オブリビオン リマスター GPU別ベンチマーク|正式対応はDLSS 3.7、4Kは60fps未到達——24GPU実測【2026年版】

オブリビオン リマスター GPU別ベンチマーク|正式対応はDLSS 3.7、4Kは60fps未到達——24GPU実測【2026年版】

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GPU別ベンチマーク解説 / 2026年8月20日
オブリビオン リマスター GPU別ベンチマーク
正式対応はDLSS 3.7、「DLSS 4」はNVIDIA App経由——24GPU実測で検証
UE5が生み出す美しいビジュアルと引き換えに、20年前のゲームとは思えないGPU負荷を要求するオブリビオン リマスター。海外ハードウェア専門メディアの実測では、4KネイティブUltraで60fpsに届くGPUは存在しません。よく見る「DLSS 4対応」という表記も、ゲーム本体の正式対応は「DLSS 3.7」で、DLSS 4はNVIDIA Appの上書き機能を使って初めて有効化できるという重要な違いがあります。24GPU実測データで実力を整理します。
正式対応はDLSS 3.7(4ではない)4Kネイティブ60fps到達GPUなしUE5+改造版Gamebryoの二重エンジン構造

「オブリビオン リマスターはどのGPUを買えば快適に動くのか」——この問いに対して、他の記事は公式スペック表の転載や出典不明の推定値で答えていることが少なくありません。本記事では海外ハードウェア専門メディアの実測ベンチマークを一次情報として、GPU別のfps・VRAM挙動・アップスケーリング対応を整理しました。

本作はグラフィック処理にUnreal Engine 5、ゲームロジックに改造版Gamebryoエンジンを使うハイブリッド構造で、この二重エンジンがスタッターの一因になっていると複数の海外メディアが分析しています。また、よく見る「DLSS 4対応」という表記は正確ではなく、ゲーム本体が正式対応するのは「DLSS 3.7」で、DLSS 4はNVIDIA Appの上書き機能を使って初めて有効化できる別の仕組みです。

この記事では、GPU別fps実測データ、VRAM挙動、DLSS/FSR/XeSSの正確な対応状況、2025年7月配信のパッチ1.2の実際の効果までを、すべて出典付きで解説します。

出典:ComputerBase「Oblivion Remastered im Benchmark-Test」(2025年4月25日・GPU別fps/DLSS対応表記)、DSOGaming(2025年4月26日・二重エンジン構造)、Hardware Times(2025年5月3日・VRAM)、NVIDIA公式(2025年5月13日・DLSS 4 Override)、OC3D(パッチ1.2前後比較)にもとづきます。GPU別fps表はComputerBaseの実測値(発売直後・パッチ1.2配信前の計測)をそのまま掲載しています。断定的な因果関係の記述がない推測部分は「当サイトの見解」として明記しています。

目次

実測データGPU別fps比較——WQHD / UHD

ComputerBaseの実測値です。Ultraプリセット・Shadow高設定・DLSS/FSR Balanced・Software Lumen(Hardware RT無効)での計測です。テスト条件はゲーム発売直後・パッチ1.2配信前のものである点にご注意ください。重い順(WQHD基準)に並べています。

GPUWQHD
1440p
UHD
4K
RTX 509032GB140.4105.5
RTX 409024GB117.183.3
RTX 508016GB108.172.3
RX 7900 XTX24GB102.066.1
RX 9070 XT16GB99.162.0
RTX 5070 Ti16GB97.063.5
RTX 4080 Super16GB96.765.0
RX 7900 XT20GB91.357.5
RTX 4070 Ti Super16GB88.557.1

※単位はfps(平均値)。出典:ComputerBase「Oblivion Remastered im Benchmark-Test」(2025年4月25日)

WQHDとUHDでAMD・NVIDIAの序列が入れ替わる

WQHDではRX 9070 XT(99.1fps)がRTX 5070 Ti(97.0fps)をわずかに上回りますが、UHDではRTX 5070 Ti(63.5fps)がRX 9070 XT(62.0fps)を逆転します。RTX 4080 Super(UHD 65.0fps)も同様にRX 9070 XT(62.0fps)を上回っており、Software Lumen・ラスタライズ中心のWQHDではAMDが同価格帯でやや優勢、解像度が上がりHardware Lumen(レイトレーシング相当)の影響が強まるUHDではNVIDIAが優勢という傾向がうかがえます。

