『Mistfall Hunter』100万人突破|9月のBrandrgardeソロモード追加でSteam「賛否両論」から巻き返せるか
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9月のBrandrgardeソロモード追加でSteam「賛否両論」から巻き返せるか
出典:Bellring Games公式Steamアナウンス「Roadmap and Launch Rewards: Wave 3」、GamesRadar+(2026年8月6日)にもとづきます。Steamレビュー件数・好評率は本記事公開時点(2026年8月8日)のSteam公式データです。
新作のオンラインアクションRPGがプレイヤー数を伸ばしていても、実際に遊んだユーザーの評価が伴っているとは限りません。『Mistfall Hunter』はまさにその典型で、100万人という数字とSteamの「賛否両論」評価が同時に存在する状態が続いています。
開発元Bellring Gamesは100万人到達を記念してSeason 1のロードマップを公開し、プレイヤーから特に要望の多かった「Brandrgarde」のソロモードを2026年9月に追加すると発表しました。あわせて、Steamレビューで指摘されている不満点や、Xbox Game Passとの関係、今後巻き返せる可能性まで一次情報にもとづいて整理します。
なお、PC版を快適に動かすための設定・最適化については別記事で詳しく扱っているため、本稿では発売後の実績とロードマップの内容にしぼって解説します。




この記事で分かること『Mistfall Hunter』は2026年7月29日の正式リリースから約1週間でプレイヤー100万人を突破しました。ただしSteamレビューは本稿執筆時点でも「賛否両論」(好評率約63%)です。開発元Bellring Gamesは、要望の多かったBrandrgarde(Normal・Cataclysm難易度)のソロモードを2026年9月のSeason 1中盤に追加すると発表。あわせてSeason 1の3フェーズロードマップとSeason 2の予告も公開されています。
目次
実績正式リリースから1週間でプレイヤー100万人を突破
Bellring Gamesは2026年8月6日、Steam公式アナウンスで『Mistfall Hunter』のプレイヤー数が100万人を突破したと発表しました。本作は2026年7月29日にSteam・PlayStation・Xbox向けに正式リリースされており、およそ1週間での到達となります。
発表では「100万人のGyldhunter(プレイヤーの呼称)がWeavereachの世界に加わった」と表現されており、記念としてポーズ「Standing Pose: Spellcasting」、Moonlight Nectar×5、Pro Combat Bag×1、Advanced Combat Bag×1がプレゼントされています(受け取り期限は2026年8月12日12:00 UTC)。発売から8時間で10万人、その後の「第2波」報酬発表時点で50万人を突破しており、100万人到達までの立ち上がりの速さがうかがえます。
ここで注意したいのは、この100万人が「販売本数」ではなく「プレイヤー数」として発表されている点です。本作は発売初日からXbox Game Pass UltimateおよびPC Game Passに追加されており、通常購入者だけでなくGame Pass経由でプレイを始めたユーザーも相当数含まれていると考えられます。新規IPのPvPvEアクションとしては目立つ立ち上がりですが、購入者数そのものを示す数字ではない点は押さえておく必要があります。
評価Steamレビューは今も「賛否両論」
100万人突破という数字だけを見ると好調に見えますが、Steamユーザーからの評価は必ずしも同じ方向を向いていません。
GamesRadar+が2026年8月6日時点で確認したところ、Steamレビューは約3,650件で総合評価は「Mixed(賛否両論)」。最適化面の問題、マイクロトランザクションへの依存、ソロプレイの制限などが低評価の主な理由として挙げられていました。本記事公開にあたってSteam公式APIで確認した本稿執筆時点(2026年8月8日)のレビューは合計9,291件(好評5,878件・不評3,413件)、好評率は約63%で、評価は引き続き「賛否両論」のままです。レビュー件数はこの2日間でも大きく積み上がっており、話題性の高さと評価の伸び悩みが同時に進行している状況がうかがえます。
