Switch 2は再値上げされる?任天堂は追加の価格変更を検討せずと説明|国内59,980円の買い時【2026年11月】
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国内の希望小売価格は59,980円のまま。ただし「検討していない」は据え置きの約束ではありません
Switch 2は5月に国内価格が1万円上がったばかりで、年末商戦の前にもう一段上がるのかを気にして購入を見送っている人もいます。
任天堂の古川俊太郎社長は11月5日の決算説明会で、Switch 2の追加の価格変更は検討していないと説明したと報じられています。メモリの状況に大きな変化はなく、必要な数量は確保できる見通しとのことです。国内の希望小売価格は、日本語・国内専用が59,980円、多言語対応が69,980円(いずれも税込)のままです。
ただし「検討していない」は、この先も価格を変えない約束ではありません。任天堂は5月の時点で、部材価格の影響は来年も受ける可能性があると説明しています。値上げを恐れて焦る必要はない一方、今回の発言は値下げを示すものでもないため、遊びたいソフトが決まっているなら待つ理由は大きくありません。
目次
要点11月5日の説明で分かったこと
古川社長は、メモリの状況に大きな変化はなく、十分な数量を確保できる立場にあると述べたと報じられています。通期の業績予想とSwitch 2の販売予想1,650万台は、5月から変更されていません。

発言「数量を確保できる」は価格が上がらないという意味ではない
今回の発言で気をつけたいのは、「十分な数量を確保できる」と「仕入れ値が下がる・上がらない」は別の話だという点です。数量が足りることは、本体を作れることを示すだけで、メモリの調達価格が安定したことまでは示していません。
2027年3月期の業績予想には「メモリを中心とする部材価格の高騰や関税の支払い等に伴う原価への影響」として約1,000億円が織り込まれています。この予想は5月8日の発表から変更されていません。11月の時点でも、5月に見込んだ原価の範囲を大きく見直す必要はなかったと読めます。
| 項目 | 5月8日の発表 | 11月5日の決算 |
|---|---|---|
| 2027年3月期の売上高予想 | 2兆500億円 | 2兆500億円(変更なし) |
| Switch 2の販売予想 | 1,650万台 | 1,650万台(変更なし) |
| 原価への影響の織り込み | メモリ等の部材価格と関税で約1,000億円 | 約1,000億円(変更なし) |
注意「検討していない」は据え置きの約束ではない
5月の決算説明会の質疑応答では、部材価格の上昇が続いた場合にさらなる価格変更があるかを問われ、古川社長は次のように答えています。「今後の部材価格がどのように推移していくかはまだ分からない部分もありますが、少なくとも今年だけではなく来年に関しても影響を受ける可能性があると認識しています」。続けて、それ以降は「どのような状況になっても柔軟な対応ができるよう、準備をしていきたい」と述べました。
5月の値上げについても、メモリを中心とした部材価格の高騰や為替、石油価格などの市場環境の変化が中長期にわたり続くと見込まれたことが理由とされています。11月の発言は、この見方が覆ったことを示すものではなく、「いま追加の値上げを考えているわけではない」という現時点の方針と受け取るのが妥当です。
- 追加の価格変更は、現時点では検討されていない
- メモリは必要な数量を確保できる見通し
- 国内の希望小売価格は5月25日の改定後のまま
- 来年も価格が変わらないこと
- メモリの調達価格が落ち着いたこと
- 値下げの予定があること
価格国内の現行価格|2026年11月6日時点
任天堂の商品ラインナップに載っている国内の希望小売価格は次のとおりです。小売店の実売価格ではなく、店ごとに前後します。
| モデル | 希望小売価格(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 日本語・国内専用 | 59,980円 | 5月25日に49,980円から改定 |
| 多言語対応 | 69,980円 | Nintendo Storeのみの販売。5月の改定では価格を変更せず |
| モンスターハンターワイルズ セット | 61,980円 | 日本語・国内専用、12月4日発売 |
| スプラトゥーン レイダース セット | 64,980円 | 日本語・国内専用、7月23日発売 |
日本語・国内専用モデルは、対応言語が日本語のみで、「国/地域」を日本に設定したニンテンドーアカウントしか連携できません。多言語対応モデルとの10,000円の差は、日本語以外の言語でも使えるかどうかと、アカウントの地域制限の有無で決まります。
海外では9月1日に価格が改定されています。米国は449.99米ドルから499.99米ドル(税別)、欧州のMy Nintendo Storeは469.99ユーロから499.99ユーロ(税込)です。日本の改定幅はこれらより大きく、1万円(約20%)でした。
販売値上げ後の売れ行きは減速、通期予想は据え置き
7〜9月のSwitch 2の販売台数は267万台で、前年同期の454万台から約41%減りました。累計は2,635万台で、通期の販売予想は1,650万台のままです。
台数は落ちていますが、任天堂は通期予想を引き下げていません。価格については、5月に「購入を検討される際のハードルを一定程度上げる」と認めたうえで、ソフトの魅力で普及を進める姿勢を示しています。
判断今買うか、待つか
追加値上げが近いという根拠はなく、値下げを期待できる材料も示されていません。価格の動きだけで買い時を決めるより、遊びたいソフトがあるかどうかで決めるほうが後悔が少なくなります。
- 遊びたいソフトが決まっていて、年末年始に遊びたい
- 追加値上げの可能性が頭から離れず、迷い続けている
- 日本語だけで遊べれば十分で、国内専用モデルを選べる
- 遊びたい新作がまだなく、本体を持て余しそう
- モンスターハンターワイルズ セットなど、狙うソフトの発売を待っている
- 価格が下がるまで待てるが、下がる見込みは示されていない点を承知している
ソフト同梱セットを狙うなら、本体単品との差額も確認します。モンスターハンターワイルズ セットは本体より2,000円高く、スプラトゥーン レイダース セットは5,000円高い希望小売価格です。同梱ソフトを買うつもりなら、セットを選ぶ理由になります。
おすすめ購入するなら
日本語だけで遊ぶなら、国内専用モデルが59,980円で最も安い選択肢です。2人以上で遊ぶ予定があるなら、Joy-Con 2に頼らずに握りやすい純正のProコントローラーを足すと遊びやすくなります。
まとめまとめ|追加値上げは検討されていないが、価格の約束はない
Switch 2の追加値上げは、11月5日の説明時点では検討されていません。国内の希望小売価格は日本語・国内専用が59,980円、多言語対応が69,980円で、5月25日の改定後のままです。
一方で、任天堂は部材価格の影響が来年も続く可能性を示しており、価格を据え置くと約束したわけではありません。値上げを恐れて急ぐ理由は薄れましたが、遊びたいソフトが決まっているなら、価格の動きを待たずに買って構いません。
出典:TechPowerUp(Reuters報道の引用)、Nintendo Everything、任天堂 2027年3月期第2四半期 決算説明資料(2026年11月5日)、任天堂 2026年3月期 決算説明会 質疑応答(要旨)、任天堂ニュースリリース「当社商品およびサービスの価格変更に関するお知らせ」、任天堂「Nintendo Switch 2 商品ラインナップ」



