MINISFORUM MS-01 SEと通常版MS-01の違い|375ドルで10GbE・DDR5を削った差額は64ドル、完成品なら184ドル
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ベアボーンの差は64ドル、32GB+1TB構成なら184ドル
MINISFORUM(ミニスフォーラム)が、小型ワークステーション「MS-01」の廉価版「MS-01 SE」を米国公式ストアで発売しました。CPUは通常版にもあるCore i5-12600Hで、ベアボーン(メモリ・SSD・OSなし)が375ドル、32GBメモリ+1TB SSD構成が775ドル、発送は2026年10月中旬予定です。
価格を下げた手段はDDR4化だけではありません。通常版の看板だった10GbE SFP+×2がなくなり、PCIeスロットの帯域はx8からx4に半減し、U.2 SSD用の変換プレートも付属品から消えています。一方で、2026年9月27日時点の同じストアでは通常版MS-01のCore i5-12600Hベアボーンが439ドルで、差はわずか64ドルです。2026年9月のIFA(ドイツの家電見本市)での初披露時にMINISFORUMが示した「同等の通常版より100ドル以上安い」という見込みより、実際の差は小さくなりました。
ただしメモリとSSDを載せた完成品同士では差が184ドルまで開きます。SEが得になるのは「10GbEを使わない」ことに加えて「DDR4を手持ちから流用できる」か「完成品で買う」人です。スペック表、価格の内訳、PCIeスロットにGPUを挿す場合の制約まで順に確認します。
出典:MINISFORUM米国公式ストア(MS-01 SE)、MINISFORUM米国公式ストア(MS-01)、MINISFORUM米国公式ストア配送ポリシー、MINISFORUM JP公式ストア、Intel公式(Core i5-12600H)、ServeTheHome、NASCompares(IFA 2026での発表時仕様)、NVIDIA公式(RTX A1000)(価格・仕様は2026年9月27日時点)。


目次
結論SEで足りる人と通常版を選ぶべき人
- 家のLANが2.5GbE以下で、10GbEへ移行する予定がない
- 余っているDDR4 SO-DIMM(ノートPC用メモリ)を流用できる
- メモリ・SSD込みの完成品を買うつもりで、184ドルの差を重く見る
- vPro(OSが止まっていても遠隔操作できる管理機能)付きの常時稼働機が欲しい
- 10GbE NASやSFP+スイッチをすでに持っている、または導入予定がある
- PCIeスロットにx8の帯域を使うカードを挿したい
- U.2 SSDや22110サイズのM.2 SSDを使いたい
- ベアボーンで買い、メモリも新しく買う(差額は64ドルだけ)
スペックMS-01 SEと通常版MS-01のスペック比較
CPUとM.2スロットの構成は同じで、違いはネットワーク、メモリ、PCIeスロットの帯域、無線、背面USBに集中しています。どちらもMINISFORUM米国公式ストアの製品ページに掲載された仕様です。
| 項目 | MS-01 SE | MS-01(i5-12600H) |
|---|---|---|
| CPU | Core i5-12600H(12コア16スレッド) | Core i5-12600H(12コア16スレッド) |
| メモリ | DDR4-3200 SO-DIMM×2・最大64GB | DDR5 SO-DIMM×2・最大96GB |
| 10GbE SFP+ | なし | 2基(Intel X710) |
| 2.5GbE RJ45 | 2基(I226-LM/I226-V) | 2基 |
| PCIeスロット | 物理x16・PCIe 4.0 x4動作 | 物理x16・最大PCIe 4.0 x8動作 |
| M.2スロット | 2280×3(4.0 x4/3.0 x4/3.0 x2) | 3基(4.0 x4/3.0 x4/3.0 x2) |
| U.2 SSD | 仕様表に記載なし | 対応(変換プレート付属) |
| 最大ストレージ | 12TB | 24TB |
| 無線 | Wi-Fi 6E・Bluetooth 5.3(MediaTek MT7902) | Wi-Fi 6・Bluetooth 5.2 |
| USB | USB4×2、USB 3.2 Gen2×2、Gen1×1、USB 2.0×4 | USB4×2、USB 3.2 Gen2×2、Gen1×1、USB 2.0×2 |
