『Divinum』は面白い?Steamで非常に好評86.6%|個人開発のメトロイドヴァニア、日本語・Steam Deck・必要スペックを解説
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
Steamレビュー454件中86.6%が「非常に好評」、日本語対応とSteam Deck Verifiedを確認
出典:Steam公式ストアページ「Divinum」、Steam Community「Divinumのお知らせ」、GamingOnLinux「Epic looking pixel-art hack-and-slash ‘Divinum’ adds Linux / Steam Deck support」、Steam公式アナウンス「Divinum is OUT NOW!」にもとづきます。レビュー件数・好評率、価格、対応言語、パッチ内容はいずれも本記事執筆時点(2026年9月6日)にSteam公式ストアページ、Steam公式レビューAPI(appreviews)、Steam公式ニュースAPI(ISteamNews)で直接確認した数値です。本記事は2026年8月23日公開の発売前情報記事を、発売後の実測値にもとづき全面的に更新したものです。
メトロイドヴァニアは新作が途切れないジャンルですが、無料デモや発売前トレーラーだけを見て「戦闘の手応えがありそう」と気になっていても、実際に発売後の評価がどうだったのか、日本語でどこまで遊べるのか、携帯機で快適に動くのかは、発売してみないと分からない部分が多くあります。
個人開発を軸にスタートしたSigil Gamesの『Divinum』は2026年8月28日にSteamで正式発売され、2026年9月6日時点でSteamレビュー454件中86.6%が好評な「非常に好評」評価を獲得しています。発売直後から複数回のアップデートが行われ、8月31日にはネイティブLinux/SteamOS版が追加されてSteam Deckの互換性判定も最高評価の「Verified」を取得しました。
この記事では、発売前の情報をそのまま並べるのではなく、発売から1週間以上が経過した2026年9月6日時点でSteam公式ストアページ・Steam公式レビューAPI・Steam Communityのアップデート告知を直接確認し、実際のレビュー評価、日本語音声対応の有無、Steam Deckでの動作、発売後に配信された修正内容まで、「今買うべきかどうか」を判断できる材料として整理します。
『Divinum』は2026年8月28日発売の2Dメトロイドヴァニア×ハックアンドスラッシュで、Steamレビューは454件中86.6%が好評な「非常に好評」評価です(2026年9月6日確認)。価格は10%オフの1,620円(9月11日まで)、日本語はインターフェースと字幕に対応していますが、フル音声(ボイス)はいずれの言語も非対応です。Steam Deckは公式互換性判定で最高評価の「Verified」を取得し、8月31日にはネイティブLinux/SteamOS版も追加されました。一方で、日本語レビュー14件に限ると好評率は50%まで下がり、クリアまでの時間が短い(3.5〜10時間程度)ことや、終盤で敵のHPが硬く感じられる点を指摘する声が複数あります。空中コンボを中心にした戦闘の手応えを求める人には向きますが、ボリューム重視の人は評価が割れている点を踏まえて判断してください。
目次
概要静かな北の島を守るため、地上と地下を巡るアクションアドベンチャー
開発元のSigil Gamesは、発売当日のSteam公式アナウンス「Divinum is OUT NOW!」の中で、「開発が始まってからのこの10年間、支えてくれたことに感謝してもしきれない」とコメントしています。投稿には現在も「ソロ開発者」という署名が添えられており、長期間にわたる個人開発の末に発売までこぎつけた作品であることがうかがえます。
Steam公式ストアページの説明によると、物語の舞台は静かな北方の島です。主人公フィヨルは「ガーディアンの運命」のもとに生まれた若き戦士で、優れた戦闘の才を持って生まれましたが、それだけでは島に迫る侵略者から民を守り切れません。守護者としての道を歩みながら、島の地表と地下の両方を探索し、生き延び、力をつけ、勝利をつかみ取ることが目的になります。
探索の舞台として、忘れ去られた洞窟、不気味な森、陰鬱な地下墓地、神聖な遺跡という4種類の環境が挙げられています。これらのエリアで無数の怪物と戦いながら、巧妙に隠された秘密を発見し、祖先の力を受け継いでいくという構成です。単純な横一直線の道のりではなく、地上と地下を行き来しながら奥へ進んでいくメトロイドヴァニアらしい探索構造になっています。
