ボーダーランズ4 GPU別ベンチマーク|AMD優位はRDNA4限定、v1.5パッチで最大41%改善——21GPU実測で検証【2026年版】
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AMD優位はRDNA4限定、v1.5パッチで最大41%改善——21GPU実測で検証
「ボーダーランズ4はどのGPUを買えば快適に動くのか」——この問いに対して、他の記事は公式スペック表の転載や出典不明の推定値で答えていることが少なくありません。本記事では海外ハードウェア専門メディアの実測ベンチマークを一次情報として、GPU別のfps・VRAM挙動・アップスケーリング効果を整理しました。
本作はUnreal Engine 5のNanite・Lumen・Virtual Shadow Mapsをフル活用しており、セルシェーディングの見た目とは裏腹に現行の重量級タイトルに並ぶ負荷を持っています。海外メディアの実測では、AMDが優位に見える場面の多くはRDNA4世代(RX 9000シリーズ)限定で、旧世代Radeonには当てはまらないという重要な但し書きが判明しました。
この記事では、GPU別fps実測データ、2026年3月26日配信のv1.5パッチによる改善幅、DLSS/FSR/XeSSの正確な対応状況、VRAM挙動までを、すべて出典付きで解説します。
出典:ComputerBase「Borderlands 4 im Benchmark-Test」(2025年9月27日・GPU別fps)、Gearbox / 2K公式「PC Performance Status Update」(2026年3月26日・v1.5パッチ改善率)、NVIDIA公式(DLSS対応表記)、AMD公式ドライバーノート(FSR 4対応表記)にもとづきます。GPU別fps表はComputerBaseの実測値をそのまま掲載しています。GPU別fps表は2025年9月27日時点(v1.5パッチ配信前)の計測で、v1.5パッチによる改善率はGearbox公式発表の数値を別途掲載しています。断定的な因果関係の記述がない推測部分は「当サイトの見解」として明記しています。
目次
実測データGPU別fps比較——WQHD / UWQHD / UHD
ComputerBaseの実測値です。グラフィックプリセットは最高の「Badass」ではなく1段階下の「Very High」を使用し、各社アップスケーリングを有効化した状態での計測です(NVIDIA・RX 9000シリーズ=Performanceモード/それ以外のAMD=TSR Quality/Intel Arc=XeSS Quality)。ネイティブ解像度・最高設定のベンチマークではない点にご注意ください。テストCPUはRyzen 7 9800X3D。重い順(WQHD基準)に並べています。
| GPU | WQHD 1440p | UWQHD 3440×1440 | UHD 4K |
|---|---|---|---|
| RTX 509032GB | 124.7 | 112.1 | 97.5 |
| RTX 409024GB | 120.9 | 104.1 | 87.1 |
| RTX 508016GB | 103.4 | 87.9 | 70.9 |
| RX 9070 XT16GB | 99.8 | 82.5 | 65.3 |
| RTX 4080 Super16GB | 99.7 | 83.7 | 67.6 |
| RX 907016GB | 92.6 | 76.0 | 58.0 |
| RTX 5070 Ti16GB | 92.6 | 78.3 | 62.0 |
| RX 7900 XTX24GB | 81.3 | 66.3 | 49.2 |
| RTX 507012GB | 78.9 | 64.0 | 49.8 |
| RTX 407012GB | 74.0 | 59.7 | 45.5 |
| RX 9060 XT16GB | 63.9 | 51.0 | — |
| RX 7800 XT16GB | 59.6 | 47.8 | 34.5 |
| RTX 5060 Ti16GB | 58.6 | 47.3 | — |
※単位はfps(平均値)。出典:ComputerBase「Borderlands 4 im Benchmark-Test」(2025年9月27日)
上記以外のエントリー〜ミドルクラスGPUは、WQHDのみの計測データが公開されています。
| GPU | WQHD(1440p) | ||
|---|---|---|---|
| RTX 50608GB | 46.5 | ||
| RTX 3060 Ti8GB | 43.1 | ||
| RTX 40608GB | 42.5 | ||
| RTX 50508GB | 41.7 | ||
| RX 6700 XT12GB | 38.7 | ||
| Arc B58012GB | 32.3 | ||
| Arc A77016GB | 23.9 | ||
