Fanatec Project Obsidianは2027年発売予定|5インチ画面とSimHub対応ホイールの日本購入判断
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5インチ画面の新ホイール、日本価格はまだ未発表
Fanatecが10月16日、ドイツ・フランクフルトのSimRacing Expo 2026で、ステアリングホイールの新プロジェクト「Project Obsidian」を初公開しました。中央に5インチのカラー液晶を載せた、新設計のホイールです。
発売目標は2027年で、公開されたのは開発中の試作機です。価格と日本での発売日は発表されておらず、今すぐ予約や購入ができる製品ではありません。
ハンコンの購入を迷っている人は、Obsidianを待つ理由があるかどうかで判断が分かれます。画面付きホイールが欲しい人は2027年の最終仕様と価格を待つ価値があり、今すぐ遊びたい人は今ある製品で始めて問題ありません。Obsidianを使うために先にベースを買うのは、対応ベースが発表されてからにしてください。
一次情報:CORSAIR公式ニュースルーム(2026年10月16日)
目次
要点Project Obsidianで分かっていること
5インチ高解像度カラーLCD、RGBバックライトボタン、アルミ構造を備えた新設計のホイールです。テレメトリーはUSBまたはWi-Fiで受け取り、SimHubとの互換性を前提に設計されています。

仕様5インチLCDとアルミ構造、公開された中身
画面は5インチの高解像度カラーLCDで、RevLED(回転数を知らせるライト)とロータリースイッチのイルミネーションと一緒に、1枚のガラスの下に収められています。表面に段差がなく、中央が1枚の面に見える作りです。ボタンはRGBバックライト付きで、構造は全アルミです。
同じ発表の中で、Formula V3系のホイールは2.7インチの白色OLEDを載せています。5インチのカラー液晶は面積が大きく、ラップタイム、タイヤ温度、燃料などを一度に並べる使い方が想定されます。
公表されていない項目も多くあります。画面の解像度(ピクセル数)、重量、直径、対応するホイールベース、価格は、今回の発表には含まれていません。
テレメトリーSimHub前提とWi-Fi接続の意味
ObsidianはSimHub互換を念頭に設計した、Fanatec初の製品です。SimHubは、PCのレースゲームから速度・ギア・タイヤ状態などの走行データ(テレメトリー)を取り出し、外部のディスプレイやLEDに表示するための定番ソフトです。
データの受け渡しはUSBまたはWi-Fiで行います。Wi-Fi機能の主な用途はUDPテレメトリーで、コンソール機のゲームとも最大限の互換性を取るための機能です。UDPテレメトリーは、ゲームがネットワーク経由で走行データを送り出す仕組みです。コンソールでハンコンを使っている人にとっては、注目したい点です。
ただし、どのゲームでどの項目を画面に出せるかは、ゲーム側がUDPでデータを出力しているかに左右されます。Obsidian本体の対応機種や、対応するホイールベース、画面表示に必要なソフトの条件は、今回のCORSAIRの発表には記載がありません。
同時発表同じ日に発表された製品と、日本で買えるもの
SimRacing Expoでは、Obsidian以外にもFanatecとTrak Racerの製品が発表されています。日本の購入者に関係が深いのは、すでに発売されているものと、近く発売されるものです。
| 製品 | 発表内容 | 日本の公式ストア(10月16日確認) |
|---|---|---|
| Podium Pedals Sport | Podium Pedalsシリーズの入門モデル。GT系のアルミ製2ペダル。10月16日からFanatec公式サイトで発売 | 105,000円・在庫なしの表示 |
| ClubSport Formula V3 Oracle Red Bull Racing | 2.7インチ白色OLEDのホイール。限定のレッドブル仕様で、2026年11月中旬発売予定 | 通常版のClubSport Formula V3は60,900円・在庫あり |
| ClubSport Formula Cockpit | F1の会場で使われたコックピットの家庭向け版。一般販売の準備中 | 価格・発売日の案内なし |
| Project Obsidian | 試作機。2027年発売を目標 | ページなし |
Podium Pedals Sportは、クラッチモジュールと、Podium Pedals Formulaのカーボンパーツに対応します。この2つは別売りで、後から発売される予定です。
Trak Racerは、二輪のTRZシミュレーター2台のほか、ポルシェ、アルピーヌF1、アストンマーティンの公式ライセンスを受けたシミュレーターや、エアバスの飛行コックピット、トラック用シミュレーターを展示しています。日本での価格や取り扱いは今回の発表からは分かりません。
価格・在庫:Fanatec日本公式ストア ペダル一覧、同ステアリングホイール一覧(2026年10月16日確認)
判断Obsidianを待つか、今のハンコンで始めるか
- 画面付きのホイールが欲しく、2.7インチより大きな画面に魅力を感じる
- すでにFanatecのベースを持っていて、ホイールだけ買い替える予定がある(対応ベースの発表は要確認)
- 2027年まで待てて、価格と対応機種の発表を見てから決められる
- ベースとペダルが未購入で、すぐにレースゲームを遊び始めたい
- 画面表示は不要で、ゲーム内のHUDで十分
- 予算が決まっていて、価格未定の製品を前提にできない
画面付きホイールを今すぐ使いたいなら、Fanatecの既存ラインにある2.7インチOLEDのClubSport Formula V3が選べます。日本の公式ストアでは60,900円の表示でした。Obsidianのほうが画面は大きくなりますが、発売時期は2027年で、価格も決まっていません。
試作機の仕様が製品版で変わる可能性もあります。今回の展示は、開発を続けながらコミュニティの反応を集めるためのものです。Obsidianを使う前提でベースを買うなら、対応ベースが発表されてからにしてください。
おすすめObsidianを待たずに選べるDD入門機
まだベースを持っていない人向けに、別メーカーのDD入門機を2つ挙げます。Obsidianと組み合わせて使うものではありません。どちらもPC向けで、PS5・Xbox向けではありません。MOZA R5はすぐ買えますが、HORI HSR-DD03は2026年11月発売予定です。
まとめまとめ|Obsidianは2027年の最終仕様を見てから決める
Project Obsidianは、5インチ液晶とSimHub前提のテレメトリーを備えた、Fanatecの新しいホイールの試作機です。発売目標は2027年で、価格と日本発売日は発表されておらず、対応機種もCORSAIRの発表には記載がありません。
今買えるのは、10月16日に発売されたPodium Pedals Sportなどです。日本公式ストアではPodium Pedals Sportが在庫なしの表示でした。11月中旬にはClubSport Formula V3 Oracle Red Bull Racingが予定されています。