コンボ敵を空中に打ち上げて逃げ場をなくす、奥深い戦闘システム
Steam公式ストアページでは、本作の戦闘を「奥深い戦闘システム(Intricate Combat System)」と呼び、ハックアンドスラッシュの名作群から着想を得たと説明しています。中心にあるのは、敵を空中へ打ち上げるアクションです。打ち上げられた敵は行動も逃走もできなくなり、その間にフィヨルは地上では出せない独自の技を繰り出せます。2種類の主要武器と特殊スキルを組み合わせて止められないコンボを作り、素早い回避・防御・受け流しで敵の反撃を捌く、という組み立てです。実際のレビューでも、このコンボの操作感自体は高く評価されています。




スクリーンショット出典:Steam公式ストアページ「Divinum」
動作環境最低GeForce GTX 560 Ti、2011年発売世代のGPUが基準
Steam公式ストアページ(appdetails API、2026年9月6日確認)に掲載されている必要スペックは次のとおりです。発売前から数値の変更はありません。
| 項目 | Windows最低 | macOS最低 |
|---|---|---|
| OS | Windows 7 / 8 / 10 / 11(64bit) | macOS 10.15 Catalina |
| プロセッサー | Core i3-6100 / Ryzen 3 1200 | Core i5 または Apple Silicon |
| メモリー | 4GB RAM | 4GB RAM |
| グラフィック | GeForce GTX 560 Ti / Intel Iris Xe | ― |
| ストレージ | 1GBの空き容量 | 1GBの空き容量 |
※出典:Steam公式ストアページ「システム要件」欄(2026年9月6日確認)。推奨環境は「64ビットのプロセッサーとオペレーティングシステムが必要」という注記のみで、具体的なCPU・GPUの記載はありません。
最低ラインのGeForce GTX 560 Tiは2011年発売のミドルクラスGPUで、CPU側のCore i3-6100も2015年発売の型番です。2Dの横スクロールアクションということもあり、直近の話題作と比べてかなり軽い部類に入ります。ここ数年GPUを買い替えていない人や、ノートPC・省スペースPCでプレイしたい人でも、動作面のハードルは低いと考えられます。なお、発売後の2026年8月31日にはLinux/SteamOS向けのネイティブビルドも追加されました。CPU・メモリー・ストレージの要件はWindows版と共通で、グラフィックはVulkan対応かつ2GB以上のVRAMを積んだGPUが条件です。Steam Deckでの動作を含む詳細は後述の章で解説します。
日本語対応インターフェースと字幕に対応、フル音声はいずれの言語も非対応
Steam公式ストアページの対応言語表(2026年9月6日確認)によると、発売時点の7言語(英語・ロシア語・中国語簡体字・日本語・スペイン語スペイン・ポルトガル語ブラジル・韓国語)に加えて、発売後にフランス語とドイツ語が追加され、合計9言語に対応しています。開発元は発売日のアナウンスで「対応言語の追加」を発売後の対応方針として掲げており、実際に反映された形です。
日本語はインターフェース(メニュー・テキスト)と字幕の両方にチェックが入っており、テキストベースでのプレイは問題ありません。一方、フル音声(ボイス)の欄は日本語を含む9言語すべてでチェックが入っておらず、本作にはそもそも音声収録が存在しないとみられます。発売前の記事では「フル音声対応の記載はなし」としていましたが、これは発売後も変わらず、日本語音声が新たに追加されたという事実は確認できませんでした。日本語ボイスでのプレイを期待している場合は、この点を踏まえておく必要があります。
評価Steamレビューは454件中86.6%が「非常に好評」
Steam公式レビュー集計(2026年9月6日確認)によると、『Divinum』のレビューは454件のうち393件が好評で、好評率は86.6%の「非常に好評」評価です。正式発売前から無料デモが2025年11月より配信されており、COGconnectedやLords of Gamingといった海外メディアの年間期待作特集でも取り上げられていましたが、発売後の実際の評価もその期待にほぼ応える結果になっています。