| RX 76008GB | 22.0 | ||
※出典同上。エントリークラスはアップスケーリング込みでもWQHDで60fps割れが目立ちます。Intel Arcは全体的に苦戦しており、旧世代のArc A770は特に厳しい結果です。
21GPUのWQHD実測を一覧のグラフで見ると、重さの分布が一目で分かります。
| GPU | fps目安(WQHD) |
|---|---|
| RTX 5090 | 124.7 |
| RTX 4090 | 120.9 |
| RTX 5080 | 103.4 |
| RX 9070 XT | 99.8 |
| RTX 4080 Super | 99.7 |
| RX 9070 | 92.6 |
| RTX 5070 Ti | 92.6 |
| RX 7900 XTX | 81.3 |
| RTX 5070 | 78.9 |
| RTX 4070 | 74.0 |
| RX 9060 XT | 63.9 |
| RX 7800 XT | 59.6 |
| RTX 5060 Ti | 58.6 |
| RTX 5060 | 46.5 |
| RTX 3060 Ti | 43.1 |
| RTX 4060 | 42.5 |
| RTX 5050 | 41.7 |
| RX 6700 XT | 38.7 |
| Arc B580 | 32.3 |
| Arc A770 | 23.9 |
| RX 7600 | 22.0 |
出典:ComputerBaseは結論として「AMD Radeonはわずかに優位だが、意味のある差が出るのはRX 9000シリーズ(RDNA4)のみ。旧世代AMD GPUは通常水準」と明記しています。実際、WQHDでRX 9070 XT(99.8fps)はRTX 5080(103.4fps)に迫りRTX 4080 Super(99.7fps)とほぼ並ぶ一方、旧世代のRX 7900 XTX(81.3fps)はRTX 5070 Ti・RX 9070(ともに92.6fps)に明確に劣ります。「AMDだから有利」ではなく「RDNA4だから有利」というのが正確な理解です。なおIntel Arcは全体的に苦戦しており、旧世代のArc A770は同記事内でも特に厳しい結果とされています。
VRAMVRAM消費とNanite・Lumen・Virtual Shadow Maps
ボーダーランズ4はUnreal Engine 5のNanite(仮想化ジオメトリ)・Lumen(リアルタイムGI)・Virtual Shadow Mapsをフル活用しています。ComputerBaseは「8GB GPUで快適に遊ぶにはテクスチャ詳細を2段階下げる必要がある」と明記しており、8GB級のGPUには明確な制約があります。
出典を確認すると、他サイトでよく見る「1080pでも約11GBのVRAMを消費する」という具体的数値は、確認できた範囲では海外の中堅サイトHardware Timesが単独で報告しているのみで、ComputerBaseやTechPowerUpといったトップ層のハードウェアメディアからの直接の裏付けは取れていません。Nanite・Lumen・Virtual Shadow Mapsを使用していること自体はComputerBaseも明記している事実ですが、「だから1080pで11GB消費する」という因果関係の断定は避け、確度の高い「8GBはテクスチャを2段階下げる必要がある」という表現を基準にすることを推奨します。
アップスケーリングDLSS 4・FSR 4・XeSSの対応状況
ボーダーランズ4はNVIDIA・AMD・Intel3社のアップスケーリング技術に公式対応しています。NVIDIA公式・2K公式ブログいずれも、ネイティブ対応はDLSS 4(Super Resolution・Frame Generation・Multi Frame Generation・Reflex)と一貫して表記しています。
Super Resolutionは全GeForce RTXユーザーが対応対象。Frame GenerationはRTX 40シリーズ以上、Multi Frame Generation(最大5.5倍)はRTX 50シリーズ専用です。
AMD公式ドライバーノートで発売日対応が明記されています。RX 9000シリーズ以外の旧世代RadeonはTSR Qualityで代替されます。
Intel Arc向けにFrame Generationを含めて対応。ただし一部環境でXeSS Frame Generationが有効化されない不具合が公式サポートページで報告されています。
他の記事でよく見る「DLSS 4.5対応」という表記は、正確にはNVIDIA Appの「DLSS Override」機能(2026年3月31日〜提供)による後付けの強制適用機能を指しています。DICEやGearboxのようなゲーム側の公式なネイティブ実装として告知されたものではなく、対象もRTX 50シリーズのMulti Frame Generation関連機能に限られます。ボーダーランズ4のネイティブ対応表記は、NVIDIA公式・2K公式ブログいずれも一貫して「DLSS 4」です。本記事の数値もDLSS 4 / FSR 4 / XeSSを前提にしています。
