『Mana Alchemy(マナアルケミー)』の必要スペック|推奨GTX 1660 Ti、Steam画面にはL/Rの手動魔法
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推奨GTX 1660 Ti、Steam画面にはL/Rの手動魔法
『Mana Alchemy / マナアルケミー』は、釣りRPG『Sea Fantasy / シーファンタジー』を開発した名古屋のインディーチームMETASLA(メタスラ)の新作です。大量の敵を魔法でなぎ倒す「ヴァンサバライク」(『Vampire Survivors』に代表されるジャンル)の戦闘を、ロード画面なしでつながる島のオープンワールドに持ち込んでいます。
PC版の推奨GPUはGTX 1660 Tiで、2Dドット絵中心だった前作(推奨GTS 450)から要求が大きく上がりました。最低環境のGTX 1650・RX 5500 XT・Arc A580は性能差が約2倍あり、Intel製GPUなら最低でもA580が必要です。推奨ラインには、補助電源不要のRTX 3050 6GBでは届きません。
操作方式にも注意点があります。Steamの説明文は「操作は移動のみ、魔法は自動で発動」ですが、同じストアページのスクリーンショットには遠距離魔法にL、近距離魔法にRを割り当てた操作表示と、手動と自動を分けた消費MPの表記が写っています。
目次
要点まず押さえておきたいこと
Steamの推奨環境はCore i5-8600K/Ryzen 3 3100、メモリ8GB、GTX 1660 Ti/RX 5600 XT/Arc A580、ストレージ10GBです。最低環境とはGPUとIntel製CPUだけが違い、メモリ8GBとRyzen 3 3100は共通です。2026年9月28日時点で発売日は「2027年」、価格とコンシューマー版の対応機種は発表されていません。
概要島を探索しながら魔法を錬金するヴァンサバライク
舞台は大魔女ダウェドが支配する島「シュダル」です。主人公のマーリンはダウェドの8人の娘のうちただ一人魔法の才を持たず、5歳の夜に見捨てられた少女で、言葉を話す魔導書「ハーレー」に救われて母と7人の姉への反逆に向かいます。

島は魔物があふれ続けていて、移動するだけでも戦闘になります。魔導書にセットした魔法で敵の群れを倒し、集めた素材や手持ちの魔法を「錬金」して新しい魔法を作り、また先へ進むという流れです。ステージを時間いっぱい生き残る一般的なヴァンサバライクと違い、同じ島を探索し続けるRPGとして作られています。
探索に関わる仕組みとして、各地に古代の魔法施設「マナクリスタル」があります。これを浄化すると汚染された土地が解放され、モンスターの発生を食い止められます。敵を倒し続けるジャンルでありながら、攻略した地域から敵を減らしていける作りです。
ほかに、杖ごとに固有の「究極魔法」があり、装備した杖で画面上の敵をまとめて倒せます。7人の姉は倒したあとに「処刑」するか「赦す」かを選べ、その判断で物語の結末が変わります。
出典:Steamストアページ、Steamのコミュニティ告知、METASLA公式サイトにもとづきます(2026年9月28日時点)。
動作環境必要スペックと推奨スペック早見
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨環境 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10/11 | Windows 10/11 |
| CPU | Ryzen 3 3100/Core i3-8100 | Ryzen 3 3100/Core i5-8600K |
| メモリ | 8GB | 8GB |
| GPU | GTX 1650/RX 5500 XT/Arc A580 | GTX 1660 Ti/RX 5600 XT/Arc A580 |
| DirectX | 記載なし | Version 12 |
| ストレージ | 10GB | 10GB |
表を見ると、最低と推奨で変わるのはGPUとIntel製CPU、それに推奨側だけにあるDirectX 12の記載です。メモリは8GBのまま、AMD製CPUはどちらもRyzen 3 3100で、GPUさえ足りていれば推奨に届きやすい構成といえます。Intel製GPUは最低・推奨ともArc A580が指定されていて、Intel製を使う人にとっては最低と推奨の差がありません。
Steamには、最低・推奨がどの解像度・画質・フレームレートを想定しているのかが書かれていません。GTX 1660 Tiで「フルHD・60fps」が出るといった判断は、公式情報からはまだできません。発売は2027年予定なので、製品版までに要件が変わる可能性もあります。
GPU比較最低環境の3枚は性能差が約2倍ある
最低環境に並ぶ3枚は、同じ「最低」でも性能がそろっていません。海外のGPU性能比較で使われる複数タイトルの平均フレームレート(1080p・中画質)で比べると、差ははっきりしています。数値は『Mana Alchemy』での計測値ではなく、GPU同士の性能差を見るための目安です。
| GPU | 要件での扱い | 平均fps(1080p中画質) | GTX 1650比 |
|---|---|---|---|
| GTX 1650 | 最低 | 51.3fps | 1.00倍 |
| RX 5500 XT 4GB | 最低 | 66.8fps | 約1.3倍 |
