『Project Gears』はどんなゲーム?回転数を上げるほど燃料が減る「ベルトドライビング」|最低GTX 750 Ti・容量1GB

『Project Gears』はどんなゲーム?回転数を上げるほど燃料が減る「ベルトドライビング」|最低GTX 750 Ti・容量1GB

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PCゲーム情報 / 2026-09
『Project Gears』はどんなゲーム?
回転数を上げるほど燃料が減る「ベルトドライビング」、PC版は最低GTX 750 Ti・容量1GB
東京ゲームショウ2026で試遊出展された『Project Gears』は、胸にエンジンとモーターを埋め込まれた2人の少女が主人公のPC向けアクションです。走って殴るほど回転数とギアが上がり、そのぶん燃料や電力が減っていきます。燃料切れがそのまま死になるルールと、PC版の軽い必要スペックを整理します。
発売日・価格は未発表最低GTX 750 Ti・推奨GTX 1060日本語字幕対応・ストレージ1GB

『Project Gears(プロジェクト ギアーズ)』は、Three Gears(スリーギアーズ)が開発し、カプリノ株式会社のゲームパブリッシングブランドSwaps4 Productions(スワップスフォー)が発売するPC(Steam)向けアクションゲームです。1990年代の日本アニメを思わせるキャラクターと、初代PlayStationのようなローポリゴン表現が目を引きますが、中身はかなり変わっています。

主人公はレシプロエンジンを胸に埋め込んだ「エンジンハート」と、モーターを埋め込んだ「モーターソウル」の2人です。走ったり殴ったりするほどエンジン回転数(RPM)とギアが上がり、そのぶん燃料・電力を多く使います。燃料が尽きて胸の機械が止まれば、それは死を意味します。

Steamに掲載されている開発中の画面には、回転数ごとに攻撃へかかる「ペナルティ倍率」や13種類のパーツ枠まで映っています。公式の説明文と画面の数値、TGS 2026の試遊レポートを突き合わせて、ゲームの仕組みと、手元のPCで動くかの判断材料をまとめます。

Steamストアページはこちらから確認できます

目次

要点まず押さえておきたいこと

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回転数とギアを上げて戦い、燃料切れで死ぬアクション。PC版はかなり軽い

『Project Gears』は、走行と攻撃でRPMとギアを上げながら街を進み、燃料・電力の残量がそのまま命になるシングルプレイ専用のアクションです。稼いだクレジットでパーツを買い、パワー重視か燃費重視かに組み替えられます。Steamの必要スペックは最低GTX 750 Ti・推奨GTX 1060 6GBで、ストレージは1GBです。2026年9月27日時点で発売日と価格は発表されていません。

概要Project Gearsは国内チーム開発のPC向けアクション

『Project Gears』のタイトル画面。エンジンハートとモーターソウルの2人が描かれ、ロゴの下にprototypeと表示されている
タイトル画面。ロゴの下には「prototype」の文字があり、開発中の画面であることが分かる(画像:Steamストアページ)

開発はThree Gears、発売はSwaps4 Productionsです。Swaps4はカプリノ株式会社が運営するブランドで、Steamでは『VTumbler』などのインディータイトルを手がけています。Steamのジャンル表記はアクション・アドベンチャー・レース・ストラテジーの4つで、シングルプレイ専用です。発売日は「近日登場」の表示のままで、価格も掲載されていません。

舞台は架空の「東海岸」です。出自も性格も異なるエンジンハートとモーターソウルが、最果ての約束の街「ニュー・エンゼルス」を目指して街から街へ走ります。2人はどちらも一度死んでおり、胸に機械を埋め込まれて生き返りました。走り続ける目的は復讐で、なぜ機械の心臓で改造されたのかという謎が物語の軸になります。

この設定は、そのままゲームのルールにつながっています。公式の説明では、胸のエンジンやモーターが止まれば2人は死ぬとされており、燃料・電力の残量が体力の役割を兼ねています。

