Shure MV6 Gen 2は買いか|33,000円で10月22日発売、初代MV6との違いと差額5,500円の価値【2026年】
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33,000円で10月22日発売、初代MV6との違いと差額5,500円の価値
出典(確認日2026年10月1日):シュア・ジャパン プレスリリース「MV6 Gen 2」/Shure MV6 Gen 2 製品ページ/Shure 日本 ニュース「MV6 USBゲーミングマイクロホン」発売時の仕様(2024年)/TechPowerUp「Shure Launches Next Generation of the MV6 USB Gaming Microphone」(Shureの海外向け発表)/Shure 日本 ニュース「MV7+ポッドキャストマイクロホン」(2024年)/Windows Central「Shure MV6 Gen 2 review」/ロジクールG YETI 2 製品ページ/CORSAIR VOXARA 国内製品ページ/Razer Seiren V3 Chroma 32-Bit DSP 製品ページ
MV6 Gen 2は、Shureが2024年9月に発売したUSBマイク「MV6」の後継モデルです。日本では10月8日に予約が始まり、10月22日に発売されます。市場参考価格は33,000円(税込)で、初代の発売時の市場参考価格27,500円より5,500円高くなりました。カラーは定番のブラックに、新色のホワイトが加わります。
変わったのは、本体のデジタル処理をどこまで自分で調整できるかです。マイクの方式は初代と同じカーディオイドのダイナミック型で、声量を自動でそろえるオートレベルモードは目標の音量と反応の速さを選べるようになりました。環境音を消すリアルタイム・デノイザーも、オンかオフかの2択から、スライダーで強さを決める方式に変わっています。
ゲームのボイスチャットで差が出るのは、叫んだ直後の声の戻り方と、キーボードやPCファンの音の消し方です。差額5,500円に見合うのはどんな人か、YETI 2やVOXARAなど3万円前後のUSBマイクとどう選び分けるか、ゲーム機が公式サポート外である点まで順に見ていきます。
目次
要点先に結論
仕様MV6 Gen 2の発売日・価格・仕様
MV6 Gen 2の型番はブラックがMV6G2-K-J、ホワイトがMV6G2-W-Jです。どちらも本体に、本体と同じ色のUSB-C to USB-Cケーブル(2m)と、ラウンドベースのデスクトップスタンド(12cm)が付属します。予約は10月8日からShure正規販売店とオンラインストアで受け付け、発売は10月22日です。海外では9月30日(現地時間)に先行して発売され、米国での価格は169ドルです。



| 項目 | 初代MV6 | MV6 Gen 2 |
|---|---|---|
| 市場参考価格 | 27,500円 | 33,000円 |
| 国内発売日 | 2024年9月27日 | 2026年10月22日(予約は10月8日から) |
| 方式・指向性 | ダイナミック型・カーディオイド | ダイナミック型・カーディオイド |
| オートレベルモード | オン/オフのみ | 目標レベルと応答速度を選べる |
| デノイザー | オン/オフのみ | スライダーで強さを調整 |
| 音質の調整 | トーンスライダー(ダーク・ナチュラル・ブライト) | トーンスライダー+5バンドEQ |
| 用途別プリセット | 公式仕様に記載なし | スピーチ・歌唱・楽器 |
| カラー | ブラック | ブラック・ホワイト |
| 付属ケーブル | USB-C to USB-C(1m) | USB-C to USB-C(2m) |
| 録音(A/D変換) | 16または24bit、44.1または48kHz | 日本の公式ページは未掲載(海外レビューでは24bit/48kHz) |
デジタルポップフィルター、タップミュート、遅延なしで自分の声を聞ける3.5mmヘッドホン端子、ブームアームに付け替えられる5/8インチのネジ穴は、初代から引き続き備えています。Gen 2はMicrosoft Teamsにも対応しています。
設定はマイク本体に保存されるので、PCで作った音をスマートフォンにつないだときもそのまま使えます。音の調整には無料のMOTIVアプリ(PCはMOTIV Mix)を使い、Gen 2は使い始めに、このアプリでファームウェアを最新版に更新します。更新すると最新のデジタル処理機能が使えるようになるので、届いたら最初に済ませておきます。
進化点初代から変わった点とゲームでの効きどころ
叫んだ直後の声が小さいままにならない
Gen 2で一番ゲーマー向けの変更は、オートレベルモードの応答速度を選べるようになったことです。初代のオートレベルは、声の大きさとマイクとの距離に合わせてゲインを自動で上げ下げしますが、調整できるのはオンかオフかだけでした。大声を出すとゲインが下がり、普段の声量に戻るまで時間がかかる、という不満がゲーマーから出ていて、Gen 2の応答速度の設定はそれを受けて加わった機能です。
