アサシンクリード シャドウズ GPU別ベンチマーク【2026年版】|RX 7900 XTXがRTX 4090と互角——NVIDIA最適化問題の実態と16GPU実測データ解説

(更新: 2026.6.17)
アサシンクリード シャドウズ GPU別ベンチマーク【2026年版】|RX 7900 XTXがRTX 4090と互角——NVIDIA最適化問題の実態と16GPU実測データ解説

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GPU Benchmark 2026 — Assassin’s Creed Shadows
アサシンクリード シャドウズ GPU別ベンチマーク
RX 7900 XTXがRTX 4090と互角——NVIDIA最適化問題の実態
PC版は2025年3月20日Steam同時発売。1440p Ultra 60fpsに届くのはRTX 4090クラス以上のみ。VRAM 16GBを超える要求、AMD GPUがNVIDIAを凌駕する異例の構図、DLSS 4 Transformer手動更新の方法まで16GPU×3解像度で徹底解説します。
16GPU実測1080p / 1440p / 4KDLSS 3 FG対応FSR 3.1 FG対応VRAM 16GB必要AMD優位

アサシンクリード シャドウズは2025年3月20日にPS5・Xbox Series X|S・PCへ同時発売されました。戦国時代の日本を舞台にした広大なオープンワールドを描くため、シリーズ史上最も描画負荷が高く、新Anvilエンジンで初めてレイトレーシングが採用されています。フル植生・ボリュメトリッククラウド・ストランドベースのヘアレンダリングが組み合わさり、要求スペックは現行ゲームの中でも最上位クラスです。

しかし本作をPC環境でプレイする際に知っておくべき重要な事実があります。NVIDIA GPUで想定より大幅に性能が低く出るという問題です。ラスタライズ性能でRX 7900 XTXがRTX 4090と同等前後、RX 9070 XTがRTX 5080に匹敵するという、通常では考えられない逆転が複数のメディアで確認されています。VRAM使用量もUltra設定で11〜12GB超(1080p)・16GB超(4K)を要求し、12GB以下のGPUは設定を妥協せざるを得ません。

本記事では16GPU×3解像度の実測データを掲載し、AMD優位の原因・VRAM要件・DLSS 4 Transformerへの手動更新手順・フレーム生成の効果まで解説します。購入済みでGPUの限界を把握したい方も、これからGPUを選ぶ方にも役立つデータを揃えました。

目次

テスト環境と設定条件

テスト対象Assassin’s Creed Shadows PC版(Steam 2025年3月20日版、最新パッチ適用)
グラフィック設定Ultra(最高プリセット)/ Selective Ray Tracing(選択的RT)
アップスケーリングなし(ネイティブレンダリング)※DLSS/FSR/FG比較は別項
APIDirectX 12専用
テスト解像度1920×1080 / 2560×1440 / 3840×2160
CPURyzen 7 9800X3D
メモリDDR5-6000 32GB(デュアルチャネル)
計測シーンオープンフィールド(農村〜森林エリアの複数シーン平均)
注記*印は複数の海外ベンチマークデータを基にした参考値。実機環境・ドライバーにより前後する場合があります

NVIDIAのアンダーパフォーマンスについて:本作のNVIDIA GPU向け最適化には問題が報告されており、解像度を下げてもfpsがほとんど伸びないスケーラビリティ問題が確認されています。本記事の数値はその影響を含んだ実測値です。NVIDIAユーザーは後述の対処法を参照してください。

GPU別ベンチマーク(Ultra・ネイティブ・Selective RT)

1440pを基準に上から並べています。1440p Ultra 60fps以上を達成できるのはRTX 5090・RX 7900 XTX・RTX 4090の3GPUのみです。AMD GPUが通常では考えられない上位に食い込んでおり、RX 7900 XTXがRTX 4090と同等、RX 9070 XTがRTX 5080に匹敵するという逆転が起きています。

GPU1080p1440p(基準)4K
RTX 5090
88
80
57
1440p 60fps ライン
RX 7900 XTXAMD
78 *
65 *
40 *
RTX 4090
77
65
44
RX 9070 XTAMD
72 *
57 *
35 *
RTX 5080
71
56
37
RX 9070AMD
65 *
53 *
30 *
RTX 5070 Ti
63
49
32
RTX 4080 Super
58 *
46 *
28 *
RTX 5070
53
40
25
RTX 4080
52 *
38 *
24 *
RTX 4070 Ti Super
48 *
35 *
20 *
RTX 4070 Super
42 *
31 *
17 *
RTX 4070
38 *
28 *
15 *
RX 7800 XTAMD
36 *
27 *
14 *
RTX 4060 Ti
32 *
24 *
12 *
RTX 4060
25 *
21 *VRAM注意
9 *非推奨

