EIZO FlexScan EV2401Sはゲームに使える?120Hz・標準消費電力9Wと63,800円、発売日の確認【2026年10月】
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120Hzは出るが、ゲーム向けの機能は公式に書かれていない
EIZOのビジネス向けモニター「FlexScan」シリーズで初めて、120Hz表示に対応した新モデルが発表されました。標準消費電力9Wという省エネ性能が売りの製品ですが、120Hzと聞くと、仕事用の1台でゲームも遊べるのかが気になります。
結論は、カジュアルなゲームなら使えるものの、FPSなど勝敗に直結するゲームの本命にはしにくいです。応答速度の標準値は5ms(中間階調域)で、FreeSyncやG-SYNCの記載はなく、公式の仕様ページに「ゲーム」の語も出てきません。可変リフレッシュレートは、Windows 11の動的リフレッシュレート(DRR)向けです。
価格はオープン価格で、EIZOダイレクトの参考価格は63,800円(税込)、発売は2027年1月15日です。同じ120Hz以上でゲーム向けの表記を備えた製品が他にあるため、9Wの省電力、USB Type-C最大70W給電、7年保証を使い切る人だけが、この価格差に見合います。

目次
要点ゲームに効く点と、公式仕様にない点
ゲームに効く機能は120Hz表示とIPSパネルです。一方、FreeSync・G-SYNC・オーバードライブ・入力遅延は、EIZOの発表と仕様ページ(2026年10月22日確認)に記載がありません。「記載がない」は機能が無いという意味ではありません。
| 項目 | 公式の記載 | ゲームでの意味 |
|---|---|---|
| リフレッシュレート | 120Hz(FlexScanシリーズ初)。USB Type-C・DisplayPort・HDMIの3端子とも垂直48〜120Hz | 60Hzより動きが滑らか。144Hz以上は出ません |
| 応答速度 | 標準5ms(中間階調域) | ゲーム向けの0.5〜1ms(MPRT)表記とは測り方が違い、単純には比べられません |
| 可変リフレッシュレート | VRR対応、Windows 11のDRRに対応 | FreeSync・G-SYNCの記載はなく、ゲームの画面揺れ対策としては未確認 |
| パネル・輝度 | IPS・1,920×1,080・350cd/㎡・コントラスト比1,500:1 | 視野角178°で見やすい。HDRの記載はありません |
| 入力遅延 | 記載なし | 発売前のため、実測も出ていません |
※EIZO公式の発表(2026年10月22日)と製品仕様ページの表記です。
120Hz120Hzの中身は「ゲーム用」より「滑らかな事務作業」
EIZOは120Hzの利点を、スクロールやマウスポインタの動きがスムーズになることと説明しています。ゲームの話は発表にも製品ページにも出てきません。ゲームに使えるかどうかは、仕様から読み取れる範囲で判断することになります。
120Hzそのものは、60Hzのモニターから乗り換える人には体感しやすい差です。VRRは、Windows 11のDRRで画面の内容に応じて60Hzと120Hzを自動で切り替える機能です。静止画面では60Hzに下げて電力を抑え、操作時は120Hzに戻す仕組みです。ゲームの画面揺れを抑えるFreeSyncやG-SYNCの対応は、仕様に書かれていません。
応答速度5msは、0.5msや1msと並べられない
EV2401Sの応答速度は、標準値で5ms(中間階調域)です。ゲーム用モニターの0.5msや1msは、MPRTやGTGといった別の測り方で書かれることが多く、同じ土俵で比べられません。たとえば下で比べるXiaomi G25i 2026は、1ms(GTG)の表記です。
確実に言えるのは、EV2401Sが応答速度を中間階調域の値で示している点です。残像の出方は、EIZOがオーバードライブの有無や設定を示していないため、発売後の実測を待たないと分かりません。
仕様表の垂直走査周波数は、USB Type-C・DisplayPort・HDMIの3端子とも48〜120Hzです。端子ごとに120Hzの条件が分かれる表記はありません。ただしHDMIの規格バージョンは書かれていないため、ゲーム機など出力側の条件は、購入前に確認してください。
消費電力標準9Wは、明るさを自動で抑える設定の値
標準消費電力は9Wで、最大消費電力は137W、スタンバイは0.34Wです。従来機種のFlexScan EV2480-Zからさらに消費電力を減らしたとEIZOは説明しています。仕様ページの注記では、最大輝度時の消費電力と「エコ設定オン時の標準消費電力」を比べて、最大50%削減としています。つまり9Wは、周囲の明るさに合わせて画面を暗くする省エネ機能を使った状態の値です。