FPSで撃ち合いに勝って叫んだ直後に「右から来てる」と報告すると、ゲインが下がったままだと味方には小さく聞こえます。Gen 2では応答速度を速めにすると、急な大声にすばやく反応してから普段の音量に戻るのも早くなります。逆に遅めにすると音量の上下がゆるやかになり、雑談配信や収録ではこちらのほうが自然に聞こえます。
目標レベルは、自動調整がそろえにいく声の大きさです。ボイスチャットで「声が小さい」と言われたら、マイクを近づける前に目標レベルを上げるほうが手早く直せます。
打鍵音を消す強さを自分で決められる
リアルタイム・デノイザーは、PCファンやエアコン、キーボードの打鍵音、同居人の生活音を声から取り除く機能です。初代はオンかオフかしか選べず、効かせ方の加減はできませんでした。Gen 2はスライダーで強さを決められるので、騒がしい部屋では強めに、静かな部屋では弱めにして自然な空気感を残す、といった使い分けができます。
決め方は、スライダーを中ほどにして、Discordのマイクテストなどで自分の声と打鍵音を一緒に聞いてみるのが確実です。打鍵音が残るなら少しずつ上げ、声の語尾が途切れるように聞こえたら少し戻します。マイクの後ろ側がキーボードを向くように置くと、カーディオイドの指向性で拾う量そのものも減らせます。
5バンドEQと用途別プリセット
音質の調整は、初代のトーンスライダー(ダーク・ナチュラル・ブライト)に加えて、5バンドEQで細かく作り込めるようになりました。用途別のプリセットもスピーチ・歌唱・楽器の3種類が入っています。ボイスチャットだけならトーンスライダーで足り、歌枠を配信する人は歌唱プリセットから始めると早く決まります。
2mケーブルとミュートボタンの無効化
付属ケーブルは初代の1mから2mに伸びました。ブームアームに付けて机の下のPCまで配線する場合、1mでは届かない配置もあるので、アームで使う人には効く変更です。スタンドの台座は振動を抑えるアイソレーションベースになっていて、机をたたいたときの音が伝わりにくくなっています。
本体のタップミュートは触れるだけで切り替わるので、マイクの位置を直すときにうっかりミュートしてしまうことがあります。Gen 2はMOTIV Mixでこのミュートボタンを無効にできるので、ミュートはDiscordのキー操作で行う人は切っておくと事故が減ります。
買い替え差額5,500円で初代とGen 2のどちらを選ぶか
これから買うなら、差額5,500円を払う理由があるかは、ゲーム中の話し方と部屋の音で決まります。次のどれかに当てはまるならGen 2、当てはまらなければ初代で足ります。
- 撃ち合いの最中に叫ぶことが多く、その直後の報告まで聞き取ってほしい
- PCファンや打鍵音、家族の生活音がある部屋で話す
- デノイザーの効き具合を、部屋の騒がしさに合わせて加減したい
- 白いデスクに合わせて、本体・スタンド・ケーブルまで白でそろえたい
- ブームアームに付けて、机の下のPCまで配線したい
静かな部屋で落ち着いて話すボイスチャットや会議が中心なら、初代のオン/オフ式の自動処理でも困る場面は少なく、安く買えるほうが得です。初代MV6の今の価格は下の購入カードで確かめられます。Gen 2の33,000円との差が大きく開いているほど、初代を選ぶ理由が強くなります。
すでに初代を使っている人は、大声のあと声が小さいまま戻らない、デノイザーの効き方が合わない、という不満がなければ買い替えは急がなくて構いません。マイクの方式は同じなので、自動処理を切って使っている人ほどGen 2との差は小さくなります。Shureは調整式のオートレベルとデノイザーをGen 2の新機能として案内していて、初代のファームウェア更新で同じ調整ができるようになるという告知は10月1日の時点でありません。
比較3万円前後のUSBマイクとの比較
価格はShureが公表している市場参考価格か、各メーカー公式ストアの販売価格(10月1日確認)です。
| 製品 | 価格 | 方式・指向性 | 自動処理・ノイズ対策 |
|---|---|---|---|
| Shure MV6 Gen 2 | 33,000円(市場参考価格) | ダイナミック・カーディオイド | オートレベルとデノイザーを本体で処理、速さと強さを調整できる |
| Shure MV6(初代) | 27,500円(発売時の市場参考価格) | ダイナミック・カーディオイド | オートレベルとデノイザーを本体で処理、オン/オフのみ |
| CORSAIR VOXARA | 31,980円(公式ストア) | コンデンサー・カーディオイド | Wave Link上のAI Voice Focus(利用条件あり) |
| ロジクールG YETI 2 | 28,930円(公式ストア) | 3カプセル・マルチパターン | ゲイン・EQ・指向性の自動調整、AIノイズリダクション |
| Razer Seiren V3 Chroma 32-Bit DSP | 21,980円(公式ストア・ブラック) | コンデンサー・スーパーカーディオイド | AIノイズリダクション・自動EQ・コンプレッサーを本体で処理 |
