PS5が約10万円、PS5 Proが約14万円に値上げ——4月2日から全世界で。ゲーマーの選択肢はどう変わるか

(更新: 2026.10.6)
PS5が約10万円、PS5 Proが約14万円に値上げ——4月2日から全世界で。ゲーマーの選択肢はどう変わるか

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PlayStation 値上げのニュース / 2026年3月28日(10月6日更新)
PS5ファミリー全機種値上げ
PS5 Pro 137,980円 / PS5 97,980円 ・ 4月2日から ・ 日本語専用モデルは55,000円のまま
ソニーが2026年4月2日付けでPS5・PS5 Pro・PS Portalの全世界一斉値上げを発表しました。PS5 Proは18,000円増の137,980円、PS5通常版も97,980円に。いま選ぶならどのモデルかは、日本語専用の制約を許容できるかで決まります。
全機種+5,000〜18,000円日本語専用だけ据え置き10月時点の価格と販売状況を追記

出典:PlayStation.Blog(公式・2026.03.27) / PlayStation公式 PS5 本体ラインナップ / CNBC

「PS5はいくらになったのか。いま買っていいのか」——2026年4月2日の値上げで、日本のPS5は通常版97,980円、PS5 Proは137,980円になりました。2020年の発売時(49,980円)と比べると、通常版は約2倍です。

結論から言うと、日本語でPS独占タイトルを遊べれば十分なら55,000円の日本語専用モデルが最も安く済みます。通常版・Proは値上げ後の価格で、ゲーミングPCと真剣に比べる価格帯に入りました。10月6日時点で、日本の改定価格に追加の変更は公式サイトでは確認できていません。

判断が分かれるのは、日本語専用の制約(言語・地域固定・825GB・ディスクなし)を許容できるかどうかです。海外版ソフトや中古ディスクを使うなら通常版以上が必要になります。

目次

要点まず押さえる3つのポイント

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3行でわかる値上げの中身

PS5が97,980円(+18,000円)、PS5 Proが137,980円(+18,000円)、PS Portalが39,980円(+5,000円)になりました。施行は4月2日です。

背景はAI向けメモリ需要によるDRAM・NAND価格の高騰と、対中関税30%によるコスト上昇です。ソニーは「グローバルな経済環境の継続的な圧力」と説明しています。

PS5 デジタル・エディション日本語専用モデル(825GB)は55,000円で据え置きです。ただし本体言語が日本語固定、PSNアカウントも日本地域限定という制約があります。

新旧価格新旧価格の一覧 日本・米国

日本(税込)

機種4月2日以降値上げ前と差額
PS5(ディスクドライブ付)97,980円79,980円 → +18,000円
PS5 デジタル・エディション89,980円72,980円 → +17,000円
PS5 Pro137,980円119,980円 → +18,000円
PS Portal39,980円34,980円 → +5,000円
PS5 DE 日本語専用(825GB)55,000円据え置き(変更なし)

米国(USD)

機種4月2日以降値上げ前と差額
PS5$649.99$549.99 → +$100
PS5 Digital Edition$599.99$499.99 → +$100
PS5 Pro$899.99$749.99 → +$150
PS Portal$249.99$199.99 → +$50

PS5 Proの米国価格は$900に到達しました。ディスクドライブは別売りのため、ドライブ付きで揃えると実質$1,000を超える計算です。

価格推移価格推移 「コンソールは安くなる」はずだった

据え置きゲーム機は世代が進むにつれて値下がりするのが通例でした。PS4は発売から3年で$50値下げ、PS3は大幅な値下げを繰り返しています。PS5はその常識を逆転させた初のコンソールです。

時期出来事価格
2020年11月PS5発売$499 / 49,980円(DE $399 / 39,980円)
2022年8月米国以外で初の値上げ日本は5,500円増、米国は据え置き
2023年後半Slimモデル登場。実質値上げDEが$449(+$50)
2024年11月PS5 Pro発売。ディスクドライブ別売りで批判$699 / 119,980円
2025年8月全モデル+$50。米国市場で初の値上げPS5が$549 / 79,980円
2026年4月2日全モデル大幅値上げ。発売時比+30〜50%PS5が$649 / 97,980円、Proが$899 / 137,980円

