SILENT HILL f PC版が重い?|シャドウ+シェーダーで40%改善——Visual Effectsだけは下げるな

(更新: 2026.6.14)
SILENT HILL f PC版が重い?|シャドウ+シェーダーで40%改善——Visual Effectsだけは下げるな

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『SILENT HILL f(サイレントヒルf)』PC版は、UE5.4.2のSoftware Lumenを採用した和製J-ホラー。4K最高設定で60fpsを出せるのはRTX 5090のみという重量級タイトルですが、シャドウとシェーダーの2設定だけで約40%のfps改善が可能です。ただし本作には「絶対に下げてはいけない設定」があります。Visual Effects(視覚効果)をHighより下げると、霧の密度が激減してホラーの雰囲気が崩壊します。この記事では下げていい設定と下げてはいけない設定を明確に区別し、GPU別おすすめプリセットまで解説します。

目次

設定の最適化だけでfpsはここまで変わる

SILENT HILL f — OPTIMIZATION GAINS

設定最適化による FPS改善の参考値

フルHD / RTX 4060 Ti 50 → 72fps 最適化設定で約44%改善
WQHD / RTX 5070 60 → 85fps 最適化設定で約42%改善
4K / RTX 5090 70 → 95fps 最適化設定で約36%改善

設定項目別のfps影響——下げていい設定と下げてはいけない設定

本作には他のゲームにない特殊な事情があります。Visual Effectsは霧の密度を制御しており、Highより下げるとサイレントヒルの象徴である霧がスカスカになります。ホラーゲームとして致命的な見た目崩壊が起きるため、この設定だけは絶対にHighを維持してください。

設定Epic→推奨値 改善率見た目への影響推奨値
Shadow Quality約26%中(遠景の影が簡略化)Medium
Shader Quality約15%小(植生の揺れ程度)Low(最もコスパが良い)
Indirect Lighting(Lumen GI)約7%中(間接光の精度低下)High(Lumen維持の下限)
Reflections中程度中(Lumen反射→SSRに切替)SSR(負荷大幅減)
Post Processingほぼ0%High
View Distanceほぼ0%Medium
Texture Quality0%(VRAM依存)VRAM次第(後述)
Motion Blur0%OFFで視認性向上Off

Visual Effects(視覚効果)はHighより下げないでください。この設定は霧の密度を直接制御しています。MediumやLowにすると、戎ヶ丘の町を覆う霧がほぼ消え、ホラーの緊張感が根本から損なわれます。fps影響は小さいにもかかわらず見た目への影響が壊滅的な、本作で唯一の「絶対に下げてはいけない設定」です。

Shadow Quality + Shader Quality の2設定だけで約40%のfps改善。シャドウをMediumに、シェーダーをLowに下げるだけで見た目への影響は最小限のまま大幅なfps向上が得られます。まずこの2つから試してください。

Software Lumen——下げすぎ注意のGI設定

本作のLumenはSoftware Lumen実装(RTコアを使わないシェーダー演算型)で、NVIDIAとAMDの性能差が出にくい構造です。Lumen GI品質はEpic→Highで約7%改善しますが、High未満に下げるとGIの精度が大きく落ちます。

Lumenを完全にOFFにすること自体はINI編集で可能ですが、環境が「平面的で生気のない」見た目になり、ホラーゲームとして致命的です。Lumen GIはHighが実用的な下限と考えてください。反射はLumen反射→SSR(スクリーンスペースリフレクション)に切り替えることで、水面等の精度は落ちますが負荷を大幅に下げられます。

アップスケーリング——TSRは避けてDLSS/FSRを使う

本作はDLSS 4 SR・FSR 3・TSR(Unreal標準)に対応していますが、TSRの実装品質が明確に劣っています。テクスチャがぼやけ、髪・植生・半透明オブジェクトでブラーとモーショントレイルが目立ちます。AMDユーザーも含め、TSRよりFSRを選ぶことを強く推奨します。

技術画質評価推奨
DLSS 4 SR最高。静的・動的シーンとも安定NVIDIA GPU → 最優先
FSR 3DLSSに近い。動的シーンでもエッジ安定AMD GPU → 推奨
TSR最低。テクスチャのぼやけ・ゴーストが顕著使用非推奨

