iBUYPOWER Pro AMD AI Halo Mini PC発表|Ryzen AI Max+ PRO 495・128GBで3,999ドル、日本での買い方
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
Ryzen AI Max+ PRO 495・128GBで3,999ドルから
出典:iBUYPOWER公式プレスリリース、iBUYPOWER公式製品ページ、AMD公式「Ryzen AI Max+ PRO 495」仕様、ACEMAGIC JP公式ストア「F9A」、GMKtec JP公式「EVO-X5 Pro」製品ページ、リンクスインターナショナル「EVO-X2」製品ページ、リンクスダイレクト「EVO-X2」販売ページ(iBUYPOWER・AMD・EVO-X2は2026年10月9日取得、F9AとEVO-X5 Proの価格は10月1日取得)。
iBUYPOWERは、北米でゲーミングPCの完成品とカスタムPCを売ってきたメーカーです。2026年10月8日、そのiBUYPOWERがRyzen AI Max+ PRO 495を積んだ小型のワークステーション「Pro AMD AI Halo Mini PC」を発表しました。ミニPCとしては新しい分野への参入で、日本のミニPCメーカーが先に出した192GB機とは構成が少し違います。
開始価格は3,999ドル、発売は2026年第4四半期です。メモリは128GBのLPDDR5X-8000で、10GbEを2系統、USB4を前後に1つずつ備えます。SSDは最大8TBまで選べますが、3,999ドルの構成にSSDが何TB付くかは、公式発表に書かれていません。
日本円の価格、発売日、販売店は公表されていません。ドル価格を為替で換算しても日本での購入価格にはならないため、今すぐ使える機種が必要なら、日本の公式ストアで買えるACEMAGIC「F9A」かGMKtec「EVO-X5 Pro」が候補になります。ゲーム用の実測値も出ていないので、ゲーム目的なら選び方は別になります。
目次
要点先に結論だけ押さえる
基本情報Pro AMD AI Halo Mini PCの仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen AI Max+ PRO 495(Zen 5・16コア32スレッド、最大5.2GHz) |
| GPU | Radeon 8065S(RDNA 3.5・40コンピュートユニット) |
| NPU | 最大55TOPS |
| メモリ | 128GB LPDDR5X-8000 |
| ストレージ | M.2 2280 PCIe 4.0 NVMe×2、M.2 2242/2280×1。最大8TB |
| ネットワーク | 10GbE×2、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 |
| 前面端子 | USB 3.2 Gen2 Type-A×2、USB4(40Gbps)Type-C×1、SDカードスロット、コンボジャック |
| 背面端子 | HDMI 2.1、DisplayPort 1.4、USB4(40Gbps)Type-C×1、USB 3.2 Gen2 Type-A×1、USB 2.0 Type-A×1、10GbE×2、DC入力、コンボジャック |
| サイズ | 70×198×200mm(約2.8L) |
| OS | Windows 11 |
| 価格・発売 | 3,999ドルから、2026年第4四半期(数量限定) |
※iBUYPOWER公式プレスリリースの仕様欄にもとづきます。容積はサイズの3辺を掛けた概算です。リリースは「最大8TB」としているだけで、開始価格の構成に含まれるSSD容量は示していません。
プレスリリースが挙げる用途は、クリエイティブ制作、設計・エンジニアリング、データサイエンス、そしてローカルでのAI推論です。AMDのCPU仕様ではメモリの上限が192GB(LPDDR5x-8533)ですが、この機種で公表されているのは128GB・LPDDR5X-8000の構成だけです。同じチップを積む他社の192GB機とは、ここが違います。192GBでのGPU割り当てなど、メモリ容量がAIの使い方にどう影響するかは、Ryzen AI Maxの可変グラフィックスメモリ設定の解説で扱っています。
プロセッサRyzen AI Max+ PRO 495とは
Ryzen AI Max+ PRO 495は、CPU・GPU・NPUを1つのパッケージにまとめ、LPDDR5Xメモリを共有するAMDのAPUです。AMD公式の仕様では、既定のTDPは55W、cTDPは45〜120Wの範囲で、GPUのRadeon 8065Sは40コンピュートユニット・最大3,000MHz、総合のAI性能は最大132TOPS(うちNPUが最大55TOPS)とされています。Windowsのセキュアドコアなど、法人向けのセキュリティ機能も備えます。開発の経緯はRyzen AI Max+ PRO 495のスペック解説にまとめています。
注意したいのは、TDPがメーカーごとに設定できる点です。iBUYPOWERは本機に設定した電力、冷却構造、騒音を公表していません。同じ495でも、筐体の冷却能力によって長時間の性能は変わります。
価格3,999ドルから、発売は第4四半期
iBUYPOWERは、2026年第4四半期に3,999ドルからで販売すると発表しました。数量は「在庫がある間」とされています。これは在庫の条件で、限定生産の台数が公表されたわけではありません。10月9日の時点では、公式の製品ページに注文できる構成や在庫の表示はありません。
ほかの495搭載機と価格を並べるときは、メモリ容量をそろえて見る必要があります。日本のACEMAGIC「F9A」は192GB・2TB構成で米国価格が6,499ドル、GMKtec「EVO-X5 Pro」は同じ構成で6,599ドル(早割)でした。本機の3,999ドルは128GBの構成の開始価格なので、192GB機との価格差をそのまま「安さ」と読むことはできません。メモリ容量とSSD容量の違いが、価格差の中にかなり含まれています。