ただし、日本語レビューに絞ると状況はやや異なります。同時点で日本語レビューは14件と母数が少なく、好評7件・不評7件で好評率は50%の「賛否両論」です。件数が少ないため参考程度にはなりますが、指摘の傾向はある程度一貫しています。好意的なレビューでは、空中への打ち上げとジャストガード(パリィ)を軸にしたコンボの操作感が「メトロイドヴァニアの中でも屈指」「操作していて気持ちいい」と評価されている一方、否定的なレビューでは、クリアまでの時間が3.5〜10時間程度と短くボリューム不足に感じるという指摘、そしてHP・MPは強化できても攻撃力を伸ばす手段が乏しく、終盤になるほど敵が硬く感じられて爽快感が薄れるという指摘が繰り返し見られます。
戦闘の操作感そのものへの評価は高い一方、ボリュームと難易度カーブの好みが分かれるタイトルだと捉えておくと、実際に購入したあとの体感とのギャップが少なくなります。
Steam Deck公式互換性判定は最高評価の「Verified」
Steam公式の互換性判定(2026年9月6日確認)によると、『Divinum』はSteam Deckで4段階中最高評価の「Verified」を取得しています。判定項目は、コントローラーの標準設定が完全に機能すること、コントローラーのボタン表示がSteam Deck実機と一致すること、UIテキストが判読できること、デフォルト設定で快適に動作すること、の4項目です。あわせてSteam実績・Steamクラウドにも対応しており、クラウドセーブを使って携帯機とPCの間でセーブデータを引き継げます。
なお、Steam Deck向けの判定が最高評価の「Verified」であるのに対し、Deck以外の一般的なSteamOS/Linux機体向けの判定は一段階下の「Playable」にとどまっています。Deck以外のLinux機体で使う場合は、この違いを踏まえておくとよいでしょう。
更新発売直後から6回のパッチ、最新はPatch v1.0.4f
『Divinum』は8月28日の発売以降、2026年9月6日時点までに6回のパッチ・ホットフィックスが配信されています。いずれも発売元Sigil GamesのSteam Communityアナウンスで確認できる内容です。
判断好評率と手元の優先順位を見て判断する
発売前の情報だけで判断していた時期とは違い、今は454件のレビューという実際の判断材料があります。空中コンボを中心にした戦闘の操作感は国内外のレビューで共通して評価されている一方、ボリュームや難易度カーブについては意見が分かれています。
- 空中への打ち上げとパリィを軸にしたコンボアクションの操作感を重視する人
- Steam Deckでの携帯プレイを考えていて、公式Verified認証と90fps以上の動作を評価材料にしたい人
- 字幕・インターフェースの日本語対応で十分と割り切れる人
- クリアまで3.5〜10時間程度というボリュームに対して、1,620円という価格が見合うか気になる人
- 終盤で敵のHPが硬く感じられるという日本語レビューの指摘が気になる人
- フルボイスでの日本語プレイを期待している人(現状は字幕のみでボイス自体が存在しません)
好評率86.6%という数字自体は高水準ですが、日本語レビューだけを見ると賛否が分かれています。短時間で終わるアクションゲームとして割り切れるか、ボリューム不足を許容できるかが、購入判断の分かれ目になりそうです。値引き中の1,620円というセール価格(9月11日まで)も、判断材料の一つになります。
FAQよくある質問
総括まとめ|非常に好評だがボリュームと日本語音声には注意
『Divinum』は、個人開発から始まったSigil Gamesが手がけ、2026年8月28日にSteamで正式発売された2Dメトロイドヴァニア×ハックアンドスラッシュです。2026年9月6日時点でSteamレビューは454件中86.6%が好評な「非常に好評」評価を獲得しており、敵を空中に打ち上げてコンボを叩き込む戦闘システムは国内外のレビューで共通して評価されています。
価格は10%オフの1,620円(9月11日まで)、日本語はインターフェースと字幕に対応(フル音声は非対応)、Steam Deckは公式Verified認証を取得し、8月31日にはネイティブLinux/SteamOS版も追加されました。発売直後から6回のパッチが配信されており、開発元による継続的なサポート体制もうかがえます。
一方で、日本語レビュー14件に限ると好評率は50%まで下がり、クリアまでの時間の短さや終盤の難易度上昇を指摘する声が複数あります。戦闘の操作感を重視するなら購入する価値は十分にありますが、ボリューム重視の人はこの点を踏まえたうえで判断するのがおすすめです。