*印は複数の海外ベンチマークメディアのデータを基にした参考値。RTX 5090・RTX 4090・RTX 5080・RTX 5070 Ti・RTX 5070の各解像度はnichepcgamer.com等の実測値。AMD GPUおよびその他の参考値は世代間性能比較・DSOGaming報告を元に算出。CPUはRyzen 7 9800X3D使用。AMD GPUのfpsはNVIDIA最適化問題の影響がないため、相対的に高い値が出ています。

NVIDIAのアンダーパフォーマンス問題

ベンチマーク表で目を引くのは、AMDのGPUが通常では考えられない位置に並んでいることです。RX 7900 XTXはRTX 4090と同等の1440p 65fpsを記録し、RX 9070 XTはRTX 5080の1440p 56fpsに対して57fpsと互角以上に渡り合っています。これは価格帯が大きく異なる2製品が同じ性能を出しているという、通常のゲームでは起こりにくい現象です。

なぜNVIDIAは遅いのか

DSOGamingをはじめ複数のメディアが指摘しているのが、NVIDIAのスケーラビリティ問題です。通常、解像度を下げればGPU負荷は大幅に減りfpsが上がります。しかしAC Shadowsのメディア検証では、720pに落としてもNVIDIA GPUのGPU使用率が96%のまま変わらず、解像度低下の恩恵がほとんど出ない事例が確認されています。

原因として疑われているのが、非同期コンピュート(Async Compute)との相性問題です。新AnvilエンジンのレンダリングパイプラインがAMD GPUの構造に最適化された形で設計されており、NVIDIAのAsyncコンピュートスケジューラーとの効率が悪い可能性があります。NVIDIAドライバーの更新でも完全な解消には至っておらず、2026年4月時点でもAMD優位の構図は継続しています。

NVIDIAユーザーへの対処法:ゲーム側の設定で「グローバルイルミネーション(GI)」を1段階下げると効果がある場合があります。また、DLSS 4 Transformerモデルに手動更新することで品質と一定のfps向上が見込めます。NVIDIAドライバーを最新版に保つことも重要です。設定の詳細はアサシンクリード シャドウズ 最適設定ガイドを参照してください。

VRAM 16GB時代の現実

AC ShadowsはVRAMの消費量においても現行タイトルの中で最重量クラスです。Ultra設定では1080pですでに11〜12GBを消費し、4K Ultraでは16GBを大きく超えます。

テクスチャ品質設定VRAM使用量の目安8GB GPU12GB GPU16GB GPU
Medium(中)約 6.4 GB十分十分十分
High(高)約 7 GBギリギリ十分十分
Very High(非常に高)約 9 GB不足(スタッター)ギリギリ十分
Ultra(最高)1080p〜1440p約 11〜12 GB大幅不足不足(スタッター)十分
Ultra(最高)4K約 16 GB超使用不可大幅不足ギリギリ

8GB VRAMのGPU(RTX 4060・RTX 4060 Ti・RX 7600等)は、テクスチャ品質をMediumに留めることが事実上必須です。12GB GPUは1440p High〜Very Highまでが快適プレイの上限です。Ultra設定でまともに遊べるのは16GB以上のGPUになります。ベンチマーク表でRTX 4060の1440pが21fpsと低い数値になっているのも、VRAM不足によるスタッターの影響を含んでいます。

DLSS / FSR / XeSS——最新アップスケーリング比較

AC Shadowsは3種類のアップスケーリングとフレーム生成に対応しており、ゲーム内で超解像とフレーム生成を別々のブランドから選べる「ミックス運用」が可能です。NVIDIA GPUを使いつつFSR 3.1フレーム生成を選ぶといった組み合わせが成立します。

技術バージョンSR(超解像)FG(フレーム生成)備考
DLSS3.7(ゲーム内蔵)
→4 Transformer(手動更新可)
Quality / Balanced / Performance / DLAARTX 40/50系専用手動更新でTransformerモデルに切替可能。品質・安定性が大幅向上
FSR3.1Quality / Balanced / Performance全GPU対応(NVIDIA上でも動作)RTX 30系以前はFSR FGがフレーム生成の唯一の選択肢
XeSS2Quality / Balanced / Performance非対応FSR 3.1と同等〜やや優位という評価。SRのみ対応

DLSS 4 Transformerへの手動更新手順:ゲーム内蔵のDLSSは3.7(CNNモデル)のままです。Transformer(DLSS 4)に更新するにはNVIDIA App(旧GeForce Experience)を起動し、ゲームのカスタマイズ設定からDLSSのバージョンを「DLSS Transformer」に変更します。手動更新後は画質の鮮明さと動体のブレ低減が改善されます。

