『Escape from Tarkov』タスク解放がトレーダーLL制へ全面刷新|1.1.0.0は8月3日配信済み・トレーダー価格は25%上昇
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報酬は現金中心に、1.1.0.0は8月3日に配信済み
出典:Escape from Tarkov公式X(タスクシステム関連ポスト)、同(Collector条件関連ポスト)、同(QoL改善関連ポスト)、Forbes、Escape from Tarkov公式「Patch 1.1.0.0」パッチノートにもとづきます。2026年8月17日に再確認しています。
タルコフのサイドタスクの多くは、「前のタスクをクリアしないと次が見えてこない」チェーン方式で進みます。目当ての報酬や装備がいつ手に入るのか分かりにくく、気づけば興味の薄いタスクを延々とこなしていた——そんな経験をしたプレイヤーは少なくないはずです。
Battlestate Gamesは、アップデート1.1.0.0でこの一般タスクの解放方式を全面的に見直すと発表しました。多くのタスクがチェーン方式からトレーダーのLoyalty Level(LL)連動へ切り替わり、報酬は現金中心に、トレーダーの販売・交換品もLL到達で自動解放されるようになります。このアップデートとシーズン「Kord Breach」は当初の7月末予定から2026年8月3日へずれ込みましたが、予定どおり8月3日に配信され、すでに実装済みです。
当サイトでは最大級のセキュアコンテナ「Kappa」の解放条件緩和と、シーズン制「Kord Breach」の仕組みをそれぞれ別記事で詳しく扱っています。本記事では、その2本ではまだ扱いきれていない「一般タスクの解放方式そのものの転換」と、8月3日の配信で確定した内容を中心に整理します。
目次
要点まず何が起きたか
アップデート1.1.0.0では、Kappaコンテナの解放タスク「Collector」以外の一般タスクの多くが、前提タスク消化型の「チェーン方式」から、トレーダーのLoyalty Level(LL)に応じてまとめて解放される方式へ切り替わります。報酬は現金中心にシフトし、トレーダーの販売・交換品もLL到達で自動解放されるようになります。このアップデートとシーズン「Kord Breach」は当初予定の7月末から2026年8月3日へずれ込んだのち、同日中に配信が完了しました。ここで挙げた変更はすべて実装済みです。
タスク解放チェーン方式からトレーダーLL連動へ
公式Xの投稿によると、タルコフの一般タスクの大半は「前のタスクをクリアして初めて次のタスクが見える」チェーン方式をやめ、トレーダーのLoyalty Level(LL、信頼度レベル)に応じて解放される方式に切り替わります。あるトレーダーのLL1では基礎的なタスクがまとめて表示され、そのうち複数をクリアするとLL2に到達し、さらに難度の高いタスク群が新たに解放される、という流れです。
従来のように「次のタスクを受けるには、まず今のタスクを終わらせる」という一本道の順番待ちがなくなり、同じLL帯にある複数タスクの中から、自分の得意な内容や欲しい報酬を選んで進められるようになります。
すべてのタスクがLL連動に移行するわけではありません。特に希少な販売品やクラフトレシピが報酬になっている一部の特別なタスクは、これまでどおりチェーン方式のまま残ります。ただしこうした残存チェーンタスクでは、最初のタスクを受注した時点で、そのチェーンの最終報酬をあらかじめ確認できるようになります。従来は最後まで進めないと分からなかった「その先に何が待っているか」が、受注前に見通せるようになる変更です。
トレーダー在庫販売・交換品もLL到達でまとめて開放
タスク進行だけでなく、トレーダーが販売・交換で提供する装備の解放条件も変わります。従来は特定のタスクを納品して初めて購入・交換できた装備の多くが、今後は該当トレーダーのLLに到達した時点で自動的に購入・交換対象になります。
公式が例として挙げていたのはこの2品ですが、同様の仕組みは他の販売・交換品にも広く適用されています。装備を手に入れるために特定のタスクを狙って進める必要が薄れ、トレーダーとの信頼関係そのものを育てることが装備入手の近道になります。
QoL改善トレーダー進行そのものも緩和される
今回の変更は、タスクやトレーダー在庫の解放方式だけにとどまりません。公式Xの別投稿で予告されていたとおり、トレーダーとの信頼関係を育てる過程そのものにも複数のQoL(快適さ)改善が入りました。
あわせて、序盤では入手しづらかった一部の弾薬も、ゲーム開始直後から購入できるようになります。公式が例に挙げているのは7.62x39mmの「T-45M1」で、これまでのようにタスクや取引額を積み上げなくても、最初からPraporで購入できるようになりました。前述のタスク解放方式の変更とあわせて、トレーダーとの信頼関係を築くまでの道のりが全体的に短縮される内容といえます。
報酬タスク報酬は現金中心に
タスクの報酬構成も見直されます。従来は報酬の多くが物々交換アイテムや装備の直接支給で構成されていましたが、1.1.0.0以降は現金報酬の比重が大きくなりました。パッチノートでも、タスク完了時に得られる現金と経験値が従来より増えたことが明記されています。装備が欲しい場合は、受け取った現金でトレーダーから直接購入したり、フリーマーケットで調達したりする動きが、これまで以上に重要になります。ただし後述のとおり同時に物価も上がっているため、手取りが増えた実感ほど装備が揃えやすくなったわけではありません。
影響初心者・復帰プレイヤー・PvEプレイヤーへの影響
今回の一連の変更は、長時間プレイできるベテラン層よりも、初心者・復帰プレイヤー・PvEプレイヤーへの実質的な恩恵が大きい内容です。「今どのタスクを進めればいいか分からない」という迷いが減り、トレーダーとの信頼関係を育てるという分かりやすい軸で進行できるようになります。