上記以外のミドル〜エントリークラスGPUは、WQHDのみの計測データが公開されています。

GPUWQHD(1440p)
RX 907016GB88.6
RTX 507012GB80.1
RTX 4070 Super12GB77.0
RX 7900 GRE16GB75.0
RX 7800 XT16GB72.8
RTX 407012GB67.3
RX 7700 XT12GB63.1
RTX 5060 Ti 16GB16GB60.2
RTX 4060 Ti8GB51.3
RX 6700 XT12GB46.9
RTX 3060 Ti8GB44.8
RTX 40608GB41.0
Arc B58012GB35.7
Arc A77016GB30.7
RX 76008GB28.0

※出典同上。エントリークラスのArc・RX 7600はWQHDで30fps前後にとどまり、ミドルクラス以上が現実的なラインです。

24GPUのWQHD実測を一覧のグラフで見ると、重さの分布が一目で分かります。

GPUfps目安(WQHD)
RTX 5090
140.4
RTX 4090
117.1
RTX 5080
108.1
RX 7900 XTX
102.0
RX 9070 XT
99.1
RTX 5070 Ti
97.0
RTX 4080 Super
96.7
RX 7900 XT
91.3
RX 9070
88.6
RTX 4070 Ti Super
88.5
RTX 5070
80.1
RTX 4070 Super
77.0
RX 7900 GRE
75.0
RX 7800 XT
72.8
RTX 4070
67.3
RX 7700 XT
63.1
RTX 5060 Ti 16GB
60.2
RTX 4060 Ti
51.3
RX 6700 XT
46.9
RTX 3060 Ti
44.8
RTX 4060
41.0
Arc B580
35.7
Arc A770
30.7
RX 7600
28.0
60fps以上40〜59fps40fps未満60fpsの目安(横軸は最大200fps)
4Kネイティブ・Ultraで60fpsに届くGPUは存在しない

出典:DSOGamingの実測では、4K・Ultra・ネイティブ解像度(アップスケーリングなし)でRTX 5090でも55〜59fps、RTX 4090は41〜47fpsにとどまります。現行最上位のGPUでも4KネイティブUltraでの60fps安定は不可能で、4Kで遊ぶならアップスケーリングが事実上必須です。

VRAMVRAM消費——8GBは実質非対応

Hardware Timesの実測によると、Ultra設定でのVRAM消費は1080pで最大9GB、1440pで10GB未満、4Kで最大13GBです。ComputerBaseも「8GBでは安心してプレイするには不足、12GBあれば4K最高設定でも安心」と明記しており、複数のメディアで傾向が一致しています。

解像度VRAM消費(Ultra)備考
1080p最大9GB8GB GPUはテクスチャ品質を下げる必要あり
1440p10GB未満12GBでギリギリ安心、16GB推奨
4K最大13GB16GB以上が事実上必須

出典:Hardware Times(2025年5月3日)。Hardware Lumen(ハードウェアレイトレーシング相当)を有効にすると、Software Lumen比でVRAM消費が500〜1000MB程度減る傾向が確認されています。

アップスケーリング正式対応は「DLSS 3.7」、「DLSS 4」は別機能です

オブリビオン リマスターがゲーム本体として正式対応するアップスケーリング技術は、NVIDIA DLSS 3.7・AMD FSR 3.1・Intel XeSS 1.3です(DLSSとFSRはFrame Generationにも対応)。他の記事でよく見る「DLSS 4対応」という表記は、ゲーム本体の実装としては不正確です。

「DLSS 4」「DLSS 4.5」はNVIDIA App経由の別機能です

出典:NVIDIA公式は2025年5月13日、オブリビオン リマスターを含む複数タイトルに対し、NVIDIA App「DLSS Override」機能経由でDLSS 4(Transformerモデルの超解像・DLAA・NVIDIA Reflex追加)を適用できるようにしたと発表しました。RTX 50シリーズはさらにMulti Frame Generationも利用できます。2026年3月31日には同様の仕組みでDLSS 4.5のDynamic Multi Frame Generation対応タイトルにも追加されています(RTX 50シリーズ限定)。いずれもゲーム内メニューの設定ではなく、NVIDIA Appの「Graphics」タブから個別に適用する上書き機能です。ゲーム本体が正式に実装しているのはDLSS 3.7である点を区別してください。

