PS6の発売時期は未発表|ソニー決算で分かった開発状況とメモリ確保の範囲、PS5を今買うか待つかの判断軸【2026年11月】
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開発は「予定どおり」、メモリ確保は来年度の販売計画分
「PS6はいつ出るのか」「メモリ不足で延期になるのか」。11月5日のソニー決算を受けて、こうした見出しが増えています。
決算で確認できたのは、次世代機の開発が「予定どおり」であること、新プラットフォームへの投資が来年度(2027年4月〜)以降もあること、メモリは来年度の販売計画分で供給各社と数量の認識を合わせたこと、の3点です。発売年も価格も、ソニーは示していません。延期が決まったと読める発言もありません。
そのため、PS5を今買うか待つかは、発売日の予想では決められません。遊びたいソフトが決まっているなら、日本語専用モデルの55,000円という現行価格で買う理由が残ります。
出典:Push Square(2026年11月) / GamesRadar+(決算Q&Aの書き起こしを引用) / TechPowerUp / Insider Gaming / GamesRadar+(十時CEOの発言) / The Motley Fool(決算説明会の書き起こし) / PlayStation.Blog 価格改定のお知らせ / PlayStation公式 PS5 本体ラインナップ / PlayStation公式 PS5 デジタル・エディション 日本語専用
目次
要点まず何が起きたか
ソニーのCFOであるLin Tao氏は、次世代プラットフォームの開発が「progressing as scheduled」(予定どおり進行中)と述べました。新プラットフォームへの投資は、2027年4月に始まる来年度から続きます。発売時期と価格は示されておらず、日付も出ていません。
発言決算の発言は4つに分けて読む
ソニーの発言は「次世代プラットフォーム」「新しいプラットフォーム」という言い方で、PS6という名称は出ていません。言ったことと言っていないことを分けると次のとおりです。
| 発言の要旨 | 確認できること | 言っていないこと |
|---|---|---|
| 開発は予定どおり (Q&Aで「The development itself is on schedule」) | 次世代機の研究開発が、社内の計画どおりに進んでいる | その計画が何年何月の発売を指すのか |
| 投資は今年度下期から来年度へ (「from next fiscal year onward, there will be the investment for the new platform」) | 次世代向けの投資の影響は今年度の下期に大きく出る。2027年4月からの年度以降も新プラットフォームへの投資がある。会計上の計上時期で来年度にずれる分もある | 発売がその年度だということ、投資額 |
| 必要な投資はするが、合理的に (プラットフォームの健全性を保ちつつ、どこまで合理的に投資できるかを考える) | コストを意識しながら投資する方針。その中身は「適切な時期に発表する」 | ハードの仕様、発売時期、販売価格 |
| メモリ価格は来年度の課題の一つ (「memory prices will be one of the challenges」) | ソニー自身が、来年度のゲーム事業の採算に影響し得る要因に挙げている | 発売時期の変更、影響額 |
「予定どおり」は、計画から遅れていないという意味です。計画の中身(いつ出す予定か)が説明されていないので、この一言から発売年を絞ることはできません。投資の時期も費用がかかる時期を示すだけで、発売時期の根拠にはなりません。
十時CEOも、これまでに次世代機の発売時期をまだ決めていないという趣旨の発言をしています。今回の決算で、その状況が変わったという発言は出ていません。
同じ決算で、PS5の累計出荷は9,790万台と発表されました。7〜9月の3か月で260万台増えています。同じ時点でPS4は1億台を超えていたため、PS5は同時期のPS4より台数が少ない状況です。
メモリメモリで合意したのは「来年度の販売計画分」の数量
メモリ高騰について、ソニーは次の3点を説明しました。
- PS5について、販促・価格の調整と追加のコスト削減でメモリ価格の上昇を相殺した。今年度のハードの採算は前年度並みの見込み
- 来年度分は、供給各社との協議で「計画しているハード販売台数に必要なメモリの数量」で認識を合わせた
- それでも来年度のゲーム事業の採算では、メモリ価格が経営の課題の一つになる
