Elgato Wave GoはPC配信に使える?17,980円のワイヤレスマイクとDJI Mic Mini 2・2Sの違い【2026年10月】
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17,980円のワイヤレスマイクをDJI Mic Mini 2・2Sと比べて選び分け
ゲーム配信用のマイクとスマホ動画用のマイクを別々にそろえると、置き場所もお金も二重にかかります。Elgatoが2026年10月13日に発表した同社初のワイヤレスマイク「Wave Go」は、服に付けるピンマイクと手持ちマイクを切り替えられ、USB-CのレシーバーをPCにもスマホにも挿せる製品です。
PC配信には使えます。レシーバーをPCのUSB-C端子に挿し、配信ソフトでマイクとして選べば声が入り、Windows 11以降・macOS 15以降ならElgatoのミキサーソフトWave Linkで、反響や背景ノイズを抑えるVoice Focusも使えます。ただ、同じくUSB-Cで直挿しできるDJI Mic Mini 2(1TX+モバイルRX+充電ケース)はDJI公式ストアで8,580円で、Wave Goの17,980円との差は9,400円です。その差で手に入るのは、主に手持ち用のSmart Handleと、Wave Link・Stream Deckとの連携です。
反対に、Wave GoはLightning端子のiPhone、一眼・ミラーレスカメラへの直結、マイク本体への録音には対応しません。2台目のマイクを足しても、2人の声は1本のモノラル音声に混ざります。机に座って配信するだけなら、今の据え置きマイクから替える理由は大きくありません。
目次
結論先に結論|Wave GoはPC配信と手持ち撮影を1台で済ませたい人向け
- ゲーム配信に加えて、スマホで撮影やインタビューもする
- 屋外で手持ちマイクとして使いたい(Smart Handleが付属)
- PCでWave LinkやStream Deckを使っている
- スマホがUSB-C端子の機種
- 価格を抑えたい、Lightning端子のiPhoneで使う → DJI Mic Mini 2
- 対談を2人別々の音声で録りたい → DJI Mic Mini 2
- 予備録音が欠かせない → DJI Mic Mini 2S
- 机に座った配信だけ → 今の据え置きマイクのまま
価格Wave Goの価格と同梱物|17,980円に手持ち用ハンドルまで入る

国内のElgato公式ストアでの表示価格は17,980円です。2026年10月14日時点の購入欄には「まもなく発送」と10月22日のお届け予定が出ていますが、これはストアの配送予定で、量販店を含めた国内の発売日ではありません。Elgatoは10月13日から40以上の国と地域の公式ストアで販売を始め、正規販売店にも順次広げるとしています。米国での価格は99.99ドルです。
基本セットには、トランスミッター(TX)1台、USB-Cレシーバー(RX)、Smart Handle、キャリングケース、マグネットプレート、マグネットクリップ、ファー付きウインドスクリーン2個、トラベルポーチ、USB-C充電ケーブルが入ります。服に付けるときはTXをクリップかマグネットで留め、手持ちで使うときはTXをSmart Handleに差し込みます。
| 製品・構成 | 国内公式ストアの表示価格 |
|---|---|
| Elgato Wave Go(基本セット) | 17,980円 |
| Wave Go 追加トランスミッター | 5,280円(Wave Goとの同時購入時は2,640円) |
| DJI Mic Mini 2 1TX+1モバイルRX+充電ケース | 8,580円 |
| DJI Mic Mini 2 2TX+1モバイルRX+充電ケース | 11,550円 |
| DJI Mic Mini 2S 1TX+1モバイルRX+充電ケース | 14,300円 |
| DJI Mic Mini(初代・1TX+1RX) | 7,040円 |
2人で使う場合、Wave Goは基本セットと追加TXを同時購入すると合計20,620円、DJI Mic Mini 2の2TXセットは11,550円です(価格は2026年10月14日時点の各社公式ストアの表示)。
PC配信PC配信で使う手順|Windows 11ならWave LinkとVoice Focusまで使える