| 映像出力 | HDMI 2.0+USB4×2(3画面) | HDMI 2.0+USB4×2(3画面) |
| 本体サイズ | 196×189×48mm | 196×189×48mm |
| CPUの選択肢 | i5-12600Hのみ | i5-12600H/i9-12900H/i9-13900H/i9-13900HK |
通常版の10GbEコントローラーはIntel X710で、MINISFORUMの仕様表には「10Gbps SFP+ LAN×2」とだけ記載されています。筐体は両機共通で、SEの電源アダプターは180W(19V)です。通常版の最大96GBはMINISFORUMの案内で、Intel公式のCore i5-12600Hの最大メモリ容量は64GBです。
価格ベアボーンの差は64ドル、完成品なら184ドル
SEの375ドルだけを見ると大幅に安く見えますが、比べる相手は同じCPUの通常版です。MINISFORUM米国公式ストアの表示価格を並べると次のとおりです。
| 構成 | MS-01 SE | MS-01(i5-12600H) |
|---|---|---|
| ベアボーン(セール価格) | 375ドル | 439ドル |
| ベアボーン(通常価格) | 469ドル | 549ドル |
| 32GB+1TB(セール価格) | 775ドル | 959ドル |
| 32GB+1TB(通常価格) | 969ドル | 1,199ドル |
ベアボーン同士の差は64ドルです。64ドルで10GbE SFP+×2、DDR5対応、PCIe x8、U.2対応が付くと考えると、ベアボーンで買ってメモリも新しく買う人にとって通常版はかなり割安です。
32GB+1TB構成になると差は184ドルに広がります。メモリとSSDを載せた分の上乗せ額が、SEは400ドル(775-375)、通常版は520ドル(959-439)で、通常版の方が120ドル高いためです。容量は同じなので、この120ドルにはDDR5とDDR4のメモリ単価の差が含まれます。
同じストアには通常版のCore i9-12900Hベアボーン(479ドル、SEとの差104ドル)もありますが、2026年9月27日時点では売り切れ表示です。在庫が戻れば、10GbEとDDR5に加えてCPUも14コア20スレッドに上がるので、ベアボーンで買う人の比較相手になります。
整理すると、64ドル差で通常版が有利なのはベアボーンで買う人、184ドル差でSEが有利になるのは完成品で買う人です。どちらのセール価格も「20%オフ」表示で、通常価格同士の差はベアボーンで80ドル、完成品で230ドルです。セールの終了や変更で差額は動くので、購入直前に両方のページを見比べてください。
LANいちばん大きい違いは10GbE SFP+の削除
SEの有線LANは2.5GbE RJ45×2だけです。通常版は2.5GbE×2に加えて10GbE SFP+×2を持ち、有線4系統を最初から使えるのがMS-01を選ぶ理由の中心でした。SEではSFP+が並んでいた背面の位置にUSB 2.0 Type-A×2が入っています。


速度の目安は、2.5GbEが理論値で約312.5MB/s、10GbEが約1.25GB/sです。インターネット回線が2Gbps以下で、NASも2.5GbE止まりなら、SEで困る場面はほとんどありません。NVMe SSDを並べた10GbE対応の小型NASの例はMINISFORUM S5の解説を参照してください。
困るのは、NVMe SSDを積んだNASや別のサーバーと大きなファイルをやり取りする使い方です。SEはNVMe SSDを3台内蔵できますが、ネットワーク越しに読み書きすると2.5GbEの約312.5MB/sで頭打ちになります。読み込み約7GB/sのPCIe 4.0 x4 SSDなら、2.5GbE経由では5%程度しか使えない計算です。
10ギガ光回線を契約している場合も、SE単体ではその速度を受けられません。10ギガ回線をPCで使うときに必要な機器は10ギガ回線をPCで使うためのLAN環境にまとめています。
PCIePCIeスロットは物理x16だが中身はx4
SEにもPCIeスロットは残っていますが、物理形状はx16、電気的にはPCIe 4.0 x4で動作します。通常版は同じ形状のスロットが最大PCIe 4.0 x8で動きます。PCIe 4.0は1レーンあたり約1.97GB/s(片方向)なので、x4は約7.9GB/s、x8は約15.8GB/sです。
