Nova Lake-S APUでグラボ無しのApex 144fpsは現実か——Ryzen 8500G比でiGPU性能をfps試算【2026年4月リーク】
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Ryzen 8500G比でiGPU性能をfps試算
AMDのRyzen Gシリーズ(8700G / 8600G / 8500G)はグラボ無しで動くAPUとして、ミニPCやサブ機市場で一定の地位を築いてきました。ただ「Apex Legendsを1080p中設定で144fps出せるか」と聞かれると答えはNo。Radeon 780Mでも70〜90fps前後にとどまり、競技性のあるeスポーツタイトルを本気でグラボ無しで遊ぶには性能不足というのが現状です。
この空気を一変させるかもしれないのが、Intelの次世代「Nova Lake-S」デスクトップAPUです。2026年4月のリーク情報では、12 Xe3Pコア(Arc B390相当)の強力iGPU + 16コアCPUという構成で、Ryzen 7 8700GのRadeon 780Mから約2倍のiGPU性能に達する可能性があります。性能ターゲットはGTX 1650・RTX 3050 6GBクラスです。
この記事では、リーク情報と既存Ryzen Gシリーズの実測ベンチを突き合わせ、Apex Legends・VALORANT・Fortnite・原神の4タイトルでグラボ無しで何fps出せるかを試算します。「グラボ無し144fps」が現実なのか、それともまだディスクリートGPUが必要なのか——SFF(小型)・静音・予算重視の自作勢に判断材料を提示します。
この記事でわかること
01 / リーク詳細Nova Lake-S APU の構成——16コア + 12 Xe3P iGPU
著名リーカー Jaykihn 氏が2026年4月13日に公開した情報をベースに、海外情報源各社が独自検証を加えて整理したスペックは次のとおりです。
02 / 比較Ryzen 7 8700G / 8600G との直接対決
iGPUゲーミングの現状トップである Ryzen 7 8700G(Radeon 780M)、コスパ版の Ryzen 5 8600G(Radeon 760M)と並べた場合、Nova Lake-S APU はどう差別化されるのでしょうか。
(2026 リーク)
- CPU構成4P + 8E + 4LPE(16C/16T)
- iGPU12 Xe3P(Arc B390 eq)
- 対 8700G iGPU差約 +80〜100%
- 想定価格4万円前後(上位モデルで5万円まで)
- 向いている用途iGPUゲーミング・SFF・静音機
(現行最強APU)
- CPU構成Zen 4 8C/16T(Pコア 8基)
- iGPURadeon 780M(12 CU RDNA 3)
- 対 8700G iGPU差基準
- 想定価格約 ¥48,000
- 向いている用途グラボなし事務 + 軽めゲーム
(コスパ重視APU)
- CPU構成Zen 4 6C/12T(Pコア 6基)
- iGPURadeon 760M(8 CU RDNA 3)
- 対 8700G iGPU差約 -25%
- 想定価格約 ¥26,000
- 向いている用途最安APU自作・ミニPC用
CPUゲーミング性能だけ見ると 8700Gの方が上(Pコア8基) ですが、ゲームの多くはグラフィック性能が律速になるため、iGPUの差がそのまま総合fpsの差になります。Nova Lake-S APUは、iGPU性能で8700Gを圧倒する設計です。
03 / 性能レンジ想定される iGPU ゲーミング性能——どのディスクリートGPUに相当するか
※以下は各iGPU / ディスクリートGPUの1080p中設定・重量級タイトルの参考fps(複数検証データの中央値レンジ)を、Xe3P iGPUの想定値と並べたものです。
iGPU / 低価格帯GPUのゲーミング性能(1080p中設定・参考値)
Nova Lake-S APUが狙うのは、まさに「GTX 1650 / RTX 3050 6GB」が担っていた低価格dGPU市場の置き換えです。ディスクリートGPUなしで1080p中設定60fpsに届けば、SFF(小型)・静音・サブ機用途で圧倒的な選択肢になります。
4タイトル別 fps 試算——「グラボ無し144fps」は現実か
eスポーツ系・人気タイトル別に、Nova Lake-S 12 Xe3P iGPU で 1080p 中設定の fps を試算しました。Ryzen 8500G(Radeon 740M)/ 8700G(Radeon 780M)/ GTX 1650 dGPU の実測ベンチを基準に、Arc B390 想定リーク値からの逆算です。
