『エコーズ・オブ・アインクラッド』Ver.1.0.5アップデートで何が変わった?スーパーアーマー即死問題・武器バランス調整を解説
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スーパーアーマー即死問題・武器バランス調整を解説
ソードスキルを使った直後に立て続けにダメージを受け、気づけばHPが大きく削られていた。『エコーズ・オブ・アインクラッド』をプレイしていて、そうした経験をした人は少なくないはずです。攻撃モーション中は敵の攻撃に強くなる「スーパーアーマー」のはずが、一部の敵の攻撃と組み合わさることで、かえって危険な状況を生んでいました。
2026年8月7日に配信された無料アップデートVer.1.0.5では、このスーパーアーマー中の被弾に対する調整が行われたほか、武器種ごとのSP回収量やソードスキルの性能にもかなり大きく手が入りました。両手剣・両手斧は使い勝手が向上する一方、短剣の一部スキルやパートナー「アルゴ」は弱体化されています。ノーマル・ハードの難易度も引き上げられました。
この記事では、バンダイナムコエンターテインメントの公式アップデート情報をもとに、スーパーアーマー問題の具体的な緩和内容、武器ごとのソードスキル調整、難易度・不具合修正まで、公式の表記に沿って整理します。使っている武器やビルドによって影響の大きさが変わる内容なので、Ver.1.0.5適用前に確認しておきたいポイントをまとめました。
目次
要点Ver.1.0.5で押さえておきたい変更点
Ver.1.0.5は2026年8月7日にPS5・Xbox Series X|S・Steam向けに配信された無料アップデートです。ソードスキルのスーパーアーマー中に一部エネミーの攻撃で大ダメージを受けていた問題が緩和されたほか、武器種ごとのSPゲージ回収量が調整され、両手剣・両手斧のソードスキルが強化されました。一方で短剣の一部スキルとパートナー「アルゴ」のサポートスキルは弱体化され、ノーマル・ハードの難易度も引き上げられています。切断撃破時のスローモーション演出をOFFにできる設定も追加されました。
これまで使っていた武器やビルドによっては、Ver.1.0.5適用後にSPの溜まり方やソードスキルの使い勝手が変わっている可能性があります。以下、公式のアップデート情報にもとづいて項目ごとに解説します。
配信情報PS5・Xbox・Steam版で共通アップデート
『エコーズ・オブ・アインクラッド』は、川原礫氏によるライトノベル『ソードアート・オンライン』のうち、シリーズの原点にあたるアインクラッド編を題材にしたアクションRPGです。バンダイナムコエンターテインメントによると、Ver.1.0.5はPlayStation 5・Xbox Series X|S・Steamの全プラットフォーム向けに2026年8月7日から配信されており、適用後はタイトル画面で「Ver.1.0.5」の表記を確認できます。Steam版もアップデート対象となっているため、PCでプレイしている場合も忘れずに最新ファイルを適用してからプレイしましょう。
公式の説明によると、今回のアップデートは「様々な武器種の魅力を引き出し、これからプレイする人もすでにクリア済みの人も新たな体験で楽しんでもらう」ことを目的としたバランス調整と位置づけられています。単なる不具合修正にとどまらず、武器やパートナーの評価が変わる規模の調整が行われた点が今回のポイントです。
即死対策スーパーアーマー中の多段ヒットダメージを緩和
Ver.1.0.5でもっとも注目したい変更が、スーパーアーマー中の被弾に関する調整です。『エコーズ・オブ・アインクラッド』では、SPを消費してソードスキルを発動すると、攻撃モーション中にスーパーアーマーが発生します。スーパーアーマー中は敵から攻撃を受けても通常のようにのけぞったり吹き飛ばされたりしにくくなるため、一見するとプレイヤーに有利な仕様です。
しかし、一部の敵が使う多段ヒット攻撃との組み合わせでは、このスーパーアーマーが逆に危険になるケースがありました。通常なら攻撃を受けた時点で吹き飛ばされて攻撃範囲から離れるところ、スーパーアーマーによってその場に留まり続けるため、短時間に何度も攻撃を受けてしまう可能性があったのです。公式もこの点を問題として認識しており、Ver.1.0.5では「一部エネミーの多段ヒット設定緩和」として、「ソードスキルのスーパーアーマー中に、一部エネミーの攻撃のダメージ量を緩和」したと説明しています。
重要な注意点スーパーアーマーが無敵になったわけではない