PCで使う手順は3つです。OBS StudioやDiscordなど、いつもの配信・通話アプリからそのままマイクとして選べます。
- PCのUSB-C端子にレシーバーを挿す(レシーバーは自動で電源が入る)
- TXのボタンを2秒長押しして電源を入れる
- 使うアプリのマイク設定でWave Goを選ぶ。Wave Linkを使う場合は先にインストールし、起動後の設定ガイドに沿って進める
Wave Linkは、ゲーム音・ボイスチャット・BGMなどの音量をまとめて扱うElgatoの無料ミキサーソフトです。Wave GoをWave Linkにつなぐと、音声の振り分けやエフェクトをStream Deckから操作でき、室内で入りやすい反響や背景ノイズを抑えるVoice Focusも使えるようになります。Voice Focusは、対象外のマイクに使う場合は単体のプラグインとして49.99ドルで売られている処理です。Stream Deckと組み合わせた配信の操作はStream Deck完全ガイドで扱っています。
配信中に便利なのは、TXのボタンを1回押すとミュートでき、TXとレシーバーのLEDが赤く点灯して状態が分かる点です。咳払いのたびにPCの画面へ手を伸ばさずに済みます。ノイズキャンセルはレシーバーのボタンでオン・オフし、強さ(オフ・低・中・高)はスマホのWave Goアプリで選びます。入力レベルは自動調整(Auto Gain)が初期設定で、手動に切り替えるとアプリで6段階から選べます。
交通音や人の声が多い場所では、Auto Gainが声と一緒に背景音も持ち上げることがあります。背景音が気になるときはAuto Gainをオフにし、低めの手動ゲインから声が聞き取れる音量へ調整します。ノイズ抑制は低から試し、中・高へ上げるたびに声の自然さを録音して確かめてください。高にすると声にも処理感が出ることがあります。屋外や扇風機の風が当たる場所では、まず付属のウインドスクリーンを付けます。
音の傾向はElgato公式の音声比較(「Hear the difference」のMic 1/Mic 2)で試聴できます。Mic 1は机上のShure SM7B、Mic 2は服に付けて本体の音声処理を使ったWave Goで、同じ文章を収録したメーカーの比較です。DJI Mic Mini 2との音質差や、配信する部屋の打鍵音・反響を判断する材料にはなりません。配信前には、実際の部屋で話しながらキーボードを打って短く録音し、声の聞き取りやすさと背景音を確かめてください。
公式の接続要件はUSB-Cポートです。USB-A端子しかないPCで変換アダプターを介す使い方は、公式の要件に入っていません。Wave LinkはWindows 11以降(macOSは15以降)が要件のため、Windows 10のPCでVoice FocusやStream Deck連携を使うつもりなら、OSの更新が先になります。
無線の公称遅延は24ms以下です。これはマイク側の値で、PCや配信ソフトの処理を含めた全体の遅れではありません。顔出し配信で口の動きと声がずれて見えるときは、OBSの「オーディオの詳細プロパティ」にある同期オフセットで映像と音を合わせます。
スマホスマホ撮影と兼用するときの注意|Lightning・一眼カメラ・本体録音は対象外

レシーバーは1つなので、PCとスマホで同時には使えません。配信が終わったらPCから抜き、スマホのUSB-C端子に挿し替える使い方になります。スマホではTXのボタンを2回押すと、対応するカメラアプリで録画を始められます。
注意したいのは、Wave Goが対応しない使い方です。
- Lightning端子のiPhoneでは使えません。USB-C端子を持つiPhone 15以降やAndroidスマホが対象です。
- 一眼レフ・ミラーレスカメラへの直結は想定していません。USB-Cのスマホやパソコンで使う製品です。
- マイク本体への録音はできず、音声はスマホやPCに送って録ります。予備録音が欠かせないなら、本体録音に対応する製品を選びます。
スマホで長く撮るときは、レシーバーの充電用ポートから最大5Wをスマホへ流せます。スマホを充電する、または電池の減りを抑える程度の電力で、USB PDには対応しません。
比較DJI Mic Mini 2・2Sとの違い|差額9,400円で変わるのはハンドルとPC連携

比べる相手は、DJI Mic Mini 2のうち、USB-Cでスマホ・PCに直接挿せるモバイルレシーバーのセットです。レシーバーの形がWave Goに近く、DJI公式ストアでは8,580円です。どちらもPCの外付けマイクとして使えるため、PCで使えるかどうかは選ぶ理由になりません。