フレーム生成の効果は非常に大きく、ComputerBaseの計測ではRX 9070 XTでFSR Frame Generationにより平均fpsが+79%、RTX 5070 TiではDLSS Frame Generationで+67%、そこにDLSS Multi Frame Generationを重ねると合計+198%まで伸びています。
v1.5パッチ2026年3月26日配信、最大41%のfps改善
2026年3月26日、Gearbox / 2K公式は「PC Performance Status Update」でv1.5パッチによる性能改善データを公開しました。PSOプロセス改善によるヒッチング低減、遠景詳細度(HLOD)の見直し、コリジョン物理・布シミュレーションなどCPU負荷系処理の最適化、Virtual Shadow Mapsのキャッシュ活用による動的ライティング負荷軽減など、複数の最適化が同時に行われています。
| 構成 | v1.0.2 | v1.5 |
|---|---|---|
| 最低スペック構成 1080p Low | 37.3fps | 52.8fps(+41.5%) |
| 推奨スペック構成 1440p High | 44.9fps | 56.5fps(+26.0%) |
| RTX 4080構成 1440p Very High | 55.0fps | 78.4fps(+42.7%) |
出典:Gearbox / 2K公式「PC Performance Status Update」(2026年3月26日)。同発表ではクラッシュ率も0.63%→0.38%、クラッシュ経験プレイヤー率も17%→9.35%に改善したと報告されています。上記の「GPU別fps比較」表はv1.5パッチ配信前(2025年9月27日計測)のデータのため、現在はここに挙げた改善率の分だけ体感が上向いている可能性があります。
ボーダーランズ4は最大4人のオンラインCo-opに対応していますが、Co-op専用のCPUベンチマークを実施したトップ層ハードウェアメディアの記事は見つかりませんでした。分割画面Co-opでCPUがボトルネックになりやすいというコミュニティ側の報告はあるものの、これは信頼できる一次ベンチマークではないため、具体的なfps数値としては掲載していません。v1.5パッチでコリジョン物理・布シミュレーションなどCPU負荷系処理が最適化されているため、Co-op時の負荷も一定改善している可能性がありますが、これも当サイトの推測です。
おすすめ診断解像度別おすすめGPU
結論実測データで選ぶおすすめGPU
ボーダーランズ4はRDNA4(RX 9000シリーズ)が特に強いタイトルです。旧世代のAMD・NVIDIA問わず、フレーム生成込みの性能を重視するなら現行世代を選ぶのが安全です。VRAMは8GBだとテクスチャ品質を下げる前提になるため、12GB以上を推奨します。


※価格は変動します。最新の価格はAmazonでご確認ください。
PCごと新調するなら(BTO 2選)
GPU単体ではなくPCごと組むなら、ボーダーランズ4のUE5負荷(Nanite・Lumen・Virtual Shadow Maps)に余裕を持って対応できる構成が安心です。RDNA4が強いことを踏まえたAMD構成か、UWQHD〜4Kまで見据えたNVIDIA構成かで選べます。
※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。
FAQよくある質問
まとめセルシェーディングの見た目に騙されない、UE5フルスペックタイトル
ボーダーランズ4は、UE5のNanite・Lumen・Virtual Shadow Mapsをフル活用した結果、セルシェーディングの見た目とは裏腹に現行の重量級タイトルと同等の要求水準を持つゲームになりました。海外メディアの実測では、AMD優位に見える場面の多くはRDNA4(RX 9000シリーズ)限定で、旧世代Radeonには当てはまらないという重要な但し書きがあります。
2026年3月26日のv1.5パッチでは、Gearbox公式発表で最大41.5%のfps改善が確認されており、発売当初の「重すぎる」という評価からは明確に前進しています。VRAMは8GBだとテクスチャ品質の妥協が前提になるため、12GB以上を推奨します。
「DLSS 4.5」ではなく「DLSS 4」が正しい公式対応表記であること、AMD優位はRDNA4限定であることの2点は、他の記事との差別化ポイントでもあります。RDNA4世代のGPUかRTX 40〜50シリーズを選び、VRAM 12GB以上を確保すれば、ボーダーランズ4のUE5フル装備の負荷にも対応できます。







