『ドラゴンズドグマ2』TU3.2でPC版システム要件が変更|同等スペックで公式fps目標が30→45-60FPSへ【2026年9月】
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ほぼ同等のスペックで公式fps目標が30FPSから45〜60FPSへ
出典:カプコン公式サイト「ドラゴンズドグマ2 UPDATE」 / PR TIMES「『ドラゴンズドグマ2:ダークアリズン』ゲームサイクル紹介映像公開のお知らせ」にもとづきます。本記事の情報は2026年9月2日時点のものです。
『ドラゴンズドグマ2』の推奨GPUがRTX 2080だったこと、そしてその数値が「1080pで30FPS」を目標にした値だったことを覚えているでしょうか。発売から1年半、公式スペック通りの構成では市街地でのカクつきが指摘され続け、快適に遊ぶには公式表より数段上のGPUが必要という評判が定着していました。
カプコンは2026年9月2日、アップデート「TU3.2」でPC版のシステム要件表を改定しました。最低・推奨ともにGPUの型番は下がって見えますが、あわせて明記されたfps目標は最低ラインで45〜60FPS、推奨ラインで1080p 60FPSないし2160p 45FPSと、発売時の30FPSから大きく引き上げられています。
この記事では、カプコン公式が公開した新スペック表を発売時の旧スペックと項目ごとに突き合わせ、実際に何が下がり何が変わっていないのかを整理します。そのうえで、手元のCPU・GPUが新しい最低ライン・推奨ラインのどちらに該当するか判断する目安も示します。
TU3.2以降の新スペック表では、最低GPUはGTX 1660(NVIDIA)、推奨GPUはRTX 2070 Super(NVIDIA)・RX 6600 XT(AMD)に改定されました。AMD側の最低GPU(RX 5500 XT 8GB)と推奨CPU(Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X)は発売時から変わっていません。最大の変化は型番ではなく、公式が保証するfps目標が最低・推奨とも1080p 30FPSから45〜60FPS(最低)、1080p 60FPS/2160p 45FPS(推奨)へ引き上げられた点です。OSはWindows 11(64bit)が必須になり、Windows 10は対象外になりました。
目次
配信TU3.2配信でPC版のシステム要件が変わった
カプコンは2026年9月2日、『ドラゴンズドグマ2』の最新アップデート「TU3.2」を配信しました。公式サイトの更新情報ページには、9月2日更新分として「最適化による動作改善とシステム要件の変更」と明記されています。
今回の変更はPC版の必要スペック表そのものの改定であり、これまでのバランス調整パッチとは性格が異なります。公式サイトに掲載されている「ドラゴンズドグマ2 – 解像度とフレームレート(TU3.2以降/PC版)」という表が、発売時に公開されていたスペック表を置き換える形で公開されました。Steamストアの必要システム要件も、本稿執筆時点ですでにこの新しいスペック表と同一の内容に更新されています。
比較新旧スペック比較
発売時に公開されていた要件と、TU3.2以降の要件を項目ごとに並べると、変更点と変更されていない点がはっきり分かります。まずは最低スペックから確認します。
| 項目 | 発売時 | TU3.2以降 |
|---|---|---|
| OS | Windows 11 / 10(64bit) | Windows 11(64bit必須) |
| CPU | Core i5-10600 Ryzen 5 3600 | Core i5-8500 Ryzen 5 3500 |
| GPU | GTX 1070 RX 5500 XT(8GB) | GTX 1660 RX 5500 XT(8GB) |
| メモリ | 16GB | 16GB |
| 目標 | 1080p・低設定・30FPS | 1080p・FSR・45〜60FPS |
続いて推奨スペックです。
| 項目 | 発売時 | TU3.2以降 |
|---|---|---|
| OS | Windows 11 / 10(64bit) | Windows 11(64bit必須) |
| CPU | Core i7-10700 Ryzen 5 3600X | Core i7-10700 Ryzen 5 3600X |
| GPU | RTX 2080 RX 6700 | RTX 2070 Super RX 6600 XT |
| メモリ | 16GB | 16GB |
| 目標 | 1080p・高設定・30FPS | 1080p 60FPS (品質重視は2160p 45FPS) |
※ 発売時のスペックはカプコンが発売時に公開していた要件、TU3.2以降のスペックは2026年9月2日更新の公式ページに掲載された表にもとづきます。レイトレーシングに対応するにはNVIDIA GeForce RTX 2080 TiまたはAMD Radeon RX 6800以上のグラフィックボードが必要という条件は、TU3.2以降も変わっていません。
表を見ると、CPUは最低ラインで明確に引き下げられている一方、GPUは最低ラインだとGTX 1070からGTX 1660への変更でほぼ同格のクラスにとどまり、AMD側の最低GPU(RX 5500 XT 8GB)は完全に据え置きです。引き下げが大きいのは推奨GPU(RTX 2080→RTX 2070 Super、RX 6700→RX 6600 XT)と最低CPUの2箇所で、推奨CPUは発売時から一切変わっていません。
- 最低CPU:Core i5-10600 / Ryzen 5 3600 → Core i5-8500 / Ryzen 5 3500(明確に引き下げ)
- 推奨GPU:RTX 2080 / RX 6700 → RTX 2070 Super / RX 6600 XT(引き下げ)
