GeForce NOW大型アップデート——VR 90fps・Game Pass連携・GOG統合。GPU高騰時代の「買わない選択肢」が進化した
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VR 90fps対応、Xbox Game Pass連携、GOGライブラリ同期。GPU高騰でゲーミングPCが15万円を超える時代に、月額3,580円でRTX 5080相当が使える選択肢が進化しています
- VRストリーミングが90fpsに引き上げ。Apple Vision Pro / Meta Quest / Pico対応(Ultimateプラン限定)
- Xbox Game PassとUbisoft+のラベル表示を追加。GOGアカウント連携も近日開始
- サーバーGPUはRTX 5080相当。月額3,580円で4K/120fps、対応ゲーム4,500本以上
目次
GDC 2026で発表された3つの新機能
配信開始VRストリーミング 90fps対応
3月19日から、GeForce NOW UltimateプランでVRヘッドセットへのストリーミングが60fps→90fpsに引き上げられました。対応ヘッドセットはApple Vision Pro、Meta Quest、Picoです。
注意すべきは、これはフラットゲーム(通常のPCゲーム)をVRヘッドセットの大画面で遊ぶ形式であり、Half-Life: AlxのようなVRネイティブタイトルには対応していません。ただし、90fpsへの引き上げでVR内での映像の滑らかさは大幅に改善され、VR酔いのリスクも低減されます。
Apple Vision Proでは視線追跡を活用したフォビエイテッドストリーミングにより最大4K/120fpsに対応。注視点を高画質化し、周辺を圧縮することで帯域効率を高めています。
近日対応Xbox Game Pass連携
GeForce NOWアプリ内でXboxアカウントを連携すると、Game Pass対応タイトルにラベルが表示されるようになります。「自分が持っているGame Passで、GeForce NOWでも遊べるゲームはどれか」が一目で分かる機能です。Ubisoft+も同様に対応。
ただし、Game Passのゲームを直接クラウドプレイできるわけではなく、GeForce NOWとGame Passの両方への加入が必要です。あくまで「発見性の向上」が目的で、サブスク統合ではありません。
近日対応GOGアカウント連携
GOGで購入したゲームがGeForce NOWのライブラリに自動表示されるようになります。Steam、Epic Games Store、Ubisoft Connect、Xbox(Microsoft Store)に続く5つ目のストア連携です。数ヶ月以内に実装予定。
GeForce NOWの現在地——料金と性能
Ultimateプランのサーバーは2025年9月にRTX 4080からRTX 5080相当(Blackwellアーキテクチャ)に無償アップグレード済み。月額3,580円で最新世代GPUの性能が使えるのは、RTX 5070単体で15万円を超える現在の市場環境では無視できない選択肢です。
対応ゲームは4,500本以上。Steam、Epic、Ubisoft Connect、Xbox、そして近日GOGのライブラリと連携します。つまり、既に持っているゲームを追加購入なしでクラウドプレイできます。
知っておくべき制限
- 月間100時間制限:2026年1月から全有料会員に適用。超過時は15時間ブロック単位で追加購入(Ultimate $5.99)。NVIDIAによると影響を受けるのは約6%のユーザー
- ネットワーク依存:QHD/90fpsで推奨帯域45Mbps、遅延はNVIDIAデータセンターまで40ms未満推奨
- 全ゲームが対応ではない:4,500本は多いが、Steamの全タイトルが遊べるわけではない。NVIDIA検証済みタイトルのみ
競合サービスとの比較
画質とfpsではGeForce NOWが圧倒的に優位です。ただし、GeForce NOWは「既に持っているゲームをストリーミングする」サービスであり、Game PassやPS Plusのようにサブスク料金だけでゲームが遊び放題になるわけではありません。ゲームの購入費用は別途かかります。
3サービスの料金体系・対応タイトル数・年間コスト・どんな人に向いているかを表で網羅的に整理した詳細記事は クラウドゲーミング3社徹底比較 2026|月額 vs 30万円PCの収支マップ にまとめています。「実機を買うか、月額で済ますか」を本気で迷っている方はそちらをチェックしてください。
「買わない選択肢」は現実的か
GPU価格が高騰している今、「ゲーミングPCを買わずにGeForce NOWで凌ぐ」という選択肢は以前より現実的になっています。
Ultimate年間費用は約43,000円。ゲーミングPC一式が15〜25万円することを考えると、初期投資ゼロで最新GPU相当の性能が使える点は魅力です。しかも、サーバーGPUはNVIDIAが無償でアップグレードしてくれます。実機は買った瞬間から型落ちに向かいますが、クラウドGPUは逆に性能が上がっていきます。
一方で、ネットワーク品質への完全な依存、月間100時間の制限、対応タイトルの制約は残ります。メインのゲーミング環境として使うには「安定した光回線」がほぼ必須で、モバイル回線では厳しい場面が多いでしょう。
最も現実的な使い方は、メインPCのサブとしてモバイル・出先でのプレイ、またはGPU購入までの「つなぎ」です。Freeプランで試してから判断できるのも利点です。
GeForce NOWを快適に使うための周辺機器2選
GeForce NOWで4K/120fpsを安定して受け取るには、Wi-Fi 7クラスの高速ルーターと、PCゲーマー定番のコントローラーが揃っているとストレスが激減します。クラウドゲーミング環境の弱点(回線遅延・操作デバイス)を最初に潰しておくと、月額3,580円の体験品質が一段上がります。
6GHz/5GHz/2.4GHzのトライバンドWi-Fi 7対応。GeForce NOW UltimateのQHD/90fps推奨45Mbpsを余裕で確保でき、40ms未満の低遅延も狙えます。回線が安定するだけで、クラウド特有のラグやカクつきが目に見えて減ります。
Bluetooth 5.0 / USB-C対応で、Windows・Xbox・Android・iOSのすべてで動作。GeForce NOWはPC・スマホ・テレビなど多端末で使えるため、機種を選ばないXboxコントローラーが一番潰しが利きます。Game Pass連携機能とも相性抜群です。
まとめ——GPU高騰が続く限り、選択肢として存在し続ける
GeForce NOWのGDC 2026アップデートは、クラウドゲーミングが着実に進化していることを示しています。VR 90fps、Game Pass連携、GOG統合——いずれも「できることの幅」を広げる方向の改善です。
GPU価格が下がらない限り、「PCを買わずにPCゲームを遊ぶ」需要は増え続けるでしょう。Freeプランで一度試してみて、自分の回線環境でどの程度快適かを確認するのが最も確実な判断方法です。