解像度別の推奨SRモード:1080p → Quality、1440p → Balanced、4K → Performance が目安です。同梱DLSSバージョンは3.7.10(2024年5月版)で、NVIDIA App経由で最新のTransformerモデルに更新すると画質が向上します。

Frame Generationは非対応です。DLSS 4 MFGもFSR 3 FGも公式サポートされていません。非公式MODでの有効化はスタッターを引き起こすとの報告があり推奨しません。本作ではSR(超解像)のみでfpsを稼ぐ必要があります。

VRAM対策——テクスチャとストリーミング

テクスチャ品質VRAM目安8GB GPU12GB GPU
Low約 5〜6 GB十分十分
Medium約 7〜8 GB1080pギリギリ十分
High約 9 GB不足十分
Very High約 10〜12 GB使用不可ギリギリ〜十分

8GB GPUではプレイ進行に伴いVRAM使用量がじわじわ増加する傾向があります。AMD GPUはNVIDIAより若干多くVRAMを消費する傾向も確認されており、8GB GPUの場合はテクスチャをMedium(1080p)に固定するのが安全です。

シェーダースタッターとカットシーン30fps問題

シェーダースタッターの対処法

UE5特有のシェーダーコンパイルスタッターが初回プレイ時に発生します。サイレントヒル2リメイクほど酷くはありませんが、新しいエリアに入るたびに一時的なカクつきが起こります。

対処法として、DXCacheフォルダ(`C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\NVIDIA\DXCache`)を削除してからゲームを起動すると、シェーダーが再コンパイルされ、その後のスタッターが軽減される報告があります。また、SSD(NVMe推奨)の使用は必須で、HDDではトラバーサルスタッターが深刻になります。

カットシーン30fps固定の解除

本作のインエンジン・カットシーンは開発者の演出意図で30fps固定です。Nexus Modsの「SHfFix」modを導入すると60fps化・レターボックス除去・FOV修正が可能ですが、Konamiの公式サポート外となるためオンライン要素がある場合は自己責任となります。

GPU別おすすめプリセット

RTX 4060 Ti(16GB)/ RX 7800 XT——1080p 60fps安定

項目推奨値
解像度1920×1080
アップスケーラーDLSS Quality / FSR Quality
Shadow QualityMedium
Shader QualityLow
Indirect LightingHigh
ReflectionsSSR
Visual EffectsHigh(これ以下にしない)
テクスチャMedium(8GB) / High(16GB)
期待fps約70〜85fps(SR込み)

RTX 5070 / RX 9070——1440p 60fps快適

項目推奨値
解像度2560×1440
アップスケーラーDLSS Balanced / FSR Balanced
Shadow QualityMedium
Shader QualityLow〜Medium
Indirect LightingHigh
ReflectionsLumen High(余裕あり) / SSR(fps重視)
Visual EffectsHigh〜Very High
テクスチャVery High
期待fps約75〜90fps(SR込み)

RTX 5090——4K 60fps(唯一のネイティブ4K対応)

項目推奨値
解像度3840×2160
アップスケーラーDLAA(RTX 5090ならネイティブで60fps可能)
Shadow QualityHigh
Shader QualityMedium〜High
その他Epic維持可
期待fpsネイティブ 約65〜70fps / DLSS Performance 約95fps

RTX 5090以外のGPUで4K 60fpsを狙う場合は、DLSS Performance / FSR Performance + Shadow Medium + Shader Lowの組み合わせで、RTX 5080(約71fps相当)・RTX 4090(約80fps DLSS Balanced相当)でも快適圏に入ります。

設定を詰めても重いなら|おすすめGPU

プリセットを詰めても目標fpsに届かない場合は、GPUの買い替えも選択肢です。本作はFrame Generation非対応で素のレンダリング性能が効き、VRAM要求も高め。Software LumenでNVIDIA/AMDの性能差が出にくいため、DLSS/FSRが使える現行世代なら好みで選べます。プリセットの解像度帯に合わせてこの4枚が筆頭候補です。

