DeepSeek-V4.1-Flash-1017の動かし方|Project Maya v1.1.17必要スペック・導入手順【2026年10月】
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NVMe空き容量は約350GB、RAMは32GBから
Project MayaはDeepSeek-V4.1-Flash-1017を748Bモデルと表記しています。一方、DeepSeek公式モデルカードには763B paramsとあり、公式ページ間で数値が異なります。RTX 5090のVRAM 32GBだけに全データを載せる必要はありませんが、通常のPCソフトのように数GBで済むわけでもありません。
Project Maya v1.1.17では、モデルをGPU・システムRAM・NVMe SSDに分けて動かします。標準のMaya-S量子化ならモデルファイルは約340GBで、公式の目安はRAM 32GBから、空き容量約350GBの高速NVMe SSDです。
まず試すならNVIDIAの対応GPUとRAM 64GB以上、NVMeの空きを確認してください。32GB RAMでも起動対象ですが、余った専門家データをSSDから読むため、速度やゲームとの同時利用は厳しくなります。Windows版は実験的対応です。
対応内容と手順はProject Maya公式リポジトリとv1.1.17リリースノート、Windowsの条件は公式Windowsガイド、モデルの概要はDeepSeek公式モデルページに基づいています。
目次
必要環境ゲーミングPCで動かすための目安
モデルの全データをGPUメモリに収める方式ではなく、よく使うデータをGPUへ置き、残りをRAMやNVMe SSDから読み込みます。そのため「VRAMが何GBあれば動くか」だけでは判断できません。
| 確認項目 | 起動の目安 | 選ぶときの考え方 |
|---|---|---|
| GPU | NVIDIA Volta世代以降 | VRAMが多いほどGPUに保持できるデータが増え、速度に有利。1枚から複数枚に対応 |
| システムRAM | 32GBから | 余裕を持たせるなら64GB以上。多いほどSSDから読むデータを減らしやすい |
| 保存先 | NVMe SSDの空き約350GB | Maya-Sのファイルはv1.1.17で339.5GB。HDDや空き容量の少ないSSDは避ける |
| OS・実行環境 | Linux推奨/Windows 10・11は実験的 | Windowsで試す場合は対応状況と必要な開発ツールを先に確認 |
公式READMEは32GB RAMで動くとしていますが、Mayaは空きRAMの大半をモデル用に確保し、約6GBを残す設計です。普段のゲームや配信ソフトと同時に使うなら、RAM容量に余裕があるPCのほうが扱いやすくなります。
GPUの対応条件はNVIDIAでCompute Capability 7.0以降が基準です。Volta世代のV100やRTX 20シリーズ以降が対象に含まれます。Pascal世代は実験的で未検証とされるため、GTX 10シリーズを前提にする場合は公式の対応表を確認してください。
AMD GPUも対応対象ですが、公式は実験的と位置付けています。手持ちのRadeonで確実に使えると決めつけず、Project Mayaの対応GPUとAMD向け手順を照合してください。
仕組みVRAM・RAM・SSDに分けて動く
Project Mayaは会話でよく使う専門家データをGPUへ、次に使う可能性があるデータをRAMへ置き、それ以外をSSD上のモデルファイルから読み込みます。モデル全体をVRAMへ載せずに済む一方、GPUやRAMに収まりきらないほどSSDへの読み込みが増えます。
標準のMaya-Sは専門家部分を2〜3ビット、注意機構や共有部分などを8ビットで量子化したProject Maya独自形式です。v1.1.17ではモデルとEngramテーブルをまとめた6分割のファイルとして配布され、合計339.5GBです。これはダウンロード量の目安であり、実行中に必要なVRAM容量を示す数値ではありません。モデル総数はProject MayaのREADMEが748B、DeepSeekの公式モデルカードが763B paramsと記載しているため、ここでは引用元別の表記を分けています。
NVMe SSDはモデル置き場だけでなく、RAMに載りきらないデータの読み出し元になります。SSDが遅い場合や空き容量が不足する場合は、セットアップや推論に影響します。内蔵ストレージに350GBほどの空きを確保できないPCでは、別の大容量NVMeを使うか、今回は見送る判断が現実的です。