PS5の米国価格は発売時の$499から$649へ、6年間で+30%。デジタル・エディションに至っては$399→$599で+50%です。半導体の価格下落を反映して安くなるどころか、逆に高くなり続けています。

背景値上げの背景 なぜ今このタイミングなのか

ソニーは公式に「グローバルな経済環境の継続的な圧力」とだけ説明していますが、背景にある要因は明確です。

AI向けメモリ需要最大の要因です。AIデータセンターの爆発的な拡大で、メモリチップメーカーが高マージンのサーバー向け製品を優先。DRAM生産量の約70%がデータセンターに吸われ、民生向け(ゲーム機・PC)のチップ単価が高騰しています。Synopsys CEOは2026年1月に「メモリの逼迫は2027年まで続く」と発言しています。
対中関税30%コンソール部品の多くは中国から調達されています。米国の対中関税30%がコストに直撃しており、2025年のXbox値上げも同じ関税が主因でした。PS5も同じサプライチェーンの影響を受けています。
為替と物流円安・ユーロ安による為替差損も大きい要因です。日本のPS5値上げ幅(+18,000円、+23%)が米国(+$100、+18%)より大きいのは、円安の影響が上乗せされているためです。
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これはPS5だけの問題ではありません

同じメモリ高騰はゲーミングPCのDDR5・SSD価格にも打撃を与えています。2026年はゲーム機もPCも、どちらを選んでもコストが上がっている状況です。

その後値上げから半年 10月時点で変わったこと

4月以降、日本の改定価格に追加の変更は公式サイトでは確認できていません。変わったのは、買える選択肢と買い方です。

日本語専用モデルにダブルパックが登場PlayStation公式の本体ラインナップでは、日本語専用モデル(55,000円)に加えて、DualSenseを2台同梱したダブルパック(65,000円)が並んでいます。新規購入キャンペーンも開催中で、2年目の保証を受けるには応募が必要です(応募期限は2027年3月31日)。
PS5 Proはソニーストアで購入申し込み制に10月6日時点で、PS5 Proは「購入申し込み受付」の案内が公式サイトに出ています。受付期間は10月7日(水)23:59までです。応募の条件は公式のソニーストアの案内で確認してください。価格は137,980円のままです。
新作のディスク版は2028年1月で生産終了ソニーは7月1日、2028年1月以降に発売する新作のディスク版の生産終了を発表しました。いま手元のディスクや既存タイトルは使えます。ディスクドライブ付きかどうかを選ぶ判断に関わるため、詳しくは新作ディスク版の生産終了を解説した記事にまとめています。

※公式の本体ラインナップ(10月6日確認)に載っているのは、日本語専用モデル・同ダブルパック・PS5 Pro・Marvel’s Wolverine同梱の限定版(96,980円)です。通常版(ディスクドライブ付き・デジタル・エディション)の扱いについて、公式からの告知は確認できていません。

日本語専用日本語専用モデル(55,000円据え置き)の落とし穴

今回の値上げで唯一価格が変わらないのが、PS5 デジタル・エディション日本語専用モデル(CFI-2200B01、825GB)です。2025年11月に55,000円で発売されたこのモデルは、値上げ後の現在も同じ55,000円です。

ただし「日本語専用」の制約は思ったより厳しいものです。

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メリット
  • 55,000円は値上げ後の通常DEより34,980円安い
  • 日本語でゲームを遊ぶだけなら実用上の問題はない
  • ハード性能は通常PS5 DEと同一
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制約
  • 本体の表示言語が日本語に固定(英語UIにできない)
  • PSNアカウントは日本地域限定。海外ストアからの購入不可
  • ストレージが825GB(通常版は1TB)
  • ディスクドライブなし(DL専用)

日本語で遊ぶだけなら問題はありません。ただし海外版ソフトを購入したい人や、将来海外に引っ越す可能性がある人には向いていません。「とにかく安くPS5が欲しい」という目的であれば、この55,000円モデルが最もコスパの高い選択肢です。

