Angry Miao INFINITY.97は買い?バッテリー交換式・8K対応47gマウスの重量表記を検証【2026年版】
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
公式ページ内で「37g」と「39g」表記が食い違う理由まで確認
交換式バッテリーをうたうワイヤレスゲーミングマウスが増えていますが、「充電の待ち時間がなくなる」という触れ込みが実際どこまで本当なのか、スペック表だけでは判断しづらいところがあります。Angry Miaoの新型「AM INFINITY MOUSE .97」も、340mAhバッテリーを1.2秒で交換できる仕組みと最大8000Hzのポーリングレートを売りにする一方、公式ストアのページ内でさえ有線時の重量表記が「37g」と「39g」の2通りに分かれているなど、購入前に整理しておきたい情報がいくつかあります。
AM INFINITY MOUSE .97は、2025年3月発売の初代「AM Infinity Mouse」(49g)を3%小型化した後継モデルで、Kickstarterのクラウドファンディングを経て2026年に発売されました。センサーはPAW3950、接続方式はBluetooth・有線・2.4GHzのトライモード対応で、無線時の重量は47g、価格は米国Angry Miao公式ストアでセール中159.99ドル(通常価格179.00ドル)、国内はARK(パソコンSHOPアーク)で税込27,599円前後です。
この記事では、Angry Miao公式ストアの商品ページを直接確認して見つかった有線重量の表記の食い違いを起点に、バッテリー交換の仕組みが実際に役立つ場面かどうか、8000Hzポーリングが自分に必要かどうか、税込2.8万円前後という価格が妥当かどうかを、3つの判断軸で整理します。
目次
スペックAM INFINITY MOUSE .97の基本スペック
Angry Miao公式ストアの商品ページによると、AM INFINITY MOUSE .97の主な仕様は次のとおりです。重量表記の食い違いについては次の章で詳しく解説します。
- センサー:PAW3950(Angry Miao公式)。Forbesの報道によると最大30,000DPI、最大トラッキング速度750IPS、最大加速度50Gに対応します
- ポーリングレート:Dual 8K polling。有線・2.4GHz無線接続時に最大8000Hzまで設定できます
- 接続方式:Bluetooth・有線(USB)・2.4GHzのトライモード
- メインスイッチ:TTC製オプティカルマイクロスイッチ(Forbesの報道ではクリック耐久1億回)
- バッテリー:340mAhのマグネット式バッテリーをホットスワップで運用する仕組み(詳細は後述)
- 重量:無線47g(本文・スペック表とも一致)。有線時は公式ページ内で37gと39g(バッテリー含まず)の2通りの表記があります
- カラー:Neon Rosa・Basalt Black・Cloud Whiteの3色
- 価格:米国Angry Miao公式ストアでセール価格159.99ドル(通常価格179.00ドル)。国内はARKで税込27,599円前後(変動あり)
出典:Angry Miao公式ストア「AM INFINITY MOUSE .97」商品ページ、Forbesの報道(2026年8月2日)にもとづきます。価格は変動するため、購入前に最新の表示を確認してください。
重量有線重量が「37g」と「39g」で食い違う理由
Angry Miao公式ストアの商品ページを直接確認したところ、無線時の重量は本文・スペック表とも47gで一致していますが、有線時の重量は同じページの中で2通りの数値が書かれています。商品説明の本文では「37g wired」、その少し下にあるスペック表では「Wired 39g(excl. battery)」と表記されており、2gの差があります。
ページ上部の商品説明で紹介されている有線重量の数値です。「wired」とだけ表記されており、バッテリーを外した状態かどうかの注記はありません。
ページ下部の仕様表に記載されている数値で、「excl. battery(バッテリー含まず)」という注記が付いています。本文の37gより2g重い数値です。