導入手順Project Maya v1.1.17での始め方
v1.1.17はDeepSeek-V4.1-Flash-1017を利用でき、プロンプト処理の高速化やMaya-Sの配布ファイル更新が含まれます。v1.1.16をすでに導入している場合は、モデルファイルを残したまま更新できるとリリースノートに記載されています。
- Project Mayaの公式リポジトリを取得します。WindowsはGit for Windowsまたは配布ZIPに加え、NVIDIAドライバー、CUDA Toolkit、Visual Studio 2022 Build Tools(C++開発環境とWindows SDK)、64bit Python 3.10以降を用意します。
- WindowsではPowerShellを開き、
START-MAYA.bat --checkでGPU、RAM、CUDA Toolkit、コンパイラー、ページファイルの条件を確認します。Linuxは公式READMEの手順で導入します。 - Windowsで初回セットアップを始めるときは、モデル保存先をNVMeに指定して
START-MAYA.bat --setup --models-dir "D:\Maya-models"を実行します。ダウンロード前に表示されるモデルと保存先を確認してください。 - 初回セットアップでDeepSeek-V4.1-Flash-1017を選択します。Linuxは
./maya.sh --setup、どちらもコマンドラインから指定する場合は--model DeepSeek-V4.1-Flash-1017を使います。 - ダウンロード前にモデル形式と必要容量を確認します。標準のMaya-Sは約340GB、別のGGUF形式は約500GBです。初回はモデル取得に加えて、PCに合わせたエンジンのビルドにも時間がかかります。
- セットアップ完了後、表示されたローカルのダッシュボードを開きます。起動後はGPU・RAM・SSDの使用状況を確認し、応答の遅さが続く場合は使用中のコンテキスト長やメモリ配分も見直します。
Windowsのページファイルも確認が必要です。公式ガイドは--checkで目安を表示し、GPU合計VRAMに約9GBを加えたページファイル容量を推奨しています。システム管理サイズでも不足する場合があるため、警告が出た場合は公式の設定手順に従ってください。WSL2は対応環境に含まれていません。
速度の目安VRAMとRAMが多いほど有利、ゲーム同時起動は別問題
公式の実行例はGPUやRAM、モデル量子化、コンテキスト長が異なるため、単一の「必要GPU」や速度の保証には使えません。Project Mayaの公開ベンチマークにはRTX 5090とRAM 64GBの例もありますが、その結果は特定条件の実測であり、同じGPUを積むすべてのPCで再現する値ではありません。
GPUにより多くのデータを置ける構成は、SSDから読み込む量を抑えやすくなります。RAMが少ない構成ではSSDからの読み込みが増え、プロンプトの読み込みや応答に時間がかかる場合があります。まずはMayaのMonitorに表示されるGPU・CPU・SSDの使用状況で、どこが詰まっているか確認してください。
また、モデル起動中は空きRAMの多くをMayaが使います。ゲームを同時に起動すると、ゲーム側のメモリやGPU資源と競合する可能性があります。ゲーミングPCに導入できることと、ゲームを遊びながら快適に応答できることは別です。最初はゲームを閉じた状態で動作を確かめてください。
判断基準手持ちPCで試すか決めるポイント
- NVIDIA Volta以降のGPUを搭載している
- RAMに余裕があり、目安として64GB以上を確保できる
- NVMe SSDに350GB以上の空きがある
- 長い初回ダウンロードとビルドを待てる
- ストレージの空きが350GB未満
- HDDや低速SSDしか使えない
- RAM 32GBでゲームや配信も同時に動かしたい
- Windowsで安定動作を必須条件にしている
「起動を試す」だけなら公式はRAM 32GBから対応するとしています。常用やゲームとの併用まで考える場合は、RAMとNVMe SSDの余裕を優先し、Windowsの実験的対応も許容できるかを判断材料にしてください。
まとめ約350GBのNVMe空きとRAM容量で判断する
Project Maya v1.1.17はDeepSeek-V4.1-Flash-1017を手元のGPUで動かせます。標準のMaya-Sだけで約340GBのファイルを使い、公式の目安はRAM 32GBからです。全量をVRAMへ収める必要はありませんが、容量が少ないほどSSDからの読み込みが増えます。

