空の軌跡 the 1st PC版 推奨スペックと設定|推奨欄は空欄、最低GTX 1050・DLSS 4とFSR 2.2【2026年11月】
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推奨欄は空欄。基準は最低GTX 1050の1080p・60fps
『空の軌跡 the 1st』は、日本ファルコムが原作『英雄伝説 空の軌跡FC』を作り直したフルリメイクで、Steam版は2025年9月19日に発売されました。購入前に気になるのは、自分のPCで動くのか、重いときはどこを下げればよいのかの2点です。
Steamの推奨欄に具体的な構成は書かれていません。公式の基準になるのは、Ryzen 5 1600・メモリ8GB・GTX 1050・空き容量33GBという最低要件で、想定は1080p・60fps・LOW設定です。
発売後の更新でDLSS 4とFSR 2.2が加わり、最低要件より上のPCやSteam Deckでは、画質を保ちながらfpsを稼ぐ手段が増えました。重いときは、影とボリューメトリックライトを下げ、それでも足りなければ解像度スケールとアップスケーリングで描画解像度を抑えます。迷う場合は、無料体験版で序章まで動かしてから決めれば十分です。

目次
動作環境Steam公式の最低要件と推奨欄
Windows版の最低要件はWindows 10/11・Ryzen 5 1600・メモリ8GB・GTX 1050で、必要な空き容量は33GBです。推奨欄には「64ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です」という1行だけが載っています。
| 項目 | 最低要件 | 推奨欄 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10/11(64ビット) | 64ビット環境が必要 |
| CPU | AMD Ryzen 5 1600 | 記載なし |
| メモリ | 8GB | 記載なし |
| GPU | NVIDIA GeForce GTX 1050 | 記載なし |
| DirectX | Version 11 | 記載なし |
| 空き容量 | 33GB | 記載なし |
| 想定設定 | 1080p・60fps・LOW設定 | 記載なし |
最低要件の想定が「LOW設定」なので、プリセットを上げるほど、また1080pより高い解像度にするほど、GTX 1050より余裕のあるGPUが必要になります。最低要件を満たすことは、LOW設定で1080p・60fpsを狙えるという意味にとどまります。
手持ちのPCは、Windowsで次の手順で確認できます。
- Ctrl+Shift+Escでタスクマネージャーを開き、「パフォーマンス」タブでCPU・メモリ・GPUの型番を確認する。
- メモリ欄の容量が8GB以上か確かめる。
- Windowsの設定の「システム」→「記憶域」で、インストール先ドライブの空きが33GB以上あるか確かめる。
PC別の目安最低要件ぎりぎり・余裕あり・内蔵GPUの3パターン
設定重いときに下げる項目と順番
PC版のオプションには、「Graphics – Presets」「Graphics – Rendering」「Graphics – Effects」の3つのグラフィック設定があります。Renderingには描画距離・LOD距離・ライト距離・シャドウマップ品質・ボリューメトリックライト品質・異方性フィルタリング・解像度スケール、Effectsには SSAO品質・SSR品質・被写界深度が並びます。
下表は、Steam Deck OLED(800p・90Hz)で45fpsを狙った実機検証の設定値です。検証は発売日の2025年9月19日に、海外のRPG専門メディアがDLSS 4・FSR 2.2の追加前のバージョンで行ったものです。
| 設定項目 | 検証での値 | 見た目への影響 |
|---|---|---|
| プリセット | 項目ごとに個別設定 | Low・Medium・High・Ultra・カスタムから選べる |
| 描画距離・LOD距離・ライト距離 | Medium | 探索中に地形や影の出現(ポップイン)が見える場面がある |
| シャドウマップ品質 | Low | ROG Allyの検証でもLowに下げている |
