Windows 11の復元ポイントを作る方法|GPUドライバー更新前の手順と、ゲームのセーブへの影響・戻す前の確認【2026年】

Windows 11の復元ポイントを作る方法|GPUドライバー更新前の手順と、ゲームのセーブへの影響・戻す前の確認【2026年】

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トラブル・設定/Windows 11/2026年10月13日
Windows 11の復元ポイントを作る方法
GPUドライバー更新前に作り、セーブは別に守ります
復元ポイントで戻るのはシステムファイル・レジストリ・プログラムです。作成手順と復元前の確認、セーブの別保管、名前の似たPoint-in-time restoreとの違いを押さえれば、更新前の備えは整います。
保護は既定でオフ戻す前に影響プログラムを確認セーブは別にコピー

GPUドライバーを更新したあとにゲームが落ちるようになると、更新前の状態に戻したくなります。そのための備えが、Windowsの「システムの復元」で使う復元ポイントです。ただ、復元ポイントは更新の前に作っておかなければ使えません。

更新前にやることは、スタートメニューで「復元ポイントの作成」を開き、システムの保護がオンか確かめて、「作成」で目的が分かる名前のポイントを残すことです。システムの保護は既定ではオンになっていません。自分のPCで状態を確認してください。

復元ポイントは、ゲームのセーブや録画を丸ごと保存するバックアップではありません。セーブは別の場所にコピーしてから更新します。設定の「回復」にあるPoint-in-time restoreは、個人ファイルまで巻き戻す別の機能なので、取り違えないでください。会社や学校が管理するPCは、管理者の方針に従います。

目次

範囲復元ポイントで戻るもの、戻らないもの

従来のシステムの復元は、システムファイル、レジストリ設定、インストールされているプログラムを、復元ポイントを作った時点の状態に戻す機能です。個人用ファイルには影響しません。ドライバーやアプリを入れたあとに不安定になった場合の、戻り先として使います。

一方、バックアップはファイルのコピーを別に作っておく仕組みで、目的が違います。昨日のセーブや消してしまった録画を取り戻したいときは、復元ポイントではなくファイルのコピーが必要です。個人ファイルの保管先には、外付けドライブへのFile Historyや、OneDriveへのWindows Backupがあります。

守りたいもの復元ポイントで戻るか備え方
ドライバー・アプリの状態戻ります。作成時点のプログラムとシステム設定が対象です更新前に復元ポイントを作ります
ゲームのセーブ・録画取り戻すための仕組みではありません。レジストリに進行状況を持つゲームは影響を受ける可能性がありますゲームを終了してから別の場所にコピーします
キー設定・MOD構成保存場所によって異なります保存場所を確かめてコピーします

作成GPUドライバーの更新前に復元ポイントを作る

システムの保護がオンか確認する

スタートメニューで「復元ポイントの作成」を検索して開きます。Windowsキー+Rで「systempropertiesprotection.exe」を入力しても、同じ画面に入れます。「システムの保護」タブでWindowsが入っているドライブを選び、「構成」を開きます。

保護がオフなら、有効にするオプションを選び、スライダーで復元ポイントに使えるディスク容量の上限を決めて「適用」を押します。容量の推奨値は決まっていないので、空き容量とのバランスを見て決めてください。

手動で作成する

  1. 「システムの保護」タブで「作成」を選びます。
  2. 「GPUドライバー更新前」のように、何の前かが分かる説明を入力します。
  3. もう一度「作成」を押し、完了の表示が出るまで待ちます。
  4. ゲームのセーブを別の場所にコピーします。
  5. そのあとで、GPUドライバーの更新だけを行います。

作成に失敗したときは、戻り先ができたものとして進めないでください。表示されたメッセージを控え、ドライブの空き容量とシステムの保護の設定を見直します。更新前に使っていたドライバーのバージョンも、メモしておくと原因を追いやすくなります。

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一度に変えるのは1つだけ

ドライバー更新と同時にゲームの設定やほかのアプリも変えると、不調の原因がどれか分からなくなります。復元ポイントを作ったら、変更はドライバーの更新だけにします。

セーブゲームのセーブは復元ポイントとは別に守る

復元ポイントを作っても、セーブの保全までは済んでいません。ファイルとして保存されるセーブは、ゲームを終了してから外付けのドライブなどにコピーし、コピー先にファイルが入っているかを開いて確かめます。内蔵ドライブの故障にも備えられます。