ゲーム中は画面を明るくしたり、USB機器を接続したりする人が多く、9Wより増えます。最大の137Wについて、仕様表に内訳は書かれていません。電気代を目安にするなら、9Wのまま1日4時間・30日使った場合で約1.08kWh、1kWhあたり44.67円で計算して約48円です。省電力はEco設定の恩恵で、ゲームの性能とは別の話です。
USB Type-Cは、映像表示と同時にノートPCへ最大70Wを給電します。仕事用ノートPCとゲーミングPCを同じ机で使う人にとっては、ケーブル1本で済む点が実用的です。USBハブはType-A 4ポート(USB 5Gbps×2、USB 2.0×2)を備えます。
価格価格63,800円と発売日、待つ価値があるのは誰か
EV2401Sは2027年1月15日の発売予定で、メーカーの価格はオープン価格です。EIZOダイレクトの参考価格は63,800円(税込、税抜58,000円)で、同ストアは2026年10月22日時点で予約を受け付けています(1月15日以降の希望日に配送)。色はブラックとホワイトです。
ゲーム向けの表記を備えた120Hz以上のモニターは、他社からも複数出ています。EV2401Sの価格に含まれているのは、ゲームの性能ではなく、次の3点です。
- モニターで世界初の「7年間標準保証」(使用時間30,000時間以内)
- 標準消費電力9Wと、国内外の環境規格への適合(EPEAT・国際エネルギースター・グリーン購入法)
- 昇降195mm・チルト・スウィーベル・縦回転、USB Type-C最大70W給電
従来機種のEV2480-Zと比べると、コントラスト比は1,000:1から1,500:1、輝度は250cd/㎡から350cd/㎡に上がりました。ゲームでの見やすさにつながる改良ですが、価格差を説明するのは、あくまで仕事向けの機能です。
- 仕事用の1台で、息抜きにゲームも遊ぶ人
- 7年保証と9Wの省電力を重視する、複数台導入の個人・法人
- ノートPCとUSB Type-C1本でつなぎ、70W給電を使う人
- FPSなどで、144Hz以上や0.5〜1ms表記を求める人
- FreeSync・G-SYNC対応を確認して選びたい人
- ゲーム用途だけで、予算を抑えたい人
比較ゲーム用の他社製品と比べるとどうなるか
ゲームを主目的にすると、同じ23.8〜24.5型のフルHDでは、リフレッシュレートや応答速度の表記で他社製品が有利です。仕事用と兼用でも、USB Type-C給電を備えた別の選択肢があります。
| 項目 | EIZO EV2401S | Xiaomi G25i 2026 |
|---|---|---|
| サイズ・解像度 | 23.8型・1,920×1,080 | 24.5型・1,920×1,080 |
| リフレッシュレート | 120Hz | 240Hz |
| 応答速度 | 標準5ms(中間階調域) | 1ms(GTG) |
| 可変リフレッシュレート | VRR対応(Windows 11のDRR)。FreeSync・G-SYNCの記載なし | AMD FreeSync Premium |
| HDR | 記載なし | VESA DisplayHDR 400認証 |
※EV2401SはEIZO公式の発表・製品仕様ページ(2026年10月22日確認)、Xiaomi G25i 2026はAmazon.co.jpの商品ページの表記です。
リフレッシュレートは2倍で、可変リフレッシュレートの対応も表記されています。EV2401Sを選ぶ理由は、ゲーム性能ではなく、9W・7年保証・USB Type-C給電にあります。仕事とゲームを1台でこなすなら、144Hz・KVMスイッチ・USB PD 65Wを備えたMSI PRO MP245PHG E14のような、ビジネス向けでゲームにも寄せた製品も候補になります。
購入EV2401Sと、価格の近い選択肢
EV2401Sは予約受付中で、届くのは2027年1月15日以降です。今すぐ120Hzの23.8型を使いたい仕事兼用の人には、すでに販売されている製品もあります。
FAQよくある質問
まとめまとめ|仕事用の1台でカジュアルにゲームなら使える、ゲーム目的なら他を選ぶ
EV2401Sの120Hz表示は、スクロールや操作を滑らかにするための機能で、ゲーム用の速さを保証するものではありません。応答速度は5ms(中間階調域)、可変リフレッシュレートはWindows 11向けで、入力遅延の記載もありません。
仕事用に9Wの省電力と7年保証、USB Type-C給電を求め、息抜きにゲームも遊ぶ人なら、2027年1月15日の発売を待つ価値があります。ゲームの性能を優先するなら、63,800円の予算で、リフレッシュレートも応答速度の表記も上の製品が買えます。
EV2401Sは、仕事を主役にゲームも遊ぶ人向けの120Hzモニターです。ゲーム目的で選ぶなら、他社の120Hz以上のゲーム用モニターのほうが安く、判断しやすくなります。
出典:EIZO ニュースリリース(2026年10月22日)・EIZO FlexScan EV2401S 製品ページ・EIZOダイレクト(EV2401S ブラック)・MSI PRO MP245PHG E14 プレスリリース





