NEC LAVIE S13とN13の違い|Panther Lake搭載はS13だけ、直販299,860円と279,840円から【2026年11月】
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Panther LakeはS13だけ、直販は299,860円と279,840円から
NECパーソナルコンピュータが10月29日に発売した「LAVIE S13」と「LAVIE N13」は、どちらも13.3型の軽量ノートPCですが、中身は別物です。CPUの世代、端子、バッテリー容量、買える構成が大きく違います。
Intelの新世代「Panther Lake」(Core Ultraシリーズ3)を積むのはS13だけです。N13は廉価向けの「Wildcat Lake」(Core 5 320など)で、約1,088gのS13に対しN13は約1,177gと重く、バッテリーも54Whと小さめです。NEC Directの表示価格はS13が299,860円から、N13が279,840円から(いずれも税込)で、差は2万円ほどです。
外に持ち出して長く使う学生や、AI機能を使いたい人にはS13、HDMIやmicroSDを直接使いたい人や文書・Web中心の人にはN13が合います。ただしどちらもメモリは基板直付けで後から増やせず、32GBが必要なら購入時にNEC Directで選ぶ必要があります。ゲーム向けの機種ではない点も先に押さえておきたいところです。
目次
要点発売日・価格・ラインナップ
店頭モデルの価格は決まっておらず、NEC Directの価格が目安になります。2026年11月2日時点の表示は、S13が299,860円(Core Ultra 5 322・16GB・約256GB SSD)から、N13が279,840円(Core 5 320・16GB・約256GB SSD)からです。
NECは同日、14型の「LAVIE X14」とAndroidタブレット2機種もあわせて発表しています。13.3型のS13とN13は、X14よりも持ち歩きやすい大きさと価格帯の2機種です。
NEC Directではこのほか、2026年11月5日15時までのクーポン(S13は10%OFF、N13は11%OFF)と、30,000円のキャッシュバックが表示されています。キャンペーンは期間が限られるため、購入時にあらためてNEC Directの表示を確認してください。
違いS13とN13の仕様を比べる
| 項目 | LAVIE S13 | LAVIE N13 |
|---|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 355/Core Ultra 5 322 | Core 5 320(Web限定でCore 7 350も選択可) |
| CPU世代 | Core Ultraシリーズ3(Panther Lake) | Core シリーズ3(Wildcat Lake) |
| NPU | 最大49TOPS(355)/最大46TOPS(322) | 最大16TOPS |
| メモリ(店頭モデル) | 16GB LPDDR5X(オンボード) | 16GB LPDDR5X(オンボード・シングルチャンネル) |
| SSD(店頭モデル) | 約512GB | 約256GB |
| 画面 | 13.3型WUXGA、タッチ、スーパーシャインビュー | 13.3型WUXGA、タッチ、ノングレア |
| 重量・厚さ | 約1,088g・約12.9mm | 約1,177g・約15mm |
| バッテリー | 76.1Wh(動画再生 約22.9時間) | 54Wh(動画再生 約15.9時間) |
| 無線LAN | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 6E |
| 端子 | USB 3.2 Gen2 Type-C×3、ヘッドフォンマイク | Type-C×2、Type-A×2、HDMI、microSD、ヘッドフォンマイク |
| カラー | プラチナシルバー、ムーンブラック、アイシーパープル | ライトシルバー、セージグリーン |
| Direct価格(税込) | 299,860円〜 | 279,840円〜 |
OSはどちらもWindows 11 Homeで、Webカメラはフルハイビジョンの赤外線対応です。顔認証(Windows Hello)にも両機種とも対応しています。
見落としやすいのは端子です。S13の外部端子はUSB Type-C×3とヘッドフォンマイクだけで、HDMIもmicroSDもありません。モニターにつなぐ、SDカードを読むといった使い方には、変換アダプターやハブが別に必要です。N13はType-A、HDMI、microSDを本体に備えます。


CPUPanther LakeはS13だけ、N13は別系統