x4でも足りるカードは多くあります。10GbEのLANカードなら1ポートあたり約1.25GB/sなので、x4の帯域で十分です。つまり「SEを買って、あとから10GbEカードを挿す」ことはできます。
ただしスロットは1本しかありません。10GbEカードを挿した時点で拡張の余地はなくなり、通常版なら「10GbEは内蔵、スロットはHBA(SAS/SATAを増やすカード)やキャプチャーカードに」と分けて使えた構成がSEでは組めません。カード代もかかるので、ベアボーンで買うなら、10GbEカードを後から足すより64ドル差の通常版を選んだ方が安く済みます。
x8接続を前提にしたカードはSEでもx4で動きますが、帯域は半分になります。PCIe 3.0 x8で設計されたデュアルポート25GbEカード(SEではPCIe 3.0 x4相当の約3.9GB/sに落ちる)や、スイッチチップで複数のNVMe SSDを束ねるM.2拡張カードは、SEでは本来の速度が出ません。またスロットはレーン分割(バイファケーション)に対応しない(仕様表に「non-split」と明記)ため、スイッチチップを持たない複数M.2用の変換カードでは2枚目以降のSSDを認識できません。
GPUPCIeスロットにグラボは挿せるか
ゲーム用途で気になるのは、このスロットでグラフィックボードを使えるかどうかです。結論から言うと、ゲーム性能を上げる目的でSEを買うのはおすすめできません。
MINISFORUMがSEで対応とするのはハーフハイト(ロープロファイル)かつシングルスロット厚のカードです。ロープロファイル版のゲーム向けグラボは2スロット厚が一般的なので、まず物理的に入りません。条件を満たすのはNVIDIA RTX A1000のようなワークステーション向けカードで、A1000はロープロファイル・シングルスロット・最大消費電力50W・8GB GDDR6という仕様です。
そのRTX A1000もバスはPCIe 4.0 x8なので、SEではx4で動きます。通常版もハーフハイト・シングルスロットという物理的な条件は同じで、違いはx8で動くかどうかです。PCIe 4.0 x4の帯域は外付けGPU接続に使われるOCuLink(PCIe 4.0 x4)と同じ水準で、ゲームを目的にするならスロットに挿せるカードを探すより、ゲーミングPCを別に用意する方が選択肢は広がります。
SEのPCIeスロットは、グラボよりもLANカード、HBA、キャプチャーカード、AI推論用アクセラレーターなどを挿すためのものと考えた方が実態に合っています。
メモリDDR4化でどれくらい遅くなるか
SEのメモリはDDR4-3200のSO-DIMM×2です。通常版の仕様表には「DDR5-5200」とありますが、Intel公式のCore i5-12600Hの対応メモリは「DDR5 4800 MT/s」と「DDR4 3200 MT/s」までなので、CPUの仕様上の比較はDDR5-4800対DDR4-3200です。
転送速度の上限は1.5倍の差ですが、CPUの処理速度がそのまま1.5倍変わるわけではありません。コンパイル、Webサーバー、ゲームサーバー、軽い仮想マシンのようなCPU中心の用途なら、DDR4であることは体感差になりにくい部類です。
差が出やすいのは内蔵GPUです。Core i5-12600Hの内蔵GPU(80EU)はメインメモリをビデオメモリとして使うので、メモリ帯域がそのまま描画性能に響きます。軽いゲームや動画編集を内蔵GPUでこなしたいなら、DDR5の通常版が有利です。
MINISFORUMとIntelの仕様では、メモリを2枚挿してデュアルチャネルにしたときだけ内蔵GPUが「Iris Xe Graphics」として動き、1枚だと下位の「UHD Graphics」になります。32GBにするなら32GB×1枚ではなく16GB×2枚を選んでください。
DDR4とDDR5の価格差や、手持ちのDDR4を流用するときの考え方はDDR4とDDR5の比較で整理しています。デスクトップ用メモリの比較ですが、流用できるかどうかで総額が変わるという考え方はSEにもそのまま当てはまります。
SSDM.2は3基のまま、U.2対応は公式情報が食い違う
SEもM.2 NVMe SSDスロットを3基持ち、接続はPCIe 4.0 x4、PCIe 3.0 x4、PCIe 3.0 x2です。各スロット最大4TBで合計12TBまで積めます。OS用、仮想マシン用、データ用とSSDを分けられるのは、通常版と同じくMS-01シリーズの強みです。
