オブリビオン リマスター GPU別ベンチマーク|正式対応はDLSS 3.7、4Kは60fps未到達——24GPU実測【2026年版】
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正式対応はDLSS 3.7、「DLSS 4」はNVIDIA App経由——24GPU実測で検証
「オブリビオン リマスターはどのGPUを買えば快適に動くのか」——この問いに対して、他の記事は公式スペック表の転載や出典不明の推定値で答えていることが少なくありません。本記事では海外ハードウェア専門メディアの実測ベンチマークを一次情報として、GPU別のfps・VRAM挙動・アップスケーリング対応を整理しました。
本作はグラフィック処理にUnreal Engine 5、ゲームロジックに改造版Gamebryoエンジンを使うハイブリッド構造で、この二重エンジンがスタッターの一因になっていると複数の海外メディアが分析しています。また、よく見る「DLSS 4対応」という表記は正確ではなく、ゲーム本体が正式対応するのは「DLSS 3.7」で、DLSS 4はNVIDIA Appの上書き機能を使って初めて有効化できる別の仕組みです。
この記事では、GPU別fps実測データ、VRAM挙動、DLSS/FSR/XeSSの正確な対応状況、2025年7月配信のパッチ1.2の実際の効果までを、すべて出典付きで解説します。
出典:ComputerBase「Oblivion Remastered im Benchmark-Test」(2025年4月25日・GPU別fps/DLSS対応表記)、DSOGaming(2025年4月26日・二重エンジン構造)、Hardware Times(2025年5月3日・VRAM)、NVIDIA公式(2025年5月13日・DLSS 4 Override)、OC3D(パッチ1.2前後比較)にもとづきます。GPU別fps表はComputerBaseの実測値(発売直後・パッチ1.2配信前の計測)をそのまま掲載しています。断定的な因果関係の記述がない推測部分は「当サイトの見解」として明記しています。
目次
実測データGPU別fps比較——WQHD / UHD
ComputerBaseの実測値です。Ultraプリセット・Shadow高設定・DLSS/FSR Balanced・Software Lumen(Hardware RT無効)での計測です。テスト条件はゲーム発売直後・パッチ1.2配信前のものである点にご注意ください。重い順(WQHD基準)に並べています。
| GPU | WQHD 1440p | UHD 4K |
|---|---|---|
| RTX 509032GB | 140.4 | 105.5 |
| RTX 409024GB | 117.1 | 83.3 |
| RTX 508016GB | 108.1 | 72.3 |
| RX 7900 XTX24GB | 102.0 | 66.1 |
| RX 9070 XT16GB | 99.1 | 62.0 |
| RTX 5070 Ti16GB | 97.0 | 63.5 |
| RTX 4080 Super16GB | 96.7 | 65.0 |
| RX 7900 XT20GB | 91.3 | 57.5 |
| RTX 4070 Ti Super16GB | 88.5 | 57.1 |
※単位はfps(平均値)。出典:ComputerBase「Oblivion Remastered im Benchmark-Test」(2025年4月25日)
WQHDではRX 9070 XT(99.1fps)がRTX 5070 Ti(97.0fps)をわずかに上回りますが、UHDではRTX 5070 Ti(63.5fps)がRX 9070 XT(62.0fps)を逆転します。RTX 4080 Super(UHD 65.0fps)も同様にRX 9070 XT(62.0fps)を上回っており、Software Lumen・ラスタライズ中心のWQHDではAMDが同価格帯でやや優勢、解像度が上がりHardware Lumen(レイトレーシング相当)の影響が強まるUHDではNVIDIAが優勢という傾向がうかがえます。
上記以外のミドル〜エントリークラスGPUは、WQHDのみの計測データが公開されています。
| GPU | WQHD(1440p) | |
|---|---|---|
| RX 907016GB | 88.6 | |
| RTX 507012GB | 80.1 | |
| RTX 4070 Super12GB | 77.0 | |
