arkhive S5 RGB採用ゲーミングPC3機種を比較|GC-A7G56R・A5G56R・I7G56Rの違い【2026年10月】
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22万9,800円の5060機と、30万円前後の5060 Ti機の違い

出典:パソコンSHOPアーク ニュースリリース(2026年10月22日)、GC-A7G56R商品ページ、GC-A5G56R商品ページ、GC-I7G56R商品ページ、NVIDIA GeForce RTX 5060 ファミリー、NZXT S5 RGB製品ページ、FRONTIER FRGKB550/5060、OZ GAMING Z1series。価格・構成は2026年10月22日の確認です。
ガラス張りのピラーレスケースに360mm水冷を載せたBTOは、見た目で選びたくなる一方、3機種が横並びで出ると何が値段を分けているのかが分かりにくくなります。
今回のarkhive 3機種は、ケースも水冷もSSD 1TB・メモリ16GBも共通です。22万9,800円のGC-A7G56RはRyzen 7 5700XとRTX 5060、29万9,800円のGC-A5G56RはRyzen 5 7500FとRTX 5060 Ti、30万9,800円のGC-I7G56RはCore Ultra 5 250KF PlusとRTX 5060 Tiです。5060機から5060 Ti機に上がる7万円は、GPUに加えて土台がDDR4のAM4からDDR5のAM5に変わり、電源も850Wから1,000Wに上がる分を含みます。
注意したいのは、5060 Ti機もVRAMは8GBで、5060と同じだということです。VRAM 16GB版を同じ予算帯で買える他社構成もあるため、見た目より中身を取るかどうかで選ぶ機種が変わります。1万円差で迷いやすいGC-A5G56RとGC-I7G56Rは、CPUの好みで決めて構いません。
目次
結論先に結論|5060機と5060 Ti機のどちらを選ぶか
- フルHD中心で、まず安く360mm水冷とS5 RGBの見た目を手に入れたい人
- 7万円の差額を、モニターやSSD増設に回したい人
- メモリ16GBが初期構成のままでも困らない人
- 5060よりGPUの演算性能(CUDAコア約20%増)を取りたく、VRAMは8GBで足りる人
- 後から上位GPUやRyzen 9000シリーズへ載せ替える前提の人
- GPUに加えてDDR5と1,000W電源までまとめて欲しい人
スペック3機種の構成を並べて比較
| 項目 | GC-A7G56R | GC-A5G56R | GC-I7G56R |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 229,800円 | 299,800円 | 309,800円 |
| CPU | Ryzen 7 5700X(8コア16スレッド) | Ryzen 5 7500F(6コア12スレッド) | Core Ultra 5 250KF Plus(6P+12E・18スレッド) |
| GPU | GeForce RTX 5060 8GB | GeForce RTX 5060 Ti 8GB | GeForce RTX 5060 Ti 8GB |
| マザーボード | ASRock B550 Rock WiFi | ASRock B850 Pro RS WiFi | ASRock B860 Rock WiFi 7 |
| メモリ | DDR4-3200 16GB(8GB×2) | DDR5-5600 16GB(8GB×2) | DDR5-5600 16GB(8GB×2) |
| SSD | Kingston NV3 1TB(PCIe 4.0) | Kingston NV3 1TB(PCIe 4.0) | Kingston NV3 1TB(PCIe 4.0) |
| 電源 | 850W 80PLUS GOLD(COUGAR GR 850) | 1,000W 80PLUS GOLD(Thermaltake Toughpower GT Snow) | 1,000W 80PLUS GOLD(Thermaltake Toughpower GT Snow) |
| ケース・色 | NZXT S5 RGB ブラック | NZXT S5 RGB ホワイト | NZXT S5 RGB ホワイト |
| CPUクーラー | ASRock Pro White 360 ARGB(360mm水冷) | ASRock Pro White 360 ARGB(360mm水冷) | ASRock Pro White 360 ARGB(360mm水冷) |
| 型番 | AG-AR8B1TB55AGB6-S5R | AG-AG6B1TB85AGB6I-S5R | AG-IA20B1TB86AGB6I-S5R |
