「Core Ultra 9 4950K」がリーク|Nova Lakeは28コア?CPU-Zでシングル約1,000・マルチ約2万
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Nova Lakeは28コアか、CPU-Zでシングル約1,000・マルチ約20,000のスコアが浮上
Intelの次世代デスクトップCPU「Nova Lake-S」とみられる未発表プロセッサの情報が、CPU-Zのスクリーンショットとともにリークされました。「Intel Core Ultra 9 4950K」という名称、28コア構成、CPU-Zでシングルスレッド約1,000・マルチスレッド約20,000というスコアが示されています。現行のCore Ultra 9 285Kは3桁の型番のため、この名称どおりなら久しぶりの4桁モデルナンバー復活です。ただし、名称・仕様・スコアのいずれもIntelは正式発表しておらず、複数の不確定要素が残る初期段階のリークです。
出典:Club386「Intel Core Ultra 9 4950K Nova Lake leak」、PCGamesN「Nova Lake-S benchmark leak」、ComputerBase「Die vierstellige Nummer kehrt zurück」にもとづきます。3記事とも2026年8月19日付で、リーカーLC Tech Leaks氏が公開したCPU-Zのスクリーンショットを一次情報として報じています。
Nova Lakeの噂は数か月前から出ていますが、実際のCPU-Zスクリーンショットに製品名らしき文字列とベンチマークスコアが写り込んだのは今回が初めてです。「Core Ultra 9 4950K」という名前が本物なら、Intelは型番の桁数まで変えてくることになり、コア構成の解釈次第では現行の285Kと単純比較できない仕上がりになります。
2026年8月19日、リーカーのLC Tech Leaks氏がCPU-Zのスクリーンショットを公開し、「Intel Core Ultra 9 4950K」という名称、28コア構成、CPU-Zシングルスレッド約1,000・マルチスレッド約20,000というスコアが明らかになりました。Club386・PCGamesN・ComputerBaseなど複数の海外メディアが後追いで報じています。あわせて、Intel自身の公開テストログから24コア・28コアのNova Lake-Sエンジニアリングサンプルが見つかったとする別の報道もあり、28コアという数字自体の裏付けは強まりつつあります。
この記事では、名称・28コアの内訳・CPU-Zスコアという今回のリークの核心部分を中心に、285Kとの単純比較がなぜ成立しないか、4桁モデルナンバーが意味すること、Z990/LGA1954との関係まで整理します。bLLCの技術詳細やSKU全体像、発売時期の見通しといった既出のテーマは、当サイトの既存記事に譲り要点のみに絞ります。
目次
要点今回のリークで何が分かったか
2026年8月19日、リーカーのLC Tech Leaks氏がCPU-Zのスクリーンショットを公開し、そこに「Intel Core Ultra 9 4950K」という名称、Z990マザーボード、合計28コア、CPU-Zシングルスレッド約1,000・マルチスレッド約20,000というスコアが写り込んでいました。LC Tech Leaks氏は28コアの内訳を「8P&20E」と表記していますが、これまでのNova Lake-Sの構成リークと照合すると、実際には「8Pコア+16Eコア+4LP Eコア」の可能性が高いとComputerBaseは分析しています。名称・コア構成・スコアのいずれもIntelは正式発表しておらず、動作クロック・電力制限・メモリ・BIOSバージョン・エンジニアリングサンプルの状態もすべて不明です。現段階では「初期リーク」として見るべき情報です。
リーク内容Z990ボードで動作、CPU-Zに残った「4950K」の文字
LC Tech Leaks氏が公開したCPU-Zのスクリーンショットには、CPU名として「Intel Core Ultra 9 4950K」という文字列が表示されていたとされます。あわせて、このCPUがZ990マザーボード上で動作していること、投稿には「#lga1954」というハッシュタグが添えられていたことも報じられています。CPU-Z上の合計コア数は28、ベンチマークスコアはシングルスレッドが約1,000ポイント、マルチスレッドが約20,000ポイントでした。
この情報はLC Tech Leaks氏単独の投稿にとどまらず、精度の高いリーカーとして知られるJaykihn氏やGolden Pig Upgrade Pack氏も名称の一致を確認したと報じられています。Club386・PCGamesN・ComputerBaseの3メディアが同日に後追いで記事化しており、単発の誤情報ではなく複数の情報源で名称が一致している点は評価できます。ただし、CPU-Zのスクリーンショット単体では真偽を完全に確認することはできません。動作クロック、電力制限(PL1/PL2)、使用メモリ、マザーボードのBIOSバージョン、そして写っている個体がどの段階のエンジニアリングサンプルなのかは、いずれも今回のリークだけでは分かりません。スコアも「速報値」であり、製品版で同じ数値が出る保証はない点に注意してください。
28コアの内訳「8P&20E」ではなく「8P+16E+4LP E」の可能性