| ボリューメトリックライト品質 | Low | 光の筋や霧の表現が控えめになる |
| 異方性フィルタリング | High | 斜めから見た地面の質感を保つ |
| 解像度スケール | 100% | 3D描画の解像度を変える設定。下げるほど軽くなり、3Dの画面は粗くなる |
| アンチエイリアス | FXAA | 発売時の選択肢はオフ・FXAA・SMAA・SMAA+TAA |
| SSAO品質・SSR品質 | Medium | 物の陰影と床や水面の映り込みに関わる |
| 被写界深度 | オン | 好みでオフにしてもよいと報告されている |
同じ検証のROG Allyでは、シャドウマップをLowにして解像度スケールを70%まで下げています。重いときは、次の順に触るのがおすすめです。Steam DeckとROG Allyの両方で下げられていた項目を先に、画質への影響が見えやすい項目を後にしています。
- High以上のプリセットで遊んでいるならMediumに下げる。最低要件ぎりぎりでLowのままなら、プリセットは変えず次へ進む。
- シャドウマップ品質とボリューメトリックライト品質をLowにする。
- 解像度は1080pのまま、解像度スケールを70%前後まで下げる。720pに下げると2Dの素材が荒く見えるため、解像度そのものを下げるより画質を保てます。
- アップスケーリングを使う(次の節)。
- 描画距離・LOD距離・ライト距離をMediumやLowにする。遠景の出現が目立つので、最後に回す。
- SSAO品質・SSR品質・被写界深度を下げる。
SSRをオフにしても、再起動すると有効に戻ってしまう不具合がありました。Ver.1.08(2026年10月30日)で修正されたので、オフにしたはずのSSRが効いていないと感じたら、最新版か確かめてください。
アップスケーリングDLSS 4とFSR 2.2の選び方
アップスケーリングは、低い解像度で描いた画面を画面サイズに引き伸ばして表示し、描画の負荷を減らす機能です。発売時には搭載されておらず、アップデートで次のように追加されました。
| バージョン | 時期 | 性能・画質に関わる内容 |
|---|---|---|
| Ver.1.06 | 2025年11月 | 一部の視覚エフェクトを軽量版に置き換え、パフォーマンスを改善 |
| Ver.1.06.2 | 2026年1月 | アンチエイリアスに「SMAA T2x」と「FSR 2」を追加 |
| Ver.1.06.3 | 2026年7月 | 「Graphics – Upscaling」を追加し、AMD FSR 2.2とNVIDIA DLSS 4を選べるように |
| Ver.1.08 | 2026年10月30日 | SSRをオフにしても再起動後に有効になる不具合を修正 |
選び方はPCのGPUで決まります。DLSS 4はGeForce RTXシリーズ向けの機能なので、GTXシリーズでは選べません。GeForce RTXなら「Graphics – Upscaling」でDLSS 4、GTX 1050などのGTXシリーズ・Radeon・内蔵GPUのPCではFSR 2.2を試します。
アップスケーリングは描画解像度を下げる分、文字や2Dの素材が少しにじみやすくなります。オフ・FSR 2.2・DLSS 4を切り替えて、同じ場面で見え方を比べてから決めてください。オンにしてもfpsが伸びない、または画面が粗く見えるときは、オフに戻して解像度スケールだけで調整します。
FSR 2.2の設定にはQuality・Balancedのような固定モードがなく、描画解像度を50〜90%、または100%から10%刻みで選ぶスライダーです。Steam Deckの低プリセットで同じ場所を比べた実測では、80〜100%に設定するとアップスケーリングなしの100%よりfpsが下がり、70%・60%・50%でfpsが上がりました。性能と画質のバランスは60%が目安とされています。Steam Deckの低プリセットでの結果なので、手持ちのPCでは70%前後から試し、オンとオフでfpsを見比べてください。
アップスケーリングの追加後に行われた2026年8月22日の再検証(Ver.1.07まで反映)では、Steam Deckで60fpsに届くと報告されています。解像度やFSRのモードは公表されていないので、手持ちの機種でFSR 2.2を試し、fpsを見ながら上の順で調整してください。