※パソコンSHOPアークのリリースと各商品ページの標準構成です。ディスプレイは別売りで、リリース内の画像はカスタマイズ例のイメージです。

価格差7万円の中身はGPUだけではない
GC-A7G56RとGC-A5G56Rの差額は7万円です。変わるのはGPUだけでなく、CPUがRyzen 7 5700XからRyzen 5 7500Fへ、マザーボードがB550(DDR4)からB850(DDR5)へ、メモリがDDR4-3200からDDR5-5600へ、電源が850Wから1,000Wへと、土台ごと入れ替わります。7万円をGPUの値段として読むと割高に見えますが、実際はプラットフォームの世代差が含まれます。
GPUそのものの差は、NVIDIA公式の仕様で次のとおりです。
| 項目 | RTX 5060 | RTX 5060 Ti(8GB版) |
|---|---|---|
| CUDAコア | 3,840 | 4,608 |
| ブーストクロック | 2.50GHz | 2.57GHz |
| メモリ | 8GB GDDR7・128bit | 8GB GDDR7・128bit |
| 消費電力(TGP) | 145W | 180W |
| NVIDIA推奨の電源容量 | 550W | 600W |
※NVIDIA公式「GeForce RTX 5060 ファミリー」の仕様表。5060 Tiには16GB版もあり、今回の2機種は8GB版です。
CUDAコアは5060 Tiが約20%多く、VRAMの容量とバス幅は同じです。アークはGC-A5G56Rを「フルHD以上のゲームで60FPS以上をターゲットにしたモデル」と案内しており、5060機との違いはGPUの演算性能であって、VRAMを多く使うゲームの上限は変わりません。VRAM 8GBで足りるかどうかはRTX 5060の8GBは2026年に足りないのかを検証した記事で、ゲーム別に確認できます。
電源の1,000Wは、NVIDIA推奨の550〜600Wを大きく上回ります。現状の構成には過剰ですが、アークは3機種とも「Radeon RX 9070 XT」や「GeForce RTX 5080」へのカスタマイズに対応すると案内しているため、将来GPUを上げるときに電源を替えずに済む余裕と考えられます。
CPU差GC-A5G56RとGC-I7G56Rは1万円差、決め手はCPUの方向性
GPU・メモリ・SSD・電源・水冷・ケースはGC-A5G56RとGC-I7G56Rで共通で、違うのはCPUとマザーボードだけです。Ryzen 5 7500Fは6コア12スレッド・TDP 65W、Core Ultra 5 250KF Plusは6P+12Eの18スレッド・TDP 125Wで、1万円の差額でコア数とスレッド数が増える代わりに、CPUの電力枠も大きくなります。
ゲーム中心でGPUが先に頭打ちになる8GB構成では、CPUの差が出るのは配信しながらのプレイや動画書き出しなど、同時に別の作業を走らせる場面が中心です。逆に、将来Ryzen 9000シリーズへ載せ替えるつもりならAM5のGC-A5G56R、CPUの同時処理能力を最初から取りたいならGC-I7G56Rという分け方になります。
arkhiveはモデル名を使い回しており、HAF II 500採用の4機種にも同じ名前のGC-I7G56Rがあります。こちらはCore Ultra 7 270K Plusを積んだ別構成です。S5 RGB版は型番の末尾が「-S5R」で、AG-IA20B1TB86AGB6I-S5Rです。注文前に型番の末尾まで一致しているか確認してください。
他社比較同じ価格帯の他社構成と比べる
GC-A7G56Rと同じRyzen 7 5700X×RTX 5060で近いのが、FRONTIERのFRGKB550/5060です。税込225,800円ですが送料3,300円が別にかかり、実質の差はGC-A7G56R(送料無料)と700円ほどになります。
| 項目 | GC-A7G56R | FRONTIER FRGKB550/5060 |
|---|---|---|
| 価格 | 229,800円(送料無料) | 225,800円+送料3,300円 |
| CPU・GPU | Ryzen 7 5700X・RTX 5060 | Ryzen 7 5700X・RTX 5060 |
| メモリ | 16GB(8GB×2) | 16GB(16GB×1) |
| 冷却 | 360mm水冷 | 空冷 |
| マザーボード・ケース | B550・ATXのS5 RGB | B550・Micro-ATX |
| 電源 | 850W GOLD | 600W PLATINUM |
| 出荷の目安 | 10〜14日(取り寄せ部品を含むと18〜28日) | 受注生産 |