Palit GeForce RTX 5060 Ti Infinity 3 16GB
フルHD 144fps本命の最初の1台Palit GeForce RTX 5060 Ti Infinity 3 16GB1080p〜WQHDの入口に最適なVRAM 16GBモデル。本作はHigh設定で約9GBとVRAMを食うため、8GBより16GB版が安心です。DLSS 4 SRと推奨プリセットで1080p 70〜85fpsを安定して狙えます価格目安:約96,800円~Amazonで価格を見る
GIGABYTE GeForce RTX 5070 Ti GAMING OC 16GB
差額で狙える上位GPUGIGABYTE GeForce RTX 5070 Ti GAMING OC 16GBWQHD推奨プリセットの本命GeForce。Frame Generationが使えない本作では素の性能がそのまま効き、DLSS 4 SRと合わせて1440p高設定で快適fps。VRAM 16GBで本作のVRAM増加にも余裕です価格目安:約190,000円~Amazonで価格を見る
ASRock Steel Legend Radeon RX 9070 XT 16GB
BO6で有利なAMD GPUASRock Steel Legend Radeon RX 9070 XT 16GBSoftware Lumenの本作でコスパが活きるRadeon。本作はNVIDIA/AMDの性能差が出にくく、RX 9070 XTはFSRと合わせてWQHDを快適に回せます。RTに依存しない本作と相性のよい一枚です価格目安:約96,800円~Amazonで価格を見る
GIGABYTE GeForce RTX 5080 WINDFORCE 3X OC
4K Very High本命の上位GPUGIGABYTE GeForce RTX 5080 WINDFORCE 3X OC4K最高画質に挑む上位クラス。本作の4Kは非常に重く(ネイティブ4K 60fpsはRTX 5090のみ)、DLSS PerformanceとこのクラスのGPUで4K 60fps級に到達できます。最高画質で長く遊びたい人向けです価格目安:約230,000円~Amazonで価格を見る

※価格は変動します。最新の価格はAmazonでご確認ください。

完成品で揃えるなら|おすすめゲーミングPC2選

パーツ選びや組み立てに不安があるなら、完成品のBTOが手堅い選択です。本作は重量級ですが単発のホラーでCPU依存は低めなので、ハイエンドCPUは不要。1440pを快適に回せるGPUを軸に、推奨プリセットの解像度帯に合わせて選べます。

OZ GAMING OZ Z1(Ryzen 7 7700)
OZ GAMING BTOOZ GAMING Z1series Ryzen7 7700・RTX50701440p推奨プリセットを完成品で狙う好バランス機。Ryzen 7 7700+RTX 5070で本作のWQHDを快適に回せ、FG非対応の本作でも素の性能とDLSS 4 SRで安定。X3D不要な単発ホラーに過不足のない構成で、配線や相性の心配なくすぐ遊べます306,800円〜2026年7月時点OZ GAMING 公式で詳細を見る
OZ GAMING OZ GAMING (Ryzen 7 9800X3D + RTX 5070 Ti)
OZ GAMING BTOOZ GAMING 木目調ケース Ryzen7 9800x3D・RTX5070TiWQHD最高画質から4Kまで見据える上位構成。RTX 5070 Ti+Ryzen 7 9800X3Dで本作の重い描画にも余裕、DLSS Performanceで4K 60fps級も射程に入ります。木目調のNorth TGケースで見た目にもこだわりたい人向けの一台です約424,800円〜2026年7月時点・変動ありOZ GAMING 公式で詳細を見る

※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。

まとめ——重いと感じたらやること3つ

1. Shadow Quality を Medium に下げる(約26%改善。見た目の変化はわずか)
2. Shader Quality を Low に下げる(約15%改善。見た目ほぼ変化なし)
3. DLSS / FSR を有効にする(TSRは避ける。さらに約40〜65%改善)

この3ステップでfpsが1.5〜2倍に跳ね上がります。ただしVisual Effects(視覚効果)だけはHighを維持してください。霧の密度が直結しているため、下げるとサイレントヒルの世界観が崩壊します。テクスチャはVRAM容量に合わせてLow〜Very Highを選択。Motion BlurはOffにすると視認性が向上します。

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