RTX 5090・4090の16ピン焼損、修理店に2日で7〜8枚|1店の報告で分かること・分からないことと確認点【2026年10月】
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1店の持ち込み報告から言えること、自分のカードで見る場所
出典(確認日2026年10月23日):PC Gamer「Chinese repair centre has received 7 melted 12+4-pin Nvidia GPUs in just the past two days alone」/Wccftech「NVIDIA’s 12VHPWR Power Connector Has Boosted The Livelihood Of Repaired Technicians」/修电脑的张哥(YouTube)「天塌了!大量 5090 又一次集体烧毁,全坏同一位置,究竟是何原因?」/NVIDIA公式 GeForce RTX 5090 ユーザーガイド(PDF)/ASUS公式サポート「What to Do if ASUS GPU Tweak III Power Detector+ Shows a Red Warning」
RTX 5090やRTX 4090の16ピン電源端子(12VHPWR/12V-2×6)が焼けたという話は以前から出ていましたが、今回は「1つの修理店に短期間で何枚も届いた」という形で報告されました。中国で人気の修理系YouTuber「修电脑的张哥」(直訳すると「パソコンを直す張さん」)が、2026年10月20日(米国太平洋時間)に公開した動画です。
持ち込まれたのは、報道によって2日で7枚、8枚と数が分かれますが、主にRTX 5090です。RTX 4090も含まれ、メーカーはASUS、MSI、Gainward、NVIDIAのFounders Editionと複数にまたがります。損傷はカード側の電源受け口が焼けて基板が黒ずんだものや、プラグが受け口に溶けつき、ケーブルを切断して送られたものでした。ただし1店の持ち込みです。ここから発生率や、焼損の原因は分かりません。
お手持ちのカードでできるのは、PCの電源を切ってコンセントを抜いたうえで、プラグが奥まで入っているか、端子や樹脂に変色・変形がないかを見ることです。異常があれば使うのをやめてください。詳しい点検手順と挿し方は、別の解説記事に分けています。
目次
要点動画で報告されたこと
動画の説明欄には「最近大量のRTX 5090が再び焼損して送られてきた。故障箇所が高い割合で一致している」とあります。いずれも16ピン電源端子まわりの焼損で、修理店は端子の取り外し、接点の清掃、新しい16ピンソケットのはんだ付けで復旧させていました。
内容持ち込まれたカードと修理の中身
動画を伝える海外の記事は、数え方が7枚と8枚に分かれています。7枚とする記事の内訳は「主にRTX 5090で、ASUSとMSIのRTX 4090、Gainward製、Founders EditionのRTX 5090も含む」、8枚とする記事は「RTX 4090とRTX 5090で、MSI、ASUSなど複数ブランド」です。
修理店は、持ち込んだ人が必ずしも容量の小さい電源を使っていたわけではなく、研究室のPCから来たカードもあると話しています。研究室のPCは自宅のゲーム用途より高負荷が長く続いている可能性があり、使い方の違いは数字からは切り分けられません。
注意点この数字から言えること、言えないこと
- RTX 5090・4090の16ピン端子の焼損は、複数メーカーのカードで現に起きている
- 損傷はカード側の電源受け口に集中し、端子の交換で復旧できる例がある
- 短期間に数枚が同じ店へ届くほど、修理を選ぶ人がいる
- 焼損の発生率が上がった、全体で多発している
- 原因が電源容量・ケーブル・差し込み不足のどれか
- 全メーカーのカードに共通する設計の問題だと断定すること
7枚とする記事も、人気の修理チャンネルのため他の店より多く送られてくる可能性を指摘しています。母数は、RTX 5090・4090の出荷台数ではなく、この店に依頼が集まる経路です。「2日で7〜8枚」は、このカードの持ち込み先が1店あったという事実にとどまります。
原因の見立ても、動画では断定されていません。ケーブルや電源の種類を問わず起きたという報告にとどまり、挿し込みの深さや使用時間などの条件はそろっていません。同じ16ピンの焼損でも、事例ごとに壊れた場所は違います。たとえばPSU側コネクターが溶けた例はASRock TempGuard搭載電源の事例で、保証窓口の実態はPNY製RTX 5090の溶損事例でそれぞれ扱っています。
確認手持ちのカードで確認できること
確認の順番は、公式の案内に沿うのが確実です。ASUSのサポートページは、まずPCをシャットダウンして電源を抜いてから、次の点を見るよう案内しています。
動画の修理店は、使用中にケーブルへ指の甲を近づけて熱さを見ること、GPU-Zで16ピンの電圧が12Vを大きく下回って11.3〜11.4V付近になっていないかを見ることを勧めています。どちらもメーカーが示した基準ではなく、電圧が下がっていなければ安全と言える数値でもありません。稼働中に触るより、異臭や変色など目に見える異常を優先し、気になる場合は電源を切って点検してください。
16ピン端子の仕組み、焼損の起きやすい条件、保証相談のときに残す写真は12V-2×6/12VHPWRコネクタ焼損の対策ガイドにまとめています。
影響RTX 5090・4090ユーザーへの影響
今回の報告で購入計画や使い方を変える必要はありません。見直すとよいのは、組み込みから時間が経ったカードの接続状態です。ケースの掃除やGPUの付け替えをした後は、プラグが少し浮いていることがあります。サイドパネルを閉める前に、もう一度奥まで入っているかを見てください。
焼損が見つかったときは、自分で端子を直そうとせず、購入先のメーカー保証や販売店に相談するのが先です。修理店の動画では端子交換で復旧していますが、ソケットのはんだ付けは基板への作業です。使っていたケーブルの種類で保証の判断が分かれた事例もあるため、状態の写真を残しておくと相談しやすくなります。
おすすめ温度や電流を見張りたい人向けの製品
ここで紹介する2製品は、焼損を防ぐものではなく、異常な発熱や電流を知らせる、または出力を絞るための製品です。電源側コネクターの異常までは拾えない構造のものもあるため、目視の点検の代わりにはなりません。
まとめまとめ|1店の報告は「確認のきっかけ」として受け取る
修理店の動画は、RTX 5090・4090の16ピン焼損が複数メーカーで起きていることを示しますが、発生率や原因を示す資料ではありません。手持ちのカードは、電源を切って抜いたうえでプラグの奥までの挿入と変色・変形を見て、異常があれば使用をやめて保証窓口に相談するのが安全な対応です。
中国の修理店がRTX 5090・4090の16ピン焼損を2日で7〜8枚受け付けたと報告しました。1店の持ち込みなので、発生率や原因は分かりません。確認は電源を切ってから、挿入の深さ、端子の変色・変形、カード側の受け口を見ます。
動画の権利は修电脑的张哥に帰属します。埋め込みはYouTubeの公式機能によるものです。