仕組み「ベルトドライビング」は走るほど回転数が上がる戦闘

『Project Gears』の戦闘画面。右上にラップタイム、右下にギア数字入りのタコメーターと燃料計、左下に所持金が表示されている
戦闘中の画面。右上にラップタイム、右下にギア段数入りのタコメーターと「FUEL」ゲージが並ぶ(画像:Steamストアページ)

開発側は本作を、モータースポーツに着想を得た「ベルトドライビング」アクションと説明しています。ベルトスクロールアクションのように道を進みながら敵を倒していく作りに、レースゲームの要素を重ねた造語です。

中心になるのが回転数とギアです。公式の説明では、エンジンハートとモーターソウルは走り続け、殴り続けるほど回転数を上げ、ギアを上げていきます。Steamの画面を見ると、右下にタコメーターとギアの段数、燃料計が並び、右上にはラップごとのタイムが表示されています。画面の作りはアクションゲームというより、レースゲームに近いものです。

TGS 2026の試遊版では、ダッシュとシフトチェンジで移動速度を上げ、その勢いのまま敵を次々に倒していく操作になっていました。ドリフトも用意されており、曲がりながら強力な攻撃を出せます。

ただし、回せば回すほど燃料・電力の消費も増えます。立ち止まれば敵を倒すペースが落ち、飛ばしすぎれば燃料が尽きます。移動と戦闘が別々ではなく、アクセルの踏み方がそのまま戦い方になるのが本作の軸です。

回転数高回転は「速いが攻撃が落ちる」設計になっている

一般的なアクションゲームなら、スピードが上がった状態は単純に有利です。『Project Gears』は違います。Steamに掲載されたガレージ画面には、回転数1000rpmごとにかかる倍率が項目別に並んでおり、上がる項目と下がる項目がはっきり分かれています。

『Project Gears』のガレージ画面。エンジンハートのステータス一覧と、トランスミッションやターボチャージャーなどのパーツ枠が表示されている
エンジンハートのガレージ画面。左にステータス、右にパーツ枠が並ぶ(画像:Steamストアページ)

2人の画面に写っている主な数値を並べると、次のとおりです。スクリーンショット撮影時点の開発中の値で、装備しているパーツによっても変わるため、製品版の数値ではありません。

項目(画面の表記)エンジンハートモーターソウル
基本移動速度Base Movement Speed13.5km/h12.6km/h
回転数による移動速度倍率RPM Movement Speed Multiplier129.2%/1000rpm220%/1000rpm
回転数による攻撃速度倍率RPM Attack Speed Multiplier120%/1000rpm180%/1000rpm
回転数による攻撃ペナルティ倍率RPM Attack Penalty Multiplier120%/1000rpm180%/1000rpm
推進力Propulsion108.838.4
防御Defense50%40%

出典:Steamストアページに掲載された開発中のガレージ画面2枚から読み取った値です(2026年9月27日時点)。

項目名から読み取れるのは、回転数が上がると移動速度と攻撃速度に倍率がかかる一方で、攻撃と打撃の衝撃には「ペナルティ」の倍率がかかる、という関係です。高回転では速く動けて手数も増えますが、1発ごとの攻撃は弱くなる方向の設計と考えられます。倍率が具体的にどう計算されるのかは公表されていないため、ここまでが画面から言える範囲です。

2人の違いも数字に出ています。モーターソウルは回転数による速度の伸びと攻撃速度の伸びが大きい代わりに、攻撃ペナルティの倍率も大きく、推進力はエンジンハートの半分以下です。エンジンハートは推進力と防御が高く、回転数による変化が穏やかです。同じ回転数でも2人で動き方が変わる作りで、「エンジン車とEVの違い」を見た目だけでなく数値でも付けていることが分かります。

パーツ13のパーツ枠でパワー型か燃費型かを選ぶ

道中で稼いだクレジットを使うと、新しいパーツを買って2人をチューンナップできます。公式の説明文では選び方の方向性として、パワーの限り回して燃料を使い切る組み方と、細かな効率化と軽量化で燃費を良くする組み方の2つが挙げられています。上位のパーツほど全部の数値が上がるのではなく、出力と燃費のどちらを取るかを選ぶ仕組みです。