この発言は数量についてのもので、調達価格を固定したという話ではありません。「計画しているハード販売台数」にPS6が含まれるのかも、説明されていません。「メモリは確保できたからPS6は予定どおり出る」と読むことも、「メモリ不足でPS6が延期される」と読むことも、この発言だけでは根拠が足りません。
PS5は2026年4月2日に値上げされ、日本ではPS5が97,980円、PS5 Proが137,980円になりました。詳しい経緯はPS5とPS5 Proの値上げ記事にあります。ソニーが価格改定の理由として挙げたのは「世界的な厳しい経済環境の変化」で、メモリ価格だけを名指ししたものではありません。
PS6の部材費については、リーカーのKeplerL2氏が「メモリとストレージだけで680ドルを超える」と主張しています。ソニーは原価を公表しておらず、未確認の情報です。
時期発売時期は、分かっていることと推測を分ける
ソニーが言っていること
- 開発は予定どおり進んでいる
- 新プラットフォームへの投資は、2027年4月からの年度以降もある
- 来年度のハード販売計画分のメモリは、数量で供給各社と認識が合っている
- 投資の進め方などの中身は、適切な時期に発表する
ソニーがまだ言っていないこと
- 発売の年月、価格、正式名称、仕様
- メモリ確保の対象にPS6が含まれるか
- PS5のソフトをPS6で遊べるかどうか(今回の決算では触れられていません)
推測にとどまるもの
PS3(2006年11月)、PS4(2013年11月)、PS5(2020年11月)と、直近3世代は7年おきに最初の発売を迎えています。この間隔を当てはめると2027年11月ですが、過去の間隔であって、ソニーの計画ではありません。メモリ不足を理由にした延期説や、2027年の発売説も、現時点では憶測です。ソニー自身が示した発売時期の材料は、まだありません。
判断PS5を今買うか待つかは、遊びたいソフトと予算で決める
PS6の発売日も価格も出ていないため、待つ期間を見積もることができません。「待てば安く手に入る」と言える材料もありません。PS5は今年4月に値上げされており、新世代の価格が現行機より安くなる根拠は示されていないからです。
- 遊びたいPS5向けソフトが決まっている
- PS5をまだ持っておらず、日本語専用モデルの条件で足りる
- 発売日未定の新世代機を待つ間も遊びたい
- PS5を持っていて、今の環境に困っていない
- 買い替える理由が新世代の性能そのものにある
- 価格が出るまで数年待っても困らない
現行のPS5の希望小売価格は次のとおりです(2026年11月6日にPlayStation公式の本体ラインナップで確認)。
| 機種 | 希望小売価格(税込) | 条件 |
|---|---|---|
| PS5 デジタル・エディション 日本語専用(CFI-2200B01) | 55,000円 | 825GB。ディスクドライブなし(別売りで装着可)。本体言語は日本語のみ、「国/地域」が日本のアカウントのみ利用可 |
| 同 ミッドナイト ブラック(CFI-2200B02S) | 55,000円 | 数量限定。2026年11月19日発売。日本語専用の条件は同じ |
| PS5(ディスクドライブ搭載版) | 97,980円 | 1TB。ディスクドライブは着脱式 |
| PS5 Pro | 137,980円 | ディスクドライブは別売り。上位機の価格推移はPS5 Proの価格推移にあります |

日本語専用モデルでは、日本のPlayStation Storeで入手したダウンロード版のPS5ゲームを遊べます。海外ストアのアカウントや、本体の言語を変える使い方はできません。この条件が合わなければ、ディスクドライブ搭載版が選択肢になります。
おすすめいま買うなら選びやすい2つの構成
日本語専用モデルはAmazon.co.jpが販売・発送する在庫があり、希望小売価格どおりの55,000円で買えました(2026年11月6日確認)。ディスク版のソフトも遊びたい場合は、純正ディスクドライブとのセットが現実的です。
まとめまとめ|PS6の発売時期は未発表、待つ期間は決められない
決算で確認できたのは、開発が予定どおりであること、投資が2027年4月からの年度以降も続くこと、来年度のメモリは販売計画分の数量で合意したことです。発売時期・価格・メモリの確保対象にPS6が含まれるかは、まだ出ていません。延期を示す発言もないので、延期説と2027年発売説はどちらも推測です。
PS6の発売日は決算でも示されませんでした。遊びたいソフトがあるPS5未所有の人は、日本語専用55,000円など現行価格で買う理由があります。すでにPS5を持っている人は、ソニーが発売時期と価格を発表するまで待っても困りません。