PC比較同じ予算でゲーミングPCはどうか 簡潔な比較

PS5が10万円、PS5 Proが14万円という価格帯は、ゲーミングPCの購入検討圏と重なります。2026年3月時点のBTO PCの目安は次のとおりです。

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約10万円(PS5の価格帯)
  • APU構成(GPUなし)が限界。Ryzen 7 8700G + 16GB DDR5 + SSDで9〜12万円
  • 軽量なゲームは遊べるが、PS5と同等の描画性能は出ない
  • まともなGPU(RTX 4060)搭載のBTOは13万円台〜
  • 10万円ではPS5に太刀打ちできない
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約14万円(PS5 Proの価格帯)
  • RTX 4060搭載のBTO PCが射程圏(13〜17万円)
  • フルHD高画質で60fps以上は安定。PS5 Proが得意とする4K/60fps(PSSR利用)には届かない
  • DLSSを使えばWQHD/60fpsは十分可能で、フレームレートの上限が120fps以上に伸ばせる
  • 14万円ならPC vs PS5 Proは互角に近い
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モニターは別途必要です

PCの価格には映像出力先が含まれていません。フルHDモニター(約2万円〜)を加えると、実質16万円以上になります。PS5はテレビに繋ぐだけで使えるため、ゼロから揃える場合はPS5のほうが初期投資は低く済みます。

PCとPS5 Proの詳しい比較(fps・5年コスト・できることの違い)は既存の解説記事にまとめています。値上げ後の価格でも基本的な判断軸は変わりません。

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ゲーミングPC vs PS5 Pro 徹底比較

fps・5年コスト・できることを数字で比較 記事を読む

市場市場への影響 アナリストの見方

業界アナリストの反応は総じて悲観的です。

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Mat Piscatella(Circana / 旧NPD)

「ゲーミングは高所得層に集中する趣味に向かっている。低所得層がついていけなくなっており、コンソール価格の方向性はその格差を広げている」

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Piers Harding-Rolls(Ampere Analysis)

「NintendoやMicrosoftもハードウェア値上げに追随する可能性がある。ハード投資の障壁が上がれば、ソフトウェア売上にも影響する」

特に懸念されているのが、2026年秋に予定されている大型タイトルの販売への影響です。PS5の新規購入を考えていた層に$100〜$150の追加負担が発生することで、ハード普及にブレーキがかかる可能性があります。

Xbox Series X|Sも2025年に2回の値上げを実施済み(Series Sは$299→$399、Series Xも段階的に値上げ)。Nintendo Switch 2も$449で発売されており、アナリストは「2026年中にさらなる値上げがあっても驚かない」と述べています。ゲーム機全体が値上がりする流れの中で、PS5はその最前線にいるという状況です。

買い時値上げ後の今 PS5を買うべきか、待つべきか

2026年4月2日の値上げはすでに実施されました。今からPS5を買うなら、判断の分かれ目は次の2通りです。

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今すぐ買うべき人
  • PS独占タイトル(Astro Bot、ゴッド・オブ・ウォー、Spider-Manなど)をすぐにプレイしたい
  • テレビに繋ぐだけで使えるシンプルさを重視する
  • 予算10万円以内で、モニター不要のゲーム環境を整えたい
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急がなくていい人
  • PS5 DE日本語専用モデル(55,000円)で十分という人
  • PC移行を含めて比較検討したい人
  • AI向けメモリ需要が落ち着く2027年以降の値下がりを待てる人

値上げ後の現在も、PS5 DE日本語専用モデル(CFI-2200B01)が55,000円で購入できる点は有力な選択肢です。日本語でPS独占タイトルを遊ぶことが目的なら、このモデルが最もコスパに優れています。