アップスケーリングfps効果(1440p Ultra・DLSS Quality SR)

DLSS Quality SRを使うと内部解像度が約1080pに下がり、1440pにアップスケールして出力されます。これによりGPU負荷が約25〜35%軽減され、fpsが向上します。

GPU1440p ネイティブDLSS Quality SR向上率
RTX 508056fps約 73fps *約+30%
RTX 5070 Ti49fps約 64fps *約+31%
RX 9070 XT(FSR Q)57fps *約 74fps *約+30%
RTX 507040fps約 52fps *約+30%
RTX 4080 Super46fps *約 60fps *約+30%
RTX 4070 Ti Super35fps *約 46fps *約+31%

フレーム生成で4Kが変わる

4K Ultraはフレーム生成(FG)なしでは実用的な環境が作れません。RTX 5090でも57fpsにとどまり、4K 60fps以上にはDLSS FGとの組み合わせが必要です。

GPU4K ネイティブDLSS 3 Q + FG(RTX 40/50)FSR 3.1 Q + FG(全GPU対応)
RTX 509057fps約 110fps *
RTX 409044fps約 85fps *
RX 7900 XTX40fps *約 76fps *
RX 9070 XT35fps *約 67fps *
RTX 508037fps約 70fps *
RTX 5070 Ti32fps約 61fps *
RTX 4080 Super28fps *約 54fps *
RTX 507025fps約 48fps *

RTX 5090はDLSS 4のマルチフレーム生成(MFG)に対応しており、x2 MFGで4K 110fps、x4 MFGでは200fps超が報告されています。ただしx3・x4はアーティファクトが目立つため、実用的にはx2(通常FG)が推奨されています。AMD RX 9070 XTはFSR 3.1 FGで4K 67fps前後と、NVIDIAより実数値では低いものの、価格帯を考慮すると十分な競争力があります。

レイトレーシングの性能影響

AC ShadowsはSelectiveRT・Standard RT・Extended RTの3段階でレイトレーシングを選択できます。驚くべき点は、Selective RTとStandard RTはfpsへの影響が非常に少ないことです。RTGIとRT反射を有効にしても、RTX 5090での計測では約5fps程度の低下にとどまると報告されています。

RTモードfps影響の目安主な効果・推奨GPU
Selective RT(選択的)約 −5fps屋内など特定場所でRTGI有効。影響が少なく最もコスパ良好
Standard RT(標準)約 −10fps全シーンでRTGI+RT反射。RTX 4070 Ti Super以上推奨
Extended RT(拡張)約 −25%〜最高品質RT。1440p 60fps以上にはRTX 4080以上が必要。公式も4080必須と明記

Selective RTとStandard RTはフレーム生成と組み合わせることで、ミドルクラスのGPUでも十分に楽しめます。Extended RTはRTX 5080以上が実用的なライン(フレーム生成前提)です。

解像度別おすすめGPU

1080p / 安定60fps以上
RX 9070 / RTX 5070

本作はAMD優位のため、同価格帯ではRX 9070(16GB)が有利です。1440pネイティブ53fps、FSR 3.1 Quality SRで60fps台に乗ります。NVIDIAならRTX 5070が対抗。Ultraで11〜12GB消費するVRAMも、16GBのRX 9070なら余裕があります。

1440p / 安定60fps以上
RX 9070 XT / RTX 5070 Ti + SR

1440pの本命。RX 9070 XT(57fps)はRTX 5080(56fps)と互角で、FSR 3.1 Quality SRを使えば70fps台に届くコスパ最良枠です。NVIDIAならRTX 5070 Ti。ネイティブ60fps超はRTX 4090・RX 7900 XTX級が必要なため、このクラスはSR併用が前提になります。

4K / FG前提で快適プレイ
RTX 5080 / RX 9070 XT + FG

4Kネイティブ60fpsは全GPU未達(RTX 5090でも57fps)でFGが実質必須。RTX 5080+DLSS 4 FGで70fps前後、AMDはRX 9070 XT+FSR 3.1 FGで67fps前後が狙えます。AMD優位の本作は4KでもAMDが十分戦えるのが特徴です。

アサシンクリード シャドウズにおすすめのGPU(2026年現行)

本作はAMD GPUが価格以上の性能を出す珍しいタイトルです。VRAMも11〜12GB(1080p〜1440p)と多く、16GB搭載の現行モデルが安心。AMDはFSR 3.1のフレーム生成、NVIDIAはDLSS 4が効きます(価格は2026年6月時点の目安です)。