| 項目 | Elgato Wave Go | DJI Mic Mini 2(モバイルRXセット) |
|---|---|---|
| 国内公式の表示価格 | 17,980円 | 8,580円 |
| 付属の持ち手・ケース | Smart Handle(手持ち化とTXの充電)、キャリングケース | 充電ケース |
| TXの重さ | 7g(プレート・クリップなし) | 約11g(マグネットクリップ・マグネットなし) |
| TXの駆動時間(公称) | 約8時間 | 約11.5時間(ノイズキャンセルオフなどの条件) |
| 伝送距離(公称) | 約30m | 最大300m(障害物のない開けた環境) |
| レシーバーの接続先 | USB-CのPC・Mac・スマホ・タブレット | USB-Cのスマホ・PC、Osmoシリーズのカメラ |
| Lightning端子のiPhone | 非対応 | 別売アダプターで対応 |
| 本体への録音 | 非対応 | 非対応(上位のMic Mini 2Sは対応) |
| 2台目のTXを足したとき | 2人の声がモノラル1本に混ざる | ステレオ(左右別)・モノラル・セーフティトラックを選べる |
| ノイズキャンセルの操作 | レシーバーのボタンでオン・オフ、強さはアプリ | レシーバーのスイッチでオフ・低・高 |
| PCで使うソフト | Wave Link(Voice Focus・Stream Deck連携) | OSの入力デバイスとして使用 |
DJI Mic Mini 2を選ぶ理由は、価格のほかに3つあります。1つ目は、Lightning端子のiPhoneでも別売のモバイルレシーバーアダプター(USB-C − Lightning)で使えること。2つ目は2台のTXをステレオで録れることで、対談を左右別のチャンネルに分けておけば、編集で片方の声だけ音量を変えられます。3つ目はカメラで、スタンダードレシーバーなら3.5mmの音声出力で一眼・ミラーレスにつなげます。
Wave Goを選ぶ理由は、Smart Handleで手持ちマイクに変えられることと、PCでWave Link・Voice Focus・Stream Deckとつながることです。TXは7gで、DJI Mic Mini 2のTX(約11g)より4g軽くなっています。
予備録音が必要なら、上位のDJI Mic Mini 2Sが候補です。TXに約14.5GBのストレージを持ち、24bitで最大約28時間、32bitフロートで約22時間を本体に録れます。1TX+モバイルRX+充電ケースのセットはDJI公式ストアで14,300円で、Wave Goより3,680円安い価格です。
初代DJI Mic Mini(1TX+1RX)は7,040円です。レシーバーは付属のケーブルやアダプターでPCにつなぎ、外付けマイクとして使えます。Lightning端子のiPhoneでは別売のLightningアダプターが必要です。
電池長時間配信で見る電池の条件|48時間はハンドルの充電を足した合計
Wave GoのTXは1回の充電で約8時間使えます。Elgatoが示す「最大48時間」は、Smart Handleに入れて充電する分を足した合計で、服に付けたまま48時間続けて使えるという意味ではありません。
Smart HandleにTXを差し込むと、録音中でもTXを充電できます。ただしその間は手持ちマイクの形になるため、服に付けて話し続ける配信では、約8時間ごとに充電の時間が要ります。急ぐときは約10分の充電で約1時間使え、満充電まではTXが約1.5時間、Smart Handleが約2.5時間です。キャリングケースをUSB-C電源につなげば、まとめて充電できます。
DJI Mic Mini 2のTXは公称約11.5時間ですが、ノイズキャンセルをオフにし、スタンダードレシーバーをカメラにつないだ条件での値です。測定条件が違うため、3.5時間の差がそのまま実際の使用時間の差になるとは言えません。
用途別用途別の選び方|兼用・机上配信・カメラ撮影・予備録音で分ける
| 使い方 | 合う選択 |
|---|---|
| PC配信とスマホ撮影を兼ね、手持ちのインタビューもする | Wave Go。Smart Handleが付属し、PCではWave Linkと連携できます。 |