保証について、iBUYPOWERは自社サイトで購入したPCに3年間の部品・作業保証を付けると説明しています。ただし、これは北米での販売を前提にした説明です。日本へ送った場合に保証が使えるかは、発表からは分かりません。
日本日本で買える495搭載機との比較
日本円の公式価格、日本での発売日、国内の販売店は、2026年10月9日の時点で確認できませんでした。Amazon.co.jpにも該当する商品ページはありません。ただし、これは日本向けの販売がないという意味ではなく、発表された範囲に情報がないということです。個人輸入や転送サービスは、保証と初期不良の対応が受けられなくなる点に注意が必要です。
日本で今から選べる495搭載機は、10月1日の時点で次の2機種でした。どちらも192GBで、本機とは構成が違います。
| 項目 | iBUYPOWER Pro AI Halo | ACEMAGIC F9A | GMKtec EVO-X5 Pro |
|---|---|---|---|
| メモリ | 128GB(LPDDR5X-8000) | 最大192GB(LPDDR5X-8533) | 最大192GB(LPDDR5X-8533) |
| 有線LAN | 10GbE×2 | 2.5GbE×2 | 10GbE×2 |
| サイズ | 70×198×200mm(約2.8L) | 158.5×158.5×81.5mm(約2L) | 221×80×195mm(約3.4L) |
| 外付けGPU | USB4(40Gbps) | OCuLink(PCIe 4.0 x4) | USB4 |
| 日本の価格 | 未公表 | 1,149,800円(税込、192GB+2TB) | 1,055,840円(早割、192GB+2TB) |
| 日本での保証 | 未公表 | 2年 | 1年 |
| 米国の価格 | 3,999ドルから(128GB) | 6,499ドル(192GB+2TB) | 6,599ドル(早割、192GB+2TB) |
※F9AとEVO-X5 Proの価格・保証は2026年10月1日時点の日本公式ストアの表示です。日本の価格は表示価格どうしの比較で、税込・送料・関税の扱いは販売店で異なります。F9Aの詳細はACEMAGIC F9Aの記事にあります。
128GBで足りる用途なら、前世代のRyzen AI Max+ 395を積むGMKtec「EVO-X2」(128GB・2TB)が国内の正規代理店で扱われてきました。ただし、リンクスダイレクトの販売ページは2026年10月9日の夜の時点で718,000円(税込)・SOLD OUTの表示でした。受注生産の納期が案内されていますが、今すぐ買える機種とはいえません。495搭載機とは別のチップで、495と395の差は大きくないものの、同じ製品として扱うことはできません。
10GbEが必要かどうかも判断の分かれ目です。本機とEVO-X5 Proは10GbEが2系統、F9Aは2.5GbEです。NASや別のPCとの間で大きなモデルやデータを頻繁にやり取りするなら、10GbEの有無は大きく影響します。使わないなら、ここに差額を払う必要はありません。
ゲームゲーム用途で見るときの注意
iBUYPOWERの発表は、開発者とクリエイター向けのワークステーションとして書かれており、ゲームの性能には触れていません。本機の実測値(フレームレート・消費電力・騒音・温度)は、2026年10月9日の時点で確認できませんでした。TOPSはAI処理の数値で、ゲームのfpsとは別の指標です。
Radeon 8065Sは、前世代のRadeon 8060Sと同じ40コンピュートユニットで、最大クロックがわずかに高い構成です。ゲームの性能を決めるのは、冷却と電力の設定、メモリの帯域と、使うゲームの最適化です。本機の設定が分からない以上、ゲーム性能を見積もる材料はありません。ゲームが主目的なら、128GBや10GbEはほとんど活きないため、Ryzen AI Max+搭載ミニPCの比較記事で、ゲームの動き方と価格のバランスから選ぶほうが確実です。
判断誰が待つ価値があり、誰が別の機種を選ぶか
- 128GBで足りるローカルAI・開発環境を、小型の筐体で組みたい人
- 10GbEを2系統使うので、LANの性能を重視する人
- 北米のiBUYPOWERから購入できる環境にある人
- 日本の保証と国内の販売店が必須の人
- 192GBのメモリを使う大きなモデルを動かしたい人
- ゲームの性能を数字で確かめてから買いたい人
日本で買える機種を選ぶなら、保証とOCuLinkを重視する場合は「F9A」、10GbEと価格を重視する場合は「EVO-X5 Pro」が候補になります。どちらも192GBで、本機より大きなモデルを載せられる分、価格も高めです。
おすすめ日本で買える495搭載機
本機の日本向けの情報が出るまでは、同じRyzen AI Max+ PRO 495を積み、日本の公式ストアで買えるこの2機種が現実的な選択肢です。
Q&Aよくある質問
総括まとめ|価格は3,999ドルから、日本の情報待ち
iBUYPOWER「Pro AMD AI Halo Mini PC」は、2026年10月8日に発表された、Ryzen AI Max+ PRO 495・128GB・10GbE×2の小型ワークステーションです。70×198×200mmの筐体で、開始価格は3,999ドル、発売は2026年第4四半期です。
日本円の価格、発売日、販売店は公表されておらず、ゲームの実測値もありません。ドル価格を円に換算しても、日本での購入価格や保証は分かりません。
日本で今から選ぶなら、保証とOCuLinkを取るならACEMAGIC「F9A」、10GbEを取るならGMKtec「EVO-X5 Pro」が候補です。どちらも192GBで、本機とはメモリ容量が違います。