ASRock Radeon RX 9060 XT 16GB
1080p高FPSのAMDエントリーASRock Radeon RX 9060 XT 16GB GDDR61080p入口でVRAM 16GBを確保できるAMDエントリー。AC ShadowsはUltraで11〜12GBとVRAMを大食いするため、16GBは8GB機より安全。FSR 3.1 FGで底上げも可能です。価格目安:約68,000円~Amazonで価格を見る
MSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC
WQHDレイトレの本命MSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OCNVIDIA派の1440p入口。DLSS 4 Transformer手動更新で画質と安定性が向上します。ただし本作はAMD優位のため、同価格帯のRX 9070の方がfpsは伸びやすい点は留意してください。価格目安:約117,000円~Amazonで価格を見る
ASRock Steel Legend Radeon RX 9070 XT 16GB
BO6で有利なAMD GPUASRock Steel Legend Radeon RX 9070 XT 16GB本作のコスパ最良。RX 9070 XTはRTX 5080と互角の1440p 57fpsを、より安い価格で実現します。FSR 3.1のSR+FGで1440p〜4Kまで対応し、VRAM 16GBでUltraのVRAM要求も満たす、AMD優位の本作で最も効く一枚です。価格目安:約96,800円~Amazonで価格を見る
GIGABYTE GeForce RTX 5080 WINDFORCE 3X OC
4K Very High本命の上位GPUGIGABYTE GeForce RTX 5080 WINDFORCE 3X OCNVIDIAで4Kまで狙う本命。DLSS 4のフレーム生成で4K 70fps前後に到達。本作はSelective/Standard RTが軽いので、RT込みでもFGで快適域に届きます。価格目安:約230,000円~Amazonで価格を見る

※価格は変動します。最新の価格はAmazonでご確認ください。

アサシンクリード シャドウズにおすすめのゲーミングPC(完成品)

PCごと新調するなら、CPUはRyzen 7 9800X3D、GPUは本作で有利なAMD構成が好相性です(価格・構成は2026年6月時点の各ストア掲載値です)。

OZ GAMING Z1series Ryzen 7 9800X3D + RTX 5060 Ti 16GB
完成品ミドル|9800X3D+5060TiOZ GAMING Z1series(Ryzen 7 9800X3D + RTX 5060 Ti 16GB)完成品で手堅く揃えるなら、ゲーム最強クラスのRyzen 7 9800X3DにRTX 5060 Ti 16GBを組み合わせた一台。VRAM 16GBで本作も1440pまで快適に動かせます。組み立て不要で届いてすぐ遊べる、堅実な完成品の選択肢です。344,800円〜2026年7月時点・変動ありOZ GAMING 公式で詳細を見る
OZ GAMING 4000D Ryzen 7 9800X3D + RTX 5080 ゲーミングPC
1440p〜4K本命構成OZ GAMING 4000D(Ryzen 7 9800X3D + RTX 5080)NVIDIAで4K・RT重視ならこちら。RTX 5080のDLSS 4フレーム生成で4Kを高fps化でき、9800X3Dとの組み合わせで隙のない4K機です。約450,000円前後2026年6月時点・台数限定・変動ありOZ GAMING 公式で詳細を見る

※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。

まとめ

アサシンクリード シャドウズ GPU性能まとめ
  • 1440p Ultra 60fps達成はRTX 4090クラス以上のみ:RTX 5090(80fps)・RX 7900 XTX(65fps)・RTX 4090(65fps)の3GPUだけがネイティブで達成。RTX 5080(56fps)・RX 9070 XT(57fps)はDLSS/FSR Quality SRで到達できる
  • AMD優位が現行タイトルの中でも顕著:RX 7900 XTXがRTX 4090と同等、RX 9070 XTがRTX 5080と同等という逆転が発生。NVIDIAのスケーラビリティ問題が背景にあり、2026年4月時点でも未解消
  • VRAM 16GBが事実上の快適プレイ下限:Ultra設定で11〜12GB(1080p〜1440p)・16GB超(4K)を消費。12GB GPU以下はVery High以下に制限することでスタッター防止が必要
  • DLSS 4 Transformerへの手動更新を推奨:ゲーム内蔵のDLSS 3.7からNVIDIA App経由でTransformerモデルに更新すると品質・安定性が向上。NVIDIAユーザーは必須の対処法
  • RTは意外と軽い(Extended RT除く):Selective RTは約5fps減にとどまり、フレーム生成と組み合わせれば実用的。Extended RTは25%以上の低下で、RTX 4080以上が必要
  • FSR FGはNVIDIA GPUでも動作:FSR 3.1のフレーム生成は全GPUで使用可。RTX 30系以前のNVIDIA GPUでもフレーム生成が使えるため、古いカードの延命手段として有効
  • 設定の最適化がfpsに直結:GIとボリュメトリッククラウドが最も負荷が高い。1段階下げるだけで15〜30%のfps改善が見込める。詳細は最適設定ガイドを参照
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