今回のリークで気になるのが、LC Tech Leaks氏が表記した「8P&20E」という内訳です。これまでのNova Lake-S関連のリークでは、Pコア・通常のEコアに加えて、低消費電力で常時稼働する「LP Eコア」が別枠で存在することが繰り返し報じられてきました。ComputerBaseは今回の4950Kについて、実際には「8Pコア+16Eコア+4LP Eコア=28コア」という構成である可能性が高いと分析しています。LC Tech Leaks氏が4基のLP Eコアも通常のEコアとしてまとめて「20E」と数えた結果、内訳の表記だけが実際の構成とずれている可能性があるということです。
この解釈を後押しする材料も出てきています。Intel自身が運用する公開テスト環境(グラフィックスドライバーの回帰検証用に使われている「intel-gfx-ci」)のログから、2026年8月16日付のテスト記録として、24コアと28コアのNova Lake-Sエンジニアリングサンプル2枚が見つかったと報じられました。24コアのボードは8Pコア+12Eコア+4LP Eコア、28コアのボードはそこにEコアを4基追加した構成とされており、これはComputerBaseが分析した「8P+16E+4LP E=28コア」という内訳とちょうど一致します。この2枚のボードはいずれもハイパースレッディングに非対応で、Intelのクライアント向けCPUがLunar Lake以降SMTを廃止している方針とも整合しています。ただし、これらはあくまで検証用のリファレンスボード・オーバークロック検証用ボードであり、動作クロックも検証用の値にすぎず、製品版の仕様を確定するものではありません。
285Kとの比較「24→28で17%アップ」の単純計算は成立しない
現行のCore Ultra 9 285Kは8Pコア+16Eコア=24コア24スレッドの構成です。今回のリークどおり4950Kが8Pコア+16Eコア+4LP Eコアなら、Pコア・通常のEコアの数は285Kと変わらず、LP Eコアだけが純増する形になります。LP Eコアは常時稼働のバックグラウンド処理・アイドル時の省電力動作を主目的としたコアで、ゲームや重い処理でフル稼働するコアではありません。したがって「コア数が24から28に増えたから性能も単純に17%上がる」という計算は成立しません。ゲーミング性能への影響は、コア数の増分よりもPコア自体のアーキテクチャ改良やキャッシュ構成の方が大きく効いてくるとみられます。
CPU-Zスコア比較285K実測・9950X3D参考値との位置関係
リークされたスコアが数字としてどの程度の水準かを見るために、公開されているCPU-Z Validatorの記録と比較します。CPU-Z Validatorには2026年8月時点でのCore Ultra 9 285Kの高スコア個体として、シングルスレッド924・マルチスレッド18,912という結果が登録されています。また、Club386の記事にはRyzen 9 9950X3DのCPU-Zスコアとしてシングル約911・マルチ約17,500という参考値が掲載されています。
| CPU | シングルスレッド | マルチスレッド |
|---|---|---|
| Core Ultra 9 4950K (リーク・未確認) | 約1,000 | 約20,000 |
| Core Ultra 9 285K (CPU-Z Validator実測) | 924 | 18,912 |
| Ryzen 9 9950X3D (参考値) | 約911 | 約17,500 |
出典:CPU-Z Validator ベンチマーク結果(Core Ultra 9 285K)、Club386記事内のRyzen 9 9950X3D参考値。測定環境・BIOS・メモリ設定が同一ではないため、単純な優劣比較はできません。
条件がまったく同じではないため直接比較はできませんが、リークされた4950Kの数字が正しければ、285Kからの着実な向上を示す水準です。一方で「倍になる」といった劇的な変化を示す数字ではありません。注意したいのは、リークされたスコアがRyzen 9 9950X3Dの参考値を上回っているからといって、「4950Kは9950X3Dよりゲームが速い」とはまだ判断できない点です。9950X3Dがゲームで強い理由はCPU-Zのような演算ベンチマークの数値ではなく、大容量の3D V-Cacheによるキャッシュヒット率の高さにあります。CPU-Zの総合演算スコアとゲームの実フレームレートは別の指標だという前提を忘れないでください。
4桁モデルナンバー3桁から4桁へ、Haswell以来の回帰か
現行のCore Ultra 200Sシリーズ(285K・265K・245Kなど)はいずれも3桁の型番です。今回のリークどおり「4950K」が製品名として確定すれば、Nova Lake世代で4桁のモデルナンバーへ回帰することになります。Club386は、Intelのデスクトップ向けCPUが4桁の型番を使っていたのは2013年のHaswell世代(Core i7-4790Kなど)以来であり、今回の変更の背景には「SKUの数が多くなりすぎて3桁の番号では足りなくなった」という事情がある可能性を指摘しています。ComputerBaseも、Core (Ultra) 100・200・300ときて2027年には「Core Ultra 4000」系になるとみられると分析しており、この場合「4」が世代(Core Ultra Series 4)、「950」が製品グレードを表す可能性があります。
ただし、CPU-Zの表示名がそのまま市販製品名になるとは限りません。エンジニアリングサンプルの段階では仮の製品名や社内コードが使われることもあり、「4950K」が最終的な正式名称として発表される保証はまだありません。フラグシップにこの上位グレードの数字を割り当てると、後述する2タイル構成のより上位モデルとの命名上の差別化が難しくなるという指摘もあります。