新作オンラインゲームとして見た場合、100万人という集客力そのものよりも、このユーザーをSeason 1以降まで定着させられるかどうかが次の課題になります。
概要『Mistfall Hunter』とはどんなゲームか
『Mistfall Hunter』は、Bellring Gamesが開発しSkystone Gamesが発売するダークファンタジー系の三人称アクションRPGです。パブリッシャーのSkystone Gamesは「Diablo」シリーズの生みの親として知られるDavid Brevik氏が設立したスタジオで、アクションRPGというジャンルへの理解の深さも本作の設計に影響しているとみられます。
最大の特徴は、『DARK SOULS』や『ELDEN RING』を連想させるソウルライク的な近接戦闘と、いわゆる「Extraction(脱出)」ゲームの仕組みを組み合わせている点です。プレイヤーは最大3人のパーティーでマップへ入り、神々が死に絶えた世界「Weavereach」を覆う瘴気「Gyldenmist」に侵された敵や他プレイヤーと戦いながら装備やアイテムを集め、生きて脱出することを目指します。無事に帰還できれば戦利品を持ち帰れますが、道中で倒されると持ち込んだ装備を失う可能性があります。
Steamストアでも「脱出シューター」「ダークファンタジー」「ソウルライク」「PvP」「PvE」「オンライン協力プレイ」といったタグが付けられており、複数ジャンルを組み合わせたゲームであることが分かります。一般的なFPS型Extractionゲームとは異なり、近接攻撃・回避・スキル・クラスビルドなどアクションRPG的な要素が強い点が特徴です。
不満点最大の不満のひとつがBrandrgardeのソロ制限
今回のロードマップで最も注目されているのが、高難度マップ「Brandrgarde」へのソロモード追加です。
『Mistfall Hunter』には現在もソロプレイ自体は存在しますが、すべてのコンテンツをソロ専用マッチで遊べるわけではありません。特にBrandrgardeはトリオ(3人パーティー)中心の設計になっており、ソロを中心に遊ぶプレイヤーからは、進行や高難度コンテンツへのアクセスが制限されているという不満が発売直後から多く寄せられていました。Bellring Games自身も公式アナウンスで「Brandrgardeのソロモードについて、圧倒的な量の要望を受けている」と認めています。
実装時期Brandrgardeソロモードは9月にSeason 1中盤で追加
Brandrgardeのソロモードは、NormalとCataclysm両方の難易度を対象に、2026年9月のSeason 1中盤に追加される予定です。単純に「1人でもマップへ入れるようになる」という変更ではなく、ソロ専用のマッチングが用意されることで、3人パーティーを前提としたプレイヤーと戦わずに、基本的には1人で参加するプレイヤー同士でBrandrgardeを攻略できるようになります。
野良プレイヤーとチームを組みたくない人や、固定メンバーのログイン時間を合わせるのが難しい人にとっては大きな改善です。『Mistfall Hunter』はソウルライク系ゲームから興味を持つユーザーも多いため、「1人でじっくり攻略したい」という需要は一般的なチーム制Extractionゲームより強い可能性があります。
背景なぜ最初からソロ対応しなかったのか
Bellring Gamesが慎重だった理由のひとつが、マッチング人口の分散です。オンラインゲームではゲームモードを増やすほど、プレイヤーが別々のマッチングキューへ分かれてしまいます。Bellring Games自身、公式アナウンスで「2つの新モードを追加することは、必然的にマッチメイキングキューを分散させ、ソロプレイにおける新たなクラスバランスの課題も生む」と説明しており、要因を見極めたうえで今後の調整内容を伝えるとしています。
100万人までプレイヤー人口が拡大したことで、ソロキューを追加しても一定のマッチング人口を確保しやすくなったという判断も働いていそうです。
DuoDuoモード(2人専用マッチング)はまだ追加されない