- 前提タスクを延々と終わらせる必要が薄れ、初心者・復帰勢でも進行の見通しが立てやすい
- PvEプレイヤーもトレーダー信頼度を育てるだけで幅広い装備にアクセスしやすくなる
- 特別報酬タスクの最終報酬が受注前に分かるため、狙って挑戦しやすい
- 装備の直接支給が減るため、現金報酬をもとに自分で調達する手間が増える
- LL自体を上げるにはタスクをこなす必要があり、進行そのものが不要になるわけではない
- トレーダー価格は平均25%上昇し買取は平均20%下落、フリマ手数料も5%へ上がったため、現金報酬の増加ほど楽にはならない
Kappa/Collector最大コンテナ「Kappa」の解放条件は既報のとおり
最大級のセキュアコンテナ「Kappa」を得るタスク「Collector」については、2026年7月16日の発表時点で「主要タスク4種(Chemical – Part 4、A Shooter Born In Heaven、The Tarkov Shooter – Part 4、Sew it Good – Part 4)+プレイヤーレベル40+トレーダー信頼度」に整理されると案内されていました。7月27日の公式Xの投稿では、この条件を「全トレーダーLL4+Fence評価3以上+前述の主要タスク」と改めて説明していますが、この投稿にはプレイヤーレベル40への言及がありません。
この点は配信後にはっきりしました。1.1.0.0実装後のCollectorは、全トレーダーLL4+Fence評価3.0+キャラクターレベル40+主要タスク4種という条件で運用されています。7月27日の投稿でレベル40に触れられなかったのは撤回ではなく省略で、レベル要件は残ったままでした。前提タスク4種の顔ぶれにも変更はありません。実際に挑戦する際は、ゲーム内のタスク画面で自分の達成状況を確認してください。詳しい経緯と条件の内訳は、Kappaコンテナの取得条件緩和についてまとめた記事で整理しています。
Kord Breach初のシーズン「Kord Breach」も同日スタート
アップデート1.1.0.0では、タスクシステムの改修と同時に、タルコフ初のシーズン制「Kord Breach」も同日スタートしました。シーズン専用キャラクターで進める新たな仕組みで、既存のメインキャラクターやPvEキャラクターへの影響はありません。シーズンの仕組みそのものについては、Kord Breachの詳細まとめ記事で確定情報・未確定情報を整理していますので、そちらをご覧ください。
配信状況1.1.0.0とKord Breachは8月3日に配信完了
アップデート1.1.0.0とシーズン「Kord Breach」は、当初予定していた7月末から2026年8月3日へずれ込みましたが、その8月3日に予定どおり配信されました。公式Xの告知では8月3日7時(BST)からパッチ適用を開始し、所要時間は6〜8時間と案内されていました。そして同日中に「パッチ1.1.0.0のインストールが完了した」とアナウンスされ、ランチャー経由での更新が可能になっています。
つまり、この記事で扱っているタスク解放方式の変更も、トレーダー在庫のLL連動開放も、2026年8月17日時点ではすべてゲーム内で動いている状態です。延期にともなって終了日が延長された先行イベント「Blackout」も、1.1.0.0の配信をもって役目を終えています。
実装結果配信後のパッチノートで確定した数値
配信されたパッチノートでは、事前告知の内容がより具体的な数値で示されました。とくに押さえておきたいのは、タスク側が緩和された一方で経済側は引き締められている点です。
タスク報酬が現金中心になり金額も増えた一方で、トレーダー価格は平均25%上昇し、買取価格は平均20%下落、フリマ手数料も3%から5%へ引き上げられています。受け取る現金が増えたぶん装備が楽に揃うとは限らず、実質的な購買力は事前告知から受ける印象より控えめです。装備の調達コストを見積もるときは、この物価上昇分を織り込んでおいてください。
おすすめタスク周回を効率化するおすすめ製品
トレーダーのLLを上げるには、結局のところ複数のタスクをこなしてレイドを重ねる必要があります。周回効率に直結する「ロード時間」と「音の情報戦」で、それぞれ1つずつ挙げておきます。
FAQよくある質問
総括タスク進行の見通しやすさが変わるアップデート
アップデート1.1.0.0は、Kappa/Collectorの条件整理だけでなく、一般タスクの解放方式そのものをチェーン方式からトレーダーLL連動へ切り替える、タルコフの進行設計における大きな転換点です。報酬の現金化、トレーダー在庫のLL連動開放とあわせて、装備そのものよりも先にトレーダーとの信頼関係を育てる遊び方が中心になっていきそうです。
配信は当初の7月末予定から2026年8月3日へずれ込んだのち、その8月3日に完了しています。初心者・復帰プレイヤー・PvEプレイヤーへの恩恵が大きい変更である一方、トレーダー価格の平均25%上昇やフリマ手数料の引き上げといった経済面の引き締めも同時に入っているため、進行が楽になった分だけ懐が楽になるとは限りません。
一般タスクの解放方式が、前提タスク消化型のチェーン方式からトレーダーLL連動へ全面的に切り替わります。報酬は現金中心に、トレーダーの販売・交換品もLL到達で自動開放されるようになり、装備よりもトレーダーとの信頼関係を育てる進行が中心になります。
アップデート1.1.0.0とシーズン「Kord Breach」は2026年8月3日に配信済みで、本記事で挙げた変更はすべてゲーム内で動いています。ただし同時にトレーダー価格が平均25%上昇し、フリマ手数料も3%から5%へ引き上げられました。Kappa/Collectorの条件、Kord Breachの仕組みは、それぞれ関連記事で詳しく解説しています。