| 机に座ったゲーム配信だけ | 今の据え置きマイクのまま。買い替えるなら据え置き型のUSBマイクから選びます。 |
| 一眼・ミラーレスカメラでも撮る | DJI Mic Mini 2のスタンダードレシーバー。3.5mmでカメラにつなげます。 |
| 声の予備録音が欠かせない | DJI Mic Mini 2S。TXの中にも録音が残ります。 |
| 対談を2人別々の音声で録りたい | DJI Mic Mini 2。ステレオ収録で左右に分けられます。 |
| Lightning端子のiPhoneで使う | DJI Mic Mini 2。別売のアダプターで接続します。 |
机上配信だけの人にとって、服に付けるマイクの利点は、体を動かしても口との距離が変わりにくく、マイクアームが画面に映らないことです。一方で、Wave GoもDJI Mic Mini 2も全指向性(無指向性)で、特定の方向の音を拾わないようにする作りではありません。キーボードの打鍵音や部屋の反響は、ノイズキャンセルやVoice Focusで抑える前提になります。
マイクを机に固定できる環境なら、据え置き型のUSBマイクから選ぶほうが目的に合います。約3万円クラスの候補はロジクールYETI 2と旧Yeti・VOXARAの比較、オーディオインターフェースまで含めた組み方はゲーミングマイク・オーディオインターフェース構築ガイドで比べられます。
確認点注文前に確かめる4つのこと
- PCの端子とOS:USB-C端子があるか。Wave Linkを使うなら、Windows 11以降かmacOS 15以降か。
- スマホの端子:USB-C端子の機種か。Lightning端子のiPhoneでは使えません。
- Wave Goアプリ:ノイズキャンセルの強さや手動ゲインはアプリで設定します。2026年10月14日時点の公式ページでは、Android版は8.0以降に対応、iOS版はAppleの審査中と表示されています。マイクとしての基本の使い方は、レシーバーを挿してTXの電源を入れる手順で済みます。
- 2台目のTX:追加TXはWave Goとの同時購入時に2,640円です。単独購入時の表示価格は5,280円です。2人の声はモノラルに混ざるため、別々に録りたいならDJI Mic Mini 2のステレオ収録を選びます。
配信の始め方そのものから組み立てるなら、PCゲーム配信の始め方に機材とOBS設定の全体像があります。
出典:CORSAIRプレスリリース(Wave Go発表)/Elgato公式(Wave Go)/Wave Go ユーザーマニュアル/Elgato公式(Voice Focus)/DJI公式ストア(DJI Mic Mini 2)/DJI公式(DJI Mic Mini 2 よくある質問)/DJI公式(DJI Mic Mini 2 仕様)/DJI公式ストア(DJI Mic Mini 2S)/DJI公式ストア(DJI Mic Mini)/DJI Mic Mini ユーザーマニュアル。価格・配送予定・アプリの提供状況は2026年10月14日に各社の公式ページで確認した表示です。
おすすめ用途別の購入先
兼用と手持ち撮影が目的ならWave Go、価格・ステレオ収録・Lightning対応を優先するならDJI Mic Mini 2、予備録音が要るならMic Mini 2Sです。初代Mic Miniは、いちばん安く始められる構成です。
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※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
まとめまとめ|PC配信とスマホ撮影を兼ねるならWave Go、机上配信だけなら急がない
Wave GoはPC配信にそのまま使えるワイヤレスマイクで、Smart HandleとWave Link連携の分だけDJI Mic Mini 2より高い製品です。Lightning端子のiPhone、一眼カメラへの直結、本体録音、2人の別トラック収録が必要な人には向きません。
ゲーム配信に加えてスマホで撮影やインタビューもする、Wave LinkやStream Deckを使っている、という人ならWave Goは候補になります。価格を抑えたい、2人を別々に録りたい、Lightning端子のiPhoneで使うならDJI Mic Mini 2、予備録音が要るならMic Mini 2Sを選びます。机に座って配信するだけなら、今のマイクを使い続けて困ることはありません。