Z990・LGA1954新プラットフォームへの移行を示唆
今回リークされた4950KはZ990マザーボード向けとされ、投稿には「#lga1954」というハッシュタグも添えられていました。Nova Lake-Sが新しいLGA1954ソケットへ移行するという情報は以前から出ており、今回のリーク元もこの関連を裏付ける形になっています。事実なら、現行のLGA1851マザーボードからの直接アップグレードはできず、CPUとマザーボードのセット買い替えが前提になります。ただし、これも正式な仕様として発表されたものではなく、あくまでリーク段階の情報です。
最上位とは限らない2タイル構成でさらに上位のSKUが存在する可能性
今回リークされた28コア構成は、Nova Lakeのラインナップの中で最上位とは限りません。これまでのリークでは、8P+16E+4LP Eの28コアだけでなく、2つのコンピュートタイルを組み合わせた最大52コア(16P+32E+4LP E)構成も報じられています。52コアモデルが製品化されれば、4950Kより上位のCPUが存在することになります。52コア構成を含むSKU全体のラインナップ、TDP設定、bLLC搭載モデルの詳細はIntel Nova Lake 詳細SKUリーク総まとめで個別に整理しています。
bLLC今回の4950Kが搭載しているかは不明
Nova Lake-SにはAMDの3D V-Cache対抗として、大容量キャッシュ「bLLC(Big Last Level Cache)」を搭載するモデルの噂があります。シングルタイル構成で144MB、デュアルタイル構成では288MBに達するとする2026年8月18日付のリーク情報があります。ただし今回リークされた4950KがbLLC搭載モデルかどうかは分かっておらず、CPU-Zのスクリーンショットだけからキャッシュ構成を判断することはできません。bLLCの仕組みやAMD 3D V-Cacheとの構造的な違いはIntel Nova Lake「bLLC」解説で詳しく扱っています。
投入時期Nova Lakeの存在自体は公式、詳細は未確定
Nova Lakeというプロジェクト自体はIntelが公式に認めています。2026年1月22日に開催されたIntelの2025年第4四半期決算説明会で、CEOのリップブー・タン氏は「次世代のNova Lakeは2026年末に登場する」と明言しました。したがってNova Lakeが2026年末に投入される計画自体は公式情報ですが、今回リークされた「4950K」という型番、28コアという構成、CPU-Zのスコア、価格、実際のゲーム性能はいずれも未発表です。発売時期の見通しや「待つべきか」の判断材料はIntel Nova Lakeはいつ登場?発売時期・Core Ultra 400・bLLCを公式情報とリークで整理にまとめています。
購入判断今CPUを選ぶなら、このリークをどう受け止めるか
現時点でAmazon.co.jpから購入できる代表的な現行モデルは以下の通りです。価格は変動するため、購入前にリンク先で最新価格を確認してください。
Q&Aよくある質問
2026年8月19日、リーカーのLC Tech Leaks氏が公開したCPU-Zのスクリーンショットから、Intelの未発表CPU「Core Ultra 9 4950K」という名称、28コア構成、CPU-Zシングルスレッド約1,000・マルチスレッド約20,000というスコアが明らかになりました。28コアの内訳はリーク元の表記どおりなら「8P+20E」ですが、これまでのNova Lake-Sの構成リークやIntel自身の公開テストログの分析からは「8Pコア+16Eコア+4LP Eコア」である可能性が高く、現行のCore Ultra 9 285K(8P+16E=24コア)からPコア・通常Eコアの数は変わらずLP Eコアのみ純増する形になります。CPU-Zスコアは285Kの実測値やRyzen 9 9950X3Dの参考値をやや上回る水準ですが、測定環境が異なるため直接比較はできず、ゲーム性能の優劣を示すものでもありません。4桁モデルナンバーへの回帰、Z990マザーボード、LGA1954ソケットへの言及も出ていますが、名称・仕様・発売時期を含め、いずれもIntelが正式発表したものではない点は変わりません。Nova Lake自体の2026年末投入はIntel公式の予告どおりで、今回のリークは購入計画を急いで変える材料ではなく、正式発表と実機レビューを待って判断するのが安全です。
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出典一覧:Club386「Intel Core Ultra 9 4950K Nova Lake leak」、PCGamesN「Nova Lake-S benchmark leak」、ComputerBase「Die vierstellige Nummer kehrt zurück」、hwbusters「Nova Lake-S boots with AVX-512 and APX enabled」、Tom’s Hardware「Nova Lake bLLC may skip mobile SKUs」、CPU-Z Validator「Core Ultra 9 285K ベンチマーク結果」、Intel「Q4 2025 Earnings Call Comments」(CEO Lip-Bu Tan氏の2026年1月22日付コメント。「next generation Nova Lake, coming at the end of 2026」と明言)にもとづきます。本記事の情報は2026年8月24日時点のものです。





