Razer Gigantus V2 Pro XXL・3XLの選び方|大判は3タイプのみ、XXLはLより奥行き7cm短い【2026年9月】
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大判の滑りは3タイプだけ。XXLはLより奥行きが7cm短くなります
Razer Gigantus V2 Proは、2026年3月に発表された布製のゲーミングマウスパッドです。表面の摩擦を5段階から選べて、段階ごとに下のフォーム(クッション材)の硬さも変えてあります。国内で先に出回ったのは500×480mmのLだけでしたが、9月下旬に940×410mmのXXLと1,200×530mmの3XLが販売店に入荷しました。
大判を選ぶ前に知っておきたいのは、XXLと3XLでは5段階のうち3段階しか選べないことです。ControlとSpeedはLにしかありません。サイズについても、XXLは横に長いぶん奥行きがLより70mm短く、テンキーレスキーボードを載せるとマウスを動かせる幅はLと同程度になります。
以下では、公式ストアのサイズ別の在庫と価格、デスク寸法から見たXXLと3XLの向き不向き、3タイプの滑りの違いを整理します。無印のGigantus V2の大判と比べた価格差もまとめました。
目次
結論先に結論|大判にするか、Lで足りるか
- 幅120cm以上のデスクで、ローセンシでも端に当たらない広さがほしい(3XL)
- キーボードとマウスを同じ表面に揃えたい、机の傷や冷たさを消したい(XXL・3XL)
- 好みの滑りがMax ControlかBalanceに決まっている
- マウス専用の広さを増やしたいだけで、デスク幅が100cm前後(XXLでもマウス側はLと大差ない)
- ControlかSpeedの滑りが好み(大判には用意されていない)
- 大判のMax Speedがほしい(公式ストア(日本)では9月28日時点で在庫なし)
ラインナップ大判で選べる滑りはMax Control・Balance・Max Speedの3つ

Gigantus V2 Proの5段階は、摩擦の大きい順にMax Control、Control、Balance、Speed、Max Speedです。Razer公式のFAQでも、XXLと3XLに用意される速度はMax Control、バランス、Max Speedの3つと明記されています。5段階×2サイズの10種類があるわけではありません。
| 滑りのタイプ | フォーム | 選べるサイズ |
|---|---|---|
| Max Control超高摩擦 | ソフト | L・XXL・3XL |
| Control高摩擦 | ソフト | Lのみ |
| Balance中摩擦 | ミディアム | L・XXL・3XL |
| Speed低摩擦 | ミディアム | Lのみ |
| Max Speed超低摩擦 | ハード | L・XXL・3XL(大判は在庫なし) |
2026年9月28日時点のRazer公式ストア(日本)では、XXLと3XLのMax ControlとBalanceは購入でき、Max SpeedはLだけが購入でき、XXLと3XLは在庫がない表示でした。販売店のTSUKUMO eX.に入荷したのもMax ControlのXXLと3XL、Balanceの3XLです。大判のMax Speedがほしい場合は、在庫が戻るまで待つことになります。
サイズXXLはLより奥行きが短く、キーボードを載せるとマウス側はLと大差ありません
サイズは「どれだけ広いか」より「横と奥行きのどちらが広がるか」で見る方が失敗しません。3サイズとも厚さは4mmです。


| サイズ | 幅×奥行き | Lとの違い |
|---|---|---|
| L8,980円 | 500×480mm | 基準(マウス専用) |
| XXL13,980円 | 940×410mm | 幅+440mm、奥行きは−70mm |
| 3XL16,980円 | 1,200×530mm | 幅+700mm、奥行き+50mm |
※価格はRazer公式ストア(日本)の2026年9月28日時点の表示(税込)。寸法はRazer公式の製品ページより。
XXLの940mmは、キーボードと共用する前提の幅です。Razerはキーボードを置いたうえで、より広く動かせるサイズと説明しています。ただ実寸で計算すると、その余白はLと大差ありません。テンキーレスのHuntsman V3 Pro TKLは幅が約361mmあるため、XXLに載せるとマウス側に残るのは最大でも約58cmです。キーボードとの間に少しすき間を取れば、Lの幅500mmとほとんど変わりません。そのうえ奥行きは410mmで、Lの480mmより短くなります。腕を前後に大きく動かす人や、キーボードを斜めにずらして置く人は、XXLにするとかえって手前や奥の余白が足りなくなることがあります。
マウス側の広さが本当に増えるのは3XLです。同じテンキーレスを載せても約84cmが残り、奥行きも530mmとLより深くなります。ただし幅1,200mmは、幅120cmのデスクなら端から端まで覆う寸法です。奥行き60cmのデスクでは手前に合わせると奥に約7cmしか残らないため、モニターアームの台座やスピーカーを置く位置も先に確認しておく必要があります。デスク幅が100cm前後ならXXLが上限です。
