Pool of Radiance: Ruins of Myth Drannor復刻版は遊べる?Patch #1で直った不具合と残る問題|11月8日時点
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Patch #1で直った不具合と残る問題(11月8日時点)
2001年に発売された『Pool of Radiance: Ruins of Myth Drannor』は、セーブデータの破損やクエストアイテムの消失、アンインストールでシステムファイルが消える不具合で知られたD&DのRPGです。11月6日にSteamとGOGで復刻版が出ましたが、「今度は最後まで遊べるのか」が購入前のいちばんの関心事です。
11月7日のPatch #1で、音声機器の切り替え時などのクラッシュ2件と、会話イベントが取りこぼされる不具合が直りました。序盤の数時間を遊んだ海外レビューでは、キーアイテムの消失もセーブの破損も起きていません。
ただし、序盤のレビューだけでは、終盤まで安定して遊べるかは判断できません。低評価の理由も不具合ではなく、キャラクター作成の簡略化や価格が中心です。日本語には対応していないため、英語表示で遊べる人向けの買い物になります。

目次
結論序盤のレビューではセーブ破損もアイテム消失もなし、終盤は判断できない
Patch #1で原因の分かったクラッシュなどが直り、序盤を遊んだ海外レビューでは、初版で知られたセーブ破損もアイテム消失も起きていません。ただし、序盤のレビューだけでは、終盤の安定性までは判断できません。
- 11月7日のPatch #1で、クラッシュ2件と会話・進行まわりの不具合が修正された(SteamとGOGの更新履歴に掲載)
- 序盤の数時間では、キーアイテムの消失もセーブの破損も起きなかった(海外レビュー)
- Steamは27件中70%が好評、GOGは5点満点中3.9(22件)
- 終盤まで通して遊んだときの安定性
- Patch #1の後に、配信前と同じ症状が出ないか
- 文字表示まわりの追加修正(後日の更新予定で、日付は未発表)
初版初版はセーブ破損とアンインストール不具合で知られた
2001年の初版は、発売時から不具合が重なっていました。当時のレビューは、クラッシュ、セーブデータの破損、アンインストールするとシステムファイルが消える不具合を挙げています。戦闘が終わる前に敵の一部が消える不具合や、クエストアイテムが消える不具合も知られています。
とくに深刻だったのがアンインストールの不具合で、当時のレビューは公式の更新プログラムを当てる前にアンインストールしないよう警告していました。
復刻版の発売元SNEGは、販売ページに「元のゲームの不具合を多数修正した」と書いています。ただ、販売ページにあるのは「多数」という表現だけで、直した不具合の項目は載っていません。具体的な修正内容が分かるのは、発売後のパッチの告知です。
修正内容発売翌日のPatch #1で直った不具合
Patch #1は発売翌日の11月7日にSteamで告知され、GOGの更新履歴にも同じ内容が載っています。
| 症状 | Patch #1での対処 | 読むときのポイント |
|---|---|---|
| クラッシュ(音声機器) | ヘッドセットの切り替えや再接続で再生機器の形式が変わったときに落ちる不具合を、同梱の音声ライブラリ(SDL)の更新で修正 | 発売直後から報告されていたクラッシュです |
| クラッシュ(隠し扉) | 未発見の隠し扉の近くで保存したセーブを読み込むと落ちる不具合を修正。すでに壊れたセーブは、扉が隠れた状態で読み込まれる | 原作由来の問題です |
| 進行(Nottle) | 序盤のゾンビ戦の最中に特定の範囲を通ると、Nottleが荷馬車に現れない問題を修正。現れなくなったセーブは読み込み時に修復される | 序盤の登場人物が出てこなくなる問題です |
| 会話の欠落 | 戦闘・カットシーン・メニュー表示の最中に始まる会話が、1回の再試行で破棄されていた問題を修正。ゲームが空くまで待つ形に変更 | 会話イベントを取りこぼさない作りに変わりました |
| 会話(Elena) | Turgild Squareの井戸にいる幽霊Elenaが、パーティーが井戸のそばにいると話しかけてこない問題を修正 | 原作では、いったん離れて戻るか、クリックしないと話が始まらない場面でした |
| セーブ名の入力 | ポーランド語でセーブ名を入力できない問題を修正。7言語すべてでセーブと読み込みを確認 | 英語表示で遊ぶ場合は関係しません |
| 終了時の残留 | 会話中にAlt+F4やウィンドウの閉じるボタンで終了すると、ウィンドウのないままゲームが裏で動き続ける問題を修正 | 終了したつもりでプロセスが残る問題です |
| 文字表示 | キャラクターシートのアイテム説明で、末尾の効果・重量が全言語で切れる問題を修正。ロシア語の言語名が「?」になる問題、繁体字中国語のアイテム名のずれも修正 | アイテム説明の欠けは英語表示でも起きていました |