S13のCore Ultra 7 355は8コア、Core Ultra 5 322は6コアです。N13のCore 5 320とCore 7 350は、どちらも6コア(Core 7 350は高性能コア2基と高効率コア4基)で、Panther Lakeとは別のWildcat Lakeに属します。型番の数字が近いため同じ世代に見えますが、「Core Ultra」の名前が付くかどうかで世代が分かれます。
差は計測値にも出ます。Cinebench 2024のデータベース値では、Core Ultra 7 355はCore Ultra 5 322より47%、N13のCore 7 350より43%高いと比較されています。N13の上位CPUであるCore 7 350でも、重い表計算や複数アプリの同時利用、写真・動画の編集を長く続ける用途では余裕が小さくなります。
AI機能の面でもS13が優位です。NPUはS13が最大49TOPSまたは46TOPS、N13は最大16TOPSです。NECが「Copilot+ PC」と案内しているのはX14とS13で、N13は「モバイルノートPC」として案内しています。Windowsのリコールやライブキャプションなど、NPUを使う機能を重視するならS13を選んでください。
ゲーム用途は想定外
2機種とも専用GPUは載せておらず、ゲーム向けをうたう機種でもありません。遊べるのは軽い2Dゲームやブラウザゲームが中心と考えるのが無難です。PCゲームを主な目的にするなら、ゲーミングノートか専用GPUを積むモデルを検討してください。
構成店頭モデルとNEC Direct、メモリと保存容量の選び方
店頭販売モデルは、S13が「S1375」(Core Ultra 7 355)と「S1355」(Core Ultra 5 322)でメモリ16GB・SSD約512GB、N13が「N1355」でメモリ16GB・SSD約256GBです。
NEC Directでは「LAVIE Direct」として構成を選べます。S13はメモリ32GBまたは16GB、SSD約1TB・約512GB・約256GBから選べ、OSはHomeとProの選択もあります。N13もCore 7 350、メモリ32GB、SSD最大約1TBを選べます。メモリは2機種ともオンボードで、購入後に増設できません。重いアプリを使う予定があるなら、最初から32GBを選んでください。
価格の見方にも注意が必要です。S13のDirect価格の最安は、Core Ultra 5 322にSSD約256GBの構成で299,860円です。Core Ultra 7 355の16GB・約256GB構成は321,860円からと表示されています。N13のタッチパネル搭載構成は285,340円から、Core 7 350搭載のタッチ搭載機は297,440円からです。
N13にはタッチパネル非搭載の構成もあり、動画再生の駆動時間は約14.1時間(タッチ搭載は約15.9時間)です。タッチ操作が必要かどうかは、価格表のどの行を見ているかで確かめてください。
選び方どんな人に向くか
- 毎日持ち運ぶ学生や、軽さと薄さを優先する人
- バッテリー駆動で1日以上使いたい人(76.1Wh)
- NPUを使うWindowsのAI機能を試したい人
- Wi-Fi 7を使う環境がある人
- HDMI、USB-A、microSDを変換なしで使いたい人
- 文書作成、Web閲覧、動画視聴が中心の人
- スマートフォンの次の1台として手軽に使いたい人
- Direct価格を数万円抑えたい人
S13の弱点は端子の少なさとメモリの固定、N13の弱点はCPUの余裕と持ち運びの軽さです。どちらも店頭モデルの価格がオープンで、Directの表示でも30万円前後からと、Windowsノートとしては安くありません。LAVIEを選ぶ理由が国内サポートや国内製造の安心感にあるかどうかで、他社のノートPCとの比較も含めて判断してください。
サポート面では、NECは設計から製造、品質保証までを米沢事業場で一貫して行い、トラブル時は群馬事業場と全国のNECフィールディングの拠点で対応するとしています。
FAQ購入前によくある疑問
まとめ持ち運びと拡張性のどちらを取るかで決まる
S13は軽さ、長いバッテリー、新世代CPUとNPUが強みで、N13は端子の豊富さと価格が強みです。Panther Lake搭載機を選ぶならS13の一択になります。
持ち運びと新世代CPUならS13、端子の豊富さと価格ならN13です。32GBメモリが必要な人は、購入時にNEC Directで選んでください。
出典:NEC LAVIE公式 ニュースリリース(2026年10月27日) / NEC LAVIE S13 製品情報 / NEC LAVIE N13 製品情報 / Notebookcheck(CPU世代・コア構成・Cinebench比較)。価格は2026年11月2日にNEC Directの表示を確認。