| RX 7900 GRE16GB | 75.0 | |
| RX 7800 XT16GB | 72.8 | |
| RTX 407012GB | 67.3 | |
| RX 7700 XT12GB | 63.1 | |
| RTX 5060 Ti 16GB16GB | 60.2 | |
| RTX 4060 Ti8GB | 51.3 | |
| RX 6700 XT12GB | 46.9 | |
| RTX 3060 Ti8GB | 44.8 | |
| RTX 40608GB | 41.0 | |
| Arc B58012GB | 35.7 | |
| Arc A77016GB | 30.7 | |
| RX 76008GB | 28.0 | |
※出典同上。エントリークラスのArc・RX 7600はWQHDで30fps前後にとどまり、ミドルクラス以上が現実的なラインです。
24GPUのWQHD実測を一覧のグラフで見ると、重さの分布が一目で分かります。
| GPU | fps目安(WQHD) |
|---|---|
| RTX 5090 | 140.4 |
| RTX 4090 | 117.1 |
| RTX 5080 | 108.1 |
| RX 7900 XTX | 102.0 |
| RX 9070 XT | 99.1 |
| RTX 5070 Ti | 97.0 |
| RTX 4080 Super | 96.7 |
| RX 7900 XT | 91.3 |
| RX 9070 | 88.6 |
| RTX 4070 Ti Super | 88.5 |
| RTX 5070 | 80.1 |
| RTX 4070 Super | 77.0 |
| RX 7900 GRE | 75.0 |
| RX 7800 XT | 72.8 |
| RTX 4070 | 67.3 |
| RX 7700 XT | 63.1 |
| RTX 5060 Ti 16GB | 60.2 |
| RTX 4060 Ti | 51.3 |
| RX 6700 XT | 46.9 |
| RTX 3060 Ti | 44.8 |
| RTX 4060 | 41.0 |
| Arc B580 | 35.7 |
| Arc A770 | 30.7 |
| RX 7600 | 28.0 |
出典:DSOGamingの実測では、4K・Ultra・ネイティブ解像度(アップスケーリングなし)でRTX 5090でも55〜59fps、RTX 4090は41〜47fpsにとどまります。現行最上位のGPUでも4KネイティブUltraでの60fps安定は不可能で、4Kで遊ぶならアップスケーリングが事実上必須です。
VRAMVRAM消費——8GBは実質非対応
Hardware Timesの実測によると、Ultra設定でのVRAM消費は1080pで最大9GB、1440pで10GB未満、4Kで最大13GBです。ComputerBaseも「8GBでは安心してプレイするには不足、12GBあれば4K最高設定でも安心」と明記しており、複数のメディアで傾向が一致しています。
| 解像度 | VRAM消費(Ultra) | 備考 |
|---|---|---|
| 1080p | 最大9GB | 8GB GPUはテクスチャ品質を下げる必要あり |
| 1440p | 10GB未満 | 12GBでギリギリ安心、16GB推奨 |
| 4K | 最大13GB | 16GB以上が事実上必須 |
出典:Hardware Times(2025年5月3日)。Hardware Lumen(ハードウェアレイトレーシング相当)を有効にすると、Software Lumen比でVRAM消費が500〜1000MB程度減る傾向が確認されています。
アップスケーリング正式対応は「DLSS 3.7」、「DLSS 4」は別機能です
オブリビオン リマスターがゲーム本体として正式対応するアップスケーリング技術は、NVIDIA DLSS 3.7・AMD FSR 3.1・Intel XeSS 1.3です(DLSSとFSRはFrame Generationにも対応)。他の記事でよく見る「DLSS 4対応」という表記は、ゲーム本体の実装としては不正確です。