公式の説明はあくまで「多段ヒット設定緩和」「ダメージ量を緩和」という表現に留まっており、スーパーアーマー中のダメージが完全になくなったわけではありません。Ver.1.0.5以降も、敵の攻撃を無視してソードスキルを連発できるようになったわけではない点には注意してください。
特にボス戦や設置型攻撃が多い場面では、引き続き敵の攻撃モーションを見ながらソードスキルを使う必要があります。一方で、長いソードスキルを使用しただけで複数回のダメージを受け、大きくHPを失うようなケースは、これまでより減ることが期待できます。
モーション片手剣と短剣のソードスキルが高速化
スーパーアーマー中の被弾対策とは別に、複数のソードスキルでモーション速度そのものが調整されています。公式のアップデート情報によると、片手剣の「ホリゾンタルスクエア」と、短剣の「シングルシュート」「ケイナイン」「ラピッドバイト」「ファッドエッジ」「スパイラルライザー」の6つのソードスキルで、モーションスピードが向上し、技の発生から終了までの時間が短縮されました。
攻撃モーションが短くなれば、技を出した後に回避行動へ移るまでの隙も小さくなります。スーパーアーマー中の被弾緩和と合わせて考えると、Ver.1.0.5では「ソードスキルを使ったことで逆に大きなダメージを受けるリスク」を減らす方向の調整が行われたと見てよさそうです。なお両手剣・両手斧・片手棍でも複数のソードスキルでモーションスピードが向上しており、こちらは次の項目で解説します。
格差是正武器種ごとにSPゲージの回収量を調整
武器バランスにも重要な変更が入りました。Ver.1.0.5では、通常攻撃とヘビーアタックを敵にヒットさせた際に獲得できるSP量が、武器種ごとに見直されています。公式の説明では、モーションが速くヒット数の多い武器はSP獲得量を適正に修正し、モーションが遅くヒット数の少ない武器はSP獲得量を上方修正したとされています。
- 両手剣
- 両手斧
- 片手剣
- 細剣
- 短剣
- 片手棍
これまで攻撃速度の速い武器ほどSPを回収しやすく、ソードスキルを頻繁に使いやすい傾向があったため、武器間の格差を縮める狙いがあるとみられます。特に両手剣と両手斧は、ソードスキル自体にも複数の強化が入っているため、Ver.1.0.5を機に評価が上がる可能性があります。
上方修正両手剣と両手斧はソードスキルも大幅強化
両手剣では「カスケード」「ピアシングブラスト」「バックラッシュ」「トーレント」「ブレイブリープ」の5つで、低ソードスキルレベル時の消費SPが減少したほか、ため時間やモーション時間が短縮されました。「サイクロン」はダメージとATK補正値が上方修正され、「バーチカルバスター」もため時間と技終了までの時間が短縮されています。両手剣は一撃が大きい反面、攻撃やソードスキルのモーションが長いことが弱点になりやすい武器です。SP回収量の増加に加えてため時間やモーションまで短くなっているため、単純な火力強化以上に操作感が改善されていると言えそうです。
両手斧にも複数の上方修正が入っています。「ロアリングジョルト」「ワールウィンド」「チェインアングラー」「ロックファング」は低ソードスキルレベル時の消費SP減少に加えてモーションスピードも向上し、「フィアスショック」「ボルケーノ」は消費SPのみ減少しました。「グラビティ」はATK補正値が上方修正されています。両手斧についても通常攻撃から得られるSP量自体が増えているため、以前よりソードスキルを回しやすくなりそうです。なお片手棍でも「ライオットスマッシュ」「ダブルクリーブ」「トライホーン」「スピリットフォール」「クラッシュバン」の5つでモーションスピードが向上した一方、「アブゾープション」はATK補正値とクールタイムが下方修正されています。
下方修正短剣とアルゴのアナライズが弱体化
一方で、短剣は今回のアップデートで調整の影響を強く受けています。通常攻撃などから得られるSP量が下方修正されたほか、強力だったソードスキル「ストライクレイン」と「ホーネットスワーム」が弱体化されました。公式によると、ストライクレインはダメージ・ATK補正値の減少に加えてクールタイムと消費SPが上昇し、ホーネットスワームはダメージとATK補正値が減少しています。ただし短剣そのものが全面的に弱くなったわけではなく、前述のとおり5つのソードスキルはモーション速度が向上しており、特定の強力なスキルへの依存度を下げつつ、ほかのソードスキルを使いやすくする方向の調整とみられます。
パートナーでは、アルゴのサポートスキル「アナライズ」が弱体化されました。公式は、アナライズのバフ効果が高く、パートナー選びの選択肢を狭めていたことを調整理由として挙げており、サポートSP増加量と追加ダメージ補正値が下方修正されています。これまでアルゴを固定で使っていた場合は、アップデート後の使用感を確認しておきたいところです。あわせて、片手剣「ドレスソード」の固有MOD「ソードバリア」はバリア付与値の減少とクールタイム延長、短剣「白菊」の固有MOD「シュプリームシューター」は投擲ソードスキルによる追加ダメージ倍率の減少とクールタイム短縮という、個別武器の固有MOD調整も行われています。