他の紹介ページの多くは、このどちらか一方だけを転記しており、公式ページ内で数値が割れていること自体に触れているものは見当たりませんでした。バッテリーを外した状態の実測が37gなのか39gなのか、あるいは計測条件(付属パーツの有無など)が異なるのかは、現時点でAngry Miao公式からの追加説明が見当たらないため断定できません。有線時の軽さを重視して購入を検討している場合は、37gという最軽量値をそのまま基準にせず、39g前後になる可能性を前提に考えておくと安全です。無線時の47gについては本文・スペック表とも一致しているため、こちらは実測値として扱って問題なさそうです。
バッテリー交換式バッテリーは本当に便利か
AM INFINITY MOUSE .97の最大の特徴は、Angry Miaoが「Infinite Battery(無限バッテリー)」と呼ぶホットスワップ式のバッテリー機構です。マウス背面から340mAhのマグネット式バッテリーを引き抜き、予備のバッテリーと差し替えることで、充電のために作業を中断する必要がなくなる設計です。Angry Miao公式は、この着脱を約1.2秒で行えるとしています。
Forbesの報道によると、公称の連続稼働時間はポーリングレート1000Hz設定時で最大約165時間、Blast Mode無効・2.4GHz接続・8000Hz設定では1本あたり約30時間とされています。8000Hzを常用する場合、1本のバッテリーは半日〜1日程度で切れる計算になりますが、外したバッテリーを付属のレシーバー(充電スタンド)側で充電しながら、マウス側は別のバッテリーで使用を継続できるため、ワイヤレス接続を切らずに実質的に充電時間を気にせず使い続けられます。
判断のポイントは、この仕組みが自分の使い方に合うかどうかです。PowerPlayのような専用の非接触充電マウスパッドを使わなくても、ワイヤレス接続を維持したまま運用できる点は明確なメリットです。一方で、常に2本目のバッテリーを持ち歩き、充電しておく手間は発生します。1本のバッテリーだけで運用し、切れたら都度レシーバーへ挿して充電する使い方でも困らない人にとっては、この機構の価値は薄れます。8000Hzを長時間使う競技志向のプレイヤーや、充電を忘れがちな人には向いていますが、普段は1000Hz前後で十分で、たまにしか長時間プレイしない人にはやや過剰な機能といえそうです。
ポーリング8000Hzポーリングは自分に必要か
AM INFINITY MOUSE .97は、有線・2.4GHz無線のいずれでも最大8000Hzのポーリングレートに対応する「Dual 8K polling」をうたっています。8000Hzのポーリングレートが実際にどんな場面で体感できるか、モニターのリフレッシュレートとの関係、CPU負荷との兼ね合いといった一般的な仕組みは、コントローラーで検証したGameSir G7 Pro 8K PC ALの記事で詳しく解説しています。8000Hz設定でゲーム中にカクつきやフレームレート低下が起きる場合の原因と対処法は、8000Hzマウスでゲームがカクつく原因と直し方にまとめてあるので、購入後にトラブルが出た場合はあわせて確認してください。
INFINITY.97固有の判断ポイントとしては、8000Hzを生かす前提でバッテリー消費が早くなること(前述のとおり8000Hz・2.4GHz設定では1本あたり約30時間)が挙げられます。144Hz以上の高リフレッシュレートモニターを使い、競技系FPSタイトルを中心にプレイする人にとっては8000Hzの上限を選べるメリットが大きい一方、普段使いや低フレームレートのゲームが中心の人は、4000Hzや1000Hz程度に設定を落としてバッテリー持ちを優先したほうが扱いやすくなります。
グリップ対応するグリップと手のサイズの目安
Angry Miao公式によると、AM INFINITY MOUSE .97はつかみ持ち(claw grip)とつまみ持ち(fingertip grip)に最適化された形状です。かぶせ持ち(palm grip)を主に使う人向けの案内は見当たりませんでした。