| タイトル(1080p 中設定) | Ryzen 8500G (Radeon 740M) | Ryzen 8700G (Radeon 780M) | Nova Lake-S 12 Xe3P(試算) | GTX 1650 (参考dGPU) |
|---|---|---|---|---|
| Apex Legends | 50〜60 fps | 70〜85 fps | 120〜145 fps | 110〜130 fps |
| VALORANT | 140〜170 fps | 180〜210 fps | 240〜280 fps | 220〜260 fps |
| Fortnite(パフォーマンスモード) | 80〜100 fps | 100〜130 fps | 150〜180 fps | 130〜160 fps |
| Fortnite(DX12 中設定) | 30〜40 fps | 45〜55 fps | 70〜85 fps | 60〜75 fps |
| 原神 | 55〜65 fps | 75〜90 fps | 110〜130 fps | 100〜120 fps |
結論:Apex Legends の 144fps は現実的な射程内です。VALORANT は 240Hz モニターでも余裕、原神も 120fps 安定。Fortnite はパフォーマンスモードなら 144fps 余裕、DX12 中設定での 144fps は届かないため画質と fps のトレードオフ判断が必要です。
これまで「グラボ無しで eスポーツ系を 144fps」というのは Ryzen 8700G でも届かなかった水準で、Nova Lake-S APU が実現すればSFF + 静音 + 低消費電力の 144fps ゲーミング機という新カテゴリが生まれることになります。1080p 中設定の重量級タイトルでも 50〜60fps 安定が見込め、低価格 dGPU の必要性は本気で薄れる可能性があります。
04 / 結論誰が買うべきか——APU派 vs ディスクリートGPU派
向いている人
- グラボなしで組める小型PC(Mini-ITX・SFF)を狙う人
- 静音・低消費電力を最優先する人(iGPUは消費電力が少ない)
- 1080p中設定60fps程度で最新タイトルが動けば満足できる人
- サブ機・配信用PC・家族共用PCの用途
- GPU価格高騰の今、ディスクリートGPUへの支出を避けたい人
- Intel Arcドライバの熟成を信じられる人(Xe3世代は期待値大)
向いていない人
- 1440p以上の高解像度・高リフレッシュでゲームしたい人
- 重量級タイトル(サイバーパンク 2077 パストレ等)を最高設定で動かしたい人
- AMDドライバの安定性を優先する人(現行でRyzen 7 8700Gの方が確実)
- Intel Arcドライバに不安がある人(初代Alchemist世代のドライバ問題が尾を引いており、Xe3世代でどこまで改善するかは未知数)
- 2026年内にPCを組みたい人(Nova Lakeは2026年後半以降)
- AM5資産(マザー・メモリ)を活かしたい人(LGA1954は新規投資)
- CPU重視(16コアゲーミング・動画編集)で使う人(9800X3Dや9950Xのほうが向く)
05 / 参考現行でAPU構成を組むならこちら——Ryzen G シリーズおすすめ
Nova Lake-S APUの発売は2026年後半以降で、今すぐグラボなしPCを組みたい方には間に合いません。現行で確実に手に入るAMD Ryzen Gシリーズの代表2モデルを紹介します。
Nova Lake-S APU(12 Xe3Pコア搭載)は、iGPUゲーミング市場のゲームチェンジャーになりうる一枚です。Ryzen 7 8700GのRadeon 780Mを約2倍差で突き放し、GTX 1650 / RTX 3050 6GB級のディスクリートGPU不要を狙える設計は、SFF・静音・ミニPC市場でインパクトが大きい構成。ただし発売は2026年後半以降で、新ソケットLGA1954・新マザーが必要な点はハードルになります。今すぐグラボなしPCを組みたいなら現行のRyzen 7 8700GかRyzen 5 8600Gが正解で、Nova LakeはH2 2026のラインアップ全体が出揃ってから再評価するのが賢明です。正式発表まではリーク情報として扱いつつ、Intel Arcドライバの熟成度合いと価格設定に注目してください。