難易度ノーマルとハードは敵のHP・攻撃力・出現数が増加
Ver.1.0.5では、一部の敵が弱くなっただけでなく、ゲーム全体の難易度が上がった部分もあります。公式は「難易度ストーリー〜ハードで、ベリーハードと比較して極端に難易度が低かったため、エネミーの強さと出現数を調整し、より手応えのある戦闘を楽しめるようにした」と説明しています。具体的には、難易度ノーマルとハードでエネミーのHPと攻撃力が増加し、ストーリー・ノーマル・ハードではエネミーの出現数も増えました。一部のクエストボスもHPと攻撃力が上方修正されています。スーパーアーマー中の被弾問題が緩和されたからといって、Ver.1.0.5でゲーム全体が簡単になったわけではなく、むしろ通常の戦闘では以前より手応えを感じやすくなっているはずです。
なお、メインクエスト「召喚」では最初から所持している回復ポーションの数が増え、新たに「ボムストーン」も付与されるようになりました。難易度が上がった一方で、序盤の立ち回りをサポートする調整も入っています。
新機能切断撃破演出のON/OFF設定と進行不能バグを修正
戦闘テンポに関わる新機能として、切断撃破演出のON・OFF設定が追加されました。切断属性の攻撃で敵を倒した際には、スローモーションやカメラ演出が入りますが、Ver.1.0.5以降はメインメニューのゲームプレイ設定タブから、この演出のON・OFFを切り替えられます。演出を楽しみたい場合はそのままで問題ありませんが、敵を大量に倒す周回プレイではOFFにした方がテンポよく進められそうです。
あわせて、進行不能につながる可能性がある複数の不具合も修正されています。
- クエスト「召喚」で、ボスエリアのバリア解除後にエネミー登場演出後の暗転が明けないままゲームが進行してしまう現象を修正
- クエスト中、プレイヤーがダメージを受けなくなることがある現象を修正
- 一部のクエストで、クエストボス前の呪印にアクセスしなくてもボスエリアに入れてしまう現象を修正
- 片手剣「デスサルヴェーション」の固有MOD「ソウルバイト」使用時に、本来倒せないエネミーを倒せてしまい進行不能になる現象を修正
- 短剣のソードスキル「シングルシュート」「ストライクレイン」で近距離のエネミーを撃破した際、ヒット時のエフェクトが残り続ける現象を修正
出典:バンダイナムコエンターテインメント公式サイト「無料アップデート(Ver.1.0.5)配信のお知らせ」にもとづきます。上記以外にも軽微な不具合修正が含まれています。
今後2026年内にベリーハードを超える新難易度を追加予定
今回のVer.1.0.5でバランス調整が終わるわけではありません。バンダイナムコエンターテインメントは、今後もDLCなどの配信タイミングに合わせてバランス調整を継続していく方針を示しており、新規難易度の追加時にもあわせて調整を行う予定としています。さらに2026年内には、現在のベリーハードを超える新たな難易度を追加する予定です。高難易度の追加に合わせて武器やスキルの評価が再び変わる可能性もあるため、現在の強武器やおすすめビルドが今後もそのまま最適とは限りません。
戦闘バランスとは別に、発売後のダンジョン設計やSteamでのユーザー評価の推移が気になる人は、『Echoes of Aincrad』ダンジョンが単調と言われる理由(Steamレビュー分析)もあわせて参考にしてください。
FAQよくある質問
『エコーズ・オブ・アインクラッド』Ver.1.0.5では、ソードスキルのスーパーアーマー中に一部エネミーの多段攻撃を受け、大ダメージにつながっていた問題が緩和されました。ただしスーパーアーマー中が無敵になったわけではないため、アップデート後も敵の強力な攻撃中に無理にソードスキルを使うのは避けた方が安全です。
武器バランスでは両手剣と両手斧のSP回収性能が強化され、複数のソードスキルも使いやすくなっています。一方、短剣のストライクレインやホーネットスワーム、アルゴのアナライズなど、強力だった一部のスキルや構成には弱体化が入りました。ノーマル・ハードでは敵のHPや出現数も増えているため、Ver.1.0.5は単純な緩和アップデートではなく、武器間の格差や戦闘全体を見直すアップデートと捉えた方がよさそうです。2026年内にはベリーハードを超える新難易度も予定されており、今使っている武器やビルドの評価も、今後のアップデートで再び変わる可能性があります。



