chroma」は、この問題を90°に曲がったUSB-Cコネクターで解くUSB-C有線ゲーミングイヤホンです。
Razerが「対応する」と案内するUSB-C機器(スマホ・タブレット・携帯機・PC)なら、プラグを挿すだけで使えます。ノイズキャンセリング(ANC)は周囲の音を拾うマイクで逆位相の音を作るFeed-Forward方式で、ケーブル上のリモコンから音量と再生、ANCのオン・オフを操作できます。PCではRazer SynapseからTHX Surround Sound 7.1を有効にできます。
注意したいのは、接続がUSB-Cだけの点です。3.5mmジャックしかない機器には直接挿せず、USB-C端子の機器でも音声出力に対応しているかは機器ごとに確かめる必要があります。また、日本のRazer公式ストアでの価格は14,280円(税込)で、通常版V3(7,980円)より6,300円高くなります。購入の判断は、手持ちの機器の端子と、ANC・RGBに6,300円を足す価値があるかどうかで分かれます。
目次
要点発表された内容は5つ

接続はUSB-Cの有線で、ANC・11mmダイナミックドライバーと6mmツイーターのデュアル構成・90°コネクター・IPX4防水・左右のイヤホンのChroma RGBを備えます。PCではTHX Surround Sound 7.1を使えます。
| 項目 | 公式発表の内容 |
|---|---|
| 接続 | USB-C有線。スマホ・タブレット・携帯機・PCに対応 |
| ノイズキャンセリング | Feed-Forward ANC |
| ドライバー | 11mmダイナミック型+6mmツイーター |
| コネクター | 90°のUSB-C。横持ちで手のひらに当たりにくい形 |
| 操作 | インラインリモコンで音量・再生・ANCの切り替え。全指向性マイク内蔵 |
| 音の設定 | Gaming・Music・Movies・Callsのプリセットとカスタムイコライザー。PCではTHX Surround Sound 7.1 |
| サイズ・電気仕様(中国公式) | ケーブル1.2m・重量27.1g・周波数特性20Hz〜28kHz・インピーダンス32Ω |
| 耐水 | IPX4(汗・雨・水しぶき) |
| ライティング | 左右のイヤホンにChroma RGB。1,680万色 |
※Razer公式ニュースルームの発表(2026年11月5日)の記載です。「サイズ・電気仕様」の行だけはRazer中国の公式製品ページの値で、日本向けの仕様とは限りません。ANCの減衰量は公開されていません。「遅延ゼロ」はメーカーの表現で、測定値ではありません。
携帯機90°のUSB-Cコネクターが効くのは横持ちの機器

一般的な有線イヤホンのプラグは機器から真っすぐ突き出るため、横持ちのとき手のひらに当たります。Chromaのコネクターは機器の側面に沿って寝る形で、スマホ・タブレット・携帯機の端子に挿して使います。
効果が出やすいのは、横持ちで握る位置の近くに端子がある機器です。横画面で遊ぶスマホやタブレットがこれに当たります。Steam DeckやROG Allyのように端子が本体の上面にある携帯機では、グリップに当たる心配は少なく、ケーブルを上に逃がして取り回しをそろえる使い方になります。PCの背面や前面に挿す使い方では、曲がった形のメリットはあまりありません。
ここで確かめておきたいのは、自分の機器の端子まわりの形です。ケースやグリップを付けていると、90°のプラグが入りきらないことがあります。発表では「対応する機器」としか書かれておらず、機種ごとの動作は案内されていません。
違い通常版V3との違いは接続とANC
2025年に出た通常版の「Razer Hammerhead V3」は、3.5mmプラグでアナログ接続し、付属のUSB-C DACアダプターでUSB-Cにもつなぐ構成です。国内の希望小売価格は7,980円(税込)で、ホワイトは2026年1月30日に発売されました。Chromaは本体のコネクター自体がUSB-Cで、ここが最大の違いです。
| 項目 | Chroma | 通常版V3 |
|---|---|---|
| 接続 | USB-C(90°コネクター) | 3.5mmプラグ+USB-C DACアダプター |
| ドライバー | 11mm+6mmツイーター | 11mmダイナミック型 |
| ノイズキャンセリング | Feed-Forward ANC | 公式の特徴欄に記載なし |
| リモコン・マイク | インラインリモコン(ANC切り替え対応)・全指向性マイク | インラインマイク&リモコン |
| PCのサラウンド | THX Surround Sound 7.1(Synapse) | 7.1 THXサラウンド(Synapse) |
| ライティング | Chroma RGB | 記載なし |
| 国内価格 | 14,280円(税込・Razer公式ストア) | 7,980円(税込・希望小売価格) |
※Chromaの価格は2026年11月6日時点のRazer公式ストア(日本)の表示です。通常版V3はRazer Japanの発表(2026年1月22日)の記載です。同じ表の「記載なし」は、公式の発表文・特徴欄に出てこないという意味で、機能が無いと断定するものではありません。
3.5mmジャックの機器でも使える通常版V3は、1本でスマホ・PC・古いゲーム機をまとめて使える柔軟さがあります。ChromaはUSB-C機器に割り切った代わりに、ANC・ツイーター・RGBが加わった構成です。
比較USB-Cの有線イヤホンと比べる
USB-C接続の有線ゲーミングイヤホンは、数千円から選べます。ANCが目当てなら、2,970円のSudio V3 Proが同じUSB-C有線でANCを備えています。10mmダイナミックドライバーで、インラインリモコンとマイクが付きます。ChromaのANCの効きは、実機の評価が出るまで比べられません。
手元で3.5mmとUSB-Cを両方使うなら、USB-C変換アダプターが付属するLogicool G333(5.8mm+9.2mmのデュアルドライバー)も選べます。ANCは無く、3.5mmプラグを基本にした構成です。通話の声を重視するなら、着脱式ブームマイク付きのSteelSeries Tusqも選べます。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
確認買う前に確かめたい4点
- USB-C端子の携帯機・スマホを横持ちで長く遊ぶ
- 電車や自室で周囲の音を減らしてゲームに集中したい
- PCではSynapseでサラウンドやイコライザーを使いたい
- 充電やペアリングの手間がない有線にしたい
- 3.5mmジャックだけの機器には直接挿せない
- 通常版V3より6,300円高い14,280円
- ケースやグリップ付きの機器では挿さるか確認が要る
- ANCやRGBの電源をどこから取るかは発表に記載がない
1つ目は、使う機器のUSB-C端子から音声が出せることです。機器によってUSB-C端子の音声出力の対応は異なるので、使う機器の仕様で確かめます。2つ目は、PCのUSBポートに挿したときのSynapseの動作です。THX Surround Sound 7.1とプリセットの設定にはSynapseが要ります。
3つ目は、ANC・RGBを使ったときの機器の電池への影響です。Razerは無線のバッテリー負担がないと案内していますが、有線のイヤホン側の電力をどこから取るかは書いていません。携帯機で長時間使うなら、実機のレビューで確認したい点です。4つ目は、購入先です。Razer公式ストアのほか、国内の正規販売店の在庫と保証を比べて選びます。
まとめまとめ|USB-C機器で使い、ANCと横持ちの楽さを取る人向け
Hammerhead V3 Chromaは、USB-C機器で使う前提のANC付き有線ゲーミングイヤホンです。90°コネクターは横持ちのスマホ・タブレットで効き、PCではSynapseでサラウンドと音質を調整できます。
3.5mmの機器も使うなら通常版V3(7,980円)、ANCだけを安く試すならSudio V3 Proが候補です。Chromaは14,280円なので、ANCとRGBを使うかどうかで通常版V3との選び分けになります。




