『龍と麻雀』とは?麻雀牌の順子・刻子で攻守を切り替えるデッキ構築ローグライト|発売時期・日本語対応・Steamプレイテストまとめ
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麻雀牌の順子・刻子・対子を組んで戦うデッキ構築ローグライト
麻雀牌を手札として使い、順子や刻子を組みながら敵と戦うPC向け新作『龍と麻雀(Dragon & Mahjong)』が、Steamストアページの公開とプレイテスト実施で注目を集めています。対人戦で点数を競う一般的な麻雀ゲームとは違い、牌の組み合わせを攻撃力やシールドへ変換していくターン制のデッキ構築型ローグライトです。
2026年7月31日から8月3日まで上海で開催されたChinaJoy 2026にも出展され、会場ではプロデューサーが発売時期について踏み込んだ説明をしています。Steamの表記だけでは分からない発売時期の見通しや、日本語対応の状況まで、公式情報にもとづいて整理しました。
出典:Steamストアページ(龍と麻雀 Dragon & Mahjong)、Steam公式プレイテスト告知(Steamコミュニティ)にもとづきます。本記事の情報は2026年8月3日時点のものです。
麻雀をモチーフにしたローグライトデッキ構築ゲームはこれまでにも登場していますが、実際の遊び心地や、役をどう戦闘効果に変換するかは作品ごとにかなり違います。
『龍と麻雀』は、単牌・対子・順子・刻子といった麻雀の基本形をそのまま攻撃力やシールドに変換し、役を完成させるたびに戦況が動くターン制の戦闘を採用したPC向けストラテジーゲームです。麻雀の点数計算やあがりの美しさを競う対人麻雀とは方向性が異なり、牌の組み合わせを作る面白さをローグライトの戦闘へ落とし込んだ作品と言えます。
本記事では、順子・刻子・対子で戦闘効果が変わる仕組みから、ChinaJoy 2026会場でプロデューサーが説明した発売時期の見通し、日本語対応の状況、Steamプレイテストへの参加方法、PC版の動作環境まで、Steam公式情報と現地取材にもとづいて整理します。




『龍と麻雀』は、麻雀牌の順子・刻子・対子をそのまま攻撃力やシールドに変換して戦う、デッキ構築型ローグライトです。Steamストアの発売時期は「2026年第4四半期」ですが、ChinaJoy 2026の会場ではプロデューサーが実際のリリース時期を2027年2月ごろと説明しており、この点はSteamの表記が更新前のままである可能性があります。日本語は現時点で未対応で、対応言語は中国語(簡体字)のみです。Steamプレイテストは日本時間8月10日20時まで実施されています。
目次
作品概要『龍と麻雀』は麻雀牌で戦うデッキ構築型ローグライト
『龍と麻雀』は、麻雀牌を使った戦闘とローグライト形式のデッキ構築を組み合わせたPC向けストラテジーゲームです。Steamではインディー、RPG、ストラテジーに分類されており、シングルプレイに対応しています。ユーザータグには、ローグライクデッキ構築、カードバトル、麻雀、ターン制コンバット、ドット絵などが登録されています。
プレイヤーが手にするのは、一般的なカードゲームのカードではなく麻雀牌そのものです。戦闘中に牌を並べ替え、単牌、対子、順子、刻子といった組み合わせを作ることで、敵へのダメージや自身を守るシールドが発生します。麻雀の役を完成させることが目的ではあるものの、点数計算や対人戦を再現したシミュレーターではありません。牌を組み合わせて形を作る面白さを、ローグライトの戦闘システムへ置き換えた作品です。
戦闘システム順子は攻撃、刻子は攻守、対子は防御を担当する
『龍と麻雀』では、完成させた牌の組み合わせによって戦闘効果が変わります。ChinaJoy 2026に出展された試遊版では、順子を作ると攻撃力10、刻子では攻撃力7とシールド7、対子ではシールド5が発生することが確認されています。組み合わせを作れなかった単牌にも、1枚につき攻撃力2の効果が設定されています。