おすすめ参考 値上げ後に選べるPS5モデル

日本語専用の最安モデル、ディスクも使える2構成、4K重視の上位モデルから選べます。購入先のリンクから最新価格を確認できます。

PlayStation 5 デジタル・エディション CFI-2200B01
コスパ最強|日本語専用・55,000円据え置きPlayStation 5 デジタル・エディション(CFI-2200B01・日本語専用)値上げの影響を受けない日本語専用モデル。825GB・本体言語日本語固定・PSNアカウント日本地域限定という制約はあるものの、日本語でPS独占タイトルを遊ぶ目的なら実用上の問題はありません。通常DEより公式価格で34,980円安く、コスパ最優先ならこの一択です。Amazonで価格を見る
PlayStation 5 ディスクドライブ搭載モデル CFI-2000A01
標準|パッケージ版対応・1TBPlayStation 5(CFI-2000A01)ディスクドライブ搭載モデル 1TB日本語専用の制約が許容できない人向けの標準構成。1TB・パッケージ版対応・全地域のPSNに対応します。海外版ソフトの購入や中古ディスク派の方にはこちらが必須です。公式の改定価格は97,980円です。Amazonで価格を見る
PlayStation 5 デジタル・エディション 日本語専用とディスクドライブのセット
デジタル版+ディスクも使いたい人向けPlayStation 5 デジタル・エディション 日本語専用(CFI-2200B01)+ ディスクドライブ(CFI-ZDD1J)セット日本語専用モデルにディスクドライブ(CFI-ZDD1J)を足したセット。本体の制約は日本語専用モデルと同じですが、手持ちのディスクソフトも遊べます。ただし新作のディスク版は2028年1月以降に生産が終わる予定です。Amazonで価格を見る
PlayStation 5 Pro CFI-7000B01
上位|4K/60fps・PSSR対応PlayStation 5 Pro(CFI-7000B01・2TB)PSSRで4K/60fpsを狙える上位モデル。2TBストレージ標準で大型タイトルを複数入れても余裕があります。ディスクドライブは別売り(約12,000円)なので、パッケージ派は別途見込んでください。公式の改定価格は137,980円です。Amazonで価格を見る

※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。

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FAQよくある質問

PS5は今いくらですか?
2026年4月2日の改定価格は、PS5(ディスクドライブ付き)が97,980円、デジタル・エディションが89,980円、PS5 Proが137,980円です。PS Portalは39,980円。日本語専用モデル(CFI-2200B01)は55,000円で据え置かれています。10月6日時点でPS5 Proと日本語専用モデルは公式サイトで同じ価格を確認できます。
なぜPS5が値上がりしたのですか?
主な要因は3つです。①AI向けデータセンター需要によるDRAM・NANDメモリの高騰(製造ラインの大半がサーバー向けに振り向けられている)、②米国の対中関税30%による部品コストの上昇、③円安・ユーロ安の為替影響です。ソニーは「グローバルな経済環境の継続的な圧力」と説明しています。
日本語専用モデル(55,000円)は通常版と何が違いますか?
ハード性能は通常PS5 DEと同一です。ただし本体の表示言語が日本語に固定(英語UIにできない)、PSNアカウントが日本地域限定(海外ストアからの購入不可)、ストレージが825GB(通常版は1TB)という制約があります。日本語でPS独占タイトルを遊ぶだけなら実用上の問題はありません。
PS5とゲーミングPC、値上げ後はどちらがお得ですか?
目的によって異なります。約10万円の予算ではPS5と同等の描画性能を持つゲーミングPCは組めません(APU構成が限界)。PS5 Proと同じ約14万円なら、RTX 4060搭載のBTO PCと性能面でほぼ互角です。ただしPCは別途モニター(約2万円〜)が必要です。手軽さを重視するならPS5、PCゲームライブラリや高フレームレートを重視するならPCが有利です。
PS5はこれ以上値上がりしますか?
断定はできません。4月以降、日本の改定価格に追加の変更は公式サイトでは確認できていません(10月6日時点)。一方でアナリストは「AI向けメモリ需要が続く2027年まで半導体コストが高止まりする」と指摘しており、さらなる値上げの可能性は否定できないとしています。
PS5 Proは今、普通に買えますか?
10月6日時点では、公式サイトにソニーストアでの購入申し込み受付の案内が出ています。受付期間は10月7日(水)23:59までです。価格は137,980円で、応募の条件はソニーストアの案内で確認してください。

まとめまとめ 日本語専用が最安、通常版以上はPCと比べる価格帯

4月2日の値上げで、PS5は97,980円、PS5 Proは137,980円になりました。日本語で遊べれば足りるなら55,000円の日本語専用モデルが最安です。海外版ソフトや中古ディスクを使うなら通常版以上が必要で、その価格帯ではゲーミングPCも射程に入ります。

まとめ

日本語専用モデル(55,000円)は据え置きで、制約を許容できるなら最安の選択肢です。通常版97,980円・PS5 Pro 137,980円は、モニター込みで16万円前後のゲーミングPCと比べて決めるのが現実的です。

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ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。