ゲームによっては、進行状況をレジストリに持つものがあります。システムの復元ではレジストリが復元ポイントの時点に戻るため、ファイルのコピーだけで十分とは決めつけず、保存場所を確かめてから対象を選んでください。場所の調べ方とバックアップの手順は、PCゲームのセーブデータ管理ガイドにまとめています。クラウド同期があるゲームでも、コピーを手元に残しておくと安心です。

復元不調になったら、戻す前に影響を確認する

Windowsが起動するとき

Windowsキー+Rで「rstrui.exe」を入力すると、システムの復元が開きます。不調が始まる前の日時のポイントを選び、「影響を受けるプログラムのスキャン」で、復元で影響を受けるプログラムを確かめます。目的のポイントが見えないときは、「他の復元ポイントを表示する」にチェックを入れます。

「次へ」「完了」と進むと、適用のために再起動が入ります。オンライン対戦や作業の途中では始めないでください。ノートPCは電源につないでおきます。戻したあとは、起動できただけで終わらせず、不調だったゲームと必要なアプリを実際に動かして確かめます。不調がドライバーだけに限られるなら、デバイスマネージャーのドライバーのロールバックで足りることもあります。それでも直らなければ、同じ復元を繰り返さず、原因の切り分けに戻ります。更新後の症状はWindows Update後にゲームが起動しないときの確認手順が次の確認先です。

Windowsが起動しないとき

回復環境から、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「システムの復元」と進みます。ドライブを暗号化している場合は、BitLockerの回復キーが必要です。キーを用意できないまま、初期化に切り替えることは避けてください。回復キーは、保存した場所から事前に確認しておけます。

混同Point-in-time restoreとの違い

設定の「システム」→「回復」にPoint-in-time restoreが表示されるPCでは、従来のシステムの復元と分けて考えます。Point-in-time restoreの復元ポイントにはOS、アプリ、設定に加えてローカルのファイルも含まれ、選んだポイントより後の変更は失われます。復元されるのはOSが入っているボリュームだけで、保持は最大72時間です。復元の開始は回復環境からに限られます。

機能開く場所操作前に見るところ
システムの保護・システムの復元「復元ポイントの作成」、rstrui.exe変更前のポイントがあるか、影響を受けるプログラムは何か
Point-in-time restore設定の「回復」(構成)、回復環境(復元)個人ファイルを含む巻き戻しの警告と、直近のセーブ・録画のコピーがあるか
ファイルのバックアップFile History、Windows Backupなど戻したいセーブがコピーにあり、保存日時が目的に合うか

Point-in-time restoreを使うつもりがないなら、その画面の警告を読み飛ばして、従来の手順を当てはめないでください。GPUドライバーの更新前に作る備えは、ここまで説明した従来の復元ポイントです。

注意復元ポイントが見つからない・使えないとき

更新したあとで復元ポイントがないことに気づいた場合、今から作ったポイントは更新前の状態の代わりになりません。復元ではなく、ドライバーの入れ直しで戻します。手順はGPUドライバーのクリーンインストール手順で確認できます。

また、2026年7月のセキュリティ更新以降のWindows 11 24H2・25H2・26H1とWindows Server 2025では、VBS(仮想化ベースのセキュリティ)が動作しているとき、所定の安全性の確認を通ったポイントからしか復元できません。確認を通るには、最低限のVBS CIポリシーの要件を満たすか、ポリシーのバージョンを比較できないときは60日以内であることが条件です。表示されるポイントのすべてが使えるとは限りません。

条件を満たさないポイントを使うには、VBSを無効にする必要があります。ただし、ポイントを使うためだけにVBSをオフにすると、保護機能を弱めたままゲームを遊ぶことになります。強引に押し通すより、更新のたびにポイントを作り直す運用のほうが安全です。

まとめまとめ|復元ポイントとセーブのコピーを、更新前にひと組で用意する

まとめ

GPUドライバーを更新する前に、「復元ポイントの作成」でシステムの保護を確認し、説明を付けて手動で作成します。ゲームのセーブは復元ポイントに頼らず、別の場所へコピーしておきます。戻すときは日時と「影響を受けるプログラムのスキャン」を確認し、設定の「回復」にあるPoint-in-time restoreとは区別します。ポイントが使えなかったり、更新後に気づいたりしたときは、無理に復元せず、ドライバーの入れ直しに進みます。

※2026年10月13日時点のWindows 11が対象です。画面の名称や配置は、バージョンや言語で変わることがあります。出典:Microsoftサポート「システムの保護」、Microsoftサポート「システムの復元」、Microsoftサポート「Backup, restore, and recovery in Windows」、Microsoft Learn「Restoring the System」、Microsoft Learn「Point-in-time restore for Windows」。

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