順子は攻撃、対子は防御、刻子は攻撃と防御の両方を担当するため、通常の麻雀の点数とは異なる基準で手牌を考える必要があります。たとえば、同じ牌2枚を7組そろえる七対子は、一般的な麻雀では価値の高い役として扱われますが、本作では対子が主にシールドを発生させる役割のため、七対子を完成させても攻撃力には直結しません。反対に、刻子を多く含む手は攻撃と防御を同時に伸ばしやすくなります。どれだけ価値の高い役を作るかではなく、どの組み合わせで役を構成するかが戦闘結果を左右する仕組みです。
連続和了ボーナス役を完成させるとフィーバー状態に入る
通常時は、1ターン中に場へ出したり手元へ戻したりできる牌の数が制限されており、序盤は場に置ける牌も少ないため、数ターンをかけて少しずつ手を完成させていく必要があります。
役を完成させると特殊な状態へ移行し、ターン開始時にすべての牌がリセットされる代わりに、1ターン中に動かせる牌の数が無制限になります。そのターンで再び役を完成させれば状態が継続し、攻撃力やシールドを一気に伸ばせます。通常時は数ターンかけて牌をそろえ、役が完成した後は毎ターン連続で和了を狙うという、二段階の戦闘構造になっています。ジャンルはまったく違いますが、感覚としては『ぷよぷよ』シリーズのフィーバーモードに近いという説明もあります。連続して役を完成させられるかどうかが、大ダメージを与えるうえで重要になりそうです。
回数上限同じ役を使い続けることはできない
強い役を一つ作れるようにデッキを圧縮すれば、簡単に攻略できるように見えるかもしれません。しかし『龍と麻雀』では、それぞれの役に使用可能回数に相当するスタックが設定されています。
役を完成させるたびに対応するスタックが減少し、ゼロになると同じ役を完成させても効果が発生しなくなります。そのため、簡単に作れる一つの役だけに依存すると、長期戦や後半ステージで攻撃手段を失う可能性があります。序盤は基本形となる4面子1雀頭を完成させれば進められますが、ゲームが進むほど複数の役を使い分ける戦略が求められます。狙った役を作りやすくするデッキ構築と、役の使用回数を管理するリソース管理が組み合わさっている点は、本作ならではの特徴です。
改造要素不要な牌の削除・変化・複製も可能
ステージを進めると、新しい牌や強化効果を入手できます。一般的なデッキ構築ゲームと同じように牌を追加できるだけでなく、不要な牌を削除したり、別の牌へ変化させたりすることも可能です。
たとえば緑一色を狙う場合、萬子と筒子を取り除き、索子も二索、三索、四索、六索、八索に絞ったうえで發を追加するといった構築が考えられます。試遊版では、三筒を三萬へ変化させるような効果も確認されています。Steamでは、牌の強化、付魔、複製、削減を組み合わせて、自分だけの手牌を作れると説明されています。スキル、遺物、強化牌も存在し、同じ役を狙う場合でも異なるビルドを組めます。実際の麻雀では、必要な牌を引けるかどうかは運に左右されますが、本作ではデッキから不要な牌を取り除き、必要な牌を複製することで、特定の役を引ける確率そのものを高められます。ただし、一つの役にデッキを特化させすぎると、役のスタックを使い切った後に戦えなくなるため、牌を減らすほど手は完成しやすくなる一方で戦術の幅は狭くなるという駆け引きがあります。
発展要素国士無双などの大役もデッキ構築で狙える
ChinaJoy 2026の試遊版序盤では、萬子、筒子、索子といった数牌が中心で、字牌は登場しませんでした。ステージを進めると字牌なども入手できるようになり、国士無双をはじめとする強力な役を狙えるようになります。国士無双を完成させるには、まず一九牌や字牌を自身のデッキへ追加しなければなりません。
牌の種類を増やすほど、目的の牌を引く確率は下がります。しかし、複製、削除、牌の変化、スキル、遺物を利用すれば、大役に必要な牌だけを集めた専用ビルドも組めそうです。Steamでは、世界各地の麻雀をもとにした70種類の和了牌型を収録目標として掲げています。日本式麻雀だけでなく、地域ごとに異なる牌型を取り入れる方針です。なお、70種類という数字はあくまで開発中の目標であり、製品版への収録数が確定したわけではない点には注意してください。
