『Prince Jerian』がSteamで発売|皇太子視点のナラティブRPG、レビューは「やや好評」74%で前作は70%オフ中
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皇位継承者ジェリアン・テンペストを描くナラティブRPG、レビューは「やや好評」
出典:Steamストアページ「The Life and Suffering of Prince Jerian」にもとづきます。価格・レビュー件数などの数値は2026年8月11日に確認したもので、今後変更される場合があります。
前作『The Life and Suffering of Sir Brante』の無料配布で本シリーズを知った方も多いと思いますが、その新作にあたる『Prince Jerian』を実際に遊んだ人たちの評価がどうなのか、気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、『The Life and Suffering of Prince Jerian』は2026年7月20日にSteamで正式発売され、発売から3週間が過ぎた2026年8月11日時点のレビューは「やや好評」に落ち着いています。前作では平民として身分制度の底辺を生きましたが、新作では帝位を約束された皇太子として、国庫や貴族・聖職者との関係に頭を悩ませる立場からこの世界を描き直しています。
本記事では、価格や動作環境といった基本情報に加えて、Steam公式のレビュー集計を直接確認したうえで最新の評価状況を整理し、実際のゲーム画面から読み取れる選択・数値管理の仕組みまで解説します。前作の無料配布は終了しましたが、現在は別の形で安く入手できる状態になっているため、その点もあわせて触れます。
目次
発売情報『Prince Jerian』が7月20日にSteamで発売、価格と概要
発売記念の15%オフ(2,677円)は現地基準の2026年8月3日で終了しました。2026年8月11日時点のSteam表示価格は定価の3,150円で、割引は入っていません。一方で前作『Sir Brante』は同時期に過去最安の70%オフになっており、シリーズを試すだけならそちらから入る手もあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | The Life and Suffering of Prince Jerian |
| ジャンル | インディー、RPG(選択型ナラティブRPG) |
| 発売日 | 2026年7月20日 |
| 開発 | Schisma Games |
| 販売 | 101XP |
| 価格 | 3,150円(税込)。2026年8月11日時点で割引なし/発売記念の15%オフは8月3日終了 |
| 対応プラットフォーム | PC(Steam)のみ、Windows対応(Mac・Linux非対応) |
| プレイ人数 | シングルプレイヤー専用 |
| Steam実績 | 79種類 |
本作は前作『The Life and Suffering of Sir Brante』を手がけたSeverが2022年に分裂した後、そのメンバーによって設立されたスタジオSchisma Gamesが開発を担当しています。パブリッシャーは前作と同じ101XPです。
対応プラットフォームはPC版のみで、家庭用ゲーム機への展開は2026年8月11日時点で発表されていません。前作『Sir Brante』が7月21日にNintendo Switch・Nintendo Switch 2へ展開したのとは対照的です。Steamの実績・クラウドセーブ・ファミリーシェアリングには対応しています。
ゲーム内容皇位継承者の人生を選択で紡ぐ、前作と対になる物語
本作の舞台は、前作と同じく「祝福されたアルクニア帝国」です。主人公はジェリアン・テンペストという名の皇位継承者で、Steamの短い紹介文でも「強大な権力を持つと同時に、その責任に縛られている」人物として描かれています。前作の主人公ブランテが身分のない平民として生まれたのとは対照的に、ジェリアンは生まれながらに帝位を約束された立場からこの世界と向き合うことになります。
ゲームの進行形式は前作から引き継がれており、本のページをめくるように文章を読み進め、要所ごとに提示される選択肢を選んでいく構成です。Steam公式のスクリーンショットを確認すると、貴族や聖職者からの支持、帝国内の反乱の度合い、法か愛かといった性格の傾向が、選択のたびに数値として増減する様子が表示されています。皇族であるジェリアンならではの要素として、精神的な負荷を示す「正気度」や、テンペスト家の血統そのものを表す資源も新たに管理対象に加わっており、外交・統治・学問といったスキルの熟練度も選択の積み重ねによって育っていく仕組みです。


スクリーンショット:Steamストア公式ページ(The Life and Suffering of Prince Jerian)
前作『Sir Brante』の無料配布は終了、いまは過去最安の70%オフ
本作の発売にあわせて実施されていた前作『The Life and Suffering of Sir Brante』の期間限定無料配布は、2026年7月23日(日本時間では7月24日未明)で終了しました。この期間に受け取っていれば、以降もライブラリに残ります。
ただし、受け取り損ねた場合でも入手手段はあります。2026年8月10日から前作はTelltale Gamesが主催する「Choices Matter Festival」に参加しており、開発元は「過去最安となる70%オフ」と案内しています。2026年8月11日時点のSteam表示価格は、通常2,050円のところ615円です。前作は評価区分「非常に好評」を維持している作品で、この価格帯なら本作を買う前の予習として手を出しやすい水準といえます。セール期間はストアページで確認してください。
