『BrokenLore: DON’T LIE』発売|体験版GTX 1060推奨→製品版RTX 4070推奨、日本語フル音声
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
体験版GTX 1060推奨→製品版RTX 4070推奨、要求スペックが上昇
『BrokenLore: DON’T LIE』が2026年9月10日にSteamで配信されました。引きこもりの少女ジュンコを主人公に、記憶と現実の境界が崩れていく過程を一人称視点で追うサイコロジカルホラーです。開発はイタリアのSerafini Productions、プロデュースはWired Productionsが担当しています。
PCゲーマーにとって特に興味深いのが必要スペックです。製品版は最低RTX 3060・推奨RTX 4070ですが、Steamに公開されている体験版は最低GTX 660・推奨GTX 1060にとどまり、表記上のGPU要件が大きく引き上げられています。音声は対応16言語のうち日本語だけがフル対応で、英語を含む他の言語は字幕のみです。
公開されている必要スペックの読み方と体験版との違いを中心に、どんなゲームなのか、シリーズ作品として単体で遊べるのか、そして「日本発」という表記をどう受け取るべきかまでをSteam公式の情報にもとづいて整理します。
目次
要点配信中のシリーズ最新作、評価は「非常に好評」
『BrokenLore』は複数のタイトルが展開されているシリーズで、Steamでは『UNFOLLOW』『FOLLOW』『LOW|霧雨村』『DON’T WATCH』『DARK DAWN』などが確認できます。今回の『DON’T LIE』についてSteam公式は、シリーズ作品でありながら完全に独立した物語として単体で楽しめると明記しています。前作を遊んでいないと話が分からない、という心配は不要です。
ジャンルはアクションとアドベンチャーに分類され、ユーザータグには精神的恐怖、ノアール、超現実的、ステルスといった語が並びます。閉鎖空間の探索が中心で、見えない何かに監視されるなかで身を潜めながら進むという説明があるため、戦って倒すタイプのホラーではなさそうです。Steamのユーザーレビューは90件中75件が好評で、総合評価は「非常に好評」です。
要件GPUだけが突出して高い要件表
Steamで公開されている必要スペックは次のとおりです。数字を並べると、ある項目だけが不自然に高いことが分かります。
| 項目 | 最低環境 | 推奨環境 |
|---|---|---|
| OS64bit必須 | Windows 10 64bit | Windows 11 64bit |
| CPU世代の記載なし | Intel Core i5 | Intel Core i7 |
| メモリここが低い | 6GB | 8GB |
| GPUここが高い | RTX 3060 | RTX 4070 |
| ストレージ空き容量 | 8GB | 12GB |
目を引くのは、最低環境のGPUがRTX 3060という点です。2026年のインディーホラーとしてはかなり強気な下限で、GTX 1660やRTX 3050では要件を満たしません。推奨はRTX 4070まで上がります。
その一方で、メモリは最低6GB・推奨8GBです。2026年に発売されるタイトルで推奨8GBというのは、いまや軽量な部類に入ります。ストレージも最低8GB・推奨12GBと小さく、GPU以外の項目はどれも控えめです。
要件表がこの形になっている場合、ボトルネックはGPUに集中していると読めます。手持ちのPCがメモリ16GBでも、GPUがGTX 1660クラスであれば最低環境を下回ります。逆にRTX 3060以上を積んでいれば、メモリ8GBのままでも推奨環境を満たせる計算です。買い足すならメモリではなくGPU側、という珍しい要件表になっています。
ただし、この要件はメーカーが提示した目安であって実測ではありません。CPUも「Intel Core i5」「Intel Core i7」とだけ書かれており世代の記載がないため、古い世代のi5では厳しい可能性があります。解像度やフレームレートの目安も要件表には示されていません。GPU別の負荷傾向を比べたい場合はGPU別ベンチマークの総合ガイドが参考になります。
体験版体験版はGTX 660最低・GTX 1060推奨
製品版のGPU要件を見るうえで参考になるのが、Steamで公開されている体験版『BrokenLore: DON’T LIE Demo』の要求スペックです。体験版の最低GPUはGeForce GTX 660以上、推奨GPUはGeForce GTX 1060以上となっており、製品版の最低RTX 3060・推奨RTX 4070よりかなり低い水準です。
| 項目 | 体験版 | 製品版 |
|---|---|---|
| GPU最低 | GTX 660以上 | RTX 3060 |
| GPU推奨 | GTX 1060以上 | RTX 4070 |