手のサイズの目安についても公式ページに具体的な記載があります。手の幅が17cm未満であれば「Ideal fit(最適)」、17〜19cmであれば「Micro-adjustment(微調整が必要)」と案内されています。19cmを超える手のサイズについての言及はなく、想定対象外とみなしたほうがよさそうです。
普段使っているマウスと手の幅を比べたうえで検討してください。特にかぶせ持ちを主に使う人や、手の幅が19cmを超える人は、このマウスの想定グリップから外れる可能性があります。
価格税込2.8万円前後という価格は妥当か
Angry Miao公式ストア(米国)では、AM INFINITY MOUSE .97はセール価格159.99ドル、通常価格179.00ドルで販売されています。国内ではARK(パソコンSHOPアーク)がNeon Rosa・Basalt Black・Cloud Whiteの3色を取り扱っており、2026年9月時点の価格は税込27,599円前後です。国内での取り扱いが始まった2026年7月時点は税込28,900円だったため、当時より値下げされている状態です。
Amazon.co.jpで「Angry Miao」を検索すると、初代モデルである49gの「AM Infinity Mouse」がヒットしますが、本記事で扱っている47gの「.97」モデルは、本記事執筆時点でAmazon.co.jpには出品が見当たりません。国内で.97モデルを購入する場合は、ARKなど取り扱いのある小売店の商品ページで「INFINITY.97」または「.97」の表記を確認してから注文してください。
税込2.8万円前後という価格は、一般的なゲーミングマウスの相場のなかでは上位クラスに位置します。マグネシウム合金の外装や、交換式バッテリーという他社にあまり例のない機構を含めた価格設定と考えられ、価格差をバッテリー交換の利便性とデザインの個性に見出せるかどうかが判断の分かれ目です。単に軽さや8000Hz対応だけを求めるなら、より安価な選択肢も検討する価値があります。
結論AM INFINITY MOUSE .97は買いか
- 8000Hzを長時間使う競技志向のプレイヤーで、充電のためにワイヤレス接続を切りたくない人
- 手の幅が19cm未満で、つかみ持ち・つまみ持ちを中心に使う人
- マグネシウム合金外装や交換式バッテリーといった独自機構に価値を感じ、税込2.8万円前後を許容できる人
- かぶせ持ちが中心、または手の幅が19cmを超える人(想定グリップから外れます)
- 1000Hz前後の設定で十分満足しており、8000Hzやバッテリー交換の恩恵を求めていない人
- 国内でAmazon.co.jpからすぐ購入したい人(本記事執筆時点で.97モデルの出品は見当たりません)
購入先AM INFINITY MOUSE .97の購入先
国内ではARK(パソコンSHOPアーク)がNeon Rosa・Basalt Black・Cloud Whiteの3色を取り扱っています。価格・在庫は変動するため、購入前に商品ページで最新の情報を確認してください。
FAQよくある質問
まとめまとめ|重量表記の食い違いを踏まえたうえで判断する
AM INFINITY MOUSE .97は、340mAhバッテリーを1.2秒で交換できるホットスワップ機構と、有線・2.4GHz無線とも最大8000Hzに対応するDual 8K pollingを組み合わせたワイヤレスゲーミングマウスです。無線時47gという軽さは公式ページ内で一貫していますが、有線時の重量は「37g」(本文)と「39g・バッテリー含まず」(スペック表)の2通りの表記があり、公式自身の数値が割れている点は購入前に知っておく価値があります。
8000Hzを長時間使いたい競技志向のプレイヤーで、手の幅19cm未満・つかみ持ちかつまみ持ちが中心の人には、交換式バッテリーの利便性を含めて有力な選択肢です。一方、かぶせ持ちが中心の人や手の幅が19cmを超える人、1000Hz前後の設定で満足している人には優先度は下がります。
国内ではAmazon.co.jpに.97モデルの出品が見当たらず、ARK(パソコンSHOPアーク)が主な購入先です。税込2.8万円前後という価格は、マグネシウム合金外装と交換式バッテリー機構への対価と考え、価格に見合う価値を感じられるかどうかで判断してください。