| RX 5500 XT 8GB | 最低 | 72.1fps | 約1.4倍 |
| GTX 1660 Ti | 推奨 | 84.8fps | 約1.65倍 |
| RX 5600 XT | 推奨 | 100.0fps | 約1.95倍 |
| Arc A580 | 最低・推奨の両方 | 101.1fps | 約1.97倍 |
最低環境のなかではGTX 1650がいちばん低く、Arc A580はその約2倍です。実際の下限はGTX 1650と考えるのが自然で、推奨のGTX 1660 Tiとの差は約1.65倍です。AMD側の推奨RX 5600 XTはGTX 1660 Tiより上にあり、推奨の3枚でも性能がそろっていないことが分かります。
Intel製GPUでは、GTX 1650に近い性能のArc A380(同じ表で54.3fps)が要件に載っていません。性能だけなら動く可能性はありますが、公式の対象外なので、発売後の動作報告を待つのが確実です。
出典:Tom’s Hardware「GPU Benchmarks Hierarchy」2022–2024年版の1080p Medium平均値(2026年6月24日更新分)。RTX 3050 6GBとの比較はTom’s Hardwareが紹介したTechPowerUpの計測、RTX 5050との比較は同階層表の現行版(1080p Ultra)にもとづきます。
比較前作や同ジャンルと比べると要求はどれくらい高いか
ヴァンサバライクは軽い作品が多いジャンルです。『Vampire Survivors』の最低環境は、メモリ1GBと「DX11またはDX12対応のGPU」だけです。METASLAの前作『Sea Fantasy』も推奨GPUがGeForce GTS 450/Radeon R5 340X、ストレージ1GBでした。
『Mana Alchemy』のストレージは10GBで、前作の10倍です。3Dのフィールドに大量の敵と魔法エフェクトを出す作品なので、2Dの前作と同じ感覚で考えないほうがよいでしょう。
ヴァンサバライクのなかでは要求が高めの『Halls of Torment』と比べても、『Mana Alchemy』のほうが上です。『Halls of Torment』の推奨GPUはGTX 1070/RX 570で、GTX 1070は先ほどの比較と同じ条件で75.0fpsと、GTX 1660 Ti(84.8fps)を下回ります。最低環境もIntel Iris Xe/GTX 970/RX 570で、GTX 1650と同程度かそれ以下です。軽い作品が多いジャンルのなかでは、はっきり要求が高い側に入ります。
出典:各作品のSteamストアページ(2026年9月28日時点)。
判定手元のPCで動くかを確かめる順番
自分のPCが要件に届いているかは、Windowsの画面だけで確認できます。確認する順番は次のとおりです。
- タスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)の「パフォーマンス」タブでGPU名とメモリ容量を見る
- GPUがGTX 1660 Ti以上なら推奨、GTX 1650〜GTX 1660 Ti未満なら最低ラインと考える
- メモリは8GBあれば最低・推奨とも満たす
- 空き容量が10GB以上あるかを確認する
注意したいのがRTX 3050です。RTX 3050には8GB版と、補助電源不要の6GB版があります。1080pの平均ではGTX 1660 TiがRTX 3050 6GBより18%速く、6GB版は推奨に届きません。8GB版は同じ階層表で88.8fpsとGTX 1660 Tiをわずかに上回るので、推奨ラインに入ります。
GTX 1650から推奨ラインへ上げるなら、現行世代のRTX 5050以上が目安です。現行世代のテスト(1080p・ウルトラ画質)では、RTX 5050の69.3fpsに対してRTX 3050(8GB版)は44.6fpsで、RTX 5050はGTX 1660 Tiを大きく上回ります。
操作「移動のみ・自動発動」とSteam画面の食い違い
Steamの説明文には、特徴として「操作は移動のみ、魔法は自動で発動。複雑なアクションは不要」と書かれています。『Vampire Survivors』と同じく、プレイヤーは移動だけに集中する作りを想像する書き方です。
ところが、同じストアページに掲載された戦闘画面には、画面下部に「遠距離魔法:L」「R:近距離魔法」という操作表示があります。中央の大きな魔法アイコンには「RT」の表示もあり、魔法ごとにボタンが割り当てられていることが分かります。

魔導書の画面では、上部の消費MPが「遠距離:1.00」「近距離:1.60」に加えて、「(自動)」と付いた項目が2つ別に表示されています。ボタンで撃つ魔法と自動で発動する魔法の枠が分かれていると読める表示で、完全な自動発動でも完全な手動でもない作りになっている可能性があります。
説明文のほうは、開発初期の仕様がそのまま残っている可能性があります。ストアに載っている現在の開発版の画面は、遠距離と近距離の魔法にそれぞれボタンを割り当て、自動発動の枠とは別に扱う作りで、「移動だけで遊ぶ」ヴァンサバライクではなくなっています。
Steamでは「フルコントローラサポート」と「ゲームパッド推奨」が表示されていて、画面のボタン表示もXboxコントローラーの配置です。DUALSHOCKとDualSenseにも対応しています。