※2026年10月22日に各社の商品ページで確認した標準構成です。FRONTIERは製造時期でパーツが変わる場合があります。
送料込みでほぼ同額なら、水冷・メモリ2枚組・850W電源・ATXケースを備えるGC-A7G56Rの方が構成は厚くなります。メモリは同じ16GBでも、8GB×2枚はデュアルチャンネルで動き、16GB×1枚のシングルチャンネルより帯域で有利です。
GC-A5G56Rの比較相手は、OZ GAMINGのZ1series(Ryzen 5 7500F・RTX 5060 Ti 16GB)です。税込289,800円で、アークより1万円安く、VRAMは2倍の16GBです。
| 項目 | GC-A5G56R | OZ GAMING Z1series |
|---|---|---|
| 価格 | 299,800円 | 289,800円 |
| CPU | Ryzen 5 7500F | Ryzen 5 7500F |
| GPU | RTX 5060 Ti 8GB | RTX 5060 Ti 16GB |
| メモリ | DDR5-5600 16GB | DDR5 16GB |
| SSD | 1TB(PCIe 4.0) | 500GB(Gen3) |
| 冷却・電源 | 360mm水冷・1,000W GOLD | 商品ページで要確認 |
| 出荷の目安 | 10〜14日(取り寄せ部品を含むと18〜28日) | 在庫あり・3〜5営業日 |
※2026年10月22日に各社の商品ページで確認した内容です。OZ GAMINGは商品ページで冷却方式と電源の記載を確認できなかったため、購入前に商品ページで見てください。
価格とVRAM容量で比べるなら、VRAMが倍で1万円安いOZ GAMINGが有利です(SSDは500GBです)。一方、アークは1TB SSD・360mm水冷・1,000W電源・WiFi付きB850マザーボードが最初から付き、SSDを増設する手間や費用がかかりません。STORMのGKB2-75F56Ti8(Ryzen 5 7500F・RTX 5060 Ti 8GB・DDR5 32GB・SSD 1TB、294,800円)は、同じ8GB版のGC-A5G56Rより5,000円安く、メモリが32GBになります。ただし電源は650W BRONZEで、ケースの見た目と水冷を取るならアークです。
選び方3機種、どれを選ぶか
購入前注文前に確認したい4つの点
出荷の目安は、即納パーツだけなら10〜14日、取り寄せのパーツを含むと18〜28日と案内されています。GC-A5G56Rのカスタマイズ画面では、標準のThermaltake 1,000W電源に「入荷待ち」の表示が出ていました(2026年10月22日時点)。早く手に入れたい場合は、カートに入れた時点の出荷目安を見てください。
保証は標準で1年間のセンドバック方式です。本体価格の6%で2年間、10%で3年間に延長できます。
ケースの制約も押さえておきたい点です。S5 RGBはCPUクーラーが高さ162mmまで、GPUは415mmまで、上面のラジエーターは最大360mmまでです。ラジエーターを後から別のものに換えるときや、大型のグラフィックスカードへ載せ替えるときはS5 RGBの寸法と対応範囲を確認してください。
ケース単体はアークで8,980円です。3機種の構成で見ると、ケース代はいちばん安い機種の4%弱にあたり、7万円の価格差を生むのはCPU・GPU・電源側です。
リリースの画像にはモニターが写っていますが、ディスプレイは別売りで本体には含まれません。ケースの色はGC-A7G56Rがブラック、GC-A5G56RとGC-I7G56Rがホワイトです。
購入先3機種とS5 RGBケースの購入先


※価格・在庫・構成は変動します。最新情報は各商品ページでご確認ください。
FAQよくある質問
まとめまとめ|7万円の差は土台ごとの世代差、VRAMは3機種とも8GB
arkhiveのS5 RGB採用3機種は、360mm水冷と見た目を共通にしながら、22万9,800円のGC-A7G56Rと29万9,800円・30万9,800円の5060 Ti機に分かれます。7万円の差額はGPUだけでなく、DDR4からDDR5への世代交代と電源の増強を含みます。
フルHD中心ならGC-A7G56R、将来の載せ替えまで見るならGC-A5G56R、並行作業の多さでGC-I7G56Rを選べば迷いません。VRAMを優先する人だけは、他社の16GB版と並べて決めてください。
とにかく安くS5 RGBと水冷を手に入れるならGC-A7G56R、AM5とRTX 5060 Tiで長く使うならGC-A5G56R、動画編集や配信も回すならGC-I7G56Rです。5060 Ti機に上がっても、VRAMは8GBのままという点を忘れずに選んでください。