センシとサイズの関係をもっと細かく見たい場合は、ゲーミングマウスパッドの選び方にS〜XXLの寸法と対応センシの早見表があります。
滑り迷ったらBalance、止めを最優先するならMax Control
5段階の名前は、市場のマウスパッド全体で見た速さではなく、Gigantus V2 Proシリーズの中での順番です。Max Speed以外の4段階を試用した海外のプロ設定集計サイトのレビューでは、Speedは「速い」パッドというより中速寄りの滑りと評価されています。そのレビューの時点ではMax Speedが未発売で、Max Speedの滑りは評価されていません。
Razerは縦横の滑りのばらつきを最大5%と公表しており、前述のレビューの計測でも平均約6%でした。縦と横の動きで重さがほぼ変わらない作りなので、布パッドにありがちな「横は軽いのに縦だけ引っかかる」感触は出にくいと考えてよいでしょう。
Lで好みの滑りを先に確かめ、大判は後から同じ系統の近い段階(ControlならMax ControlかBalance、SpeedならBalanceかMax Speed)で揃えるのが安全です。同じ段階でもマウスソールによって滑りの印象は変わり、特にSpeedではソールの差が大きく出たと前述のレビューは報告しています。
価格無印Gigantus V2の大判とは2.6〜2.7倍の差があります
2026年9月28日時点のRazer公式ストア(日本)の価格で、Proと無印を同じサイズで比べます。
| サイズ | 無印 → Pro | 差額 |
|---|---|---|
| XXL | 5,280円 → 13,980円 | +8,700円(約2.6倍) |
| 3XL | 6,188円 → 16,980円 | +10,792円(約2.7倍) |
差額で手に入るのは、滑りの段階を選べることと、段階に合わせたフォーム、ほつれを防ぐ縫製の縁、ずれにくくなった裏面です。前述のレビューは、無印Gigantus V2で時々起きていた位置ずれが解消されたと評価しています。逆に、無印の滑りに不満がなく、縁のほつれも気にならないなら、大判は無印で十分です。無印の3XLは1,200×550mmで、Proより奥行きが20mm深いという違いもあります。無印の特徴はGigantus V2 Mのレビューで、無印XXLの鳴潮コラボ版との価格差はRazer×鳴潮コラボの記事で整理しています。
Pro同士では、1平方メートルあたりに直すとLが約3.7万円、XXLが約3.6万円、3XLが約2.7万円です。面積あたりでは3XLが最も割安で、XXLはLとほぼ同じ単価です。デスクに3XLが収まるなら、XXLとの差額3,000円で面積は約1.65倍になります。
購入先大判はMax ControlとBalanceから選びます
いま買える大判はMax ControlとBalanceの2タイプです。Razer公式ストア(日本)の価格はXXLが13,980円、3XLが16,980円で、TSUKUMO eX.の店頭価格はXXLが13,979円、3XLが16,980円でした。販路によって出荷までの日数が違うため、急ぐ場合は注文前に各販路の発送予定を確認してください。
マウス側の広さだけが目的なら、Lで同じ滑りを選ぶ方が5,000円安く、奥行きも確保できます。大判にないControlもLなら選べます。
マウスとあわせて揃えるなら、Razerがこのパッドと組み合わせる前提で紹介しているViper V4 Proの特徴をViper V4 Pro Esports Green Editionの記事にまとめています。
FAQよくある質問
まとめまとめ|広さがほしいなら3XL、表面を揃えたいならXXL
Gigantus V2 Proの大判で選べる滑りは、Max Control、Balance、Max Speedの3つです。9月28日時点で大判のMax Speedは公式ストア(日本)に在庫がないため、実際に選べるのはMax ControlとBalanceになります。
サイズはデスク幅で決まります。幅120cmあるなら、マウス側が約84cm残る3XLが最も効果的で、面積あたりの価格も一番安くなります。幅100cm前後でXXLにする場合は、マウス側の広さはLとほぼ同じで、奥行きは短くなると理解したうえで選んでください。
大判のGigantus V2 Proで広さを買うなら3XL、机全体を同じ表面に揃えたいならXXLです。滑りは迷ったらBalance、止めを最優先するならMax Controlを選んでください。ControlやSpeedが好みの人、マウス側の広さだけがほしい人は、5,000円安いLの方が満足しやすい選択です。
出典 仕様・サイズ・大判の速度展開はRazer公式 Gigantus V2 Pro製品ページ、価格と在庫はRazer公式ストア(日本)と無印Gigantus V2の購入ページ(いずれも2026年9月28日確認)、無印の寸法はRazer公式 Gigantus V2製品ページ、発表内容と希望小売価格はRazer Japanのプレスリリース、大判の店頭入荷と販売店価格はAKIBA PC Hotline!、各段階の滑りの評価と縦横差の計測はProSettings.netのレビュー、大判の3タイプ展開はRazer公式ブログ、Huntsman V3 Pro TKLの寸法はTom’s Hardwareのレビューによります。