エンジンハートのガレージ画面に表示されているパーツ枠は、次の13種類です(対になる枠は1行にまとめています)。

  • トランスミッション(Transmission)
  • ボディフレーム上半身・脚(Bodyframe Top/Leg)
  • シューズのソール・アッパー(Shoes Sole/Top)
  • 腕のエアロ(Aero Arm)
  • 吸気・排気(Intake/Exhaust)
  • 冷却・オイルフィルター(Cooling/Oil Filter)
  • ターボチャージャー(Turbocharger)
  • エンジン換装(Engine Swap)
  • メインタンク(Main Tank)

吸排気やターボ、エンジン換装、タンク容量まで、車のチューニングで触る部位がほぼそのまま人型キャラクターに置き換わっています。ボディフレームやシューズといった外見に関わりそうな枠も含まれています。モーターソウルの画面ではトンファー(TONFA)を装備している様子も確認でき、武器もパーツと同じガレージで扱うようです。

『Project Gears』のガレージ画面。モーターソウルのステータス一覧と、トンファーを選択している装備メニュー
モーターソウルのガレージ画面。右側の装備欄でトンファーを選んでいる(画像:Steamストアページ)

サブクエストも用意されており、道中で人々を助けると、ほかでは手に入らない新しいパーツや装備が手に入ることがあります。寄り道の報酬がそのままビルドの幅になるため、チューニング要素とは相性が良さそうです。パーツの総数や、同じパーツに性能のばらつきがあるかどうかはまだ発表されていません。

見た目90年代アニメ風の絵と初代PS風のローポリ

キャラクターイラストは1990年代の日本アニメを思わせる絵柄で、ゲーム画面は初代PlayStation時代を連想させるローポリゴンの3Dです。粗いテクスチャやドット状のタイヤ痕まで含めて、当時の質感を意図的に再現しています。

この表現はPC側の負担の軽さにもつながっています。ポリゴン数もテクスチャも少ないため、次の節で見るように、必要スペックは2014年前後のGPUまで下がっています。

PC版PC版の必要スペックは最低GTX 750 Ti・容量1GB

Steamで公開されているPC版の動作環境は次のとおりです。

項目最低推奨
OSWindows 10/11(64bit)Windows 10/11(64bit)
CPUCore i5-4460 / AMD FX-6300Core i5-8400 / Ryzen 5 2600
メモリ8GB16GB
GPUGeForce GTX 750 Ti / Radeon R7 265(VRAM 2GB)GeForce GTX 1060 6GB / Radeon RX 580 8GB
DirectX1011
ストレージ1GB1GB

出典:Steamストアページにもとづきます(2026年9月27日時点)。

GPUは最低のGTX 750 Tiが2014年、推奨のGTX 1060が2016年、RX 580が2017年に登場した世代です。CPUも最低はCore i5-4460、推奨でもCore i5-8400とRyzen 5 2600で、ここ数年のゲーミングPCならまず届きます。ストレージが1GBで済むのも、100GBを超えるタイトルが珍しくない現在では目立つ点です。

一方で、推奨メモリだけは16GBと、GPUの世代に比べて高めです。GTX 1060を積んだ当時のPCはメモリ8GBの構成も多く、GPUが推奨を満たしていてもメモリは最低ラインのまま、という組み合わせは起こりえます。

また、Steamには最低・推奨がどの解像度・画質・フレームレートを想定しているのかが書かれていません。GTX 750 Tiで動くことは公式の要件から言えますが、フルHDで60fpsが出るかどうかまでは分かりません。発売前の作品なので、製品版で要件や容量が変わる可能性もあります。

判定手元のPCで動くかを確かめる順番

自分のPCが要件に届いているかは、Windowsの画面だけで確認できます。確認する順番は次のとおりです。

  1. タスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)の「パフォーマンス」タブでGPU名とメモリ容量を見る
  2. GPUがGTX 1060 6GB/RX 580 8GB以上か、GTX 750 Ti/R7 265以上かを表と照らし合わせる
  3. メモリが16GBあれば推奨、8GBなら最低ラインと考える
  4. GPU名が「Intel UHD Graphics」「AMD Radeon(TM) Graphics」など内蔵GPUだけの場合は、公式要件の対象外と考える