アクションが苦手な人向けの表示もあります。Steamの機能欄には「難易度の調整」「いつでもセーブ可能」「時間制限付き入力なしでプレイ可能」が並び、ほかにSteam実績とSteamクラウドにも対応しています。対応言語は日本語・英語・韓国語・簡体字中国語・繁体字中国語の5つです。
ビルド魔導書のマス目と錬金は画面からここまで分かる
魔導書は、マス目に形の違う魔法をはめ込んでいくパズルのような仕組みです。先ほどの画面では、マス目のほとんどが鎖で封じられていて、使えるのは中央の数マスだけです。画面下には「セル解放」という項目があり、封じられたマスを開けて置き場所を広げていく作りと考えられます。魔法の配置中には「R 回転」の操作表示もあり、魔法の向きを変えて詰め込めます。

錬金の画面には「2種類の素材を選択して魔法を錬金します」と表示されています。例では魔物素材の「悪魔の鱗」と植物素材の「森の実」から、最寄りの魔物へ風の斬撃を放つ近距離魔法「ウィンドスラッシュ」を作っていて、費用はコイン180です。できあがる魔法ごとに「セルサイズ」が決まっていて、魔導書で占めるマスの形も錬金の段階で分かります。

レベルアップすると「POWER GAIN」の画面で3枚のカードから1枚を選びます。例では「ファイアボール Lv8(ダメージ10%上昇)」「ダークボール Lv3(ダメージ23%上昇)」と並んで、「素材入手(蒼色の結石を1つ入手)」が選択肢に入っています。その場の強化を取るか、錬金用の素材を取るかを選ばせる作りで、戦闘中の選択が探索後の錬金にもつながっています。
画面はすべて開発中のものです。数値や画面構成は製品版で変わる可能性があります。
前作『Sea Fantasy』の釣りシステムも登場する
METASLAの前作『Sea Fantasy』は、2025年1月7日にSteamで発売された釣りRPGです。その後Nintendo Switch版とXbox版も発売されました。2026年9月28日時点のSteamレビューは609件中529件が好評(約87%)の「非常に好評」で、日本語レビューに絞ると167件中154件が好評です。Steam Deckでは「確認済み」の評価を得ています。
METASLAの公式Xは発表時に、『Mana Alchemy』について「釣りがメイン…ではないですが」と断ったうえで、前作でおなじみの釣りシステムが登場し、新たなシーアズ(前作で釣り上げる生き物)とギミックも少し出ると告知しています。前作と同じ世界の要素を残しつつ、遊びの中心は魔法での戦闘に移した形です。
なお、『Mana Alchemy』には2026年9月28日時点でSteam Deckの互換性評価が付いていません。前作は評価済みですが、要求スペックが大きく上がっているので、携帯機で遊べるかは評価が付くまで判断できません。
準備GTX 1650から推奨ラインへ上げるなら
最低ラインのGTX 1650を使っていて、発売までに推奨を確実に超えておきたい人向けの2枚です。どちらもGTX 1660 Tiを大きく上回ります。GTX 1650と違って補助電源が必要なので、補助電源コネクタのない小型PCやスリムPCには載らない点に注意してください。
判断いま注目しておきたい人と様子見でよい人
- ヴァンサバライクの戦闘で、ステージ制ではなく探索を楽しみたい人
- 魔法の錬金とマス目への配置でビルドを組むのが好きな人
- GTX 1660 Ti以上か、RTX 3050 8GB版以上のPCを持っている人
- 移動だけで遊べる完全な自動攻撃を求めている人
- Steam Deckで遊ぶつもりの人
- GTX 1650未満やArc A380で動くかを確かめたい人
FAQよくある質問
まとめまとめ|GTX 1660 Ti級なら推奨、操作方式は製品版で要確認
『Mana Alchemy』PC版は、メモリ8GB・ストレージ10GBと、GPU以外の要求は控えめです。GPUはGTX 1660 Ti以上で推奨、GTX 1650で最低ラインになります。RTX 3050の6GB版は推奨に届かないので、型番だけでなくメモリ容量まで確認しておきましょう。
ゲーム内容では、Steamの説明文と公式スクリーンショットで操作方式が食い違っています。現在の開発版では遠距離魔法と近距離魔法にL/Rのボタンを割り当てた表示があり、手動と自動の枠を組み合わせる作りになる可能性があります。
推奨はGTX 1660 Ti・メモリ8GB・10GB。最低環境の3枚は性能差が約2倍で、実際の下限はGTX 1650です。RTX 3050 6GBは推奨未満、Steam Deckは評価待ちです。「移動のみ・自動発動」の説明文と、L/Rの操作表示がある公式画面のどちらが製品版になるかは続報を待つ必要があります。
出典:『Mana Alchemy』Steamストアページ・Steamコミュニティ告知(ストアページ公開)・METASLA公式サイト・マナアルケミー/シーファンタジー公式X(2026年9月4日)・『Sea Fantasy』Steamストアページ・『Vampire Survivors』Steamストアページ・『Halls of Torment』Steamストアページ・Tom’s Hardware GPU Benchmarks Hierarchy(2022–2024年版)・Tom’s Hardware GPU Benchmarks Hierarchy(現行版)・Tom’s Hardware(RTX 3050 6GBとGTX 1660 Tiの比較)