遊びやすさ麻雀を知らなくても遊べる作りになっている
『龍と麻雀』は、麻雀を知らないプレイヤーでも遊べる設計を目指しています。Steamの公式説明では「麻雀を知らなくても大丈夫」と案内されており、世界各地の麻雀から中心的な面白さを抽出し、ルールを簡略化した作品とされています。
一般的な麻雀を始める場合、役、点数計算、待ち牌、鳴き、フリテン、ドラなど、多くのルールを覚える必要があります。本作では、まず単牌、対子、順子、刻子の違いを理解すれば、攻撃と防御の基本を把握できます。対人戦ではないため、ほかのプレイヤーへ迷惑をかけることを気にせず、自分のペースで牌の組み合わせを試せる点も特徴です。開発チームは、麻雀未経験者が本作を遊んだ後、実際の麻雀も打てるようになることを目標の一つに掲げています。ゲームを進めながら自然に牌の形や基本的な役を覚えられる可能性がありますが、製品版では世界各地の麻雀をもとにした牌型が登場する予定のため、本作で覚えた役やルールがそのまま日本式麻雀で使えるとは限りません。
世界観ゴブリン財閥に支配された街が舞台
物語の舞台は、ゴブリンの財閥に支配された現代ファンタジー風の都市です。ゴブリン財閥は「資本主義の魔法」によって、かつて存在していた魔法を置き換え、住民を終わりのない搾取へ追い込んでいます。プレイヤーは異なる立場を持つ複数の主人公を操作し、運命の債務から逃れるため、街を支配するゴブリン財閥へ立ち向かいます。
敵として登場するのは、ゾンビ化した会社員、吸血鬼の大家、HR部門のリッチなどです。資本主義や労働環境を風刺した、ダークコメディ色の強い世界観になっています。麻雀牌を引いて自分の手に握る行為は、運命を自分の手でつかむことの象徴として、物語にも組み込まれています。
キャラクター主人公は3人登場予定
製品版には、それぞれ異なる立場を持つ3人の主人公が登場する予定です。ChinaJoy 2026の時点で詳しく紹介されていたのは、艾什(アッシュ)という名の少女キャラクターで、残る2人については開発が進められています。艾什は資本主義の魔法へ置き換えられる前の時代を象徴する存在の一人であり、人々が内側に秘めている可能性を表したキャラクターと説明されています。主人公によって初期牌、スキル、得意な役、ストーリーなどが変化する可能性はありますが、具体的な違いはまだ公表されていません。
収録規模製品版で目指すコンテンツ量
Steamストアでは、完成時に目指しているゲーム内容として、70種類の和了牌型、25種類の強化流派、50種類以上のモンスター、90種類以上の遺物、20種類以上のランダムイベントが案内されています。遺物によって通常のルールを変えたり、異なる強化流派を組み合わせてシナジーを作ったりできる設計です。
ローグライトは同じステージを繰り返し遊ぶジャンルであるため、牌型、遺物、イベントの組み合わせが十分に用意されれば、プレイするたびに異なるデッキを作る楽しさが生まれます。ただし、Steamでは「現在開発中で目指しているゲーム体験」として紹介されており、開発状況によって収録数や内容が変わる可能性がある点には注意が必要です。
配信スケジュール発売日はいつ?Steam表記とプロデューサー発言にズレがある
Steamストアには、発売時期として「2026年第4四半期」と表示されています。一方で、2026年7月31日から8月3日まで上海で開催されたChinaJoy 2026の会場では、プロデューサーが取材に応じ、実際のリリース時期は旧正月前となる2027年2月ごろを予定していると説明しました。Steamストアページに記載されている「2026年第4四半期」については、更新前の情報であると案内されています。
つまり本記事時点では、Steam上の表示と、開発チームが会場で説明した見通しの間にズレがある状態です。今後Steamの表記が更新される可能性もあるため、正確な発売日を確認したい場合は、購入前に改めてSteamストアページの最新表示をチェックしてください。対応プラットフォームとして確認できるのはPCのSteam版のみで、家庭用ゲーム機版については本記事時点で発表されていません。
ローカライズ日本語には対応する?