なお前作は2026年7月21日にNintendo SwitchおよびNintendo Switch 2版も配信を開始しており、PC以外で遊ぶ選択肢も増えています。配布の詳しい経緯やゲーム内容、前作自体のレビュー状況は下記の記事にまとめています。
日本語対応日本語インターフェース・字幕に対応、音声トラックは非搭載
Steamストアの言語対応表を確認すると、日本語はインターフェースと字幕に対応しています。一方でフル音声の項目は、日本語だけでなく英語・ロシア語を含む対応11言語すべてで用意されておらず、本作は音声トラックを持たない全編テキスト主体の作品です。前作Sir Branteも同様にテキストを中心に読み進める作品だったため、この点は前作からの流れを踏襲していると言えます。
対応プラットフォームはPCのみで、Steamの実績・トレーディングカード・クラウドセーブ・ファミリーシェアリングに対応しています。Steam実績は79種類用意されています。
スペックPC版の動作環境、要求水準は前作並みに控えめ
Steamストアの表示では、最低動作環境と推奨動作環境が同一の内容で公開されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| OS | Windows 10以降 |
| プロセッサー | Pentium 4 1.5GHz以上 / Athlon XP |
| メモリー | 8GB RAM |
| グラフィック | DirectX 9.0c対応 |
| ストレージ | 6GB以上の空き容量 |
| サウンドカード | DirectX 9.0c対応 |
※動作環境はSteamストアページの表示にもとづきます。実際の動作は使用しているPC環境によって変わるため、正式な要件は購入前にストアページでご確認ください。
メモリーは前作の1GBから8GBに引き上げられていますが、プロセッサーやグラフィックの要求水準は前作と同じくPentium 4・DirectX 9.0c対応というごく控えめな内容です。専用のグラフィックボードを積んでいない古いノートPCでも、動作自体に不安は少ないと考えてよいでしょう。
評価レビューは1,000件超まで増え、区分は「やや好評」で推移
Steam公式のレビュー集計を2026年8月11日に直接確認しました。購入経路を問わない全レビューでは1,456件中76%が好評、Steamでの購入者に絞ったストアページの表示では1,163件中74%が好評で、評価区分はいずれも「やや好評」です。発売直後は595件中78%でしたから、母数が2倍以上に増えるなかで好評率は数ポイント下がり、区分そのものは変わらないまま推移しています。
Steamの「やや好評」は好評率70〜79%に対応する区分です。前作『Sir Brante』が「非常に好評」を維持しているのと比べると一段下になりますが、「賛否両論」まで割れているわけではありません。皇太子という立場上、物語の自由度や結末の見え方が前作と大きく異なるため、前作の体験を期待して入ると評価が分かれやすい構造だと考えられます。
Schisma Gamesはレビューやバグ報告を受けて、7月24日・7月31日・8月6日と3回のアップデートを配信しています。7月31日の更新では評議会が解散しつつ同時に独裁者が生まれるといった物語の矛盾や、死亡した助言者がエピローグで生存扱いになる不具合が修正されました。8月6日の更新ではSteam Deck互換性の改善に加えて、「Road to War」「Fate of the Empire」の各エピローグに追加のテキストが加筆されています。結末の描写が薄いという指摘に応えた形で、今から遊ぶ場合は発売直後より踏み込んだ結末を読める状態です。
注目点歓迎できる点・注意したい点
- 発売から3週間が過ぎてもSteamレビューは「やや好評」を維持している
- 前作をプレイしていなくても独立した物語として楽しめると開発元が明言
- 前作『Sir Brante』が過去最安の70%オフ・615円で、世界観を安く予習できる
- 発売後3回のアップデートでエピローグが加筆され、結末の描写が厚くなっている
- 要求スペックが控えめで手元のPCでほぼ確実に動作する
- 音声トラックが全言語共通で用意されておらず、テキストを読み進めるスタイルが前提
- 好評率は前作『Sir Brante』の「非常に好評」より一段下で、前作と同じ体験を期待すると評価が分かれやすい
- 発売記念セールは終了し、現在は定価3,150円(前作の615円とは10倍近い差)
- 文章量の多いテキスト主体の作品のため、テンポの速いアクションを求める人には不向き
FAQよくある質問
総括まとめ|前作を安く予習してから新作へ、が現実的な順番
『The Life and Suffering of Prince Jerian』は、支配される側だった前作から一転して、支配する側の視点で同じ帝国を描き直したナラティブRPGです。発売から3週間が過ぎた2026年8月11日時点でもSteamレビューは「やや好評」を保っており、要求スペックが控えめな点も含めて手を出しやすい一本です。
前作『Sir Brante』の無料配布は7月23日で終わりましたが、代わりに過去最安の70%オフ・615円で購入できる状態になっています。新作は発売記念セールが終わって定価3,150円に戻ったため、シリーズが自分に合うか確かめたいなら、まず前作を安く押さえてから新作へ進む順番が現実的です。もちろん独立した物語として新作から入っても問題ありません。
開発元は発売後もエピローグの加筆や物語の矛盾修正を続けています。レビューの傾向や価格は今後も変わる可能性があるため、購入前には最新の状況もあわせて確認してください。