VOXARAとSeiren V3 Chroma 32-Bit DSPはコンデンサー型で、MV6はダイナミック型です。ダイナミック型は口元から離れた音を拾いにくく、メカニカルキーボードの打鍵音やPCファンの音が声に乗りにくいのが強みです。その代わり口元に近づけて使う前提なので、マイクから離れて話す使い方には向きません。
YETI 2は話者の位置を追ってゲインや指向性まで変えるので、配信中に姿勢がよく動く人や、1台を2人以上で使う収録に向いています。口元に固定して1人で話すならMV6 Gen 2、位置が動く・人数が変わるならYETI 2と考えると分けやすくなります。YETI 2の詳細はYETI 2の記事でまとめています。
VOXARAは32bit/192kHzの録音性能を前に出したコンデンサーマイクで、ナレーションや楽器を録って編集する人向けです。ボイスチャットと配信が中心なら、ここまでの録音性能は使い切れません。
Shureの中で1段上を考えるなら、USB-CとXLRの両方で出力できるMV7+(市場参考価格46,200円)があります。あとからオーディオインターフェースやミキサーにつなぐ予定があるならMV7+、USB接続だけで使い続けるならMV6 Gen 2で足り、差額の13,200円は浮きます。
Seiren V3 Chroma 32-Bit DSPはこの中で最も安く、AIノイズリダクションや自動EQを本体で処理します。RGBライティングも欲しく、予算を2万円台前半に抑えたい人の候補です。国内発売時の内容はSeiren V3 Chroma 32-Bit DSPの記事で整理しています。
白いマイクで今すぐそろえたいなら、HyperX QuadCast 2 フロストも選択肢です。ただしコンデンサー型なので、打鍵音の拾いにくさではMV6 Gen 2が有利です。
注意買う前に確認したい注意点
MV6 Gen 2は、ゲーム機のようにUSBオーディオの方式が異なる機器での動作がサポートの対象外です。ゲームやボイスチャットの仕組みによってはUSBマイクとして認識される場合もありますが、動作の保証はありません。ゲーム機でのボイスチャットが主な用途なら、MV6 Gen 2は選ばないほうが無難です。
PCで音を調整するMOTIV Mixは、Windows 10以降(64ビット)またはmacOS 14以降が対象で、2GB以上のメモリと500MB以上の空き容量が必要です。設定はマイク本体に保存されるので、一度決めればアプリを常駐させる必要はありません。
Discordでも使うなら、Discord側の「自動ゲイン調整」をオフにして聞き比べてください。マイクのオートレベルとDiscordの自動ゲイン調整が両方動くと、音量の上げ下げが二重にかかり、声の大きさが落ち着かないことがあります。Discordの音声設定の見直し方はDiscordを軽くする設定ガイドで解説しています。
予約は10月8日から、Shure正規販売店とオンラインストアで始まります。発売は10月22日で、予約開始から2週間後です。
判断MV6 Gen 2が向いている人・ほかを選ぶべき人
- FPSなどで叫んだ直後の報告まで、味方に一定の音量で届けたい人
- 打鍵音やPCファンの音は消したいが、声を不自然にしたくない人
- マイクアームなどで口元に固定して、1人で話す人
- 白いデスクに合わせて本体・スタンド・ケーブルを白でそろえたい人
- 静かな部屋で落ち着いて話すだけなら、初代MV6で足りる
- 姿勢がよく動く、2人以上で使うなら、YETI 2
- 録って編集するナレーションや楽器が中心なら、VOXARA
- PS5やSwitch 2のボイスチャットが主な用途なら、MV6は避ける
製品MV6 Gen 2と比較候補のUSBマイク
MV6 Gen 2は10月8日に予約が始まります。それまでに比べておきたい初代MV6と、3万円前後の他社USBマイクを並べておきます。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
FAQよくある質問
まとめまとめ|叫ぶ人と雑音の多い部屋なら差額を払う価値がある
MV6 Gen 2は2026年10月22日発売、市場参考価格33,000円のUSBダイナミックマイクです。初代の27,500円より5,500円高くなり、マイクの方式は同じまま、オートレベルの応答速度とデノイザーの強さを自分で決められるようになりました。
差額の価値が出るのは、ゲーム中に叫んだ直後の声を一定の音量で届けたい人と、打鍵音や生活音がある部屋で話す人です。静かな部屋で落ち着いて話すだけなら初代で足り、姿勢が動くならYETI 2、録って編集するならVOXARAが合います。ゲーム機が主な用途なら、公式サポート外である点を先に確認してください。
MV6 Gen 2は、音質の作りより、自動処理を自分のゲームの話し方に合わせられることに価値を置いた改良版です。大声のあと声が小さいまま戻らない、デノイザーの効き方を加減したい、という不満に心当たりがあるなら、差額5,500円を払う理由になります。