違いはSSDのサイズと種類です。通常版はU.2 NVMe SSD×1と22110 M.2 SSD×2で合計最大24TBに対応し、付属品にU.2変換プレートが含まれます。SEの仕様表はすべて「M.2 2280」で、最大容量は12TB、付属品リストにU.2変換プレートはありません。
一方で、IFAでの発表時の仕様ではSEも「U.2対応」とされ、現在の製品ページにも「U.2 NVMe Support」という見出しがあります。ところが見出しの下の本文と仕様表にはM.2 2280×3の説明しかありません。対応するのかどうか、MINISFORUM自身の情報が食い違っている状態です。U.2 SSDや22110サイズのM.2 SSDを使う予定があるなら、SEではなく通常版を選んでください。
改善点SEで良くなったところもある
SEは全面的な廉価版ではなく、いくつかの点では通常版より新しくなっています。
- 無線はWi-Fi 6からWi-Fi 6E、Bluetooth 5.2から5.3になりました。6GHz帯が使えるので、ルーターが対応していれば混雑しにくい帯域でつなげます
- USB 2.0 Type-Aが背面に2基増え、合計4基になりました。キーボードやマウスのレシーバー、UPSの通信ケーブルのように速度が要らない機器をつなぐ口が増えています
- vProはI226-LM側の2.5GbEポートで引き続き使えます。Intel AMTを設定しておけば、OSが起動しない状態でも別のPCから電源操作や画面操作ができます
冷却は83×18mmの遠心ファンと相変化熱伝導材(PCM)の組み合わせです。MINISFORUMの室温25℃での試験値は、CPUとGPUの同時負荷・55WでCPU温度74℃、バランスモード高負荷時の動作音42dB(50cm)です。電力設定はバランスモード55W、ターボ時75Wです。
比較MS-A2やGMKtec K8 Plusと比べるとどうか
SEを検討する人が並べて見ることが多いのは、同じ筐体でCPUをAMDに替えた「MS-A2」と、10GbEを持たない代わりに内蔵GPUが強いGMKtec(ジーエムケーテック)の「K8 Plus」です。どちらも日本のAmazonで買えるので、SEの国内発売を待たずに済む選択肢でもあります。
| 項目 | MS-01 SE | MS-01 | MS-A2 | GMKtec K8 Plus |
|---|---|---|---|---|
| CPU | Core i5-12600H(12コア16スレッド) | Core i5-12600H〜i9-13900H | Ryzen 7 7745HX〜Ryzen 9 9955HX(最大16コア32スレッド) | Ryzen 7 8845HS(8コア16スレッド) |
| 内蔵GPU | Iris Xe(80EU) | Iris Xe(80〜96EU) | Radeon 610M | Radeon 780M |
| メモリ | DDR4-3200・最大64GB | DDR5・最大96GB | DDR5-5600・最大96GB | DDR5-5600・最大128GB |
| 10GbE | なし | SFP+×2 | SFP+×2 | なし |
| 2.5GbE | 2基 | 2基 | 2基 | 2基 |
| 拡張スロット | PCIe 4.0 x4(分割不可) | PCIe 4.0 x8 | PCIe 4.0 x8(x4+x4に分割可) | なし(OCuLink PCIe 4.0 x4) |
| U.2 SSD | 仕様表に記載なし | 対応 | 対応 | 非対応 |
| 国内の買い方 | 未発売 | JP公式ストア・Amazon | Amazon | Amazon |
MS-A2はMS-01と同じ196×189×48mmの筐体に、10GbE SFP+×2(Intel X710)、2.5GbE×2、U.2対応のストレージを収めたAMD版です。PCIeスロットはPCIe 4.0 x8で、x4+x4への分割に対応するため、10GbEカードとHBAのように2枚の拡張カードを1本のスロットで使えます。SEで削られた部分をすべて持ったうえで、Ryzen 9 9955HXなら16コア32スレッドと、コア数ではMS-01シリーズを大きく上回ります。
弱点は内蔵GPUです。MS-A2のRadeon 610Mは画面を映すための最低限のGPUで、MINISFORUM自身も拡張カードなしでのゲームや描画処理には向かないと案内しています。米国公式ストアのベアボーン価格は、Ryzen 7 7745HX搭載モデルが439ドルと通常版MS-01のi5-12600Hと同額、Ryzen 9 9955HX搭載モデルが799ドルです(2026年9月27日時点)。仮想マシンを何台も動かすならMS-A2、内蔵GPUで軽い作業もこなしたいならIris Xeを持つMS-01系が向いています。