出典:NVIDIA公式は2025年5月13日、オブリビオン リマスターを含む複数タイトルに対し、NVIDIA App「DLSS Override」機能経由でDLSS 4(Transformerモデルの超解像・DLAA・NVIDIA Reflex追加)を適用できるようにしたと発表しました。RTX 50シリーズはさらにMulti Frame Generationも利用できます。2026年3月31日には同様の仕組みでDLSS 4.5のDynamic Multi Frame Generation対応タイトルにも追加されています(RTX 50シリーズ限定)。いずれもゲーム内メニューの設定ではなく、NVIDIA Appの「Graphics」タブから個別に適用する上書き機能です。ゲーム本体が正式に実装しているのはDLSS 3.7である点を区別してください。
ゲーム本体が実装するのはCNNベースのDLSS 3.7です。NVIDIA Appの「DLSS Override」を使えば、Transformerモデルの新しい超解像(通称DLSS 4)やMulti Frame Generation(RTX 50シリーズ)へ上書き可能です。
Super ResolutionとFrame Generationの両方に対応しています。
Intel Arc向けのSuper Resolutionに対応しています。
DSOGamingの実測では、RTX 5090・4Kネイティブ/Max設定でDLSS Override適用前は約40fpsですが、DLSS 4 Quality適用で約60fps、Multi Frame Generation ×2で約100fps、×4で158〜177fpsまで伸びています(いずれもNVIDIA App「DLSS Override」経由での計測)。
技術背景UE5+改造版Gamebryoの二重エンジン構造
オブリビオン リマスターの重さとスタッターには技術的な背景があります。グラフィック処理はUnreal Engine 5が担当する一方、AI・物理演算・クエスト処理などのゲームロジックは、オリジナル版の改造版Gamebryoエンジンがそのまま担っています。この2つのエンジンを並走させるハイブリッド構造が、複数の海外メディアによって指摘されています。
出典:DSOGamingは「ゲームロジックとスクリプトは2つのCPUスレッドのみで動作しているように見える」と報告しています。ただしこれは同メディア自身も「〜のように見える」という推測的表現を使っており、Bethesda/Virtuosによる公式な技術確認ではありません。Notebookcheckも同様の説明を紹介しつつ「開発者はこの説明を公式には確認していない」と留保をつけています。ワールドセル(マップ区画)をまたぐ際のトラバーサルスタッターは、Digital FoundryがRTX 5090+Ryzen 7 9800X3Dという最高クラスの組み合わせでも確認しており、ハードウェアだけでは解決しない構造的な問題です。
パッチ1.2技術的には改善、体感評価は複雑
2025年7月16日配信のパッチ1.2について、技術ベンチマークとプレイヤーの体感評価に興味深い乖離があります。
おすすめ診断解像度別おすすめGPU
結論実測データで選ぶおすすめGPU
オブリビオン リマスターはWQHDまではAMDがやや優勢、UHDに上がるとNVIDIAが優勢に転じる珍しいゲームです。VRAMは8GBだと明確に不足するため、12GB以上、できれば16GBを推奨します。


※価格は変動します。最新の価格はAmazonでご確認ください。
PCごと新調するなら(BTO 2選)
PCごと組むなら、UE5+改造版Gamebryoの二重エンジン構造による負荷に余裕を持って対応できる構成が安心です。WQHD中心のAMD構成か、UHDまで見据えたNVIDIA構成かで選べます。
※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。
FAQよくある質問
まとめ「重さを知った上で遊ぶ」タイトル
オブリビオン リマスターは、UE5が生み出す美しいビジュアルと引き換えに、20年前のゲームとは思えないGPU負荷を要求します。4KネイティブUltraで60fpsに届くGPUは現時点で存在せず、アップスケーリングが事実上前提の設計です。
他の記事でよく見る「DLSS 4対応」という表記は、ゲーム本体の正式対応(DLSS 3.7)とNVIDIA App経由の上書き機能(DLSS 4/4.5)を混同したものです。この違いを理解した上でNVIDIA Appの活用を検討してください。
WQHDまではAMDがやや優勢、UHDではNVIDIAが優勢に転じるという珍しい特性を持つタイトルです。VRAMは12GB以上、できれば16GBを確保し、4KはDLSS/FSRのアップスケーリングを前提に考えれば、UE5+改造版Gamebryoの重量級負荷にも対応できます。