操作まわりでは、コントローラーの十字キー上が地図の表示ではなく、ウォークとランの切り替えになりました。キー設定の画面にも、割り当て済みのキーを別の操作に使うときの確認が加わっています。
修正の中心は、発生条件が特定できた不具合です。クラッシュがすべてなくなったのではなく、原因が分かった2件が直ったと読むのが正確です。
残る問題Patch #1の後も残る不安
文字表示は、Patch #1でロシア語の言語名とアイテム説明の欠けが直りました。同じ種類の表示不具合の追加修正は、後日の更新で予定されていますが、日付は出ていません。
Patch #1の配信前、11月6日に投稿されたSteamのレビューには、序盤でElenaの会話が正しく始まらず、キャラクターが動けなくなる「25年来の不具合」が再現し、クラッシュも起きたという報告があります。Patch #1はElenaが話しかけてこない問題を直していますが、この報告と同じ症状かどうか、直った後も出るかどうかは、配信後のレビューが増えるまで分かりません。
終盤の安定性も同じです。序盤の数時間を遊んだレビューは複数ありますが、序盤のレビューだけでは、終盤まで安定して遊べるかは判断できません。
評価Steam・GOGの評価を下げているのは不具合より設計と価格
11月8日朝(日本時間)の時点で、Steamは27件中70%が好評(やや好評)、GOGは5点満点中3.9(22件)です。件数が少なく、発売2日の数字なので、今後動きます。
Steamで読める低評価8件を読むと、理由の中心は価格とゲーム設計でした。
- 価格に見合わない:原作に画面表示とUIを足しただけで、約18〜20ユーロは高いという声
- キャラクター作成の簡略化:魔法を選べない、ウィザードがいないという指摘
- 戦闘とテンポ:敵の命中・防御が高くて戦闘が長引く、序盤でオークに一撃で倒される、移動に時間がかかるという声
- 不具合への言及:1件だけ。Patch #1の前に投稿された、クラッシュとElenaの会話の報告
好評のレビューでは、UIの改善とコントローラー操作が評価されています。
海外レビューは、不具合さえなければ傑作という作品ではなく、単純なターン制のダンジョン探索だと評しています。D&D第3版のルールの再現も部分的で、ウィザードのほかハーフリングやノームも選べません。レベルアップ時にスキルポイントや特技の振り先を決められない点も、キャラクター作成の自由度を求める人には物足りない部分です。
買い時今買ってよい人と、待ったほうがよい人
| こんな人 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| 初版が不具合で遊べなかった、英語表示で問題ない | 今買ってよい | Patch #1で原因の分かった不具合が直り、アクションバーやツールチップで操作もしやすくなった |
| 日本語表示が必要 | 買わない | SteamもGOGも、対応言語7つに日本語が含まれない |
| キャラクター作成の自由度や戦闘のテンポを重視する | 慎重に | 不具合ではなくゲーム設計への不満が、低評価の中心になっている |
| 終盤まで安定して遊べると分かってから買いたい | 待つ | 序盤のレビューが中心で終盤は判断できず、文字表示の追加修正も予定されている |
価格はSteamが通常2,480円で、発売記念の10%オフが2,232円です。GOGは通常19.99ドルの10%オフで17.99ドルが表示されています。どちらも割引は11月20日までです。
買う前に序盤の動作を確かめたい場合は、Steamの体験版が使えます。11月8日朝の時点で、体験版のページから「体験版インストール」を選べます。製品版を購入する場合も、Steamは購入から2週間以内でプレイ時間が2時間未満なら返金を申請できます。
動作環境は軽く、Steamの最低要件は64bit版Windows 10/11、CPU 1.8GHz、メモリ4GB、空き容量4GB、DirectX 11です。
FAQよくある質問
まとめまとめ|言語が合えば試せる、終盤の安定性が気になる人は待つ
『Pool of Radiance: Ruins of Myth Drannor』の復刻版は、11月7日のPatch #1でクラッシュ2件と会話・進行まわりの不具合が直り、序盤を遊んだ海外レビューではセーブ破損もアイテム消失も起きていません。序盤のレビューだけでは終盤の安定性は判断できず、Patch #1の後の再発の有無も、報告が増えるまで分かりません。
低評価の中心は不具合ではなく、キャラクター作成の簡略化や価格でした。日本語に対応していないため、英語表示で問題がなく、原作の設計を許容できる人なら今買ってよい作品です。迷う場合は、Steamの体験版で序盤の動作を確かめてから決められます。
あわせて読みたい
出典:Steam公式告知(Patch #1・発売告知)、GOG更新履歴(Patch #1)、Steam製品版ストア(価格・評価・対応言語・動作環境)、GOGストアページ(価格・評価・対応言語)、Steamユーザーレビュー、Steam体験版ストア、Steam返金ポリシー、PC Gamer(復刻版のレビュー)、Ars Technica(2001年のレビュー)(2026年11月8日確認)。