ソロ対応が進む一方、2人専用のDuoマッチングについては状況が異なります。Bellring Gamesはコミュニティ向けのAMA(質疑応答)で、短期的にはDuo専用の常設マッチングキューを追加しない方針を示しています。理由はソロ対応と同じく、マッチング人口の分散とバランス調整の難しさです。ソロ・Duo・Trioを難易度ごとに分ければ、それだけマッチングキューが増え、待ち時間の悪化や地域・スキル帯ごとの偏りが起きやすくなります。
友人と2人で遊びたい場合、現状はTrio(3人)マッチングに、ランダムな3人目とマッチングするか、フィルを無効にして2人のまま参加する形が案内されています。今後の同時接続数の推移によって、Duoモード追加の判断も変わってきそうです。
ロードマップSeason 1ロードマップは3フェーズで展開
Season 1は3つのフェーズに分けてコンテンツが追加されます。GamesRadar+が確認した公式ロードマップの内容は次のとおりです。
| フェーズ | 主な追加内容 |
|---|---|
| Phase 1 | エンドゲーム「Einherjar」モードの新難易度、Season 1限定タスクの追加 |
| Phase 2 | Season 1限定タスクの本格開放、Brandrgardeソロモード(Normal・Cataclysm)、新チャレンジ「Underworld」スピードチャレンジ |
| Phase 3 | 宝箱に偽装する新モンスター「Golden Woodling」、ランダム発生イベント「Ancestor Tree」 |
※出典:GamesRadar+が確認した公式ロードマップ画像の内容にもとづきます。具体的な配信日は本記事時点でBellring Gamesから未発表です。
Brandrgardeソロモードの追加はPhase 2に位置付けられており、今回のロードマップの中でも最大級の注目ポイントです。あわせて、直近では2026年8月6日にドロップ率調整とクラスバランス調整を含むアップデートが実施され、8月7日にもサーバー側の修正が配信されるなど、細かな更新も継続的に行われています。
Season 2Season 2ではBlackarrow用の新武器「Javelin」も予告
Bellring GamesはSeason 2についても一部を予告しています。現時点ではSeason 1ほど詳細なロードマップは公開されていませんが、遠距離クラス「Blackarrow」向けの新武器「Javelin(投槍)」、新しいSeasonテーマ、Season限定のゲームプレイ、新しいSeason専用の成長システムなどが計画されており、詳細は今後段階的に公開するとされています。
Javelinは弓に依存してきたBlackarrowに中距離〜近接寄りのハイブリッドな選択肢を追加する武器とみられ、既存のクラス構成に変化をもたらす可能性があります。『Mistfall Hunter』は装備収集とビルド構築がゲームの中心にあるため、新武器がどこまで遊び方を変えられるかも今後注目したいポイントです。
分析ソロ追加だけでは「賛否両論」の改善は難しい
Brandrgardeのソロ対応はかなり大きな改善ですが、Steam評価を一気に「非常に好評」まで押し上げられるかというと、ソロモードの追加だけでは難しいでしょう。理由は、GamesRadar+が指摘していたとおり、現在の不満点がソロプレイの制限だけではないためです。
特に重要なのが、ラグ・スタッター・同期ズレといったオンラインアクションゲームとしての安定性です。Bellring Gamesは8月6日のアップデートで一部の不具合を修正した一方、コミュニティに対して「最近報告されているスタッターやレイテンシの問題は調査中」とも案内しており、根本的な解決には至っていません。『Mistfall Hunter』は死亡すると持ち込んだ装備を失う可能性があるゲームです。そのため、通常のアクションゲーム以上に「ラグで負けた」「同期ズレで攻撃を受けた」という体験がストレスにつながりやすい設計になっています。ソロモード追加と並行して通信品質とフレームレートの安定性を改善できるかが、Steam評価を左右するとみられます。
課金要素マイクロトランザクションへの不満とPay-to-Win否定
Steamでもアプリ内課金の存在が明記されており、買い切り型ゲームに追加課金要素が存在すること自体へ抵抗を感じるプレイヤーもいます。課金要素はゲーム内通貨「Fate Coins」(0.99ドル〜99.99ドル)や、Deluxe Editionへのアップグレードなどです。