- 最低GPU(NVIDIA側):GTX 1070 → GTX 1660(ほぼ同格のクラス)
- OS要件:Windows 11(64bit)が必須に、Windows 10は対象外
- 公式fps目標:最低・推奨とも30FPS → 最低45〜60FPS、推奨1080p 60FPS/2160p 45FPS
- 推奨CPU:Core i7-10700 / Ryzen 5 3600Xのまま
- 最低GPU(AMD側):RX 5500 XT(8GB)のまま
- メモリ要件:最低・推奨とも16GBのまま
- レイトレーシング要件:RTX 2080 Ti / RX 6800以上が必要という条件は変更なし
核心本当に変わったのは公式が保証するfps目標
スペック表の型番だけを見ると「要求スペックが下がった」という見出しになりがちですが、それは変更の半分しか説明していません。発売時のスペック表は「解像度・設定・fps」を1行で示すだけの単純な形式で、最低スペックが1080p・低設定・30FPS、推奨スペックが1080p・高設定・30FPSと、どちらも30FPSが目標値でした。
TU3.2以降の新スペック表は、この形式自体が変わっています。パフォーマンス重視と品質重視の2パターンに分けて明記されるようになり、最低ラインでもパフォーマンス重視なら1080p・FSR・45〜60FPS、品質重視でも1080p・FSR・45FPSが目標値です。推奨ラインではパフォーマンス重視で1080p・DLSS/FSR・60FPS、品質重視では2160p(4K)・DLSS/FSR・45FPSまで表記されています。発売時の推奨スペック表には4K(2160p)の記載自体がなかったことを踏まえると、公式が想定するプレイ体験の幅は明らかに広がっています。
| 区分 | 発売時の目標 | TU3.2以降の目標 |
|---|---|---|
| 最低 | 1080p・30FPS | 1080p・45〜60FPS(パフォーマンス重視) 1080p・45FPS(品質重視) |
| 推奨 | 1080p・30FPS | 1080p・60FPS(パフォーマンス重視) 2160p・45FPS(品質重視) |
もう一点、見落とされやすい違いがあります。最低ラインの対応アップスケーラーはFSRのみで、DLSSの記載がありません。推奨ラインではDLSS/FSRの両方が挙げられています。最低GPUのGTX 1660はTuring世代ですが、RTXシリーズのようなTensorコアを搭載していないためDLSSには対応しておらず、これが最低ラインの表記に反映されているとみられます。
公式表の「45-60FPS」は常時60FPSを保証する数値ではなく、シーンによって変動する幅のある目安です。市街地など負荷の高い場面ではフレームレートが低下する場合があると、公式ページにも注記されています。GTX 1660クラスで常に60FPS張り付きを期待するのは禁物です。
まとめると、ほぼ同格のハードウェアで、カプコンが保証するプレイ体験の水準そのものを引き上げてきたのが今回の要件変更の実質です。TU3.2の最適化がどれだけ効いたかを最も雄弁に語っているのは、GPUの型番ではなくこのfps目標の数字です。
OSWindows 11の64bitが必須に
発売時のOS要件は「Windows 11 / 10(64bit)」で、Windows 10でも動作対象でした。TU3.2以降の新スペック表では「Windows 11(64bit必須)」とだけ記載されており、Windows 10は最低・推奨のどちらの欄からも外れています。新表にはDirectX Version 12への対応も明記されています。
Windows 10は2025年10月にサポートを終了しており、Windows 11への移行はドラゴンズドグマ2に限らず進めておきたいところです。まだWindows 10のまま『ドラゴンズドグマ2』をプレイしている場合、OS要件の面で公式サポート対象から外れることになるため、Windows 11へのアップグレードを検討してください。
判断自分のPCで遊べるか判断する目安
手元のCPU・GPUがどのラインに該当するかで、狙えるプレイ体験は変わります。TU3.2以降の新スペックを基準に、4つのパターンに分けて整理しました。
関連拡張版『ダークアリズン』の新映像も公開
TU3.2の配信と同じ2026年9月2日、PR TIMES経由でカプコンから、10月9日発売予定の拡張版『ドラゴンズドグマ2:ダークアリズン』のゲームサイクル紹介映像が公開されたとのプレスリリースが配信されました。このリリースの中で、TU3.2の内容としてフレームレートの改善、セーブスロットの追加、カスタムスキルセット枠の拡張などが挙げられています。
拡張版の追加コンテンツのボリュームや推奨レベルといった詳細は、本編の要件変更とは別の話題になるため、既存の関連記事にまとめています。気になる場合はページ末尾の関連記事から確認してください。
FAQよくある質問
TU3.2で公表されたPC版の新スペック表は、GPU型番だけを見れば発売時より低いラインに見えます。しかし実態は、ほぼ同格のハードウェアで公式が保証するfps目標を1080p 30FPSから45〜60FPSへ引き上げた、最適化の成果を反映したスペック表の見直しです。推奨CPUのCore i7-10700 / Ryzen 5 3600Xと、AMD側最低GPUのRX 5500 XT(8GB)は発売時から変わっていません。
手元のPCで判断すべきポイントは、CPUが新しい最低ライン(Core i5-8500 / Ryzen 5 3500)を満たしているか、そして推奨ライン(Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X + RTX 2070 Super / RX 6600 XT)にどれだけ近いかです。快適な60FPSプレイを狙うなら推奨ラインを満たす構成が目安になります。より詳しい必要スペックとおすすめ構成、設定の勘どころは関連記事もあわせて確認してください。