内蔵GPUについては、最低要件にIntelやAMDの内蔵グラフィックスが載っておらず、VRAM 2GBという条件も書かれているため、動くかどうかは公式情報からは判断できません。最近のRyzenの内蔵GPUには性能の高いものもありますが、グラフィックボードなしで遊ぶつもりなら、体験版の配信か発売後の報告を待ってから決めるのが確実です。グラフィックボードを積んだPCなら、GTX 1650でも最低要件のGTX 750 Tiは大きく上回ります。推奨のGTX 1060 6GBをはっきり超えたいなら、RTX 2060やRTX 3060以降の世代が目安です。

対応日本語字幕対応、ゲームパッド推奨のWindows専用

Steam版の対応言語は日本語・英語・簡体字中国語の3つで、いずれもインターフェースと字幕に対応しています。フル音声の対応表示はありません。物語の謎が本作の軸なので、日本語字幕があるのは安心材料です。

Steamのシステム要件に載っているのはWindows 10/11(64bit)だけで、macOS版とLinux版の動作環境はありません。Steam Deckの互換性評価も、2026年9月27日時点では付いていません。要求スペックだけを見ればSteam Deckでも動きそうですが、実際の動作は評価が付くか、発売後の報告を待つ必要があります。

操作面では、Steamに「フルコントローラサポート」と「ゲームパッド推奨」の2つが表示されています。回転数やシフトを管理しながら走り回るゲームなので、キーボードよりもゲームパッドを前提に作られていると考えてよいでしょう。

準備ゲームパッドを持っていないなら用意しておきたい2台

Steamがゲームパッド推奨としているため、PCにパッドがない人は発売前に用意しておくと安心です。どちらもPCにつなぐだけでXInputとして認識されるので、Steam側の設定をいじらなくても使えます。

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注目点「美少女×車」より、速さと燃費の天秤がおもしろい

✓
注目したい人
  • 回転数・シフト・燃費といった車の要素をアクションで遊びたい人
  • パーツを組み替えてパワー型と燃費型を作り分けたい人
  • GTX 750 Ti〜GTX 1060級の手持ちPCで新作を遊びたい人
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様子見でよい人
  • グラフィックボードなしのPCで遊ぶつもりの人
  • Steam Deckで遊べるかを確かめてから決めたい人
  • ボリュームや価格が見えてから判断したい人

見た目の第一印象は「車を擬人化した美少女アクション」ですが、公式の説明と開発中の画面を突き合わせると、ゲーム全体で繰り返されているのは速さと効率の取引です。回転数を上げれば速く動けて手数も増えるものの、1発は軽くなり、燃料も早く減ります。高出力のパーツを積めば強くなる代わりに燃費が落ちます。車の要素を外見の飾りに使うのではなく、リスクとリターンの設計に組み込んでいる点が、この作品のいちばんの個性です。

まとめまとめ|GTX 1060とメモリ16GBがあれば推奨を満たす

『Project Gears』は、Three Gearsが開発しSwaps4 Productionsが発売するPC向けの「ベルトドライビング」アクションです。走行と攻撃で回転数とギアを上げ、燃料・電力の残量を命として管理しながら街を進みます。開発中の画面では、回転数が上がるほど移動と攻撃の速さが伸びる一方で攻撃にはペナルティがかかる設計が見え、エンジンハートとモーターソウルでその伸び方も違います。

まとめ

PC版は最低GTX 750 Ti・メモリ8GB、推奨GTX 1060 6GB・メモリ16GBで、ストレージは1GBです。ここ数年のゲーミングPCならGPUで困ることはまずなく、確認すべきはメモリ容量のほうです。内蔵GPUのみのPCとSteam Deckは公式の対象に入っていないため、体験版か発売後の報告を待ってから判断してください。発売日と価格は2026年9月27日時点で未発表です。

発売日の告知を受け取るならSteamでウィッシュリストに登録できます

出典:『Project Gears』Steamストアページ・Swaps4公式 Project Gears製品ページ・絶対SIMPLE主義 TGS2026 Swaps4ブース試遊レポートにもとづきます(2026年9月27日時点)。

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ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。