一方で、Xbox公式ストアの商品説明では「Pay-to-Winの仕組みは一切なく、有料のステータス強化も存在しない。勝敗はあなたの狩りの腕前だけで決まる」と明記されています。つまり現在の課金面での不満は、「課金しなければ勝てない」という単純なPay-to-Win問題というより、買い切り型ゲームにコスメ・通貨系の課金を組み合わせた販売モデルそのものへの評価が分かれている、という側面が大きいと考えられます。
Game Pass100万人突破にはXbox Game Passの効果も大きそう
『Mistfall Hunter』の100万人突破を考えるうえで無視できないのが、Xbox Game Passの存在です。本作は2026年7月29日の発売と同時に、Xbox Game Pass UltimateとPC Game Passへ追加されました。すでにGame Passへ加入していれば、追加購入せずにプレイを始められます。
Extraction系ゲームは実際に触ってみるまで自分に合うか判断しづらいジャンルのため、Game Passとの相性は良いと言えます。結果として、100万人という大きな初動を作る一因になった可能性があります。ただしGame Passは参加のハードルを大きく下げる一方、「合わなければすぐ次のゲームへ移る」ことも容易にします。100万人突破という数字より重要なのは、9月・10月になってもどれだけのユーザーが『Mistfall Hunter』を遊び続けているかです。
見通しSteam「賛否両論」から巻き返せるか
- Brandrgardeソロモード追加は、コミュニティから最も強く求められていた変更
- 8月6日・7日と短い間隔でアップデートが続き、開発チームが不満を放置していない
- Season 1・2ともロードマップを具体的に公開し、透明性を確保しようとしている
- スタッター・レイテンシなど安定性の問題は「調査中」で未解決
- ソロ・Duo・Trioへのモード分割でマッチング時間が悪化するリスク
- ソロ環境での新たなクラスバランス崩壊が起きる可能性
反対に、ソロキュー追加によってマッチング時間が長くなったり、新しいクラス格差が表面化したりすれば、別の不満が増える可能性もあります。特に9月のBrandrgardeソロ追加は、Season 1における最大の試金石になりそうです。
購入判断今から『Mistfall Hunter』を始めるべきか
ソウルライク系アクションとExtractionゲームの両方が好きなら、珍しい組み合わせのゲームです。装備を集め、危険を冒してマップ深部へ進み、生きて脱出できるかという緊張感が好きな人とは相性がよいでしょう。
一方、完全なPvE専用ゲームや『DARK SOULS』のような一人用アクションRPGを期待すると印象が変わります。ソロモードが実装されても基本となるジャンルはPvPvEであり、「1人で遊べる」と「他プレイヤーと遭遇しないシングルプレイヤーゲーム」は同じ意味ではありません。Brandrgardeを本格的にソロで攻略したい場合は、2026年9月のSeason 1中盤アップデートを待つのも選択肢です。Xbox Game PassまたはPC Game Passに加入している場合は、追加購入前にGame Pass版で自分に合うか確認しやすいゲームでもあります。
FAQよくある質問
まとめまとめ|9月のBrandrgardeソロ追加が最初の分岐点
『Mistfall Hunter』は正式リリースからおよそ1週間でプレイヤー100万人を突破しました。ダークファンタジーのソウルライク的アクションとExtractionを組み合わせた珍しいゲーム性に加え、発売初日からのXbox Game Pass対応が、多くのプレイヤーを呼び込む一因になったとみられます。
一方でSteamレビューは本稿執筆時点でも「賛否両論」(好評率約63%)で、100万人突破がそのまま高評価にはつながっていません。開発元Bellring Gamesは要望の多かったBrandrgardeについて、NormalとCataclysmのソロモードを2026年9月に追加する方針で、ソロプレイヤーにとっては大きな改善です。
ただし、スタッターやレイテンシの安定性、マッチング人口の維持、Season 1からSeason 2への十分なコンテンツ供給など、ソロ対応だけでは解決しない課題も残っています。9月のBrandrgardeソロモード追加が、Steam評価が「賛否両論」から上向くかどうかを占う最初の大きな試金石になりそうです。