Steamストアの言語欄では、2026年8月3日時点で日本語は「サポートされていません」と表示されています。正式に対応言語として登録されているのは中国語の簡体字のみです。Steamの商品説明自体は日本語で表示されますが、これはゲーム本編の日本語対応を意味するものではありません。
ChinaJoy 2026会場での説明によると、開発チームは日本語ローカライズの優先度を高く位置づけているものの、発売と同時に対応できるかはスケジュール次第で、可能な限り間に合わせたいとしています。麻雀牌に書かれている数字や記号だけなら言語の影響は限定的ですが、スキル、遺物、イベント、ストーリーを理解するには日本語化が重要になります。購入を検討する場合は、発売前にSteamの対応言語欄を改めて確認しましょう。
参加方法Steamプレイテストは8月10日19時まで
『龍と麻雀』のSteamプレイテストは、中国標準時(北京時間)で2026年7月28日19時に開始されました。終了時刻は同じく中国標準時の8月10日19時と案内されており、日本時間では2026年8月10日20時に相当します。
テスト版では、艾什を操作するキャラクター1人、3つのマップ、3回のボス戦をプレイできます。1周あたりの目安は約50分で、フルにプレイした場合の体験時間は3〜5時間程度です。参加するには、Steamの商品ページにある「アクセスをリクエスト」を選択します。すべてのリクエストは自動的に承認される方式のため、リクエスト後すぐにプレイを始められます。テスト版の対応言語は中国語の簡体字のみのため、スキルや遺物の説明を理解するには翻訳ツールなどが必要になる可能性があります。正式版を購入するか迷っている人にとっては、実際の牌操作や戦闘テンポを確認できる機会です。
動作要件PC版の必要スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応OS | Windows(64ビット対応プロセッサー・OSが必須、詳細は未登録) |
| プロセッサー | 本記事時点で未登録 |
| メモリー | 4GB(最低・推奨とも共通) |
| グラフィック | 本記事時点で未登録 |
| ストレージ | 4GBの空き容量(最低・推奨とも共通) |
Steamでは最低環境と推奨環境の両方に、メモリ4GB、ストレージ空き容量4GBと記載されています。ただし、OS、プロセッサー、グラフィックについては具体的な製品名や条件がまだ登録されていません。ドット絵を採用した2Dのターン制ゲームで、必要メモリとストレージ容量も小さいため、比較的軽いゲームになる可能性はあります。しかし、グラフィック関連の条件が公表されていない以上、低スペックPCや内蔵グラフィックスで確実に動作すると断定することはできません。購入前には、正式版の発売が近づいた段階で更新されるシステム要件を確認しましょう。
適性チェック『龍と麻雀』はどんな人におすすめ?
『龍と麻雀』は、麻雀の複雑な対戦ルールよりも、牌を組み合わせて役を作る部分に面白さを感じる人と相性が良さそうです。デッキ構築型ローグライトが好きな人は、不要な牌を削除して必要な牌を複製する過程を、カードデッキの圧縮に近い感覚で楽しめます。麻雀経験者は、通常なら価値の高い七対子が防御型になるなど、本来の麻雀とは異なる役の使い方を考えられる点も面白いところです。
- 麻雀の役を組み立てる面白さを純粋に楽しみたい
- デッキ構築型ローグライトが好きで牌の削除・複製にも興味がある
- 対人戦ではなく自分のペースでじっくり牌を試したい
- 麻雀は未経験だが遊びながらルールを覚えたい
- 日本語でストーリーやスキルの説明を今すぐ読みたい
- 正式な発売日が確定してから購入を検討したい
- 点数計算やあがりの美しさを競う本格的な対人麻雀がしたい
- 開発初期段階のプレイテスト特有の未調整要素が気になる
Q&Aよくある質問
総括まとめ|麻雀初心者にも経験者にも新しい入り口
『龍と麻雀』は、麻雀牌をカードデッキのように追加、削除、複製、強化しながら敵と戦う、デッキ構築型ローグライトです。順子、刻子、対子がそれぞれ異なる戦闘効果を持ち、役を完成させると連続和了を狙える特殊状態へ移行します。ただし、同じ役には使用回数の上限があるため、一つの役だけに特化したデッキでは安定して攻略できません。
Steamストアの発売時期は「2026年第4四半期」ですが、ChinaJoy 2026会場でプロデューサーが説明した見通しでは、実際のリリースは2027年2月ごろになる可能性があります。日本語は現時点で未対応で、正式に対応言語として登録されているのは中国語の簡体字のみです。Steamプレイテストは日本時間の2026年8月10日20時まで実施されています。
麻雀の知識がなくても始められ、遊びながら牌の組み合わせを覚えられる点は、本作ならではの魅力です。発売時期や日本語対応の状況は今後変わる可能性があるため、続報を確認しながら、気になる人はプレイテストへのアクセスをリクエストしてみるとよいでしょう。



