『BrokenLore: DON’T LIE』本日発売|16言語で日本語だけフル音声、最低RTX 3060でメモリは6GB
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16言語のうちフル音声は日本語だけという珍しい作り
『BrokenLore: DON’T LIE』が2026年9月10日にSteamで配信されます。引きこもりの少女ジュンコを主人公に、記憶と現実の境界が崩れていく過程を一人称視点で追うサイコロジカルホラーです。開発はイタリアのSerafini Productions、プロデュースはWired Productionsが担当しています。
日本のゲーマーにとって見逃せないのが音声まわりです。対応言語は16ありますが、フル音声が用意されているのは日本語だけで、英語ですら字幕対応にとどまります。日本を舞台にした作品とはいえ、開発元の母国語であるイタリア語にも音声が無い構成は珍しいものです。
この記事では、公開されている必要スペックの読み方を中心に、どんなゲームなのか、シリーズ作品として単体で遊べるのか、そして「日本発」という表記をどう受け取るべきかまでをSteam公式の情報にもとづいて整理します。
目次
要点本日配信のシリーズ最新作です
『BrokenLore』は複数のタイトルが展開されているシリーズで、Steamでは『UNFOLLOW』『FOLLOW』『LOW|霧雨村』『DON’T WATCH』『DARK DAWN』などが確認できます。今回の『DON’T LIE』についてSteam公式は、シリーズ作品でありながら完全に独立した物語として単体で楽しめると明記しています。前作を遊んでいないと話が分からない、という心配は不要です。
ジャンルはアクションとアドベンチャーに分類され、ユーザータグには精神的恐怖、ノアール、超現実的、ステルスといった語が並びます。閉鎖空間の探索が中心で、見えない何かに監視されるなかで身を潜めながら進むという説明があるため、戦って倒すタイプのホラーではなさそうです。
要件GPUだけが突出して高い要件表
Steamで公開されている必要スペックは次のとおりです。数字を並べると、ある項目だけが不自然に高いことが分かります。
| 項目 | 最低環境 | 推奨環境 |
|---|---|---|
| OS64bit必須 | Windows 10 64bit | Windows 11 64bit |
| CPU世代の記載なし | Intel Core i5 | Intel Core i7 |
| メモリここが低い | 6GB | 8GB |
| GPUここが高い | RTX 3060 | RTX 4070 |
| ストレージ空き容量 | 8GB | 12GB |
目を引くのは、最低環境のGPUがRTX 3060という点です。2026年のインディーホラーとしてはかなり強気な下限で、GTX 1660やRTX 3050では要件を満たしません。推奨はRTX 4070まで上がります。
その一方で、メモリは最低6GB・推奨8GBです。2026年に発売されるタイトルで推奨8GBというのは、いまや軽量な部類に入ります。ストレージも最低8GB・推奨12GBと小さく、GPU以外の項目はどれも控えめです。
要件表がこの形になっている場合、ボトルネックはGPUに集中していると読めます。手持ちのPCがメモリ16GBでも、GPUがGTX 1660クラスであれば最低環境を下回ります。逆にRTX 3060以上を積んでいれば、メモリ8GBのままでも推奨環境を満たせる計算です。買い足すならメモリではなくGPU側、という珍しい要件表になっています。
ただし、この要件はメーカーが提示した目安であって実測ではありません。CPUも「Intel Core i5」「Intel Core i7」とだけ書かれており世代の記載がないため、古い世代のi5では厳しい可能性があります。解像度やフレームレートの目安も要件表には示されていません。GPU別の負荷傾向を比べたい場合はGPU別ベンチマークの総合ガイドが参考になります。
音声16言語のうちフル音声は日本語だけです
対応言語を確認すると、この作品の性格がよく分かります。Steamの言語表を項目ごとに読むと、次のようになっていました。
| 言語 | 対応範囲 | 備考 |
|---|---|---|
| 日本語唯一のフル音声 | インターフェイス・フル音声・字幕 | 16言語中で音声があるのはこれだけです |
| 英語音声なし | インターフェイス・字幕 | 開発元の主要言語でも音声はありません |
| その他14言語音声なし | インターフェイス・字幕 | フランス語、ドイツ語、韓国語、中国語など |
日本を舞台にした作品なので日本語音声が入ること自体は自然ですが、英語にすら音声が無いのは思い切った設計です。ボイスを1言語に絞ったぶんを収録の質へ回したのか、日本語で聞くことを前提にした演出なのかまでは公表されていません。いずれにせよ、日本語で遊ぶプレイヤーが最も本来の形に近い体験ができる構成になっています。
注意「日本発」表記は開発元のことではありません
Steamの日本語版ストアページには「日本発のサイコロジカルホラーゲーム」という表記があります。ただし開発を手がけているのはイタリアのSerafini Productionsで、日本のスタジオではありません。
英語版の原文を確認すると “a Japanese psychological horror game” となっており、これは日本を題材にしたホラーというジャンル的な意味合いです。作中の主人公も日本人のジュンコで、舞台も日本のアパートとその周辺です。日本語版の「日本発」という訳語は、開発元の国籍を示すものとして読むと誤解を招きます。
プロデュースを担当するWired Productionsはイギリスのパブリッシャーで、サイコロジカルな物語を扱う作品を手がけています。開発とパブリッシングの座組みという意味では、欧州の会社が日本を舞台に描いた作品という整理が正確です。
画面公開されているゲーム画面
雰囲気は画面を見るのが早いはずです。Steamストアでは13枚のスクリーンショットと4本の動画が公開されています。




画像はSteamストアページで公開されている公式スクリーンショットです。製品情報はSteamストアページで確認できます。
FAQよくある質問
まとめまとめ|買い足すならメモリよりGPUです
『BrokenLore: DON’T LIE』は2026年9月10日にSteamで配信される一人称サイコロジカルホラーです。引きこもりの少女ジュンコを主人公に、記憶と現実の境界が崩れていく過程を描きます。シリーズ作品ですが単体で完結するとSteam公式が明記しているため、前作の予習は不要です。
必要スペックは項目ごとの落差が大きく、最低GPUがRTX 3060、推奨がRTX 4070と強気な一方、メモリは最低6GB・推奨8GB、ストレージも最低8GBと控えめです。ボトルネックがGPUに集中しているので、手持ちのPCで足りるか判断するときはメモリではなくGPUを先に見てください。GTX 1660やRTX 3050では最低環境を下回ります。
日本のプレイヤーにとっての最大の特徴は音声です。対応16言語のうちフル音声があるのは日本語だけで、英語ですら字幕対応にとどまります。日本を舞台にした作品を、日本語音声で最も本来の形に近く遊べる構成になっています。なお「日本発」という表記は英語原文のジャンル表現を訳したもので、開発元はイタリアのSerafini Productionsです。