K8 Plusは用途がまったく異なります。10GbEもPCIeスロットもありませんが、内蔵GPUのRadeon 780Mは12CUのRDNA 3世代で、Iris XeやRadeon 610Mより描画性能が高い部類です。外付けGPUをつなげるOCuLink(PCIe 4.0 x4)も備えます。「10GbEは要らない」という理由でSEを見ていて、実際の用途がゲームや普段使い中心なら、K8 Plusの方が目的に合います。
出典:MINISFORUM米国公式ストア(MS-A2)、GMKtec公式(K8 Plus)
国内日本で買う場合の選択肢
2026年9月27日時点で、MINISFORUM JP公式ストアにSEは掲載されていません。国内販売の予定も公表されていません。米国公式ストアの配送ポリシーでは日本向けの注文は日本倉庫から発送する扱いで、日本の住所を指定してもSEの配送手段は表示されません。つまり現時点で日本から正規に注文する窓口はありません。
海外から個人で取り寄せる場合、Wi-Fi・Bluetoothモジュール(MediaTek MT7902)の技適表示を確認できない点にも注意が必要です。国内販売を待つか、10GbEが要らなくても通常版を選ぶかの二択になります。
一方、通常版MS-01はMINISFORUM JP公式ストアでCore i5-12600Hのベアボーンが74,399円(2026年9月27日時点)です。Core i9-13900Hを積んだ国内正規品もリンクスインターナショナルから発売されており、その価格と後継機MS-03との比べ方はMS-01国内発売の解説が詳しいです。
Amazonでは通常版のCore i9-13900H・32GB・1TB・Windows 11 Pro付きモデルが買えます。10GbEとPCIe x8を使う前提で、メモリやOSを自分で用意する手間を省きたい人向けです。
FAQMS-01 SEのよくある質問
MINISFORUM米国公式ストアでベアボーンが375ドル、32GBメモリ+1TB SSD構成が775ドルです(2026年9月27日時点のセール価格)。発送はどちらも2026年10月中旬の予定です。
10GbE SFP+×2がないことです。ほかにメモリがDDR5からDDR4-3200に、PCIeスロットの帯域がPCIe 4.0 x8からx4に変わり、U.2 SSDの対応も仕様表から消えています。CPUはどちらもCore i5-12600Hです。
同じCore i5-12600Hのベアボーン同士で64ドル(375ドル対439ドル)、32GB+1TB構成同士で184ドル(775ドル対959ドル)です。
確実とは言えません。IFAでの発表時はU.2対応とされ、製品ページにも「U.2 NVMe Support」の見出しがありますが、仕様表はM.2 2280×3だけで、付属品にU.2変換プレートもありません。U.2 SSDを使うなら、変換プレートが付属する通常版MS-01を選んでください。
ハーフハイトかつシングルスロット厚のカードに限られます。条件に合うのはRTX A1000のようなワークステーション向けカードで、ロープロファイルのゲーム向けグラボは多くが2スロット厚のため入りません。帯域もPCIe 4.0 x4です。
2026年9月27日時点でMINISFORUM JP公式ストアには掲載がなく、国内販売も発表されていません。米国公式ストアも日本の住所への配送に対応していないため、現時点で日本から正規に購入する方法はありません。
まとめSEは完成品かDDR4流用なら安い、ベアボーン新規なら通常版
MS-01 SEは、Core i5-12600H、M.2×3、USB4×2、vProを残したまま、10GbE SFP+×2、DDR5、PCIe x8、U.2対応を外して375ドルにしたモデルです。
ベアボーンで買ってメモリも新しく買うなら、64ドル足すだけで削られた部分がすべて戻る通常版の方が割安です。反対に、完成品で買うなら差は184ドルに広がり、手持ちのDDR4を流用できるならメモリ代もかかりません。10GbEを使う予定がないことを前提に、この2つの条件に当てはまる人にはSEが合っています。
10GbEを使わず、完成品で買うかDDR4を流用できるならMS-01 SE。ベアボーンでメモリも新しく買う人、10GbE・PCIe x8・U.2を使う人は64ドル差の通常版MS-01を選んだ方が後悔しません。