携帯機Steam DeckとROG Allyの実機報告
Steam Deckでは「Verified(動作確認済み)」の認証を受けています。2025年9月の発売日に行われた実機検証の結果は次のとおりです。いずれもアップスケーリング追加前の設定です。
| 機器・条件 | 設定 | 報告された結果 |
|---|---|---|
| Steam Deck OLED 800p・90Hz | 描画距離・LOD距離・ライト距離Medium、シャドウマップ・ボリューメトリックライトLow、異方性フィルタリングHigh、解像度スケール100%、FXAA、SSAO・SSR Medium、被写界深度オン | 45fpsを狙い、ほとんど下回らなかった。冒頭のロレント郊外と後半のボス戦でも確認 |
| Steam Deck LCD 800p・60Hz | OLEDと同じ設定を、40fpsを狙う設定として提示 | 60fps固定は画質を大きく落とす必要があると判断された |
| ROG Ally 25Wターボ・1080p | Mediumプリセット、シャドウマップLow、解像度スケール70% | 負荷の高い場所でも60fps以上 |
| ROG Ally 25Wターボ・1080p | Mediumプリセット、シャドウマップLow、解像度スケール100% | 30fps前後を狙う設定で、最悪でも40fps台 |
これらの値は報告した人の条件での結果で、平均fpsや最低fpsを測り直した数値ではありません。Steam Deckの設定で動いた報告があることは、同クラスの内蔵GPUを積んだPCにとっても目安になります。
購入前体験版で序章まで試せる
Steamでは「空の軌跡 the 1st 体験版」が無料で配信されています。ゲーム冒頭から序章の終わりまで遊べて、体験版の動作環境も、CPUはRyzen 5 1600、GPUはGTX 1050で、必要な空き容量は8GBです。
体験版のセーブデータは、製品版のタイトル画面にある「Load Game」からそのまま読み込めます。引き継ぐときは、製品版を最新バージョンに更新してください。体験版で試した設定は、そのまま製品版でも使えるとは限らないため、製品版でも序盤の動作を確かめましょう。
2026年11月5日時点のSteamの通常版は、8,800円が50%オフの4,400円で、ストアには11月16日に終了と表示されています。続編の空の軌跡 the 2ndも、最低要件は同じRyzen 5 1600・GTX 1050・メモリ8GBで、違いは空き容量が33GBから52GBに増えるだけです。両作を入れると、空き容量は合計85GB必要です。the 1stの版の違いはデジタルデラックス版の違いでまとめています。

買い替え最低要件を満たすなら買い替え不要、PCごと替えるなら
CPU・メモリ・空き容量も最低要件を満たし、1080p・LOW設定で遊べれば十分なら、このゲームのためにPCを買い替える必要はありません。1080pのMedium以上で遊びたい人や、ほかの新作も見据えてPCを新しくしたい人向けに、完成品のゲーミングPCを2つ挙げておきます。
FAQ空の軌跡 the 1stのスペックでよくある質問
まとめ最低GTX 1050が基準、迷ったら体験版
空の軌跡 the 1stは、Steamの推奨欄が空欄で、公式の基準は最低要件のGTX 1050・メモリ8GB・空き容量33GB(1080p・60fps・LOW設定)です。重いときは、影とボリューメトリックライトを下げ、解像度スケールとDLSS 4・FSR 2.2で描画解像度を抑えます。それ以上の画質は体験版の序章で確かめてから決めましょう。
出典:空の軌跡 the 1st Steam製品ページ / 空の軌跡 the 1st 体験版 / Steamのアップデート告知(Ver.1.06・1.06.2・1.06.3・1.08) / 日本ファルコム 空の軌跡 the 1st Webマニュアル / 日本ファルコム 体験版ページ / RPG Site 発売時のPC版・Steam Deck検証(2025年9月19日) / RPG Site 全機種比較・再検証(2026年8月22日) / Steam Deck HQ FSR 2.2の実測(2026年7月13日)(動作環境・価格・対応状況は2026年11月5日確認)