DLSS 3.7NVIDIA(ゲーム本体の正式対応)CNNモデル

ゲーム本体が実装するのはCNNベースのDLSS 3.7です。NVIDIA Appの「DLSS Override」を使えば、Transformerモデルの新しい超解像(通称DLSS 4)やMulti Frame Generation(RTX 50シリーズ)へ上書き可能です。

FSR 3.1AMD(ゲーム本体の正式対応)Frame Generation対応

Super ResolutionとFrame Generationの両方に対応しています。

XeSS 1.3Intel(ゲーム本体の正式対応)Super Resolutionのみ

Intel Arc向けのSuper Resolutionに対応しています。

DSOGamingの実測では、RTX 5090・4Kネイティブ/Max設定でDLSS Override適用前は約40fpsですが、DLSS 4 Quality適用で約60fps、Multi Frame Generation ×2で約100fps、×4で158〜177fpsまで伸びています(いずれもNVIDIA App「DLSS Override」経由での計測)。

技術背景UE5+改造版Gamebryoの二重エンジン構造

オブリビオン リマスターの重さとスタッターには技術的な背景があります。グラフィック処理はUnreal Engine 5が担当する一方、AI・物理演算・クエスト処理などのゲームロジックは、オリジナル版の改造版Gamebryoエンジンがそのまま担っています。この2つのエンジンを並走させるハイブリッド構造が、複数の海外メディアによって指摘されています。

「2 CPUスレッド」ボトルネックは推測段階の説明です

出典:DSOGamingは「ゲームロジックとスクリプトは2つのCPUスレッドのみで動作しているように見える」と報告しています。ただしこれは同メディア自身も「〜のように見える」という推測的表現を使っており、Bethesda/Virtuosによる公式な技術確認ではありません。Notebookcheckも同様の説明を紹介しつつ「開発者はこの説明を公式には確認していない」と留保をつけています。ワールドセル(マップ区画)をまたぐ際のトラバーサルスタッターは、Digital FoundryがRTX 5090+Ryzen 7 9800X3Dという最高クラスの組み合わせでも確認しており、ハードウェアだけでは解決しない構造的な問題です。

パッチ1.2技術的には改善、体感評価は複雑

2025年7月16日配信のパッチ1.2について、技術ベンチマークとプレイヤーの体感評価に興味深い乖離があります。

管理されたベンチマークでは実際に改善出典:OC3Dのパッチ前後比較では、RX 7900 XTで1440p平均fpsが11%超、4Kで13%超改善しています。5パーセンタイル(下位)フレームレートも、パッチ前のDay-1平均フレームレートを上回ったと報告されています。
一方でプレイヤー体感は悪化を報告出典:Notebookcheckは、パッチ1.2後に「都市部でfpsが50〜75から30まで低下した」「頻発する処理落ちで再起動を強いられる」といった複数のプレイヤー報告を紹介しています。Mod環境・セーブデータ量・シェーダーコンパイル状況の違いが、管理されたベンチマークとの乖離を生んでいる可能性があります。
現在のSteamレビュー状況(本記事調査時点)総合評価は「やや好評」(約77%、47,954件)で、直近30日のレビューが「賛否両論」(約51%、558件)という状態です。「総合評価がMixedに転落した」という言い方は不正確で、正確には直近レビューのステータスがMixedという状態です。レビュー状況は変動するため、最新の数値はSteamストアページで確認してください。

おすすめ診断解像度別おすすめGPU

WQHD(1440p)60fps以上狙い実測60〜97fps帯。RTX 5060 Ti 16GB(60.2fps)が最低ライン、余裕を持つならRTX 5070 Ti・RX 9070 XT(ともに約97〜99fps)以上を推奨します。
UHD(4K)60fps以上狙い(アップスケーリング込み)実測57〜105fps帯。RX 7900 XT(57.5fps)が最低ライン、快適に狙うならRTX 5080・RX 7900 XTX(ともに66〜72fps)以上を推奨します。
4KネイティブUltra(アップスケーリングなし)を狙う場合現行最上位のRTX 5090でも55〜59fpsが限界で、60fps安定は不可能です。4KはDLSS/FSRのアップスケーリング前提で考えてください。
VRAM 8GB以下のGPUを使う場合RTX 4060 Ti・RTX 3060 Ti・RTX 4060・RX 7600などVRAM 8GB級のGPUは、1080p Ultraでもテクスチャ品質を下げる必要があります。