| メモリ推奨 | 16GB | 8GB |
| ストレージ推奨 | 20GB | 12GB |
表記上のGPU要件だけを比べると、製品版では大きく引き上げられています。一方でメモリ・ストレージの推奨値は逆に製品版のほうが小さく、GPU以外の項目では体験版の方が重い扱いになっている点も目を引きます。
開発元はSteamのシステム要件欄で、体験版から製品版でGPU要件を引き上げた理由を説明していません。体験版に収録されている範囲が製品版の一部にとどまり、後半にGPU負荷の高い場面があれば製品版全体を基準にした要件は上がります。開発中にグラフィックス表現が変更された可能性や、単に体験版側のシステム要件表示が更新されていない可能性も考えられます。GTX 1060とRTX 4070という数字だけを比較して「製品版は何倍も重くなった」と断定しない方がよいでしょう。想定する解像度・画質・フレームレートも公式には示されていません。
手持ちのGPUがRTX 3060未満の場合、公式の最低要件は満たしませんが、体験版であれば試すことができます。ただし体験版が快適に動いたとしても、製品版全編で同じフレームレートになる保証はない点には注意してください。
音声16言語のうちフル音声は日本語だけです
対応言語を確認すると、この作品の性格がよく分かります。Steamの言語表を項目ごとに読むと、次のようになっていました。
| 言語 | 対応範囲 | 備考 |
|---|---|---|
| 日本語唯一のフル音声 | インターフェイス・フル音声・字幕 | 16言語中で音声があるのはこれだけです |
| 英語音声なし | インターフェイス・字幕 | 開発元の主要言語でも音声はありません |
| その他14言語音声なし | インターフェイス・字幕 | フランス語、ドイツ語、韓国語、中国語など |
日本を舞台にした作品のため、フル音声を日本語のみに絞った構成は舞台設定に合った選択です。英語を含む他15言語は字幕のみで、収録を1言語に絞った具体的な理由は公表されていません。日本語で遊ぶプレイヤーが最も本来の形に近い体験ができる構成になっています。
注意「日本発」表記は開発元のことではありません
Steamの日本語版ストアページには「日本発のサイコロジカルホラーゲーム」という表記があります。ただし開発を手がけているのはイタリアのSerafini Productionsで、日本のスタジオではありません。
英語版の原文を確認すると “a Japanese psychological horror game” となっており、これは日本を題材にしたホラーというジャンル的な意味合いです。作中の主人公も日本人のジュンコで、舞台も日本のアパートとその周辺です。日本語版の「日本発」という訳語は、開発元の国籍を示すものとして読むと誤解を招きます。
プロデュースを担当するWired Productionsはイギリスのパブリッシャーで、サイコロジカルな物語を扱う作品を手がけています。開発とパブリッシングの座組みという意味では、欧州の会社が日本を舞台に描いた作品という整理が正確です。
画面公開されているゲーム画面
雰囲気は画面を見るのが早いはずです。Steamストアでは13枚のスクリーンショットと4本の動画が公開されています。




画像はSteamストアページで公開されている公式スクリーンショットです。製品情報はSteamストアページで確認できます。
FAQよくある質問
まとめまとめ|体験版より製品版のGPU要件が大幅に高い
『BrokenLore: DON’T LIE』は2026年9月10日にSteamで配信された一人称サイコロジカルホラーです。引きこもりの少女ジュンコを主人公に、記憶と現実の境界が崩れていく過程を描きます。シリーズ作品ですが単体で完結するとSteam公式が明記しているため、前作の予習は不要です。ユーザーレビューは90件中75件が好評で「非常に好評」の評価です。
必要スペックは製品版・体験版の差が目を引きます。製品版は最低GPUがRTX 3060、推奨がRTX 4070と強気な一方、Steamで公開中の体験版は最低GTX 660・推奨GTX 1060にとどまります。メモリは製品版が最低6GB・推奨8GBと軽めで、体験版の推奨16GBより低く、GPU以外は逆に製品版のほうが控えめです。開発元は要件が引き上げられた理由を説明していないため、収録範囲の違いなのか表示の更新漏れなのかは断定できません。GTX 1660やRTX 3050では製品版の最低環境を下回るため、まず体験版で動作を確認する方法もあります。
日本のプレイヤーにとっての最大の特徴は音声です。対応16言語のうちフル音声があるのは日本語だけで、英語を含む他の言語は字幕のみです。日本を舞台にした作品を、日本語音声で最も本来の形に近く遊べる構成になっています。なお「日本発」という表記は英語原文のジャンル表現を訳したもので、開発元はイタリアのSerafini Productionsです。