結論実測データで選ぶおすすめGPU

オブリビオン リマスターはWQHDまではAMDがやや優勢、UHDに上がるとNVIDIAが優勢に転じる珍しいゲームです。VRAMは8GBだと明確に不足するため、12GB以上、できれば16GBを推奨します。

MSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC PLUS
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GIGABYTE GeForce RTX 5070 Ti GAMING OC 16GB
UHDのNVIDIA本命GIGABYTE GeForce RTX 5070 Ti GAMING OC 16GBUHDではRX 9070 XTを逆転する性能。DLSS Overrideとの相性も良好です価格目安:約237,600円~Amazonで価格を見る
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UHD快適志向GIGABYTE GeForce RTX 5080 WINDFORCE 3X OCUHDで70fps超を安定して狙える性能。長く使いたい人向けです価格目安:約279,800円~Amazonで価格を見る

※価格は変動します。最新の価格はAmazonでご確認ください。

PCごと新調するなら(BTO 2選)

PCごと組むなら、UE5+改造版Gamebryoの二重エンジン構造による負荷に余裕を持って対応できる構成が安心です。WQHD中心のAMD構成か、UHDまで見据えたNVIDIA構成かで選べます。

arkhive(パソコンSHOPアーク) GL-A7R97M(Ryzen 7 9800X3D + RX 9070 XT)
WQHD中心のAMD構成arkhive(パソコンSHOPアーク) GL-A7R97M(Ryzen 7 9800X3D + RX 9070 XT)Ryzen 7 9800X3D + RX 9070 XT。WQHDでの快適動作を重視した構成です約388,000円前後2026年6月時点arkhive 公式で詳細を見る
OZ GAMING P40 Prism Ryzen 7 9800X3D + RTX 5070 Ti
UHDまで見据えるNVIDIA構成OZ GAMING P40 Prism(Ryzen 7 9800X3D + RTX 5070 Ti)Ryzen 7 9800X3D + RTX 5070 Ti。DLSS Override経由の高fps化にも対応します約454,800円〜OZ GAMING 公式で詳細を見る

※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。

FAQよくある質問

オブリビオン リマスターは「DLSS 4」に対応していますか?
ゲーム本体の正式対応はDLSS 3.7です。「DLSS 4」はNVIDIA Appの「DLSS Override」機能を使って個別に適用する別の仕組みで、ゲーム内メニューの設定ではありません。
4Kで快適に遊ぶには何が必要ですか?
4KネイティブUltraでは現行最上位のRTX 5090でも60fpsに届きません。4KではDLSS/FSRなどのアップスケーリングが事実上必須です。
VRAM 8GBのGPUでも遊べますか?
1080p Ultraでも最大9GBを消費するため、8GB GPUはテクスチャ品質を下げる必要があります。快適に遊ぶには12GB以上を推奨します。
スタッターはなぜ起きるのですか?
グラフィック処理を担うUnreal Engine 5と、ゲームロジックを担う改造版Gamebryoエンジンを並走させるハイブリッド構造が一因と分析されています。ただしこの説明はBethesda/Virtuosによる公式な技術確認ではなく、複数の海外メディアの分析にもとづく推測です。
パッチ1.2で快適になりましたか?
管理されたベンチマークでは実際にfpsが改善しています(RX 7900 XTで1440p約11%、4Kで約13%)。一方でプレイヤーからは体感悪化の報告も多く、直近のSteamレビューは「賛否両論」の状態です。総合評価自体は「やや好評」を維持しています。

まとめ「重さを知った上で遊ぶ」タイトル

オブリビオン リマスターは、UE5が生み出す美しいビジュアルと引き換えに、20年前のゲームとは思えないGPU負荷を要求します。4KネイティブUltraで60fpsに届くGPUは現時点で存在せず、アップスケーリングが事実上前提の設計です。

他の記事でよく見る「DLSS 4対応」という表記は、ゲーム本体の正式対応(DLSS 3.7)とNVIDIA App経由の上書き機能(DLSS 4/4.5)を混同したものです。この違いを理解した上でNVIDIA Appの活用を検討してください。

総評

WQHDまではAMDがやや優勢、UHDではNVIDIAが優勢に転じるという珍しい特性を持つタイトルです。VRAMは12GB以上、できれば16GBを確保し、4KはDLSS/FSRのアップスケーリングを前提に考えれば、UE5+改造版Gamebryoの重量級負荷にも対応できます。

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